これぞ最新のバンコク!お洒落なタイ料理を楽しめるレストラン5選【在住者のオススメ】
バンコク旅行の醍醐味である「タイ料理」を楽しむには、屋台などのローカル店に行くか、5つ星クラスの高級タイ料理へ行くかのどちらか、という考えは捨ててしまいましょう!現代のバンコクでは、海外で料理の修行をした感性豊かなタイの若者が、続々とオリジナル店をオープンさせているんです。今回は、「かわいい!」と言ってしまうこと間違いなしの、お洒落なタイ料理レストランを5つご紹介します。
知っておきたいタイ料理の「今」
蒸し野菜のディップ「ナムプリックカピ」byスパンニガー
現代のバンコクには、外国文化が取り入れられたお洒落なレストランが続々とオープンしています。ひとりあたり約3,000円程度で楽しめる中級クラスのレストランは、内装や食器、盛り付けなど細部までこだわっていていて本当にオシャレ!東京よりも都会なのでは!? と思ってしまうほど。
特に若い世代のタイ人は「センスがあるなあ」と新しいレストランを訪れては毎度関心させられます。世界中からの移住者や観光客に日頃から触れているので、タイの伝統と世界のトレンドをうまく融合できるのかもしれませんね。また、留学経験を持つ若者も増えてきました。
バンコク市内の古い一軒家やチャオプラヤー川沿いの2~3階建ての昔ながらのタウンハウスが、素敵なデザインに改装されて、新しいタイの文化が生まれています。
1. ポップで上品!楽しいタイ料理なら「イッサヤ― サイアミーズ クラブ」
お洒落でかわいい一軒家
ヴィヴィット&カラフルなカラーの店内
ヴィヴィットカラーに目を奪われる、なんとも異世界でエンターテインメント性の高いタイの創作料理レストラン「イッサヤ―サイアミーズ」。バンコクの地下鉄「MRT」のルンピニ駅からタクシーで5分程度の場所にある、庭付きの一軒家です。
オーナーシェフであるイアン・キットチャイ氏は世界的に非常に有名で、タイでは特に「料理の鉄人」として知られる人気シェフです。シドニーやインド、バルセロナ、ニューヨークなどで活躍した後、2010年にタイへ帰国してからはフォーシーズンズホテルで総料理長を務めていました。料理本もリリースしているほど。
イッサヤ― サイアミーズ クラブの人気メニュー
左:バナナフラワーサラダ、右:牛肉のタイカレー
ラム肉のマッサマンカレー
昔ながらのタイ料理が、まるで芸術品のようにして盛り付けられています。店内の内装の華やかさに負けないほど料理もお皿もカラフル!ハーブやお花などのアクセントも付け加えられています。普段、料理の写真なんて…という方でも思わず写真を撮りたくなるでしょう。
タイ料理の専門ではないシェフだからこその魅力を味わえる料理が揃っています。テーブルサイドで火をつけてくれたり、というようなどこか欧米風なサービスも見どころです!
2名以上からオーダーできるコース料理は2種類(1,800バーツ:約6,200円、2,800バーツ:約9,700円)。それぞれ8~10種の料理をいただけるので、数名で訪れる場合はアラカルト料理よりも多くの種類を楽しめるのでオススメです。
2. 女性に人気&良心的プライスの「マザー メイ アイ」
南国らしい濃い黄緑色の植物が多く茂っている広い庭に、トンとたたずむお洒落な一軒家レストランです。白×青を基調とした、ヨーロッパを感じられるような外観と内装。「良心的な価格で美味しい」と現地のタイ人だけでなく、バンコク在住の日本人女性にも圧倒的な人気を誇っています。
「エカマイ」という、スクンビットでお洒落なエリアの路地裏にあります。少々入り込んだ場所にあるので、タクシーの利用がオススメです。有名なマッサージ店「ヘルスランド」を曲がり、エカマイのソイ10の通りへ。そこから右折をするのですが、タクシーの運転手に下記の地図を見せると良いでしょう。
マザー メイ アイの人気メニュー
フルーツクレープ
マザーメイアイは、タイの地方料理をバンコクでいただけるレストランとして有名です。日本語メニューもありますよ。特に、タイ南部のココナッツカレーである「マッサマン」が大人気!1皿220バーツ(約760円)なので、数名で他のアラカルトを5皿ほどオーダー&シェアすると、ひとり1,500円ほどで済んでしまいます!タイ料理だけでなく、可愛らしいスイーツもインスタ映え間違いなしです。
3. クルーズも人気!昔ながらのタイ料理店「スパンニガー」
夕暮れがオススメ
ライトアップされたワットアルンも見えます
タイの若者でにぎわうバンコクの中心エリア「トンロー」や「サトーン」に店舗を持つ「スパンニガー イーティング ルーム」。現地では、言わずと知れた有名店です。2017年の6月にチャオプラヤー川沿いに、新店舗「ターティエン店」をオープンさせました。メニューは、スパイスの旨味が効いたどこか温かみのある、昔ながらのタイ料理が中心です。
新店舗では、夜のバンコクを楽しめるクルーズ「スパンニガークルーズ」も大人気となっています。流行の発信者であるインスタグラマーたちがこぞって訪れ、にぎわっています。川沿いでワットアルンを眺めながら、食事やドリンクを楽しめるレストランはいくつかありますが、本格的&お洒落なタイ料理を楽しみたいのであれば「スパンニガー ターティエン店」がオススメです!
スパンニガーの人気メニュー
野菜たっぷりのヘルシーな混ぜご飯「カオ クルック ガピ」
バイチャプルーの葉に包んでいただく前菜「ミヤンカム」
スパンニガーでは、オーナーのおばあちゃんの味が再現されたタイ料理を楽しめます。旅先で何を食べようか迷ったときは「おばちゃん飯」を選んでおけば間違いないですよね。食材は、タイの東北地方の直産品のみというこだわり様。
まずは、タイ料理らしい前菜をオーダーしましょう。タイに在住していた筆者のイチオシは「ミヤンカム」です。露店でも売られているヘルシーな料理?というよりもお菓子のような食べ物です。パイチャプルーという柔かい葉に、細かく刻まれたココナッツチップや乾燥小エビ、生のライムや生姜、ナッツなどを包んで甘いタレにつけていただきます。
タイ料理の定番のトムヤムクンや、パッタイはもちろん、ピリ辛の豚肉煮込み「ムーチャムアン」などが人気です。
営業時間:11:30~14:30、17:30~23:00
平均予算:1,500~3,000円(店舗での飲食)、約4,000円(カクテルクルーズ)、約11,000円(ディナークルーズ)
4. 北東部のイサーン料理「アー アーバン ラスティック タイ」
店内のお洒落なウォールアートが特徴
アー アーバン ラスティック タイは、英語表記では「Err Urban Rustic Thai」と書きます。「Err」とはどう読むんだろう?なんだか面白そうなレストランですよね。実際は、「エー」と「アー」のはざまのような発音だそう。ワットポーの近くにあるので、王宮周辺の観光を予定している方にオススメのタイ料理レストランです。
北タイ料理や、タイビールが進む北東部のイサーン料理を楽しめます。辛味と濃い味がクセになる逸品の数々。店内のウォールアートが印象的ですよね。SNSで広めたくなるような、可愛いホーローの食器や可愛らしい盛りつけの料理、レトロな飾り物など、店内にいるだけでワクワクしてしまします。
アー アーバン ラスティック タイの人気メニュー
そうめんのような米麺と一緒にいただくグリーンカレー「ゲンキアオワーン」
食材は、市販のものではなくオーガーニックのみ。オーナーこだわりの地産の肉や野菜を使っています。特に人気なのが、辛味が効いたグリーンカレー。タイ語では「ゲーン キアオ ワーン」と言い、訳すと「カレー+緑+甘い」。
その名のとおり、甘みのある旨味がおいしいんです。そうめんのようなヌードルを手でちぎり、カレーにつけて食べるのがザ・タイスタイル。新鮮なハーブが香る「これぞタイ料理」を、旧市街の真ん中で楽しんでみてはいかがでしょうか。
5. 美しすぎるタイ創作料理「ル ドゥー(Le Du)」
グレーを基調としたシックな店内
「ルドゥー」とは、タイ語で「季節」の意味。日本の和食のように、季節を意識した美しい創作料理を楽しめます。まだ30歳前半であるタイ人シェフ「トン」氏が、アメリカで料理の修行をした後、帰国後にオープンさせたタイ創作料理レストランです。
トン氏はシェフになる夢のために、アメリカへ行きニューヨークの有名&ハイレベルな料理教室「CIA」を首席で卒業しました。卒業後は、ニューヨーク市の多くのミシュランスターに選ばれているレストランで修行をしています。なんだか凄そうなシェフ…。いったいどんな料理をいただけるのでしょうか。
ル ドゥーの人気メニュー
River Prawn:海老&ベリーソースの豚肉添えオーガニックライス
ル ドゥーの料理は、「コンテンポラリー」とされています。ただ現代的で今風というだけでなく、伝統的かつ芸術的。世界の文化や食材を取り入れた創作料理のことを言います。ランチタイムもありますが、オススメは夜のディナーコースです。
4種の料理を楽しめるコース料理は、2,290バーツ(約8,000円)と2,990バーツ(約10,400円)の2種類があります。高級素材をあまり使用していないので、値段が高すぎず気軽に訪れられますね。
公認ソムリエでもあるシェフが厳選したワインコレクションがあるので、ワインと料理を合わせることを楽しむ「フレーバーペアリング」も体験できます。
バンコクの最新&お洒落なタイ料理レストランのまとめ
お洒落に盛られたココナッツスイーツ「カノムクロック」byスパンニガー
以上、バンコクでお洒落&美味しいタイ料理レストランを5つご紹介しました。旅の途中でいただく料理は、せっかくならば「立地」や「レストランのデザイン」にもこだわりたいところ。新しいタイを感じながらも、伝統的な味に舌鼓を。
チャオプラヤー川沿いの「スパンニガー」や「アー アーバン ラスティックタイ」、都会の真ん中のガーデンリゾートのような一軒家レストラン「イッサヤ―サイアミーズ」や「マザーメイアイ」、タイの侍のようなシェフが率いる隠れ家レストラン「ルドゥー」。
どれも最高品質な上に、お手頃価格です。バンコクを訪れたら本当に足を運んでいただきたいと思います。川沿いのホテル、都心のホテルどこに泊まろう…。とまだプランが決まっていない方は、ぜひ下記アジア専門ダイヤルまでご相談ください(無料)!
「こんなレストランに行きたい」「現地でこんなことをしてみたい」とお伝えいただければ、可能な限りのプランをご紹介し、料金のお見積りをいたします。