マカオに行くなら必見!カジノは計算上勝てない!? 知っておくべきカジノ事情
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カジノといえば、アメリカのラスベガスを思い浮かべる人もいると思いますが、マカオは2009年にカジノの収入においてそのラスベガスを抜き、世界一のカジノ都市になり、かつて「東洋のラスベガス」と呼ばれていたのも過去の時代となりました。マカオはカジノだけでなく、ホテルのショーなど複合的なエンターテインメントな街として進化を遂げています。マカオにあるほとんどのカジノが入場無料となっており、日本人の初心者でも気軽に参加できるため、カジノを目的にマカオに旅行する人も多いと思います。今回はそのマカオのカジノ事情について知っておくべき情報をお伝えしていきます。
カジノは計算上勝てない
最初に結論からいってしまうと、計算上ではカジノは勝つことができません。これはどんなギャンブル全般に当てはまる話ですが、ギャンブルを商売としている人がいる以上は当然でしょう。マカオにはカジノだけでなく、競馬やドッグレースなどのギャンブルもあります。ギャンブルの施設の運営、ディーラーなどのサービスマンの雇用などにかかる経費を払っても利益がでる商売、それがギャンブルでありその代表がカジノです。カジノで勝つことができないのは、その還元率が100%を超えないように緻密に計算されているからです。しかし、「カジノで勝った」という人の情報やインターネットの記事で見かけるのはなぜでしょうか。もちろん、カジノで勝つ人もいます。カジノで勝つには、ただ1つの条件があります。それは「大勝ちした後に勝負をやめ、勝ち逃げする」ことです。
カジノで勝つには、勝ち逃げが大事!
勝ち逃げすることが唯一の勝てる秘訣?
例えばサイコロで偶数が出る確率はどれくらいでしょうか。2、4、6が出る確率が3/6ですのでその確率は1/2です。では、「偶数が出れば勝ち」というギャンブルをするとしましょう。計算では50%の確率で勝つことができます。しかし、サイコロの目が5回連続で偶数が出ることもあります(1/32の確率、約3%)。この5回勝った後に勝負から降りれば大勝ちが決定しますが、人は興奮してしまうと冷静な判断ができない傾向が強くなります。次の勝負で勝ち分を全て失うこともあるのです。サイコロは、振り続けるほどその出目の確率は一定化します。序盤に偏りがあり、勝ち続けることもありますが、勝負を続ければ続けるほど、この勝負で勝てる確率は50%に収束していきます。そして、前述したようにカジノのゲームでは還元率が緻密に計算されています。つまり「やればやるほど負ける」ことが確定している勝負なのです。
止め時を見極めるのが大切
ルーレットは1/2で勝てる、という認識が全てを狂わせる
カジノのルーレットは非常にシンプルなルールで、世界中で楽しまれているゲームの1つです。「赤か黒か」どちらかに賭けるというのは初心者でもわかりやすいために誰でも気軽に参加できます。しかし、「0」という緑に止まってしまえば「赤でもなく黒でもない」のです。マカオのルーレットはほとんどが1~36の数字と0という「緑」が存在します。つまり、黒に賭けて勝てる確率は18/37(48.67%)であり「やればやるほど負けることが決定」しています。ルーレットは赤か黒か1/2という認識は誤りです。また、ルーレットの場合にはアメリカ式のものがあり、これは「0」の他にも「00」という緑の枠が2つ設定されているものもあります。その場合には勝てる確率が更に減ります。このため、マカオのルーレットはアメリカ式のルーレットよりも勝ちやすいといえることはできるかもしれません。今回はルーレットを例に出しましたが、マカオでも有名な「大小」でも考え方は同じです。サイコロを3つ振り、出目の合計が小さければ「小」、大きければ「大」と考えがちですが、3つともゾロ目の場合には「小でも大でもない」というルールなのです。
ルーレットには0という「緑」が存在
マーチンゲール法はカジノの必勝法といえるか?
カジノの必勝法として「マーチンゲール法」という賭け方があります。ルーレットなどで有効といわれる方法です。その方法は以下のとおりです。
マーチンゲール法
①ゲームをする
②負けた場合に次のゲームに2倍賭けをする
→勝った場合には賭け金を戻す、①へ
→負けた場合には次のゲームに更に2倍賭けをする
考え方としては、「一度大勝ちをすれば、一撃で負けた分を取り戻せる」というものです。これは実際にゲームをしなくてもエクセルなどで検証が可能です。48.67%の勝率で計算してみると以下のことがわかるでしょう。
・最終的には負ける
・そもそも元手を多く必要とする
マーチンゲール法は18世紀からある、カジノ必勝法といわれていますがその検証結果からは「必勝」とは言い難いものがあります。しかし、一時的には大勝できる瞬間が訪れますので、その時にゲームを降りて勝ち逃げをすれば「必勝」ということができるかもしれません。
マーチンゲール法はカジノの必勝法?
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さて、今回は「知っておくべきカジノ事情」をお伝えしましたがいかがだったでしょうか。マカオは小説「深夜特急」でも主人がカジノをやり続けて全財産を無くす寸前まで追い込まれたエピソードが書かれています。カジノでは計算上勝つことができません。カジノで勝った人は偶然に勝ち逃げすることができたからです。そのことをしっかりふまえて、無くなっても困らない程度の賭け金で楽しむのが正解だといえそうです。
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