バリ島の万能美容アイテム「ココナッツオイル」の効果と注意点
ココナッツの生産量が世界一のインドネシア。ココナッツから作られるココナッツオイルは、数年前に日本でも大ブームになりました。美容効果や健康に良いとされているココナッツオイルですが、種類や用途を間違ってしまうと逆効果になることも。今回の記事では、ココナッツオイルの種類、効果とともに注意点もご紹介します。
ココナッツオイルの種類
ココナッツオイルは大きく分けて2つの種類があります。用途や目的に応じて使い分けましょう。
ヴァージンココナッツオイル
ヴァージンココナッツオイルとは、生のココナッツから化学溶剤を使用せず油を抽出したココナッツオイルです。栄養価が高く、ココナッツの香りや風味がしっかり残っているのが特徴。
ココナッツの栄養が詰まったヴァージンココナッツオイル
ココナッツオイル本来の効果を実感したい方は、このヴァージンココナッツオイルを使うのがおすすめ!お菓子作りで入れたり、サラダのドレッシングに混ぜたり、コーヒーや紅茶に入れたりして使います。
コーヒーに入れるとマイルドな味わいに
エクストラヴァージンココナッツオイル
エクストラヴァージンココナッツオイルは、ヴァージンココナッツと比べてより品質にこだわったココナッツオイルです。ただし、エキストラヴァージンオイルとヴァージンオイルの違いについては、明確な定義がないそう。
良品質なエクストラヴァージンココナッツオイル
RBD(精製)ココナッツオイル
RBDココナッツオイルは、化学処理されたココナッツオイルを指します。RBDとは、Refined(精製)、Bleached(漂白)、Deodorized(消臭)の意味です。ココナッツの香りが薄いので、さまざまな料理に使うことができます。また、不純物がほとんど取り除かれているため、スキンケア用で使いたい方や肌の弱い方におすすめです。
スキンケアにおすすめのRBDココナッツオイル
ココナッツオイルの作り方
当社バリ支店のスタッフが実際に、ココナッツオイルを作りました!ココナッツオイルができるまで、こんなにも労力がかかるのかと驚くことでしょう。
ココナッツオイルの美容効果
栄養たっぷりのココナッツオイルには、多くの美容効果があります。女性必見の美容効果についてご紹介します。
ダイエット効果
ココナッツオイルの美容効果として一番有名なのが、この「ダイエット効果」でしょう。では、なぜダイエット効果が期待できるのか、3つの理由を詳しくご説明します。
1. 代謝アップ
ココナッツオイルの主成分である「中鎖脂肪酸」は、即座に脂肪をエネルギーに分解し、体内へ蓄積することがありません。この中鎖脂肪酸は、ケトン体をたくさん作りだす効果があります。ケトン体が増えると代謝が高まり、脂肪が燃焼されるため、ダイエット効果が見込めるのです。
ココナッツオイルで脂肪燃焼!
2. 満腹感を得られる
ココナッツオイルは、他のオイルと比べて満腹感をより長く持続させてくれるそう。ココナッツオイルを摂取した際、脂肪分解が優先され、体内には糖が残った状態になります。すると脳内で、体内には食事がまだ残っていると判断され、満腹感が続くそう。
満腹感が続けば無駄なカロリー摂取は控えられるはず
ダイエットで食事制限をすると、空腹感で余計に食べたくなったりしますよね。ココナッツオイルを使えば、空腹感に苦しむことなく食事制限ができそう!
空腹感との戦いは辛いですよね
3. 内臓脂肪を燃焼
心臓病や糖尿病、高血圧のリスクを高めると言われる内臓脂肪。ココナッツオイルには、内臓脂肪を燃焼させる効果があると、さまざまな研究で発表されています。内臓脂肪を燃焼させるだけでなく、中鎖脂肪酸は糖尿病の主な原因である「インスリンの抵抗性」を改善する効果もあるそう。
さようなら内臓脂肪!
美肌効果
肌がきれいな女性は年齢を重ねても若々しいですよね!ココナッツオイルには、アンチエイジングに効果的な「ビタミンE」が豊富に含まれています。しわ、シミ、毛穴の改善、美肌・美白効果があるんです。
ココナッツオイルで美肌を手に入れよう
また、肌への吸収率が非常に高いので、保湿効果もあります。ビタミンE中のトコトリエノールという成分には、抗菌作用がありアトピー、皮膚炎、ニキビの改善も期待できるそう。ただし、万人に合うわけではないので、肌の弱い方は使用前にパッチテストをしましょう。
肌で悩んでいる方は一度試してみては?
ヘアケア
ココナッツオイルに豊富に含まれている、ビタミンやカリウム、ミネラルなどの成分が髪の毛に浸透し栄養を与えてくれます。髪の毛からタンパク質が流れ出るのを防ぐ効果もあり、髪の毛のパサツキやダメージを防いでくれます。また、ココナッツオイルに含まれているラウリン酸には、強い抗菌作用と抗酸化作用があり、頭皮の毛穴汚れなどに効果的。
うるつや髪になりたい!
ココナッツオイルの健康効果
美容効果が高いと聞くと、女性が使うものと思われがちですが、ココナッツオイルには男女問わず嬉しい健康効果もあります。
免疫力アップ
先ほど登場したラウリン酸は、人間の母乳に含まれる成分でもあり、免疫系の機能を高め、細菌やウィルスから守ってくれる効果があります。
ラウリン酸を摂取して免疫力アップ
コレステロール値の改善
動脈硬化や心筋梗塞を引き起こすとされている悪玉コレステロール。善玉コレステロールを増やし、コレステロール値を改善させたいという方に、ぜひ摂取して欲しいココナッツオイル。ココナッツオイルには、善玉コレステロール値を上昇させる作用がある「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれています。
コレステロール値に悩んでいる方にも嬉しいココナッツオイル
認知症予防・改善
ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸は、体内でケトン体を作り出すと説明しましたが、このケトン体は認知症において重要な役割を果たします。このケトン体は、ブドウ糖をエネルギー源としてうまく利用できなくなった認知症の脳の代替エネルギーとして活躍。
認知症改善で楽しい日常を過ごそう
ただし、ココナッツオイルと糖質を一緒に摂取するとケトン体はできなくなるので、認知症予防をしたい方は、パンなどの糖質と一緒に食べないようにしましょう。
パンと一緒に食べるのはやめておきましょう
ココナッツオイルの注意点
ここまでココナッツオイルの魅力をたっぷりお伝えしてきましたが、摂取の仕方を気をつけなければ逆効果になることも。ここからは、ココナッツオイルを使用する上で気をつけた方がいいことを説明します。
食べ過ぎ注意
健康や美容に効果的なココナッツオイルですが、あくまでも油なのでカロリーは他の油と同じくらいあります。前述しましたが、ココナッツオイルと糖質を一緒に摂取するとケトン体はできないので、ダイエット効果を重視する方は、糖質制限も行いましょう。
また、ココナッツオイルは便秘解消効果もあるのですが、食べすぎるとお腹がゆるくなることもあります。
糖質制限をしないとダイエット効果はありません
1日の摂取量の目安は大さじ1~2杯。ダイエット効果を高めたい方は、中鎖脂肪酸が60%以上含まれているココナッツオイルを選びましょう。
大さじ1~2杯を目安に摂取しましょう
食用ココナッツオイルを肌に使用しない
肌が強い方は、食用のココナッツオイルを塗っても大丈夫な場合もあります。しかし、食用の場合は不純物や添加物を含んでいるものも多いため、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
スキンケア用のココナッツオイルを使いましょう
肌が弱い方は、スキンケア用に精製されたココナッツオイルを使用しましょう。また、塗りすぎると毛穴が詰まりやすくなるので、1~2滴ほどのオイルを伸ばして使うのがベター。ココナッツオイルを塗ることで、その後に塗る化粧水や乳液が浸透しやすくなるそうです!
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