【2020年】ホイアンのランタン祭りスケジュールをご紹介!旧市街に徒歩で行けるおすすめホテルもご紹介
ベトナム中部にあるホイアンは、ユネスコ世界遺産に登録された観光都市です。そのホイアンで毎月旧暦の14日に開催されるのが「ランタン祭り」。夜になると街中の明かりが消え、ランタンやろうそくの小さな明かりだけが旧市街を灯します。それはもう幻想的で、言葉にできない美しさ。毎月開催されるお祭りなので、ホイアンに行くならぜひ訪れてほしいです!今回はランタン祭りの概要や2020年のお祭りスケジュール、観光の注意点などをご紹介します。
ホイアンってどこにあるの?どんな街?
ホイアンはベトナム中部最大の都市ダナンからタクシーで南へ約30分ほどのところにある、トゥボン川の河口にある歴史のある小さな港町です。16世紀頃に国際貿易の中継地点として栄え、ホイアンの街にはオランダ人やポルトガル人、中国人、そして日本人が多く行き交っていました。
今でも日本人橋やホイアンに残った日本人の墓など、日本が関係する歴史的建造物などが多く残っています。西洋と東洋の貿易拠点になっていたホイアンは様々な国の文化や建築様式が融合され、ノスタルジックな町並みは「ホイアンの古い町並み」として1999年にユネスコ世界遺産に指定されています。
Google地図はコチラ:https://goo.gl/maps/iQz7yJpnq539fYPh8
ホイアンのランタン祭りって何が見どころ?
ランタン祭りは先祖を敬うためのお祭り。ちょうど、日本のお盆と同じような感じですね。日本では年に1度ですが、ホイアンではそれが月に1度あります。日本のお盆の時期に灯籠に灯したり灯籠流しをするように、ホイアンでも毎月満月の夜になると街の灯りが一斉に消されランタンの灯りだけが街を包み込むのです。
旧暦は月の満ち欠けに合わせた昔の暦で、14日は満月の日。満月の明るさとランタンだけで彩られる街並み、川に浮かぶたくさんの灯籠の灯りは、街を幻想的な風景に変えます。
ホイアンのランタンの歴史的背景
17世紀、ホイアンは交易の中継地点として様々な国の商人が往来していました。その頃、徳川家康もホイアンに朱印船を派遣していて、ランタンはその時の交易品としてホイアンに伝わったんだそうです。 江戸幕府が鎖国政策を行うまでは、ホイアンには500人ほどの日本人が住んでいて、日本人街もありました。世界的に有名なランタン祭りと日本に繋がりがあるなんて、なんだかランタン祭りを身近に感じて嬉しいですよね。
祭りの日は街の灯りがランタンだけになる
ランタン祭りの日、夕暮れになると旧市街の管理人が車で一軒ずつお店を回って、蛍光灯の明かりを消すよう指示します。街中の人口的な灯りが消え、カラフルなランタンの明かりだけが店先に灯ります。こうしてランタン祭りが始まるのです。
幻想的な街並みとランタンの明かりはもちろん素敵ですが、街のいたるところで昔ながらの伝統を垣間見ることができます。道端で民謡を歌っていたり、旧市街の広場では伝統のビンゴゲームや舞踊、生演奏なども開催されます。
ホイアンのランタン祭りの2020年スケジュールと開催時間
ランタン祭りの日程は毎年変わります。以下が2020年のランタン祭りのスケジュールです。ランタン祭りの開始時間はおよそ18〜19時。ただし月によって日没の時間がずれるのでそれにとって開始時間も前後します。2020年は9月のみ月に2回開催されます。
・1月8日(水)
・2月7日(金)※コロナウイルス対策のため中止
・3月7日(土)
・4月6日(月)
・5月6日(水)※ゴールデンウィーク中
・6月5日(金)
・7月4日(土)
・8月3日(月)
・9月1日(火)
・9月30日(水)
・10月30日(金)
・11月28日(土)
・12月27日(日)
ホイアン旧市街散策の注意点
観光客は入場料がかかる
ホイアンの町のシンボルにもなっている「来遠橋(日本橋)」
ホイアン旧市街エリアに入場するには観光チケットが必要になります。あちこちにチケット売り場があるので、どこかに立ち寄って買いましょう。チケットは、旧市街の入場券&観光名所21箇所のうち好きな5箇所に入場できて、12万ドン(日本円で約560円)。
観光名所には行かないからチケットは買わなくてもいいでしょ?!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一応ルールとしては観光名所に立ち寄らなくても買わないといけない決まりなんだそう。ホイアンの美しい街並みを守るためにもチケットは購入しましょう。
ランタン祭りが開催される場所
ランタン祭りが開催される場所は、ホイアンの中の歴史保護地区です。具体的に説明すると、チャンフー通りを中心にグエンタイホック通りやバクダン通り、グエンティミンカイ通り、レロイ通り。歴史保護地区の目抜き通りは「チャンフー通り」と「バクダン通り」なので、この2つの通りは押さえておきましょう。
ホイアンのランタン祭りに徒歩で行ける4つ星ホテル(3軒)
1. ランタナ ホイアン ブティック ホテル & スパ
ランタナ ホイアン ブティック ホテル&スパはホイアンの旧市街地からわずか600メートルほどの場所に位置するお洒落なブティックホテルです。非常に便利な場所に位置し、来遠橋から400メートル、福建会館から1キロ、ダナン空港まで約30キロ。館内には屋内プール、フィットネスセンター、無料Wi-Fi、無料駐車場、レストラン、バーが備わっていて、周辺にはお土産屋さん、飲食店、ブティックなども立ち並んでいます。
- 成田発
成田午前発/ベトナム航空利用~ホイアン ナイトマーケット近くのブティックホテル泊~
このツアーは完売しました
2. アナンタラ ホイアン リゾート
アナンタラ ホイアン リゾートはホイアン旧市街地から約1,5キロに位置するトゥボン川のほとりにたたずむブティックホテルです。ホテル内はリゾート感があふれていて、ブーゲンビリアが咲き乱れランタンも飾られていてとても素敵。
フランス、オランダ、中国、日本をとりいれたデザインが施されていて、ホイアンの文化の多様性が感じ取れます。無料で自転車の貸し出しを行っているので、旧市街地まで自転車でお散歩するのも楽しいですよ。
- 成田発
成田午前発/ベトナム航空直行便
このツアーは完売しました
3. フー ティン ブティック リゾート & スパ
フー ティン ブティック リゾート & スパはホイアン旧市街地から歩いて10分ほどに位置する隠れ家的リゾートホテル。フロントを抜けると、中には小さなプールと手入れされた庭が広がっていて南国感満点です。
特に長期滞在の欧米人に人気があり、天気の良い日はプールサイドで寛ぐ欧米のお客様が多く見られます。ホテル内には「ジャスミン スパ」というスパがあり値段も手頃なので、ホイアン旧市街を散策した後に疲れを癒しに行ってみてはいかがでしょうか。
- 成田発
成田午前発/ベトナム航空直行便 ~旧市街まで徒歩約10分~
このツアーは完売しました
以上、 ランタン祭りの概要や2020年のお祭りスケジュール、観光の注意点などをご紹介しました。ホイアンはランタン祭りじゃない日でも灯籠流しが体験できますし、美しい街並みを見ることができます。しかし、ランタン祭りの日はそれ以上に幻想的。ぜひランタン祭りに日程を合わせて旅行を組むことをオススメします。
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