これまでで一番素晴らしいベトナム旅行になりました！
2人とも旅行が好きで、さまざまな国を訪れてきました。その中でもベトナムは大好きな国です。今までは主にハノイやホーチミンに滞在していましたが、今回は以前から行ってみたかった中部のダナンに行くことに。御社に旅行の手配をお願いするのは初めてでしたが、他の旅行会社に比べてリーズナブルであることや、ホームページを拝見してベトナムに強い印象を受けたのが決め手となりました。これまでの旅行では、滞在先のホテルに満足できないこともあったのですが、今回のホテルは、５つ星ホテルに匹敵するサービスで屋上プールも最高と大満足でした！ビーチでリゾート滞在も楽しみつつ、遠出の観光や大好きなマッサージ通いなど、スケジュールも大充実。ベトナムの人々の大らかな国民性にも心温まる素晴らしい旅になりました。
初日から伝統治療やマッサージを堪能
成田へは早朝5時頃と余裕を持って到着しました。ダナンへ向かう人が少なかったのか、チェックインは非常にスムーズでした。マイレージ申請もスマホをかざすだけで簡単に完了しました。出発は少し遅れましたが、定刻通りにダナンに到着。
ベトナム航空は、サービスも機内も快適でした。ダナンの空港から滞在先のホテル近くまではタクシーで移動しました。ベトナムのタクシーは、ドライバー次第で、メーターを使わずに値段を吹っかける傾向があります。久々にその洗礼を受け、運転手との交渉が難航しました。フライトで疲れていたこともあり、最終的に妥協しましたが、明瞭会計のgrabを利用することをお勧めします（笑）
その日、腰を痛めてしまい、ホテルにチェックインする前に、近くの鍼灸の病院に立ち寄ることにしました。急遽スマホで調べて訪れた小さな診療所で、鍼で丁寧に治療してくれました。結果、疲れも痛みも吹っ飛んで体調も回復！その後、ハン市場をぶらりと散策しました。こちらの市場は観光客価格で少し割高。価格交渉する元気も自信がなかったので、早々に引き上げて、今回の滞在先フィヴィテルキングに向かいました。
ホテルは大満足でした！お部屋も快適で、朝食の内容も毎日変わっていて飽きませんでした。洋食はもちろん、バナナの花のサラダなどローカルなお料理も楽しむことができました。また、朝食会場が屋上のバーで、そこから見える2面のプールの景色も素晴らしかったです。スタッフの方々もとても親切でした。ただ、夜に両替しようと若い男性スタッフに頼んだところ、昼間とはあまりに違うレートを提示されたりといった場面もありました（笑）
荷物を置いてから少し散歩し、ホテルの近くにあるPanda spaというマッサージ店を訪れました。他の国でもマッサージにはよく行くのですが、こちらのマッサージは特に丁寧で素晴らしかったです。ベトナムの方々は小柄な印象がありますが、それが力強いダイナミックなマッサージに活かされていました。室内や調度品も綺麗で雰囲気があって、リラックスできる空間。この旅行で4日間も通い続けるほどお気に入りになりました。
お気に入りのpanda spa。まずは、シナモン湯で足を浸して洗ってくれます
その後、ホテルからビーチへの道沿いにあるNam Hienというお店で夕食を楽しみました。いただいたのは、バインセオという料理。米粉の生地に海鮮や生野菜をたっぷりと乗せた料理です。このお店では、それをピザのように切ってライスペーパーで包み、ピーナッツダレで食べます。バインセオは他の地方でも何度も食べたことがありますが、この食べ方は初めてだったので、ダナン特有の食べ方なのかなと思いました。お腹いっぱい食べて、ビールも飲んで、2人で約2,000円！一番スペシャルなものを注文したのですが、リーズナブルでした。
海鮮や生野菜がたっぷりのバインセオ
2日目、世界遺産ホイアンの街並みを満喫
ホテルで朝食後、午前中はゆっくりと過ごし、午後から行動開始。散歩を楽しんだ後、ホテルの向かいにある地元の料理屋さんでランチを取りました。チキンライスや揚げ春巻き、生春巻きやデザートなどを1500円程度で楽しむことができました。
午後からは、世界遺産ホイアンを訪れるツアーに参加しました。地元のバスツアー会社でネットから予約しました。マーブルマウンテンやホイアンの町、シルクの工場を見学。ちょうどランタン祭りが開催されている時期だったので、ツアーのメインは、ランタンに火をつけて川に流す灯籠流しでした。この時期ならではの体験もでき、楽しい時間を過ごすことができました。
ツアーに含まれていた夕食は、偶然にも前日と同じメニューのバインセオ。前日に食べたバインセオはすごく美味しいお店だったようです。この日食べたのはあまり口に合いませんでした。最後は、前日に続きPanda spaへ。1日の疲れをマッサージでしっかり癒して翌日に備えました。
マーブルマウンテンの石仏
ホイアンの街並み
3日目、フエ王朝の王宮を散策するツアーを急遽予約
ホイアンへの観光ツアーを利用してみて、思った以上にバスや道路の状況が良かったので、これならと長距離ツアーを急遽計画！同じサイトで、フエへのツアーを見つけ、申し込んでみたところ、すぐに返信が来て、前日の申し込みにもかかわらず参加できることに。空港でSIMカードを購入して、ベトナムの電話番号も取得していたので、現地でスムーズにやり取りが出来ました。
ホテルで朝食後、出発。フエ王朝の城内はとても広大でした。要所をガイドさんに説明していただきながら、思い思いに散策。台湾の南部にあるゼーランディア城や沖縄の首里城に共通する文化や装飾があるな、と興味深く見学できました。特に、龍の彫り物や彫刻は、中国からの影響が強く感じられました。昼食は、王宮料理をいただける趣のあるレストランで。こちらも中華や台湾の影響を感じるお料理でした。
ランチをいただいたレストラン
お庭も素敵でした
夕方にはホテルまで送り届けていただき、夕食はホテル近くの海鮮レストランでカニを堪能。ダナンは海鮮料理が有名で、多くのお店が並んでいますが、価格は交渉次第で、言い値の場合も多いです。中には、日本よりも高いお店も。その日は疲れていたため、価格が明確に決まっているお店にしましたが、十分に美味しかったです！
4日目、ビーチにプールでリラックス、ベトナムならではの美食も堪能
4日目は、まず近くのミーケビーチへ向かいました。ベトナムの海は初めてでしたが、結構波が高いです。なので、パラソルの下で、ヤシの実を飲んでゆったりと過ごしながら、 時折波と戯れました。海で過ごした後は、ホテルの屋上プールで体を洗い流し、最高の景色を堪能しながら更にリラックス。
ミーケビーチ
屋上プールからの眺めも最高でした
午後は、ダナンの海沿いへと足を延ばしました。夜になるとナイトマーケットが開かれる地区です。ぶらぶらと歩いていると、雨が降ってきたため、近くのお香のお店へ。中国では高価な沈香が、お手頃な価格で売られていたので、香立てと一緒に購入しました。
ホテルの前のメインストリートにあるレストランや食堂は割高ですが、一本路地に入ると、地元向けの安くて美味しいお店がたくさんあります。昼食は、この路地裏にあった食堂でブンチャーやミークワンをいただきました。スムージーは100円程度、食事も2人で500円程度と破格の安さ。また、スーパーマーケットで地元のお菓子などをお土産に買いました。
路地裏の食堂で食べたブンチャー、ミークワン
Panda Spaでマッサージを楽しみ、同店の送迎サービスを利用して夕食の予定があるフレンチレストランへ。デラックスコースは1人40ドルと手頃な価格で、非常に美味しいフレンチ料理を堪能できました。その後、レストランからタクシーを呼んでホテルに戻りました。お店からタクシーを手配してもらうと、必ずメーターを使うタクシーが来るので、おすすめです。
深夜の帰国に向け、宿をキープして市内を散策！
最終日は、深夜便で帰国予定だったのですが、それまで市内観光を楽しむことにしました。帰国前にシャワーを浴びられるよう、低価格のホテルをキープ。そこに荷物を預けた後、市内を散策しました。最初に、伝統医療の病院を見つけ、鍼の治療をしてもらいました。治療もとても素晴らしく、そこで漢方のシャンプーを購入しましたが、髪のハリも蘇るしすごく良い感じです。
その後、近くにあったコン市場に行きました。アボカドやマンゴーのシェイクを片手にお買い物を満喫しました。探していた蓮の葉茶や木製のスプーン、ソフトシェルクラブの佃煮を購入。全体的に思ったより価格も安く、地元の人々が多く訪れている雰囲気があり、とても気に入りました。時間があれば、もっとじっくり見て回りたかったと思います。そして、行き当たりばったりで入ったお店で夕食をいただきました。そこでは、地元の子供と会話を楽しんで、ベトナム語を教えてもらったりするなど、心温まるふれあいができました。
コン市場のシェイク屋さん
この日の観光で利用したタクシーの運転手の方が誠実な方で安心して乗車できたので、ホテルから空港までの最後の移動も、同じ方にお願いすることにしました。ダナンの空港では、生演奏で古典劇の催しが行われていました。実は、市内で京劇観劇をしたかったのですが開演が遅くて断念していたんです。短い時間でも思いがけなく観劇できて、ラッキーな旅の終わりになりました。
ダナン空港内で行われていた古典劇の様子
担当の神谷さん、ありがとうございました！
質問にもわかりやすくお答えをいただいて、迅速に対応していただけました。おかげさまで、非常にスムーズに旅行を楽しむことができました。ベトナムの人々は非常に温かくて優しいですが、自由経済での商売も満喫している一面も。ところどころで、吹っかけられる場面はありましたが、それも含めてベトナムの楽しさだと感じています。元々お気に入りの国の一つだったベトナムですが、生き生きと働いているベトナムの方々との触れ合いを通じて、今回が一番素晴らしい旅となりました。
