ベトナム旅行の予算やベトナムの物価について現地ツアーガイドが直伝!賢く旅をしよう♪
ベトナムの物価は安いと聞いたことがあるけれど、日本と比べて具体的にどれくらい差があるのでしょうか。費用を抑えて素敵なホテルに泊まりながら、余った予算でもっとより贅沢に旅できるのがアジアの魅力ですよね。今回は、旅中に役立つベトナムの基本的な物価と、ご旅行の予算の参考になるような食事、交通、ホテルの料金についてご紹介します。
旅行前に知っておきたい「ベトナムの物価」について
ベトナムの物価は日本に比べて物価が安く、レート状況によって異なりますが、100円が約20,000ドン前後。コンビニなどで売っている水は、メーカーにもよりますが、5,000ドン(約25円)ほど。ベトナム人の平均給料は、3~5万円といわれています。月3万円もあれば、ちょっと贅沢な生活をしても事足りてしまうことが想像できますね。
ベトナムはビール天国⁉
ベトナムは実は「ビール大国」と呼ばれるほど、ビールの消費量が多い国なんです。コンビニの場合は、ビアサイゴンなどのローカルビール1缶が約15,000VND(75円)、ハイネケンなどの輸入ビール1缶:約20,000VND(100円)。高級5つ星ホテルのビーチサイドで、ビールバケツ(3缶)であっても、約160,000(800円)です。
マッサージ&ネイル60分が1,000円⁉
料理や飲み物が安いだけでなく、ベトナムでは「マッサージ」や「ネイル」の料金も安いんです。特に南部のホーチミンには、数多くのマッサージ店が連なっています。ダウンタウンの路面に面したボトム~中流クラスのマッサージ店の60分当たりの平均料金は、1,000~2,000円程度。高級スパでの2時間コースなどであっても、5,000円ほどで体験できるのです。
ベトナムドンの簡単な計算方法
ベトナムドンは、ご存知の通り「0」の数がとても多い通貨なんです。旅行の際、日本円からベトナムドンに両替して、「0」の多さだけでなく、お札の多さにも驚いたことがある方も多いはず。ベトナムでは基本的に小銭は使わない文化なので、1~500円の少額であってもお札でのやりとりをしなければいけません。お札は9種類もあるんですよ!
筆者は、ベトナムをはじめて訪れた時、50円でOKだった支払いを10倍の500円を払った経験があります。自転車の駐輪場のスタッフに、あっさりとだまされてしまいました。少額だったから良かったもの、500円のところを5,000円払ってしまった、となっては後悔しきれないですよね。
そこで、ベトナムが初めての方にオススメしたい、簡単なベトナムドンの計算方法があります。まずは、9種のドンのおおよその日本円での換算額をご覧ください。
1,000ドン : 5円
2,000ドン : 10円
5,000ドン : 25円
10,000ドン : 50円
20,000ドン : 100円
50,000ドン : 250円
100,000ドン : 500円
200,000ドン : 1,000円
500,000ドン :2,500円
ベトナムドンは、一番少額で1,000ドン(約5円)、最大額は500,000ドン(約2,500円)です。この表示からお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはベトナムドンのゼロを2つとって、残った額を2で割ると、おおよその日本円額が計算できるんです。ゼロの多さやお札の色などに惑わされず、支払いの際は慣れるまで、この方法で計算してみてはいかがでしょうか。
ベトナム各都市へのオススメツアーをご紹介します。
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ベトナムのレストランの食費の相場
ローカルレストランの食費の相場
店によって異なりますが、地元民が知るローカルレストランではフォーが50,000ドン(約230円)前後。ベトナム風のチキンライスとして有名な「コムガー」も50,000ドン(約230円)前後から。ドリンクなども頼んで、1人当たり100,000ドン(約500円)もあれば十分ですが、観光客向けのローカルレストランなら300,000ドン(約1,500円)あるとより良いでしょう。
ちょっといいレストランやカフェでの相場
ベトナムコーヒーや、アメリカンコーヒーは50,000ドン(約230円)前後。タピオカドリンクも60,000ドン(約280円)前後からあります。店にもよりますが、少しいいレストランになると、メニューによっては200,000ドン(約930円)超えることも。ドリンク代を含めると少し多めに持つとよいかもしれません。
ホテル料金の相場
日本人が利用する宿泊施設は、スタンダードクラスでUS$35~50(3800~5,400円)ほど。リゾートホテルになるとリーズナブルなホテルは、約US$120(約13,000円)ほどからありますが、日本人に人気のホテルになるとUS$200~300(約22,000~32,500円)見ておくと良いでしょう。人気の乾季、年末年始等、時期によって価格変動しますので、あくまでも目安となります。
タクシー料金の相場
ベトナムのタクシーには3種類。通常の「タクシー」と「Grabタクシー」「Grabバイクタクシー」のいずれかとなります。
通常のメータータクシー
通常のメータータクシーの初乗りは約12,000ドン(約60円)となっており、気軽に利用できますよ。車内のメーターには「12.0」と表示されています。ホテルのスタッフに手配してもらうと安全で確実ですが、せっかくのなので、自分で行先を伝えてみるのも良い体験になるでしょう。
しつこく話しかけてくるドライバーには要注意!地図アプリなどで、行先までの距離を把握してタクシー料金の相場を事前に知っておきましょう。1kmにつき 12,000~15,000ドン(約60~70円)ずつ加算されていきます。
GrabタクシーとGrabバイクタクシー
「Grab(グラッブ)タクシー」とは、アプリで自動車を呼べる配車サービスのことです。ベトナムだけでなく、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ミャンマー、カンボジアと東南アジア8ヶ国で使用ができ非常に便利です。
ベトナムでは、約15~30分の乗車で30,000~40,000ドン(150~200円)が平均的な料金です。メータータクシーと比べて料金が安く、だまされる心配がないので、在住者だけでなく旅行者にも活用されています。Grabバイクタクシーの場合は、料金は車の約半分となっています。
コチラの記事は、マレーシアのGrabタクシーについてですが、アプリの登録方法は同じですので、旅行前にアカウントを作っておきたいという方はご覧ください。
観光しやすいオススメの時期はいつ?
ダナンは乾季と雨季があり、乾季でも特に人気のシーズンが日本の夏休みにあたる7,8月が大変人気です。ダナンがあるベトナム中部は、熱帯モンスーン気候なので、乾季と雨季に分かれています。降水量が多い時季は、9~11月です。11月以降は台風をともなうこともあるので、注意が必要です。過ごしやすい乾季は、日本の冬の終わりから春にあたる、2~4月にかけてとなります。日本のようなじめっとした暑さではなく、カラッとしています。
ベトナムに安く行ける時期はいつ?
乾季のハイシーズンはフライトやホテルの値段も高騰し「空きがない!」となってしまうこともありますが、雨季の時期の10~2月は比較的落ち着いています。雨が多く、肌寒い日が多くなる期間では、比較的観光客が少なくなるローシーズンとなるので、費用を抑えてベトナム旅行をすることができます。