シェムリアップ(カンボジア)旅行体験記・レビュー『マラソンを走る夫の応援で、初カンボジア!シェムリアップで観光・グルメを堪能』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのシェムリアップ(カンボジア)旅行をお楽しみいただけます。
カンボジア旅行の訪問スポット
期待以上のカンボジア旅行!
ここ数年、東南アジアにはまっていて、ベトナム、ラオス、マレーシア、台湾、韓国を旅してきました。理由は、暖かくて時差が少ないし、野菜と果物好きの私たちには食事が合うんです。
ランニング歴7年の夫が「アンコールワットマラソンに参加したい」というので、今回はカンボジアに行くことに。行く前は、岩ばかりで茶色の遺跡が多い気がして、私はそんなに積極的ではなかったんです。でも訪れてみたら、自然のなかに佇む大きな遺跡に感動しました。
ほぼ崩壊した「ベンメリア遺跡」
世界遺産アンコールワットへ!カンボジアのシェムリアップで遺跡体験
ホテル「シティ アンコール」に5連泊
9:30頃成田を出発し、ホーチミン経由で17:30頃シェムリアップ空港に到着しました。ホテル「シティ アンコール」へ向かいチェックイン。夕飯は、バンテアイスレイで正統派のカンボジア料理を食べました。カンボジア料理はタイのエスニック料理に似ているのですが、そんなに辛くなくて口に合います。初日の夜に良いものを食べすぎたと後日感じるほど、ここは本当に美味しかったです。
シティ アンコールは、古い重厚な建物で、天井が高く、木製の家具で揃えられていて、落ち着いた雰囲気でした。ただ、中国からの団体客が多く、朝食バイキングやエレベーターの乗り降りの際など、日本人や欧米人のマナーと違くて…居心地が悪いので、ホテルを変えたいと主人に相談したほど。ホテル云々よりも、ゲストに参ってしまいました。
2日目 サンライズ~サンセットまで、終日カンボジアを堪能
ホテルに送迎が来て、5時頃アンコールワットでサンライズを鑑賞。ホテルに戻ってからは、アンコールトムなどの遺跡巡りとランチのツアーへ。アンコールトムは、参道から遺跡に辿り着くまでの雰囲気が神秘的なのと、レリーフが細かいのがとても印象に残っています。
ランチは、種類が多くて1品ずつは少量。盛り付けなどが日本人好み。でも前日の夜食べたバンテアイスレイのほうが美味しかったです。お土産屋さんに寄ってから、アンコールワットでサンセット鑑賞。観光するところはすべてこの日に見てしまう予定でしたので、無事に達成。夜は、バーベキューバイキングのお店で、ダンスを観ながら食事を楽しみました。
美しいアンコールワット
アプサラ(天女)のダンス
3日目 のんびり休養&博物館
翌日は主人がハーフマラソンに参加するので、この日は休養日。といっても、1日ダラダラしていてもしょうがないので、トゥクトゥクで博物館に行きました。前日に雰囲気をつかんでいたので、博物館の展示を細かく理解できて、この日程は正解でした。あまり疲れてもいけないので、博物館以外は明日に備えて休養しました。
4日目 アンコールワットマラソン完走!
3時半、ホテルに迎えが来て、マラソンスタート地点へ。スタートは5時半なので、「どうしてこんなに早いの」と思いましたが、混むので1番乗りくらいがちょうどよかったです。世界遺産アンコールワット、タプロームなどの遺跡群を巡るマラソンは、タイムスリップしたようで、夢のようなランであったそう。私は、3、10キロなどのスタート&ゴールを見学していたら、あっという間でした。地雷で足を失った方も走られていて、とても感慨深かったです。
ホテルに戻って朝食を済ましてからは、夜まで休憩。夕飯はトゥクトゥクで、繁華街パブストリートへ。カンボジアはビールが安く、パブストリートでは1ドル以下の店が軒を並べています。
遺跡を巡るマラソン「アンコールトム東門」
世界遺産アンコールワットへ!カンボジアのシェムリアップで遺跡体験
5日目 ベンメリア遺跡とチャンレイツリーのランチ
8時前にホテルに迎えがきて、ベンメリア遺跡とチャンレイツリーのランチツアーに参加。遺跡は中心街から50キロほどですが、あっという間に到着。日本では見られなくなったオート三輪やバイクで人や野菜が運ばれていて、古着屋やひと時代前の農器具、放牧された痩せた牛など、車窓から見える農村風景に見入りました。
「ベンメリア遺跡」ほぼ崩壊しているが、 かろうじて下に形を残すナーガ
内戦や自然の風化で荒廃した800年前の遺跡は、この先いつまで公開されるかわからないとのこと。見学用の木道が整備され、規模もアンコールトムの4分の1くらいなので、杖をついている私でもゆっくり歩いて見学できました。
密林から届く木漏れ日、色々な鳥の鳴き声、苔や木々や乾いた石の匂いに包まれ、五感をフルに使う。時を超えて奇跡的に出会えたナーガ、回廊、池、レリーフなどの遺跡は私たちを待っていてくれたようでした。池の水が豊かで、遺跡を覆う苔が美しいという雨期に、再び訪れたいです。ガイドさんからは、説明だけではなく、自国の文化への誇りや来訪者に対するおもてなしの気持ちを充分受け取りました。
洗練されたクメール料理
チャンレイツリーは古民家利用の1軒家レストランで、期待通り。毎晩クメール料理を食べていたのに、ひと味違います。テーブルセッティングはもちろん、お皿の置き方1つにも気遣いが行き届いていて、オススメです。
6日目 帰国日もシェムリアップを堪能
前日から福岡の看護学生たちが滞在して、日本人専用の朝食会場が設けられたので、そちらで朝食。チェックアウトして、トゥクトゥクでトンレサップ湖へ。水が汚くて臭かったのですが(笑)、スーパーで購入したポテトチップスとビールで、しばし休憩。この後はオールドマーケットでお土産を買ったり、スイカジュースを飲んだりして、ホテルへ。送迎までの時間、ホテルのソファでゆっくりして、空港に向かいました。
高橋さん、お世話になりました!
団体ツアーではなく、気楽に自分たちのペースで行けるツアーを探していました。御社は、大手旅行会社よりもこちらの要望に応えてくれるので、コタキナバルに続いて今年2度目の利用。高橋さん、お世話になりました。また、機会がありましたら、よろしくお願いします。
担当者より
コタキナバルに続いて、この度も旅行記をご寄稿いただき誠にありがとうございます。
アンコールワット国際ハーフマラソンの完走、おめでとうございます!
壮大で美しい遺跡群は本当に素晴らしく、その中を走ることはとても貴重な経験であり
通常の観光とは違う過ごし方ができたのではないでしょうか。
ホテルでの他国の観光客のマナーの件は、近年様々な旅先でお客様からお声をいただく案件になっており、弊社としても改善すべき課題のひとつでございます。貴重なお言葉をしっかりと受け止めて、現地とも連携をし今後解決できるよう努めさせていただきます。
カンボジアは自然がたくさんあり、人々もおおらかで、ゆっくりとした時間を過ごしていただくのに最適なご旅行先です。今回はマラソンメインのご旅行でしたが、他にも胡椒が有名なカンポット、蟹が有名なケップ、リゾート地として有名なシアヌークビルなど、あまり日本人には知られていない観光地もたくさんあるので、また機会がございましたらおすすめをさせていただきます。
今後とも宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
担当:髙橋