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フィリピン政府がコロナワクチン確保に向けて交渉中!観光旅行はいつできる?最新情報をお届けします

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国家を支える観光産業がコロナの影響で逼迫し、経済的にも大ダメージを受けたフィリピン。そんな中、フィリピン政府はコロナのワクチン確保に向けて大手製薬会社と交渉中とのニュースが報道されました。とにもかくにも再び渡航できる日が近づいているようで嬉しいですね〜!記事ではセブ島はじめ、フィリピン現地の最新情報をお届けします!

フィリピン政府がワクチン確保に向けて交渉中

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100万回分の追加ワクチンも検討中

2020年11月27日(金)、フィリピン政府は、英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスワクチンについて、260万回分の確保を予定しているとのニュースが出ました。さらに100万回分の追加ワクチンまで購入を見込み、現在は交渉中とのこと。

6,000万人分のワクチン調達を目指して

今回、フィリピン政府のワクチン購入に挙手したのはローカルの有力財閥。ビールでお馴染みの「サンミゲル」や大型商業施設を経営する「SMグループ」、ホテルやレストランで名の知れた「アヤラ」などの会社が賛同しました。予定では2021年6月までにおよそ150万人にワクチンが投与されるとされています。

ドゥテルテ大統領としては「とにかく早く国民全体にワクチンを」と考えているようで、積極的に交渉を進めている段階。英アストラゼネカの他、米ファイザー、中国の科興控股生物技術など17社と契約し、2021年のうちに計6,000万人(国民の約6割相当)分のワクチン調達を目指しています。

10月中旬の会見時は「全国民が無料で接種できるよう検討している」と見解を述べていますが、その場合120億ドル1兆2,630億円のコストがかかってしまう試算に!資金のやり繰り、ワクチンの調達方法などなど、フィリピン政府の動向にも注目です。

英米が警戒する「ロシア産ワクチン」支援

corona russia vaccine

実は英アストラゼネカが提供するワクチンより前に、10月からロシアで開発されたワクチンの臨床試験も始めています。

このワクチンは8月にロシアの国立研究所で作られ、世界的にも大ニュースになりました。ただ、一点懸念されているのは「まだ完全に治験が終了していない」こと。保健省で世界初のコロナワクチンとして承認済みですが、英米は安全性に警戒を示しています。
ちなみに、ロシアではプーチン大統領の娘が同ワクチンを既に接種したそう。「安心してください、死ぬことはありません」と言わんばかりで、むしろ脅迫に近いものを感じずにはいられないのは筆者だけでしょうか(笑)?

そんな不安しかない状況で、率先してワクチン導入を試みたのがドゥテルテ大統領でした(さすが!)。大統領自身は早くて2021年6月にワクチン接種を予定しています。

英アストラゼネカ開発ワクチンの有効性はいかに

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11月23日(月)英アストラゼネカは、コロナの感染予防に対するワクチンの有効性が平均70%と発表。また、1回分5ドル≒520円に設定し、他ライバル社よりも低価格でワクチンを供給できるよう準備しています。
未だ臨床試験の結果を巡って議論されているのが現状ですが、それでも長く続いたパンデミックの終焉が見えてきたようで嬉しい限り。ワクチンが一般的に流通する日もすぐそこまで来ています!

参照

●サンスターフィリピン
https://www.sunstar.com.ph/article/1878243/Manila/Local-News/PH-signs-1st-vaccine-deal-but-asks-AstraZeneca-to-explain-errors

 

●AP通信
https://apnews.com/article/thailand-coronavirus-pandemic-prayuth-chan-ocha-7e974f2bca97cd58304e99a5a2c34c07

まだまだ鎖国状態のフィリピン

philippines air Narita airport

いつもは長蛇の列が見られるフィリピン航空のチェックインカウンターですが・・・

厳しい移動規制の現状【感染情報】

2020年12月2日(水)時点でフィリピンのコロナ感染者数は431,630人、死者数は8,392人。日本に比べて感染者数、死者数ともに4倍近く上回っており、海外の行き来以前に州や島の移動すら難しい状況です。隔離政策もエリアごとで異なり、厳しい取り締まりの中で生活しています。

参照

●外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html#ad-image-0

 

●フィリピン政府 観光省ホームページ
https://mottotanoshiiphilippines.com/news/index.html#200212

ドゥテルテ大統領のシンプルな鬼政策

具体的には「夜間外出禁止」、「外出時にマスクを着用していなかったら罰金」など日本では考えられないキツい制度がいくつもあり、とても大変そう!

ロックダウンが開始された2020年3月当初、ドゥテルテ大統領が「移動制限に従わない場合、射殺を許可する」と命じた声明が話題になりました。あまりにも極端すぎて筆者はこの話を聞いて笑ってしまいましたが、冗談じゃなく射殺された人がいるのが怖いところ・・・ある意味シンプルでわかりやすい政策です。

フィリピン旅行はいつになる?

現時点で、基本的にフィリピンへ観光目的で渡航することは不可能です。ビジネス関係者、もしくは永住権を所持する一部の有効なビザ取得者限定で入国が許可されています。

ビザなしでフィリピンへ普通に旅行できるまで、もうしばらく時間がかかりそうです。今はちょうどクリスマス〜年末にかけての大セールが行われているシーズンだと言うのに!

少なくともワクチンの調達が完了するまで、ドゥテルテ大統領はきっちり旅行客の受け入れを規制するはずです。2021年の年末頃には安心して旅行できる体制が整っていることを祈るのみ。

セブ島現地から「フィリピンの今」をお届け!

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厳しい隔離政策の中、現地に住むフィリピン人はどのように過ごしているのでしょう?

【動画】現地の最新情報はYoutubeにて公開

現在、当社公式Youtubeでは世界各国の最新情報を「渡航ニュース」でお伝えしています。セブ島でも現地スタッフが撮影した動画を公開中!

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現地の最新情報を動画でお届け!人気観光地の今

実際に現地でどのような生活を送っているのか映像で知ることができます。その他エンタメコンテンツも満載ですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

旅行プランはアレンジ自由自在!お得なツアー販売中

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