マレーシアのカラフルな観光スポット「バトゥ洞窟」ってどんなところ!?
マレーシアのクアラルンプール近郊にある洞窟「バトゥ洞窟」をご存知ですか?
神秘的な鍾乳洞やカラフルな展示物のあるマレーシアの人気観光スポットです。
今回は、「バトゥ洞窟」の見どころやアクセス方法についてご紹介します。
「バトゥ洞窟」ってどんなところ!?
「バトゥ洞窟」は、マレーシアの首都クアラルンプール近郊にあるヒンドゥー教にまつわる洞窟です。
マレーシアはイスラム教が国教ですが、信教の自由が認められているので、実際には複数の宗教が存在しています。「バトゥ洞窟」は、マレーシア国内でも最も有名なヒンドゥー教の聖地で、19世紀の後半に、ヒンドゥー教寺院として開いたのが始まりだと言われています。
マレーシアの首都クアラルンプールから約30分で行ける人気の観光スポットです。
営業時間:8:00~19:00
入場料:無料
住所:Gombak, Selangor Darul Ehsan
バトゥ洞窟の見どころ
入り口の巨大な像
入り口には、高さ43mもの黄金の神像、ヒンドゥー教の神様「ムルガン」が立っています。
身体には、300リットル以上もの金が使われていると言われています。その大きさと重厚感は圧巻です。
カラフルな階段
神像を通り過ぎると、待ち構えているのが洞窟に入るための階段です。
なんとこの階段は、272段もあるんです!心が折れてしまいそうになりますが、階段の一段ごとに番号が振ってあるので、それを数えながら根気よく登っていきましょう。
また、ここの階段は2018年8月に工事が終了して、カラフルに塗り替えられました。
以前は、洞窟に入るためのシンプルな階段でしたが、現在は、青や緑、ピンクに塗り替えられて、新たな写真スポットにもなっています。
鍾乳洞
階段を登ると、石灰岩でできた洞窟の中に4億年前にできたと言われる鍾乳洞があります。
鍾乳洞の天井には大きな穴が開いていて、上から差し込む光がとても神秘的です。
ヒンドゥー教にまつわる展示物
洞窟内には、ヒンドゥー神話に基づいて作られた像が展示されています。色鮮やかで表情豊かな像は、とても親しみやすく見ているだけで楽しむことができます。
ヒンドゥー教について知らなくても十分に楽しめますが、事前に勉強しておくとさらに面白いかもしれません。
バトゥ洞窟で注意すること
服装に注意
ヒンドゥー教の聖地のため、女性が足を出すことが禁止されています。
気温の高いマレーシアですが、長ズボンを履くか、腰巻きの貸し出しをしているので借りてから入りましょう。
また、急で長い階段を登ることになるので、履き慣れた靴で行くことをおすすめします。
野生の動物に注意
洞窟を登る階段には、野生のサルやリス、鳩などがたくさんいます。
特にサルは、観光客に慣れているので注意が必要です。バッグや手提げ袋などを奪おうとしてくるので、荷物はコンパクトにまとめてサルの標的にならないように気をつけてくださいね!
バトゥ洞窟までのアクセス
電車で行く
最も安く、時間を正確に行きたい方は電車での移動がおすすめです。
クアラルンプールの中心地「KLセントラル駅」から「バトゥケイブ駅」まで、KTMコミューターという電車に乗って行く方法が便利です。
窓口で「Batu caves」と行き先を伝えて、トークンと言われるチケットを購入しましょう。
片道の料金は2.6リンギット(≒67円)です。
電車の本数は1時間に1本程、事前に確認して乗り遅れの無いように気をつけてくださいね。
※2018年2月頃から工事で乗り換えが必要でしたが、現在は直通が再開しています。
改札を出て、東側に降りていくとバトゥ洞窟までの道にお店が並んでいます。駅から約5分で到着です。
タクシー(Grab)で行く
マレーシアでは、配車アプリ「Grab」を使った移動も便利です。
KLセントラル駅からバトゥ洞窟までは車で約20分。料金は、約15~20リンギット(385~513円)。
楽に移動したい方は、Grabを使った移動がおすすめです。
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いかがでしたか。
今回はマレーシアのクアラルンプールにある洞窟「バトゥ洞窟」についてご紹介しました。クアラルンプールに来た際には、ぜひ訪れてみてくださいね。
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