世界トップクラスでしのぎを削るフランスの美食の世界
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フランスへ来たら試しておきたいのがグルメの世界。ミシュラン星付きのレストランからカジュアルなビストロ、色とりどりのスイーツ、世界的に評価が高いワインまで、フランスにはおいしいものがあふれています。そこで今回は、フランスでおいしいものに巡り会うための基本を説明します。
レストラン使い分けと注文の仕方
外食をする際に、レストランは大きく4種類に分かれます。軽食や大衆料理をさっと食べられるカフェやブラッスリー、街中で食堂のような役割を果たすビストロ、中級程度の価格設定のレストラン、そしてミシュランの星が付くような高級レストランです。パリの相場で考えると、カフェやブラッスリーで食事を取る場合は20~30ユーロ、ビストロは30~50ユーロ、通常のレストランは40~80ユーロ、高級レストランはランチで50~100ユーロ、ディナーで80ユーロ以上です。これに飲み物の料金がプラスになります。
カフェやブラッスリー、または予約を取らないビストロやレストランを除いて、お店を訪れる際は予約を入れた方が安心です。また入店したら席は勝手に座らず、店員がテーブルに案内してくれるのを待ちましょう。
ビストロやレストランの場合、前菜、主菜、チーズ、デザートとメニューが分かれています。前菜からデザートまですべて食べなければならないということはなく、お腹の具合に合わせて「前菜と主菜のみ」「主菜とデザート」「主菜のみ」と主菜を中心に調整しても問題ありません。フランス定番料理といえば、前菜ではフォアグラ、各種テリーヌ、生牡蠣など。主菜はステーキ、鴨コンフィ、鴨胸肉や子羊のロースト、各種魚介のグリルといった料理が挙げられます。注文方法は、フランスでは基本的に一人一皿です。ただし前菜とデザートは、場合によってはシェアすることができます。どの店でも食事と共に提供されるパンは無料です。
「Menu(ムニュ)」と呼ばれるお得なセットメニューを提供している店も多いです。一品料理を個別に頼むよりは価格が安い分、あらかじめ決められている選択肢から前菜や主菜の各皿を選ばなければなりません。
レストランは大きく4種類に分かれる
必ず楽しみたいフランスの絶品スイーツ
スイーツを扱うお店は大きく分けて3つあります。ブーランジェリー(パン屋)、パティスリー(ケーキ専門店)、ショコラトリー(チョコレート専門店)です。ブーランジェリーで買えるケーキやチョコレートは、どちらかというと普段使いのスイーツ。お値打ちな価格になっています。パティスリーはケーキ専門店だけに、パン屋よりは価格設定も高く、ケーキ自体もこだわったものが多いです。ショコラトリーでは、ボンボンショコラやタブレットが豊富にそろい、チョコレートをベースにしたケーキなどが売られていることもあります。
特にパリは、フランス国内外から腕利きのパティシエやショコラティエが集うため、スイーツのレベルがとても高いです。パティスリーによっては、店内でお茶と一緒にスイーツを楽しめるサロン・ド・テを併設しているお店もあります。ゆっくり珠玉のスイーツを堪能したいですね。
パリのスイーツはレベルがとても高い
ワインの選び方と頼み方
ワインと聞くと何か難しいもののように思えるかもしれませんが、基本を押さえれば意外と簡単です。ワインは大きく分けて3種類。スパークリングワイン(シャンパン)、白ワイン、赤ワインです。
基本的には、スパークリング、白、赤という順番で、軽めから重めの味に移りながら飲んでいきます。白ワインは魚料理に、赤ワインは肉料理と合わせることが多いです。もちろん3種類すべて飲まなければならないわけではありません。
酒屋やワインバー、レストランに入って、どのワインを飲むべきか迷った時はお店の人に聞いてみましょう。飲みたいワインが白なのか赤なのか?どのワインが自分の料理に合うのか?味は軽めのものが好きなのか重めのものが好きなのか?どれくらいの予算で探しているのか?お店の人もそういうヒントがあると銘柄を提案しやすいです。フランス人も分からないことはどんどん店員さんに聞いて、自分にぴったりのワインを選んでいます。
どのワインを飲むべきか迷った時はお店の人に聞いてみましょう
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