ベトナム旅行体験記・レビュー『4度目のベトナム旅行!ダナン・ホイアン・フエ 気ままなひとり旅』。【トラベルスタンダードジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのベトナム旅行をお楽しみいただけます。
ベトナム旅行の訪問スポット
「ベトナム戦争」を見ていた学生時代 当時を振り返る旅
今回、4度目のベトナム旅行を楽しみました。最初は仕事でハイフォン、ハノイ、ホーチミンと回ったのですが、とてもこの国が気に入り、次は家族みんなでホーチミンへ。3度目はハノイに妻と二人で、そして今回はダナンへのひとり旅でした。妻や家族同伴の旅行に比べると、男一人だと安全面も少々気楽に考えられるので、気を遣うことなく楽しめますね。私が中学~高校の頃世界でベトナム反戦運動が広がり、大学に入学した年にベトナム戦争が終結しました。そんな思い出もあって、ベトナムには何となく縁を感じています。
ベトナムといえばフォー! 本番の味がたまりません!
ダナンへはハノイ経由で行きました。国内線乗り継ぎで久しぶりに利用したハノイ・ノイバイ国際空港は、とても懐かしく感じました。ダナンには予定より遅れ19時に到着。いつもどおり早速ビールを購入。ダナンはタイガービールが多いですね。それと現地の焼酎。ラベルはヴォッカと書いてありますが、れっきとした焼酎なのです。フォーを食べに、ホテル近くの屋台へ行きました。ベトナムはこれに限ります。
フォーの屋台は、日本に例えるならラーメン屋さんといったところ。麺やスープの種類がいっぱいあって、自分で選べるんです。フォーに入れる野菜も、自分で好きなものを選んで入れることができます。 日本でいうお惣菜屋さんみたいに、目の前に野菜が並んでいて勝手に取って入れるんですね。 屋台は必ず人が混んでいるところを選びます。その方が美味しいでしょうからね。この日はミートボールが入ったフォーを食べました。フォーにミートボールが入っているのも、ベトナムならではですね!
麺やスープが選べるフォー
幻想的な夜のホイアンは 観光客で賑わっていました
2日目の午前中は、ダナン市内を地図を頼りに徒歩で観光。気温は34℃前後あり、とにかく暑かった!あまりの暑さに午後はホテルで休み、夕方は予約しておいたツアーでホイアンへ。ホイアンでは、夜になると「ナイトマーケット」という市場が始まります。主にお土産ものを売っていますが、「ホイアンのお土産屋さんは高い」と聞いたので、ここでは買いませんでした(笑)夜のホイアンは、ランタンが幻想的で街並みが美しかったです。ナイトマーケットには人だかりがいっぱい!中国やヨーロッパからの観光客で溢れていました。
ホイアンのナイトマーケット
ホイアン灯篭流し
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南北境界線近くの王宮へ 昔を思い出し不思議な気持ちに
3日目は予約しておいたツアーでフエへ。フエ王宮跡やカイディン帝廟など見学しました。 フエ王宮は、ベトナム戦争により大半が破壊され、再建途中の建物。銃の弾痕が残っていたり、全く再建されてない箇所があったり、当時の痕跡が生々しく残っていました。特にフエ王宮は、軍事境界線に近く、戦闘が激しかった場所です。学生時代テレビで見ていたベトナム戦争の地に、自分が今居ること。時の流れを感じ、なんだか不思議な気持ちになりました。
フエ王宮跡
そうそう、フエ王朝が滅びたのは最後の王が、子供を残すことができなかったからだそうです。何でも、女性を愛することができない体質だったのだとか。そういったことで1つの王朝が滅びることもあるんだなぁと驚きました。
その日はドラゴンボートやシクロにも乗りましたが、昨日歩き過ぎたのか、腰が痛くなり近くの薬局へ。なんと湿布は売ってなくて、ジェルを勧められ買いました‼ ベトナム語が読めなかったのですが、唯一「ボルタレン」と書かれたものだけ読めたので、それを購入しました。ボルタレン軟膏なら、日本でもよく使っていますからね。
神秘的なミーソン遺跡 神に捧げる踊りは艶めかしい⁉
4日目はミーソン遺跡へ。謎の古代帝国といわれるチャンパの遺跡です。私はチャンパ族が滅びたのは、新しく入ってきた民族と混血して絶滅したのかな?と思っていたのですが、実際は新しく入ってきた民族によって南に追いやられ、現在もホーチミンの南に少数民族として存続しているそうです。こうやって観光しながら歴史を学んでいくのは楽しいですね。ミーソン遺跡はジャングルの奥にあって途中からバスを降りて、ジャングルを歩きます。手つかずの自然の中にあるので、その佇まいから古来の神秘を感じました。
ジャングルの奥にあるミーソン遺跡
遺跡も歴史を感じさせますが、サービスで踊ってくれたチャンパの踊りも印象的でした。女性が下着姿に近い格好で体をクネクネさせる、艶めかしい踊りでした(笑)踊りの最後は踊り子が毛布にくるまって終わるのですが、これはミーソン遺跡の中の石像が神様の前で踊り、最後はまた石に戻る、というポーズを表しているそうです。踊りにも宗教的な要素が含まれていて、面白いなぁと思いました。
ミーソン遺跡チャンパの踊り
お昼頃からはホイアンへ。ここからはまた一人で昼の旧市街を散策。夜ほどの人手ではなく、静かに楽しめました。最近見かけないコブラ酒があったので、思わず買ってしまいました。ここでなんとデジカメのSDカードがいっぱいに。どうもホイアンでは売ってないようなので、慌てて古いデータを削除して乗り切りました。デジカメのSDカードはホイアン観光の後、別の場所で購入できました。
ゆっくり観光できた昼のホイアン
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タクシーをチャーターして悔いなく観光ができました
5日目はもう一度フエへ行ってみよう思い、タクシーをチャーターしました。行きは下道を通ってもらいハイヴァン峠やラン・コービーチに、ミンマン帝廟などを回りました。英語も日本語も通じない運転手さんだったので、お互いのスマートフォンの通訳アプリを使ってコミュニケーションを取りました(笑)ベトナムはホテルや市内だけでなく、バスやタクシーににもwifiが通っているので便利です。この日の夕方は、地元のスーパーでお土産調達。ベトナム中部はいわゆるお土産屋さんがないので、地元のスーパーで買うのがおススメです。
ミンマン帝廟
ハイヴァン峠
そして迎えた最終日。せっかくなのでシクロで市内観光したいと思ったのですが、「高いからやめた方がいい」とガイドさんに言われ、結局タクシーを半日チャーターして、市内を回ってもらいました。 地元の地図に載っていたリンウン寺に寄ってみると、高さ67メートルの巨大な百位観音像があって、びっくりしました。群馬県の高崎観音にも似た観音様です。ガイドブックには載っていなかったので、地元の方が参るお寺なのでしょうね。最後に本場の観音像が見られて良かったです。
地元の人が集うリンウン寺
ガイドさんをはじめベトナムの方は親切な方ばかり!
4日目にデジカメSDカードのメモリがなくなってしまった時も、SDカードが売っているお店を親切に教えてくれたり、「五行山に行きたい」と言ったときも一番安く回れる方法を教えてくれたり、ベトナムの方は親切な方ばかりでした。また、現地のタクシーに関するプチ情報も教えてくれました。ベトナムのタクシーには目印が白、赤、緑と3種類のタクシーがあるのですが、「白が一番安全、赤は普通、緑はお薦めできない」のだそうです(笑)皆さん、タクシーに乗るときは白色が目印のタクシーに乗って下さい‼
日本語映画が豊富なベトナム航空
ベトナムに行く時は、いつもベトナム航空を使っています。邦画も多いですし、日本語対応の洋画も豊富。新作もたくさんあって、フライト中でも飽きずに映画を見ていられるのが嬉しいですね。
自分の老眼鏡を貸してくれたオレンジダナンホテルのスタッフ
行きの飛行機に老眼鏡を忘れてしまい、ホテルで渡された地図がよく読めないでいたら、スタッフの方が「これをどうぞ」と、自分が掛けていた老眼鏡を貸してくれたんです。「自分の老眼鏡を貸してくれるなんて!」と、心遣いに感動しました。また、滞在中にズボンが破けてしまい、フロントで借りた針に糸を通せずにいたら、そこに居た若い女性スタッフが嫌な顔1つせず、針に糸を通してくれました。スタッフの心遣いと温かさが嬉しかったです。
ホテルの朝食のフォー
神谷さん、すぐに動いてくれて本当にありがとうございました。
私はひとり旅に慣れているので、自分で全部決めて動く方が身軽で好きなんです。「こうしたい」と言ったときに、旅行会社側から過度な提案があると、ちょっと動きが鈍るというか。その点神谷さんは、「こうしたい」と言ったらすぐ動いてくれたので、助かりました。ただ、旅行初心者の方だったら、もっと細かなアドバイスが欲しいかもと少し思いましたが、神谷さんは旅行者の経験値に合わせて対応をしてくれる方だと思います!