セブ島(フィリピン)旅行体験記・レビュー『夫婦で2泊4日のセブ島旅行へ!短い期間ですが現地の友人の案内もあり大変密度の濃い旅に!』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのセブ島(フィリピン)旅行をお楽しみいただけます。
フィリピン旅行の訪問スポット
自分たちへの20年越しのプレゼント&ビサヤ語を試す旅へ
今回のセブ島旅行は、新婚当時にハネムーンに行けなかった自分たちへの20年越しのプレゼントと、私のビサヤ語習得度を測ることが目的でした。フィリピンの公用語ビサヤ語は、私の会社で実習生のフィリピン人がたくさん働いているため、仕事の指示をスムーズにするために学んでいました。また、実習生たちにも「フィリピンに行ってほしい!」と言われていたので、今回実現させました。タイトな日程しか休暇が取れないため、日程が合うトラベル・スタンダード・ジャパンさんのツアーを見つけてお問い合わせ、その際の対応が丁寧でしたので、そのままお申し込みすることに。プライベートでの海外旅行は初めてでしたがとても楽しく、現地でフィリピン人の友人と合流もできて、大変思い出深い旅となりました!
1日目、文化の違いに驚きながらもマクタン島観光を楽しみました!
8月10日、9時頃にセブパシフィック航空で成田を出発しました。初めてのLCCでしたが、座席の間隔が多少狭く感じたくらいでした。4時間程度のフライトでしたのでそれほど苦ではありませんでした。行きはオプションで機内食を付けましたが、フィリピンの食べ物を楽しめたのでよかったです、普通に美味しかったです。
後ろに見えるのがセブパシフィック航空の機材
セブ島には13時半頃に到着しました。貴社で専用車送迎を予約していましたので、ドライバーさんと合流しそのままホテルへ。ホテルに荷物を置き、プライベートでは初めての海外旅行でしたが、初日は自分たちだけでマクタン島観光に挑戦しました。まずはタクシーで「ラプラプ像」を見に行くことに。ホテルのスタッフがタクシーを呼んでくれたので簡単でしたが、最初はビサヤ語で意思疎通ができるかどうか緊張しました。ちゃんと伝わってよかったです。ラプラプ像では写真を撮ったりして楽しみました。
ラプラプ像の前で
その後、ツアーの特典に付いていたリゾート施設のプライベートビーチに行こうと思い、乗り合いタクシー“ジプニー”に乗ることに挑戦してみましたが、ナビを見ていたらだんだんと思っていたのと違う方向に走って行ってしまったので途中下車するはめになりましたが、乗り方が分かったのでいい経験になりました。降りた場所からは歩いてビーチまで行きましたが、個人商店の多さや野良犬の多さなど、日本とは全然違う街並みにカルチャーショックを受けました。帰りもタクシーに乗ろうと思いましたが、何度も高い金額をふっかけられました。結局金額交渉で折り合ったタクシーに乗ることができましたが、「事前情報通りぼったくりが多いな」と妻と笑って話しながら帰りました。
夕食は、ホテルの前のショッピングモール内にある「Zubuchon(ズブチョン)」というお店に行きました。フィリピン伝統料理の“豚の丸焼き”を食べましたが、とても美味しかったです。
Zubuchon(ズブチョン)で夕食
宿泊した「アップルトン ブティック ホテル セブ」は、ショッピングモールの近くという利便性で選び、予約時に指定させていただきました。お湯もしっかり出て、部屋もきれいでしたので十分に満足できました。すぐ隣にあるはずのショッピングモールは廃墟となっており、その代わりに道路を挟んだ反対側にお店がたくさんできてました。ただ、中央分離帯がある広い道路だったため、横断できないのではと思っていたら、現地の人々は車の間をすり抜けてどんどん渡っていくので、それでいいんだと思い、私たちも車にクラクションを鳴らされながらも大通り横断を決行し、フィリピンの交通事情を体験してきました。観光にも便利な立地のホテルで、フィリピンの街中の雰囲気も感じることができよかったです。
2日目、フィリピン人の友人の案内でたっぷりと観光地巡りを満喫!
8月11日は、フィリピン人の友人が車でいろいろな観光地に連れて行ってくれました。日本に働きに来ていた際に仲良くなったフィリピン人です。その方のご家族も一緒にワイワイみんなで出かけました。まずは「サント・ニーニョ教会」へ。現地の人達のようにサントニーニョ像に触り(ガラス越しですが)お祈りをさせてもらいました。ツアー観光だとサント・ニーニョ像を直に見る機会は少ないそうなので、現地に知り合いがいてよかったです。隣にある「マゼラン・クロス」も見学しました。
マゼラン・クロス
近くの果物売りの屋台でドラゴンフルーツやココナッツジュースを飲みましたが、さすが南国のフルーツは味が濃くてとても美味しかったです。日本にはないフルーツもあるので面白いですね。運転手が車で待っていてくれたので、1杯ジュースを持ち帰りたいとお願いすると、ビニール袋にジュースを入れただけで「はい」と渡されてびっくりしました。友人曰く、これがフィリピンスタイルで袋に穴をあけて飲むのだそうです。こういう文化の違いが随所にあり、その都度日本のサービスレベルの高さを改めて感じました。
屋台のカラフルなフルーツ
昼食は、ショッピングモール「SMシティセブ」内にある、フィリピンで一番有名なファストフード店「ジョリビー」へ。何度も話には聞いており、一度食べてみたかったのでよかったです。味はマクドナルドやケンタッキーと大きく違うという感じはしませんでしたが、自動配送ロボットがオーダー品を持ってきてくれて、フィリピンも機械化が進んでいることを感じました。ただ、どこで食事をしても「オーダーしてから料理が出てくるまでの時間が長いね」と妻は愚痴っていました(笑)。友人たちは当たり前のように待っていたので、このあたりの時間感覚もせっかちな日本人とは違い、国民性が出ているなと肌で感じました。
その後は、フラワーパーク「Buwakan Ni Alejandra」や日本の建造物を模してつくられたテーマパーク「サチコズ・リトル・キョウト」、古代ローマの神殿のような「テンプル・オブ・レイア」、道教寺院など、セブ観光のガイドブックに載っている観光地をたくさん案内してくれました。
Buwakan Ni Alejandra
サチコズ・リトル・キョウト
最後は「チックスボーイ」という夜景が見える屋外BBQレストランへ。セブの街を一望できる最高のロケーションでした。セブの夜景を見ながら食事を楽しみました。BBQは肉料理メインで、日本とは調味料が違うので新鮮な味わいでよかったです。その後、ホテルに送ってもらい解散。かなり密度の濃い2日目でした!
セブの街を一望できるチックスボーイ
3日目、間近での迫力に驚いたジンベエザメウォッチング!
8月12日も友人家族と一緒に過ごしました。この日はオスロブへジンベエザメウォッチングに行きました。早朝の4時半にホテルに迎えに来てくれて、片道約4時間かけてオスロブへ向かいました。道中はデコボコ道も多く、ゆっくり走るジプニーを何台も何十台もひらすら追い越しながら進み、横入りや左右どちらからでも空いていれば追い越しをかけてくるバイクや車などにはクラクションを鳴らし、実写版マリオカートをやっているような感覚のドライブでした。また、素っ裸のおじさんが普通に歩いていたり、信号待ちの間に水やろうそくを売りに来る子供がいたりなど、貧困問題の一端も垣間見えました。
ジンベエザメウォッチングは世界中から観光客が来ておりとても賑わっていました。土曜日ということもあり、大混雑で2時間ほど待たされました。水中見学は1人500ペソで、シュノーケルを別料金で借りなくても水中眼鏡を貸してくれたので、手を伸ばせば触れるほど間近でジンベエザメを見ることができました。餌を食べるために口を開けながらこちらに泳いでくる姿はとても迫力があり、遠距離移動の疲れも一瞬で吹っ飛ぶほど面白かったです! 防水ケースにスマホを入れて水中で動画を撮っていたのですが、反射の影響で画面がよく見えておらず、後で見直してみたら自撮り設定になっていたようで、サメを見ている自分をひたすら撮影しているというシュールな映像が残っており、妻と大笑いしました(笑)。
ジンベエザメウォッチング
ものすごい迫力でした!
その後、近くの「ツマログの滝」を見学してからオスロブ観光を終了。海に森、大自然をたっぷりと楽しむことができました。帰りは渋滞にはまりながら、4〜5時間かけてセブシティまで戻ってきました。
ツマログの滝
セブシティの「アヤラモール」に到着したのが18時過ぎくらい。現地到着時に御社の現地スタッフに4万円をペソに換金してもらいましたが、お土産を買うお金が足りなくなってしまい、アヤラモールの中の換金所で日本円をペソに交換してもらいましたが、レートが高く、最初の4万円分の交換は良心的だったなと改めて御社の対応に感謝しました。
最後は友人のお宅にお招きいただき、友人家族や親せき、ご近所さんみんなで夕食パーティーを開いてくれました。とても楽しかった旅行の、最高の締めくくりとなりました!
みなさんありがとう!
この日の深夜の飛行機で帰国のため、夜に送迎車に迎えに来てもらい空港へ。現地のドライバーさんでしたが日本語をがんばって話してくれました。私もビサヤ語で話しました。この方だけでなく、現地の方々は私がビサヤ語が話せることに驚いてくれる人が多く、頑張って勉強した甲斐があったなと感慨深いものがありました。日がまわって8月13日の深夜2時過ぎにセブを発ち、朝には成田に戻ってきました。
マクタン・セブ国際空港
余談ですが、ホテルのチェックアウトの際に追加料金を要求され、ひと悶着ありました。私はビサヤ語はある程度分かるのですが、英語で説明されたので何の請求をされているのか分からず困りました。結局、妻が部屋に置いてあったカップヌードルやスナックはサービス(宿泊料金に含まれている)と勘違いして、お土産にとスーツケースに入れていたようで、その請求をされていたことが判明。返品して事なきを得ました。言葉の壁を感じたときに、改めて海外に居るんだなと実感しました。
野沢さん、丁寧な対応でとても好印象でした、楽しい旅をありがとう!
ホテルを2回変更させていただいたり、いろいろと質問させていただきましたが、担当の野沢さんは、いつも丁寧なお返事で対応してくださいました。基本メールでのやりとりで直接お話はしておりませんが、とても好印象を受けました。また、野沢さんがお休みのときも他の方がメールの返信をくださり、チームワークのよさを感じました。おかげさまでとても楽しい旅となりました、妻も満足してくれたのでよかったです。また次回の機会があれば御社にご相談させていただきたいと思います、ありがとうございました!