マカオの魅力、家族で楽しめるリゾート地

マカオについて知ろう！

マカオは約400年前にポルトガル人が、東アジアのキリスト教布教の拠点とした街です。1992年に中国に返還され、現在は「中華人民共和国澳門特別行政区」という長い正式名称があります。中国の一部に組み込まれていますが、マカオ特別行政区政府という行政府があり、一部の自治が認められて言います。貨幣もマカオ・パタカというこの地域の通貨があります。現在でもポルトガルの影響が強く残っており、ポルトガル語と中国語が公用語として使われています。街並みにも西洋風の建物が、古くからの中国の建物と混在しているため、マカオ独特の魅力を生み出しています。

独特の魅力をもつマカオ

インスタ映えするマカオの街並み

インスタグラムで、「マカオ」と検索すると非常に美しいパステルカラーの建物の街並みや、彩色の美しい飾り窓などの風景がたくさん出てきます。実際に行ってみると、まるでヨーロッパの田舎に来たような錯覚を感じてしまうほどの美しい街並みをみることができます。また、一歩奥の道へ入ると古めかしいセピア色の中国の風景が突如出現します。こうした東西文化の融合をインスタで残すことができるのも非常に楽しいです。大型ホテル内にはオシャレなレストランやバーなどもあり、どこを写真で切り取っても絵になる街なのです。

パステルカラーの街並みはインスタグラムでも人気

白い彫刻が美しい聖ドミニコ教会

香港からの高速道路も開通、アクセスが便利に

香港とマカオを結ぶ橋である「港珠澳大橋」が開通したことにより、マカオはこれまで以上にアクセスしやすい街となりました。この「港珠澳大橋」は香港空港からマカオフェリーターミナルをつなぐ全長55Kmにもなる巨大な橋です。日本からマカオに行く場合には、直行便が少ないため、香港を経由しフェリーなどでマカオに移動するのが一般的でしたが、この橋が開通したことにより、香港空港とマカオ間をシャトルバスやタクシーで好きな時間に移動できるようになりました。これからは「港珠澳大橋」を利用することによって最短30分で香港とマカオを行き来できます。ただし、香港とマカオでは入国審査がありますので忘れずにパスポートを持っていくようにしましょう。

港珠澳大橋

オススメの観光スポット

マカオは非常にコンパクトな街で、歩いてどんな観光地にも気軽に行けるというのも魅力です。観光地の中心である「セナド広場」では四季を通して様々なイベントが開催されます。綺麗な街並みを写真におさめ、友人や家族に送りましょう。セナド広場から歩いて「聖ポール天主堂跡」を見に行くことができます。マカオといえばこのスポットです。坂を上っていくと壮麗なファサードが現れる感動的な場面をぜひ体感してください。ここには地下の博物館もあります。338ｍの「マカオタワー」に上るのもオススメです。60階には360度見渡せるカフェからの景色を楽しむことができます。高さが平気な人はバンジージャンプ、スカイジャンプ、スカイウォークなどのアトラクションも見逃せないイベントでしょう。

聖ポール天主堂跡

マカオタワー

魅力的なホテルが次々とできるリゾート地

マカオには魅力的なホテルが非常にたくさんあります。家族で楽しむイベントも多く、ホテルを渡り歩く楽しさもマカオの魅力といえるでしょう。コタイ地区には、ザ・ヴェネチアン・マカオ、シティ・オブ・ドリームス、ギャラクシー・マカオ、サンズ・コタイセントラルなどが集中し、リゾート地のような華やいだ雰囲気が広がっています。特にザ・ヴェネチアン・マカオでは大きいショッピングモールもあり、約300店ものブランド店舗が並んでいます。ホテルのイベントを見るのは無料であるため、少し高めのホテルに泊まっても十分に元をとれるかもしれません。また、建設中の「グランド・リスボア・パレス」がいよいよオープンということで、こちらも非常に楽しみです。

ザ・ヴェネチアン・マカオのショッピングモール（公式サイトより）

マカオで楽しむグルメ

マカオ料理を楽しむのも旅の楽しみの１つです。マカオ料理とはポルトガル料理をベースに中国料理やインド料理、アフリカ料理の影響がある料理です。ポルトガル料理よりややスパイシーな味わいがあります。ワインの品ぞろえも多く、レストランを選ぶもの楽しみです。エッグタルトなどのスイーツ食べ歩きなども楽しめるため、散策がより一層楽しむことができます。

マカオのエッグタルト

さて、今回はマカオの魅力について概略をみてきましたがいかがだったでしょうか。家族で旅行をしても様々な楽しみ方があります。また、友達とゆっくり過ごすのも良いでしょう。日本からもアクセスしやすくなったマカオにぜひ、出かけてみてください。