ドイツ国内鉄道ガイド【市内編】 ~市内、都市間の主な交通手段~
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ミュンヘンやフランクフルトといった主要都市から郊外まで鉄道路線が発達しているドイツ国内は、近距離はもちろん都市間の移動でも鉄道の利用が主な交通手段となる。市内では近郊電車のSバーン、地下鉄のUバーン、トラムが網羅しているので、旅行者でも一番利用する機会が多い。また、各都市への移動はICやICEといった特急列車かRE、RBといったローカル列車を利用することになる。
◆目次◆
市内交通の種類と乗り方
料金
切符の買い方
電車の乗り方
フランクフルト おすすめツアー
市内交通の種類と乗り方
Sバーン、Uバーン
ドイツ鉄道(DB)が運行する都市近郊電車がSバーンで、市営地下鉄がUバーンとなり、都心から近郊までの各方面を結んでいる。目的地によってS1、S2…もしくはU1、U2…というように、各路線は番号別に分かれていて、どの路線を使うかは、路線図や駅の案内板に表示されている。空港から市内、もしくは市内の主要観光地のほとんどはこれらを利用することになる。都市が違っても乗り方は同じなので、一度乗り方を覚えればどこでも活用できる。
トラム、バス
各都市が運営する路面電車がトラム。Sバーン、Uバーンよりも路線網が細かいので、乗りこなすのは難しい。トラムやバスを使って観光地を訪れる場合は、行き方を事前に確認して利用した方が良い。
料金
Sバーンはドイツ鉄道、Uバーン、トラム、バスは各市営と運営は別になっているが、ともに料金は共通、同じ切符で利用ができる。料金はゾーン制となっていて、中心部が第1ゾーン、そこから距離が遠くなるに従って第2、3…とゾーンが設けられていて、いくつのゾーンをまたぐかによって料金が決まる。目的地がどのゾーンにあるかを確認して切符を購入したい。片道切符のほかに同日であれば3回利用できる一日券もある。
切符の買い方
切符は自動券売機もしくは駅構内の窓口で購入する。自動券売機で買う場合は、まずは目的地がどのゾーンに含まれるかを確認した上で、大人と子供、片道券もしくは一日券などの乗車券の種類を選ぼう。ドイツ語以外にも英語表記が選べることが多い。
電車の乗り方
駅に改札口がないのがドイツの鉄道の共通点。ホーム入り口に刻印機が設置されているので、切符を差し込むと日付と時刻が押されて戻ってくるので、その切符を下車するまでなくさないように注意したい。トラムやバスは車内に刻印機があるので、同様にして乗車する。車内でまれに検札があり、刻印がない場合や切符を持ってない場合は、罰金となる。また、電車やトラムのドアは自動ではないので、乗降の際にボタンを押すか取っ手を引いて開けるのが原則。
フランクフルト おすすめツアー
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