ベトナム・ハノイ観光で必須「チャンアンクルーズ」で新しい洞窟が発見!? 頭スレスレ&スリル満点の癒しの2時間
ベトナム・ハノイの観光地といえば「ハロン湾」が有名ですが、リピーターが非常に多いと言われる「チャンアン」の魅力とは一体どんなものなのでしょうか。2億4000年前にできた石灰岩が連なる湖は、まるで桃源郷。チャンアンは「陸のハロン湾」という表現がよくされていますが、実際ハロン湾とはどう違うのか、行く価値があるほどなのかスタッフが調査へ行ってまいりました!結論、鳥肌たちっぱなし&ドキドキがとまらない、超絶的な癒しのパワースポットだったのです。チャンアンがあるニンビン市ホアルー地区の見どころについてもご紹介します。
ハノイの「チャンアン」ってどんな場所?
「チャンアン」はベトナムの独特な風景と歴史文化遺跡の複合的な景勝地です。自然の歴史と考古学遺跡が保存されています。50以上の洞窟と30以上の谷があり、クルーズはその内6〜7の洞窟を通り数々の谷を巡る内容となっています。
まるで「中国の桂林の水墨画」のような絶景を見ながら、ゆったりと川下り体験ができるベトナム屈指のパワースポット。ベトナムの奥地に、地球の恵みとともに発展を遂げたベトナムの奥深い歴史が、今もなお凛として存在しています。
世界遺産の中でも貴重な「複合遺産」に登録されている
チャンアンは世界遺産の中でも「複合遺産」として登録されています。複合遺産とは、「自然遺産」と「文化遺産」の両方、つまり「自然」と「文化」がともに価値があると認められた場所なのです。チャンアンは、2014年に東南アジアで初めて「複合遺産」のカテゴリーで世界遺産に登録されています。
「世界遺産」は世界に1,000ヵ所以上もあるのですが、複合遺産は世界でたったの約30ヵ所しかないのです。日本には、複合遺産はありません。
営業時間:6:00~17:30
平均滞在時間:3時間
入場料:20万ドン(約1,000円)
人気映画『キングコング』のロケ地
2017年に公開された、『キングコング/髑髏島(どくろとう)の巨神』の撮影地に使われた島へ行くこともできます。日本のテレビ番組でも特集されるなど、ハロン湾と並ぶほどその名前は知られるようになりました。
チャンアンへの行き方はツアー利用がベスト!
チャンアン遺跡へ行くには、ベトナムの首都・ハノイから南へ約100kmにあるニンビンという街まで向かいます。車での移動で約2時間半の道のりです。高速道路を利用すると、約1時間半で到着も可能。バスや電車、タクシーに乗ってチャンアンまで向かうこともできますが、乗り場まで行く時間を含めると、結局時間がかかったりと段取りがなかなか難しいです。
ニンビンという街にはチャンアン以外にも歴史的遺産などの見どころがあり、それらを短時間で廻るにはやはり車移動が理想的。うまく電車で行けたとしても、現地ではレンタルバイクで巡るという冒険的なプランとなると体力的にも大変です。やはりツアーの方が、ニンビンの郷土料理をいただけるレストランにも寄れたりできて、なおかつ時間に無駄がなく非常にオススメですよ。
\チャンアンクルーズ付きの人気ツアー!/
- 成田発
- 関空発
- 名古屋発
- 福岡発
2つの世界遺産『ハロン湾』と『チャンアン』を訪れる♪
- 5日間
- 6日間
- 7日間
- 8日間
139,000円~272,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
146,000円~278,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
154,000円~284,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
161,000円~281,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
2つの世界遺産『ハロン湾』と『チャンアン』を訪れる♪
- 5日間
- 6日間
- 7日間
- 8日間
133,000円~245,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
140,000円~236,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
148,000円~241,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
155,000円~249,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
2つの世界遺産『ハロン湾』と『チャンアン』を訪れる♪
- 5日間
- 6日間
- 7日間
- 8日間
130,000円~222,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
136,000円~237,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
141,000円~252,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
148,000円~262,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
2つの世界遺産『ハロン湾』と『チャンアン』を訪れる♪
- 5日間
- 6日間
130,000円~186,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
137,000円~238,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
チャンアンの気になる天気
チャンアンへ行く場合、季節や天候が気になりますよね。台風や嵐の日、ひどい曇りの日以外は観光ができます。ベストシーズンは年末から春にかけての10~4月とされています。日中は涼しく、夕方にかけて上着が1枚あると良いでしょう。
雨の時期は日本の夏にあたる7~9月の時期となります。年に7回ほど台風が来るのだとか。ベテラン日本語ガイドさんいわく2~3か月前頃から1週間前までであれば、旅行当日のおおよその天気の予測ができます。旅行を申し込む時に合わせて、チャンアンクルーズの天気についても調べておくと安心ですね。
ハノイ旅行では「チャンアン」へ行くべき?
2018年に発見された新しい洞窟がスリル満点!
2018年に発見された、DOT CAVE(ドット洞窟)という鍾乳洞(コース1とコース2の一番最初)が一番スリル満点!とのこと。まさにその通りでした。
とにかくスリル満点!鍾乳洞を通り抜ける時は、怖さと楽しさが異空間の中でこだましているよう。船頭さんはほとんどが女性の方ですが、さすがの腕前で難しいコースをスイスイと迷いなく漕いでいらっしゃいました。凄い、のひと言。それぞれの洞窟は5~15分かけて通ります。
筆者は川下りが有名な「柳川」という街の出身で、橋の下をくぐる時に「船に乗っている全員が頭を下げる」という光景が風物詩なのですが、チャンアンでも同じように頭を下げながら進む洞窟クルーズが有名なのです。風物詩という次元を超えて、「頭を下げ続け」なければいけないほど、狭くて低い鍾乳洞が続いています(長くて1000メートルも!)。
癒しと冒険の究極を味わう
洞窟だけではなく、チャンアンはその「景観」が世界遺産そのもの。海から突き出す奇岩群の景色が圧巻です。約200メートル(ミッドタウンなどの高層ビルに相当)にも及ぶ大きくてイビツな石灰岩が、そこらじゅうに。ボートで近づけば近づくほど、人間の命のはかなさを感じます。
水質が非常に良く、場所によっては底のコケが見えるほど。まるでジブリ映画の世界に迷い込んだような不思議な感覚におちいります。聞こえてくるのは、ボートをこぐギギギというレトロな音と、チュンチュンという小鳥のさえずりだけ。まさに、癒しと冒険の究極ですね。
船は4名乗りなので2~4名にピッタリ!プライベート感あり
小さな小型船は、船頭さんをいれて5名まで。シンプルなつくりの小さな船なので、最初乗る時は少し戸惑ってしまうかもしれません。乗り降りでは、船頭さんがしっかりと手をにぎってくれるので安心してください。
席は2名用の席が2列のみ。オススメは「前方の席」。迫りくるチャンアンの岩々や鍾乳洞のトゲトゲを進行方向から何も遮られることなく楽しめます。2名での利用であれば他の2名は居合わせた別の観光客なので、席の場所についてはひと言尋ねるなどして譲り合う気持ちも大切ですね。
とにかく、たった5人でのクルーズとなるのでプライベート感があります。4名分(約4,000円)払えば、船頭さん付きでプライベート船として貸切ることも可能です。
チャンアンクルーズの日帰りツアーの1日の流れ
朝はゆっくりと9時出発でOK
ツアー利用であれば、ホテルまで車が迎えにきてくれます。荷物を最小限に整えて、車に乗り込むのみ。バスや電車を利用する場合は、8時頃には乗り場へ向かいましょう。
質の良いハノイ土産を買えるお土産屋さんにも寄ります
道中、約20分ほどの休憩があります。トイレを済ませた後は、ゆっくりとお土産&コーヒータイム。蓮の花のケーキ(きなこのような甘い粉菓子)やレンコンチョコレートなどがオススメ。空港のギフトショップのように、定価よりも少々割高ですが地産のものなので品質は◎。カフェのベトナムコーヒーも美味でした!
※時期や時間によってお土産屋さんに寄らない場合もあります。
12時前に到着がオススメ
チャンアンクルーズに参加する場合は、できれば「午前中」に到着すると良いでしょう。理由は、昼過ぎ(特に14時頃)となるとアジア人の団体ツアー客が多くなるそうで、せっかくの「静か」なチャンアンが、少しにぎわってしまうのです。できれば小鳥のさえずりと水の音だけに包まれたいですよね。
チャンアンを巡るコースは3つ
チャンアンを巡るコースは3つあります。チケット代はどのルートも同じで200,000ドン(約1,000円)です。終了時のチップも用意しておきましょう。※チップ代は50,000~100,000ドン(約250~500円)が相場です。
- 9つの洞窟と3つのお寺(約3.5時間)
- 4つの洞窟と3つのお寺(約2.5時間)
- 3つの洞窟と3つのお寺(約2時間)
ルート1は一番長いコースで、洞窟をたくさんとおります。約3時間半となるので、時間に余裕がある方にオススメです。ルート2は、洞窟もクルーズもちょうどよく&しっかりと見学したい方向け。ルート3は一番短いコースですが、約1.5~2時間あります。
筆者はルート2のコースで体験しましたが「長いなあ」とは感じませんでした。揺れがなくただただ心地よい時間を過ごすことができました(普段は船酔いが激しいのですが)。動画撮影をしても、ほとんどぶれません。
チャンアンクルーズでの注意点と持ち物
チャンアンでの注意点
- 小型船なので小さなお子様やお年寄りは注意が必要
- 持ち物は絶対落とさないように!
- 船頭さんへのチップを忘れずに
チャンアンへ行く時の持ち物
- 飛ばない帽子
- 濡れてもOK&滑りにくい靴
- パンツスタイルが好ましい
- チャック付きの小さなバッグ
ハロン湾クルーズとチャンアンどっちがおすすめ?
ハロン湾は、海でのクルーズ。チャンアンは、小舟で川下り。2つの景観は、全くと言ってよいほど違いがあります。静けさや空気の温度感、にぎやかさなどは別物です。
それぞれ移動時間に差があるので、旅行期間が短いという方には「チャンアン」をオススメします。朝9時にホテルを出発して、12時頃からクルーズスタートすれば15時頃にはチャンアンを出てハノイへ戻ることができます。片道2時間ほどなので、夕方17時からハノイ観光も楽しめます。
一方、ハロン湾クルーズであれば朝8時にはホテルを出発し、15時頃にクルーズを終える日帰りツアーだとしたら、ハノイ到着は18時を優に超えることが予想されます。時間に余裕がある方は、ハロン湾1泊もオススメですよ。ハロン湾のツアーについては下記の日帰りツアー体験記をご覧ください。
ベトナムで最初の古都「ニンビン」も訪れよう
ニンビンとはどんな街?
ニンビン省にはチャンアンなどの世界遺産以外にも数多くの見どころがあります。タームコック&ビックドン観光地、クックフオン国立公開、ケンガー温泉、バンチン洞窟など豊かな自然と美しい風景が広がっています。日帰りツアーであれば、チャンアンクルーズと一緒にタムコックやホアルー、ハンムア、バイディン寺のいずれかを訪問できるツアーもオススメです。
最初のベトナム王朝が誕生した「ホアルー」を訪ねよう
チャンアンを含む古都ホアルーは、ベトナム建国の英雄が祀られている街です。ベトナムで最初の独立王朝が誕生した地。968年~1010年の約40年間首都がおかれていました。ホアルーでは、17世紀の木造建築の芸術を観ることができます。ぜひ日本語ガイドさんと一緒に訪れましょう。歴史的な小話や、建物の説明をいただきながらの訪問は、旅の深みがより価値あるものに。
ホアルーのヤギ肉は一生忘れられないほど絶品!
「ホアルーのヤギ肉料理」はニンビンの有名な郷土料理です。ホアルーには、石灰岩の山が連なりヤギが多く生息しているのです。
新鮮なヤギ肉に、バジルや菊の花を混ぜて調理され、青いバナナやスターフルーツ、梅の花と一緒に食べます。甘酸っぱい味が特徴で、とても柔らかいんです。クミンのハーブが入っていたりと、独特なアジアの香りが口の中いっぱいに広がります。ニンビンだけの味わい深いヤギ肉をいただけるレストランに行けるツアーは必見です!
チャンアンクルーズ日帰りツアーまとめ
穏やかな水面はまるで鏡のよう
以上、チャンアンクルーズの日帰りツアーの流れや注意点などをご紹介しました。人気観光地でありながら、「癒し」と「冒険」と「プライベート感」を楽しめるハノイ最強のパワースポットです。
遠出して1泊するほどでもないけれどハノイ市内以外にも都市にも訪れてみたい、という方にピッタリ。鳥肌がたちっぱなしの壮大なパワースポットで身も心もリフレッシュしに行きませんか?
チャンアンクルーズの手配はもちろん、ハノイの市内観光やフライト調整などご希望やご予算に合わせて無料でお見積りをいたします。年末年始のハノイは、非常に過ごしやすいベストシーズンです。周辺は「古都ホアルー」や東南アジア最大の寺院「バイディン寺」などの見どころが多いので、1、2泊するプランもオススメです。