新型コロナウイルス【第2弾】セブ島現地の最新情報!ホテル、市内、ゴルフ場視察等
2020年3月3日(火)~3月5日(木)の間、当社取締役がセブ島を訪問した際の現地の様子をお伝えします。
新型コロナウイルス【第1弾】の記事では、フィリピンへの入国時に必要な「健康状態チェックカード」など日本語訳付きで詳しくご紹介しておりますので、フィリピン旅行の前にぜひご確認ください。
セブ島旅行の3つの目的
今回の旅の目的は下記3点。
- 当社グローバル研修事業部のセブ島インターンシップ視察
- ゴルフツアーの企画に向けてセブ市内のゴルフ場視察
- セブ島現地の新型コロナウイルスによる影響把握
グローバル研修事業部のインターンシップに参加された6名の学生さんは東洋大学 島川教授の受講生の方で、2週間の語学研修を経て、実際にセブ空港のフィリピン航空チェックインカウンターでお仕事を体験していただきました。研修の詳細は後ほど別の記事にてご紹介します。
本記事では研修事業を除いたゴルフ場視察の様子と、実際にセブ島市内のホテルに宿泊してみて感じたことをお届けします。
それでは、出発当日の成田空港のチェックインから見てみましょう。
成田発着でセブ島へ≪空港チェックイン等≫
直行便(フィリピン航空)でセブ島へ
セブ島まではフィリピン航空の利用ということで、成田空港第2ターミナルにてチェックイン。驚くほどがらんとした空間、職員もお客様も含めてほとんどの人がマスクを着用している空港は異様でした・・・
が、その分チェックインや手荷物検査では一切列に並ぶ必要が無く、搭乗ゲートまでの手続きがスムーズに完了できました。
機内(フィリピン航空)の様子
機内も空いています
搭乗してざっと見回した感じだと座席利用率は60%ぐらい。通常であれば3月初旬は春休みで席は満杯になるところ、これだけ空席があるのはやはり新型コロナウイルスの影響でしょう。
一方で「この状況でも旅行をキャンセルしていない人がまだまだいる」という事実もわかりました。メディアでは海外のいろんな情報が出ていますが、せっかく計画した旅行を取り消すにはもったいないと考える方もたくさんいるのが現状ですね。
ちなみに、客室乗務員は全員マスク着用のままのサービスでした。
セブ空港での入国審査
セブ島に到着し入国審査へ。空港職員へ機内で記入した健康状態チェックカードの提出、さらに「中国、香港、マカオへ渡航しましたか?」という口頭質問に受け答えする必要がありました。
直近での渡航は無かったものの、パスポートにあった中国への渡航歴に関して「これは?」と尋ねられ、5年前のものと説明してようやく審査が終了。
しっかり日付の入ったスタンプでしたが、それだけ海外からの入国者に対する規制は厳しく、丁重に取り扱っているようです。
ホテル「セダ アヤラ センター セブ」宿泊
滞在中はシティホテル「セダ アヤラ センター セブ(Seda Ayala Center Cebu)」に宿泊しました。ホテルのチェックイン前に、いつも通りエントランスでセキュリティチェックを受け、さらに体温検査が。これは国籍問わずすべての宿泊ゲストが必要な検査ですが、おでこに体温計をあてると瞬時に体温がわかるのですぐに済みますよ。
体温検査以外では、特に前回のセブ島出張と比べて変わったことはなく。ホテルスタッフも普段通り案内してくださいましたし、欧米の観光客や現地の人から差別的な目で見られるようなことは少なくともありませんでした。
ウイルス対策としては、フロントだけでなくエレベーター付近や、レストランの入り口、ホテル内のいたるところに消毒液を置き、スタッフもゲストも各自で清潔な状態を保つように心がけている印象です。
セブ カントリークラブにてゴルフ場を視察
広々としたゴルフコースが市内に!
アクセス抜群の市内ゴルフ場へ
次に、旅行の目的のひとつも兼ねて訪れたゴルフ場「セブ カントリークラブ(Cebu Country Club)」ですが、ビジネスとはいえ気持ちよくプレイできて大満足!
セブカントリークラブはセブ市内のど真ん中に立地しており、例えるならば新宿御苑の中にコースがあるイメージ。宿泊先のセダ アヤラ センター セブからは渋滞で混雑している時でもたった10分ほどしかかからないのです。
日本だと郊外のゴルフ場まで車で1時間かけて出かけることも少なくありませんが、それに比べてアクセスは抜群と言えます。
空いているので思いっきり楽しめる!
ゴルフ日和の最高の天気
ゴルフ場の利用は観光客が大半で、通常は中国人、韓国人、日本人がほぼ同じ割合で利用しているそうです。現在、中国への渡航歴がある方、現地在住の中国人を除いたお客様がいなくなり、かつ、コロナウイルス感染を危惧した韓国、日本からの利用者も激減。一緒に付いていたキャディさんも「(お客様が減っていて)困っています」とのこと。
そんな状況なのでゴルフ場を訪問した当日もかなり空いていました。セブ島はちょうど乾季に入り天候はまさにゴルフ日和。人がいないグリーンで思う存分楽しめる機会はなかなかありません。
最近は大好きなゴルフも自粛しているという話も伺いますが・・・セブ島なら気兼ねなくプレイできますし、ストレス発散にもピッタリのアクティビティです!気の滅入る情報も多々耳にしますが、それでも思いっきりゴルフでリフレッシュしたい方はぜひセブ島へ。
いつも通りお買い物を楽しめたモール≪街中の様子≫
アヤラモールにて
今回の滞在で印象深かったのはフィリピン人のコロナに対する「危機感」。シティ側に行くとアルコール消毒のコーナーがいたるところに設置されている一方で、マスクを付けている人は少ないように感じました。
大型のショッピングモールもいつも通り営業していましたし、島内でウイルスの影響が顕著に見られるのは観光地の人の少なさでしょう。日本国内ではマスクをはじめ、消毒液やトイレットペーパーなどの紙類まで品切れという過度な反応が見られている現状ですが、セブ島では現在そのようなこともありません。
マスクの在庫切れも少しずつなくなり、しっかりと政府が入国管理している事実が市民に安心感を与えているのかもしれませんね。
【現地支社あり】セブ島旅行を万全にサポート
東洋大学 島川教授(写真左)と一緒に
ここ1ヵ月は新型コロナウイルスのニュースで持ちきりで、イベントも中止せざるを得ない状況が続いています。海外旅行も同じく、一旦は取りやめて別の機会にしておいた方が無難とするのもひとつの意見。
ですが、記事で取り上げたセブ島のようにウイルスの影響を最小限にとどめ、現地で問題なく楽しめる行き先に変えてみるのもありです。
今回、セブ島へのインターンシップに参加された東洋大学の島川教授はじめ、学生さんたちも現地の徹底された感染防止策に感心し、研修を実施して間違いなかった、有意義な時間を過ごすことができたという嬉しい感想もいただいております。
東洋大学 島川教授からのコメント
「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、研修中断にいたったゼミも数多くある中、海外で働ける貴重な機会をいただき、学生にとっても良い社会人“体験”ができたかと思います。コロナに対して迅速に対応しているフィリピン政府の取り組みも非常に心強く感じました。本当にありがとうございました。」 |
現地スタッフが温かくお迎えします
当社にはセブ島支社もございますので、直近の現地情報もすぐにお伝えできます。また、旅行中も日本語堪能なスタッフがアシストし、万が一のトラブルにも対応可能です。ツアーを検討されている方は、お気軽に当社スタッフまでお問い合わせください。