バリ島でのインドネシア入国最新情報・アライバルビザがWeb申請可能に※2月27日更新
インドネシア入国最新情報。人気のリゾート地バリ島での入国方法を詳しく解説。バリ島を含むインドネシアは、入国時空港でアライバルビザ申請が必要でしたが、日本出発前にWeb申請が可能になり、入国スピードがアップ!便利になりました。また、ガルーダインドネシア航空のデンパサール空港直行便も増え、バリ島でのバカンスが当たり前の日々が戻ってきましたよ!燃油サーチャージが高く円安の今でも安心してバリ島旅行できるツアー情報もお知らせします。
バリ島でのインドネシア入国最新情報
インドネシア・バリ島。
神の住む島として神秘的な魅力を放つ、東南アジア随一のリゾートアイランド。
贅沢なプールヴィラや、壮大なスケールのリゾートホテル、こぢんまりとしたブティックホテルまで、ありとあらゆる滞在を満たす宿泊施設が揃い、日本からのリピーターも多い島です。
コロナ禍前は、パスポートと航空券だけで簡単に行ける環境でした。そう、日本国籍者は短期旅行者であれば、査証免除で入国ができていたため、特に申請するものはなかったのです。
インドネシアはコロナ禍の入国制限については2023年7月に撤廃済みですが、なぜかコロナ禍前に戻らないものもあります。
そんなバリ島でのインドネシア入国方法が、ほんの少しだけ変わりました。
バリ島を含むインドネシアの入国最新情報を解説します。
映えるスポットもいっぱい!
日本国籍者のビザ査証免除は停止中
コロナ禍は遠い昔。インドネシアは何の心配もなく入国できるから、バリ島もパスポートと航空券だけで入国できるわよねー、って、…まさかもう空港に行こうとしている人はいないですよね?
コロナ禍前までは、観光での30日以内の日本国籍者のインドネシア入国は、査証免除されていました。
インドネシアの水際対策の撤廃は2023年6月9日。それと同時に、査証免除も復活すると見られていましたが、インドネシア政府はビザ査証免除を停止したまま。それは2024年2月27日現在も同じです。
とはいえ、観光客は空港でアライバルビザを申請すればほぼ問題なくインドネシアに入国はできていました。ただ当日までビザが下りないって、何となく不安ですよね。書類を書くのもとても面倒です。
そんなアライバルビザにちょっとだけ朗報が。
2024年1月9日より、インドネシア政府は全ての査証申請をオンラインで行うことを義務付ける新しいシステムを導入。渡航目的に応じて eVISA(電子査証)を発給することになりました。ただしアライバルビザについては、WEB申請でも良し、これまで通り、空港で申請しても良し、どちらでも良いというファジーな状況です。
2024年2月27日現在はインドネシアのビザ取得専用サイト「The Official e-Visa Website for Indonesia」QR🔽(外部リンク)で入力、支払いをすませ、送られてきたメールもしくはサイト上からアライバルビザをダウンロード。
アライバルビザはPDFファイルでダウンロードされるので、プリントアウト。入国審査でパスポートと一緒に提出します。
また、2024年2月14日から、バリ島外国人観光客入域税(観光税)が導入され、こちらの入金が別のWEBサービスから必要で、税関申請も別のWEBサービスから必要。
そう!バリ島を含むインドネシア入国には3つの申請が必要なんです。
詳細はバリ島でのインドネシア入国準備の項目で順を追って解説するので安心してくださいね。
インドネシア入国の際の日本国籍者査証免除は、なぜ停止されているの?
どうしてインドネシアはいつまでたっても日本国籍者の短期旅行者の査証免除が停止しているのでしょうか?実は日本だけではなく、ASEAN加盟国以外は、査証免除が停止されています。なんとその国の数。159ヶ国!
停止の理由は、WHOが特定した疾病のある国・地域からの入国の見直しと、バリ島で多い外国人観光客の不法就労ほか違法行為が原因なのだそう。
バリ島は多くの外国人長期滞在者や在住者が存在しますが、社会問題になるような摩擦もおきている報道されています。
特に難しい申請ではありませんが(質問に答えて画像を登録、料金を支払ってダウンロードするだけ)できればビザの料金も払いたくない(笑)。早く査証免除に戻るといいですね
成田~バリ島への直行便が再開!
ビジネスでの渡航が多いインドネシアの首都ジャカルタと日本との航空便の往来は意外に早く復活しました。しかし、旅行でインドネシアと言えば、真っ先に浮かぶのはリゾートアイランド「バリ島」ではないでしょうか。
コロナ禍前に当たり前に飛んでいた日本からバリ島(デンパサール空港)行の直行便が、ほとんどなくなってしまい、インドネシア経由が圧倒的に多かった時期もありました。
2024年2月27日現在は、成田~デンパサール空港の直行便が週6回、1日だけマナド経由の成田発デンパサール行きがあり、バリ島に行く便としてはデイリーで復活しているのです。
ただ、日本の他の空港には就航しておらず、関空発はシンガポール経由、香港経由がとってもお得。
おーい!もうジャカルタ経由じゃなくていいんだぞう!
バリ島へ行くなら出来れば直行便でひとっ飛びのほうがいいなあ、なんて思っている人は多いことでしょう。でも、もしかして高い?
燃油サーチャージはコロナ禍前の価格に戻らないし、加えて円安のまま。本当に困ったものですよね。
海外旅行を再開させている筆者は、次の旅行は安くてそこそこ素敵なホテルに泊まれた方がいいなー、などと日々考えつつリサーチをしています。そんな時に、出会ってしまったんですよ。
旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンのツアー!
この旅行会社のツアー、本当にすごいですよ!成田発~バリ島(デンパサール空港)直行便を使ったツアーが、安い!大手と比較すると安い上に泊まれるホテルのレベルもかなりいい!
ちょっと軽くこのツアー料金を見ながら、記事を読み進めて見てくださいね。
バリ島最新入国方法・準備編※2024年2月27日現在
それでは早速、2024年2月27日現在のバリ島最新入国方法を見ていきましょう!まずは前述のアライバルビザの申請も含めた、バリ島でのインドネシア入国、準備編です!
前述した通り、バリ島を含むインドネシアの入国は2024年2月27日現在、3つの申請(うち2つは入金も悲必要)が必要で、3つともWEBで完結することができます。
大事なので最初に書いておきましょう
・アライバルビザ申請(ビザ料金と、WEB申請の場合は手数料もかかります)
・バリ島外国人観光客入域税(観光税)入金
・税関申告
ちょっと他国より面倒な上に、ASEANの中ではちょっとお金がかかる印象。
彼女とのバリ島旅行!ちょっと知ってるオレを気取りたいなら読んでおこう
パスポートを確認しよう!インドネシア入国のための残存期間は?
インドネシアが有効とするパスポートは入国時に6か月の有効期限が残っているもの。
有効期限については他国より厳しい条件です。
2020年4月から海外旅行をしていないという方もまだまだ多いはず。バリ島でリゾートする前に、パスポートの更新が必要な人も。
期限切れに気付かず当日搭乗できない人も意外に多いのだそう。え?その場合どうなるのかって?空港から自宅に帰ることになるんですよ!
6か月切ってるけど見逃してもらえるだろうなんて甘く考えてはだめなのです。特にアライバルビザの申請が必要な国でもあるので、申請前に有効残存期間のあるパスポートを用意しましょう。
「1ヶ月くらい足りなくてもいいや」では済みません
航空券の手配
前述通り、2024年2月現在は、成田空港とバリ島(デンパサール空港)の直行便がデイリーで復活しています!
ただし、関空やセントレア、福岡などはまだまだバリ島への直行便はなく、ガルーダインドネシア航空でもジャカルタ経由だったり、シンガポールや香港を経由してバリ島に向かう方が安かったりします。
まだまだコロナ禍前と同じ状況ではないバリ島旅行の航空券手配は、世界中の航空券情報が入ってくる旅行会社に手配をしてもらった方が無難です。
再就航したもののバリ島直行便は不定期
ガルーダインドネシア航空のバリ島直行便の運行状況
2024年2月現在の成田~バリ直行便デンパサール空港行きのスケジュール
また、2024年3月31日以降の夏スケジュールも以下のスケジュールが継続されることが発表されています。
成田➔デンパサール(GA881) | 月・水・木・金・土・日 |
成田➔マナド➔デンパサール(GA885) | 火 |
デンパサール➔成田(GA880) | 月・火・水・金・土・日 |
デンパサール➔マナド➔成田(GA884) | 水 |
詳しくは、ガルーダインドネシア航空のHPを参照してください。
関西空港からデンパサール行きの便は運休中です
オンラインでアライバルビザ申請をする
新型コロナウィルス感染拡大前、バリ島に何度も行っていたリピーターさんは「えっ?ビザって何?」「バリ島に入国するのにビザ申請なんかしたことない」と驚く人も多いですよね。
コロナ禍以前は日本国籍者がバリ島を観光で訪れる場合、観光客が簡単に入国できるよう、インドネシア政府が認めた国のみビザ査証免除で入国ができていたのです。
残念ながらASEAN加盟国以外は今もアライバルビザが必要です。
ただし、大使館に事前に申し込む面倒なものではなく、WEBもしくは空港で入国手続き時に取得できる「特別到着ビザ(VOA)」なので、深刻に考える必要はありません。ビザには写真が必要なので、写真さえ持っていれば、オンライン申請を忘れても、入国時に申請すれば良いのです。
入国時に申請するのは時間がかかるので、同行者とはどちらにするか決めておいた方が良いでしょう。片方だけ事前申請が済んでいて片方だけ入国時に申請することになると、気まずい待ち時間が生まれます(笑)。事前申請の方が安心できるので、なるべくWEB申請で済ませてて置きましょう。
アライバルビザのWEB申請(e-VOA)
アライバルビザのWEB申請(以降e-VOA)で入国できるのはジャカルタ国際空港とバリ島のデンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)のみです。
バリ島への旅行者はデンパサール空港を利用することが大部分なので、安心してください。
入力が可能になるは出発14日前から。遅くとも出発48時間前には申請をすませ、ビザをダウンロードできるようにしましょう。
登録に必要な物
・顔写真のデータ
・パスポートを撮影した画像データ
・航空券情報(インドネシア到着の日付とフライトナンバーが必要です)
・ホテルや滞在先の名称と所在地
・クレジットカード(支払いはクレジットカード決済です)
「The Official e-Visa Website for Indonesia」入力手順
①インドネシアビザ取得サイト「The Official e-Visa Website for Indonesia」🔽(外部リンク)にアクセスします。
②「Visa Application Guideline」の①APPLYをクリック
③尋ねられる質問に答えていきますが、わかりづらいのでもっとも観光で選択するパターンをチョイスしました。参考にどうぞ。
出典:The Official e-Visa Website for Indonesia
④確認画面が出るので確認の上、APPLYをタップ
出典:The Official e-Visa Website for Indonesia
⑤パスポートの撮影画像データと顔写真の撮影画像データを登録します。
出典:The Official e-Visa Website for Indonesia
⑥登録後、「NEXT」をタップすると、フライト情報、滞在先の名称や住所を入力を入力。ここでも確認画面が出るので、確認して申請ボタンをクリックします。
もし同行者分もまとめて申請したい場合は、ここで同行者の分のe-VOAも申請します。
⑦入力が完了したら、②PAYMENTへ。E-mailアドレス宛にe-VOA申請受付メールが届きます。サイト上のビザ申請ステータスが「Waiting for Payment」となっていたらビザ代金を支払います。
ビザは50万ルピア(2024年2月現在は4,823円)。
e-VOAの場合はクレジットカード手数料が上乗せされます。手数料は19500ルピア(約188円)です。
⑧e-VOAがダウンロードできるリンクがメールで届きます。念のためカラーでプリントアウトして、入国時にパスポートとともに入国審査の際に提出します。
オンライン税関申告書の事前申請(e-CD)
オンライン税関申告書の事前申請を行いましょう。バリを含むインドネシア入国時の税関申告書は、紙は撤廃。すべて電子化(e-CD)されています。入力し忘れたから機内で税関申告書をもらえばいいやというようなことはできませんので、かならず入力しましょう。
申請は3日前から事前にネット上で可能です。
また、90日以上滞在する方は、この税関申請書でスマートフォンの持ち込みについても申請登録が必要です。犯罪防止のための物ですが、日本で購入したスマートフォンで90日以上、SIM カードを入れて利用する場合のみ記入します。 90日旅行も滞在しない場合はには、機種登録(IMEI 登録)が義務づけられています。
申請はこちら。英語かインドネシア語のみとなります。
申請サイト➔e-CD Customer Declaration Form🔽
4ページ目では、旅行者の情報や持ち込む荷物の数、持ち込むものにYESかNOをつけるなど、入力の際にネットで翻訳していけば簡単に入力できます。 思わず手が止まるのは前述した90日以上滞在する滞在する方のスマートフォン申請。 こちらは在インドネシア日本国大使館の公式サイト掲載の申請サイト4ページ目の画面となりますが、90日以上滞在しない場合は、しるしをした場所をNOにすれば入力は不要です。
5ページ目は4ページ目迄の宣誓です。
チェックボックスにチェックを入れて、「Send」をタップするとQRコードの画面が出てきます。それをスクリーンショットしてスマートフォンに保存するか、プリントアウトして入国の際に提示できるようにしておきます。
2024年2月14日から導入!バリ島外国人観光客入域税(観光税)支払い
2024年2月14日から、バリ州政府はバリ島を訪れるすべての外国人観光客から1人15万ルピア(2024年2月現在1,446円)を徴収すると発表。ジャカルタなど他の都市では必要ありません。あくまでもバリ島だけです。
これは、バリ島の観光資源や文化伝統の保護、バリ島のごみ問題の解決など持続可能な観光地へ向けた試みです。義務なので支払いましょう。
支払い方法
①専用サイト「Love Bali」にアクセス。詐欺サイトが登場する可能性が高いので、検索せず必ずこちらのアドレスかどうか確認してから入金しましょう(https://lovebali.baliprov.go.id)。
②画面に沿って、入力し、カードを選択。支払います。
簡単に支払えます
③支払いが完了すると、QRコード付きの「Levy voucher(レヴィ・バウチャー)」という支払証明がEメールで送られてきます。
スマートフォンにスクリーンショットを撮って保存、または支払い完了QRコードをプリントして入国の際に提示します。
海外旅行傷害保険に加入を
バリを含むインドネシア入国に新型コロナウィルス感染症を補填する保険の加入の義務はありません。
ただし、航空会社などは海外旅行傷害保険に加入することを強く勧めていますしコロナ禍前にも当たり前に入るという人が多いものでした。
新型コロナウィルス感染症による行動制限はインドネシアも日本も撤廃されています。陽性になった場合や、入院する際のインドネシア政府としての指導はありません。そのまま帰国もできますが、感染しても軽症で済む、というオミクロン株のときでさえ、軽症なのに40度近い高熱が出ることでも知られています。40度の熱で、通常通りに動ける人は珍しいのではないでしょうか?自力で病院を探すもしくは、軽症の場合は自力でホテルを抑え、体調がよくなるまで延泊することもあるでしょう。
また、盗難、傷害などまさかのトラブルにも対応してもらえるので、加入が無難です。
盗難や障害の場合は、地元の警察への被害届、入院の際は領収書、飛行場でのロストバゲージは空港の証明書が必要なので忘れずに。
真剣にやってます!
バリ島最新入国方法・日本出発からインドネシア入国編※2023年2月27日現在
さて、いよいよ出発日当日!
持って行くものは
・航空券
・有効なパスポート
・アライバルビザを申請した場合はアライバルビザをプリントアウトしたもの
・バリ島の観光税を支払った際に受け取るQRコード付きの「Levy voucher」
・電子税関申請で受け取るQRコードのスクリーンショット
バリ島でのインドネシア入国は意外と沢山の申請が必要なので忘れずに。
インドネシアのアライバルビザをWEB申請していない場合はインドネシアの空港で申請
インドネシアのアライバルビザをWEB申請していない場合は、空港到着時に申請し、料金を支払います。
インドネシア特別到着ビザ(VOA)とは?
・最長30日間の滞在が可能
・外国人の居住地を管轄する入国管理局で1回のみ、30日間の延長が可能
・VOAの取得料金50万インドネシア・ルピア
現金払いの場合は、日本円もしくは米ドル。お釣りはルピアです。またはクレジットカードで支払い可能。
インドネシアに到着したら、特別到着ビザ(VOA)を空港で取得することになります。その際はパスポートとビザ代金が必要になります。 ビザ代金50万ルピア(約5,000円)は現金でもカード決済でも可能です。
入管(イミグレーション)で提示するもの
バリ島を含むインドネシア入国は以下の物が必要です。
①スポートの残存6か月以上
②アライバルビザ
③バリ島の観光税を支払った際に受け取るQRコード付きの「Levy voucher」
④電子税関申請で受け取るQRコードのスクリーンショット
⑤ インドネシアから出国する予約済の航空券
神様、待ってる・・・。
日本の入国最新トピックス!コロナ禍以前と変わった点はある?
バリ島を楽しみ尽くしたら、日本帰国の準備です。
日本国籍者の帰国については、コロナ禍前よりスムーズになり、増加する訪日外国人観光客対策のために税関も電子化されています。
対面での審査などは極力省略されるようになりました。
まずは変更点をチェック!
①日本国籍者の帰国は自動化ゲートでスムーズ
日本国籍者は2024年2月27日現在、パスポートだけで日本入国ができます。
コロナ禍前よりも日本国籍者の入国は格段にスムーズになっています。
パスポートを自動化ゲートで読み込ませ、パスポートの写真と実際の顔をカメラで確認されるだけ。約10秒程度で自動化ゲートを通過できます。
パスポートに帰国のスタンプはおされないので、スタンプが欲しい人は自動化ゲートを通過した後にあるカウンターで押してもらいましょう。
②新たな感染症の監視「感染症ゲノムサーベイランス」実施
昨年2023年に世界中の水際対策が解除されていったのは、新型コロナウィルス感染症が特別なウィルスではなく、インフルエンザなどと同等の扱いになったから。
2024年2月現在は、今は新たな感染症の流入を監視する「感染症ゲノムサーベイランス」が実施されています。
あまりにも大袈裟な名前なので検査があるの?と思いがちですが、サーモカメラの前を通るだけ。
もちろん発熱など症状がある場合は、任意で検査を受けるよう依頼されることがあります。自分のためにも受けておいた方が良いでしょう。
税関申請はスマホでスムーズに!「Visit Japan Web」
日本の帰国にはパスポートしか必要ありませんが、コロナ禍前同様、空港の外に出るためには税関申請が必要です。最近は税関申告が不要な旅行客については申請自体を撤廃する国も増えていますが、日本は撤廃していません。
税関申請方法はコロナ禍前はひとつしかありませんでした。
2024年2月27日現在は2つ。
①Webシステム「Visit Japan Web」を利用しての税関申請と申告
②機内配布の税関申告書に記入。有人カウンターで職員と対面しての申告
日本政府は②のスマートフォンで税関申請も申告も完結できる「Visit Japan Web」での税関申請を推奨しています。
「Visit Japan Web」はもともとコロナ禍に、検疫をするために作られたもの。ワクチン接種証明もしくは陰性証明書の登録など様々なことが行えるWebシステムでした。
しかし検疫自体が不要となり、訪日外国人以外は税関申請しか使える機能がありません(訪日外国人観光客は、入国審査や免税の手続きにも「Visit Japan Web」を利用)。
せっかく開発したものだし、使える税関申請と申告だけはついでに日本人にも使ってもらいましょう、という感覚なのかもしれませんが、実際に機能的には非常に便利。帰国時にスピーディーに空港の外に出られることを考えると、登録しても損はありません。
「Visit Japan Web」は登録時のアカウント登録が少々面倒ですが、旅行情報を登録し、税関申請を登録、QRコードを取得して日本の空港で電子税関申告にパスポートとともに読み込ませれば、これまで長く並んだ有人カウンターの列に並ぶ必要はなくなります。また新規登録で行った旅行者やパスポート情報の入力は次の回から不要。自動化ゲートを利用して到着ロビーに出ることができます。
もし登録しない場合はコロナ禍前と同様、機内で配布される税関申告書を必ず記入して、有人の税関カウンターに並びましょう。日本は水際対策撤廃以降、訪日外国人観光客がどっと増えおり、中国の団体旅行も戻ってきました。こうなると話は別。税関はどこの国の人も必ず行うことなので、日本帰国者と訪日外国人観光客の列がずらーっと長蛇になることが予想されます。もちろん旅行がオフシーズンの場合は別ですが、それぞれの国に長期休暇があることをお忘れなく。年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み以外のすいている、すいていないは予想できません。
特に空港を出る時間に終電に間に合うかなあ…と、心配しているような方や、空港を出てから先にまだ長い移動が残っている場合は、「Visit Japan Web」の税関申請登録をおすすめします。
登録方法は、日本帰国についての項目で詳しく解説しますね!
円安でもお手頃なバリツアーはある!
大人気の旅行先であるバリ島。円安で、燃油サーチャージが高い今こそ、少しでも早く予約してお得な価格で海外旅行に出かけたいものです。
飛行機の席やホテルの部屋が埋まれば埋まるほど、航空券もホテルも高くなっていくんですよね。だから早く予約した方がお得なんです。
ハネムーン、女子旅、カップル旅、一人旅、友達同士の旅、そのスタイルでも極上のリゾートが楽しめます。ゴールデンウイークや夏休み、年末年始などのピークシーズンは、かなり早めに予約しておくことをおすすめします。
とはいえ…こんなに海外旅行が高額だったら国内旅行でいいような気も…。
だめっ!あきらめないで!
じゃーん!!
見つけちゃいました。ちょっと下のボタンをクリックしてみて!
トラベル・スタンダード・ジャパンのバリツアー安くないですか?早速チェック!おすすめは成田発の直行便のツアー。
どうしてこんなにお得なツアーが作れるのか確認してみたところ、このトラベル・スタンダード・ジャパンという旅行会社はバリ島に支店があるんです。
だからコスパの高すぎる内容と価格で、さらに現地のスタッフがいるから安心安全なんです。これってすごくないですか?
バリ島でのインドネシア入国は他国よりも申請するものが多いから、相談できる窓口があるのはありがたいし、万が一の緊急事態にも対応してくれる環境はありがたいですよね。
トラベル・スタンダード・ジャパンのとっても面白いバリ島スタッフさん
日本への帰国方法
日本国籍者はパスポートさえあれば日本入国に提示するものはなく、コロナ禍前と同じ入国が可能ですが、少し変わったことがあるので日本帰国の準備と入国、日本の空港の外に出るまでを順を追って詳しく解説します。
コロナ禍前と同じなのは、機内に預けた荷物を受け取ったら、コロナ禍前同様税関申請と申告を済ませなければ空港の外に出ることはできません。
2024年2月27日現在の税関申請方法は2つ。どちらも解説します
Visit Japan Web登録方法
用意するもの
・パスポート
・航空券
・WI‐FI接続可能なスマートフォンなど
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
筆者が登録してみたところ、一番面倒だったものがこのアカウント作成。10文字の暗証番号は大文字小文字、数字、記号を入れなければならず、OKがなかなか出ません!
最終的に自動生成して、Googleに保存するというGoogleの指示にしたがいました。
まずはアカウントを作ります
②利用者情報の登録
・画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。
こちらはアカウント作成時のみ登録すればOK!
③帰国便など質問に対する入力
※フライト情報などを必要。便名が必要なのでチケット準備をお忘れなく
④必要な手続きの情報登録
※現在日本国籍者の場合は、税関申請の登録のみ
⑤必要な手続き項目下にある「QRコードを取得」をプッシュし、QRコードを取得
※日本入国者は税関のみのQRコードを取得。
「Visit Japan Web」は翌年の年末まで登録可能。
直前に登録をしなくても良いため、日本出発時に入力を済ませることも可能。渡航後の入力が面倒であれば日本で入力して飛び立ちましょう。
ただし、帰国便の情報を入力する必要があるため、航空券を購入してからでなければ入力できません。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
ちなみにVisit Japan Webは以下の点がとても便利!
①海外旅行前に入力できる
旅行の翌年の年末まで入力できるVisit Japan Web。余裕で日本出発前に入力が可能です。
②同行の家族分が1アカウントで申請できる
Visit Japan Webは一つのアカウントで旅行に同行する家族全員分の登録が可能です。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
デジタル庁公式サイトより※日本人は税関申告のみでQRコードが必要
日本の空港に到着後では各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになりますが、2024年2月27日現在は、日本国籍者は税関審査迄不要。
日本国籍者の入国は、自動ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけで、有人カウンターに並ぶ必要は一切ありません。コロナ禍中の空港整備でとても便利になっていたのです。
後はバゲージテーブルで機内にに預けた荷物を受け取りますが、荷物が出てくる前にVisit Japan Webの税関からQRコードを取得し、電子申告機でパスポートとQRコードを読み込ませます。
羽田空港国際線ターミナルはバゲージテーブルのすぐ近くに読み込み機があり、係員の方が説明してくれるのでとてもわかりやすかったですよ。
荷物を受け取った後は、自動ゲートへ。
デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。
Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書
Visit Japan Webで税関申請しない場合
Visit Japan Webに登録しないとまずいんじゃないの?という時代は終わっています。義務ではありません。また、そこまで「まずいんじゃないの?」と思うこともありません。
ただし税関申告をしないと到着ロビーに出ていけないので、以下のことを忘れずに。
①日本帰国の機内で配布される税関申告書を記入
②機内で受け取り忘れた場合は、空港の手荷物受取所近くに税関申告書がおいてあるので記入
③有人の税関申告カウンターの列に並ぶ
時間がかかるだけで、やる事はコロナ禍前と同じです。シーズンオフで混みあわない時間であれば登録しないのも手ですが、この所の訪日外国人観光客の増加は想像を超えています。日本の旅行のピークシーズンではなくても、各国に長期休暇のシーズンがあるため、帰りの終電が気になる人などは、Visit Japan Webを登録しておいた方が無難です。
ケチャダンス、見に来いよ!
バリ島ツアーも再開予定!面倒くさいと感じた人はツアーで行こう!
何だかアライバルビザとか、Web税関申告書とか、バリ島観光税導入とか。面倒くさいなあ…と思っている方。少しでも楽に安心してバリ島に行けるように、まずツアーでリハビリしませんか?
楽に行ける方法、あります!
前述したトラベル・スタンダード・ジャパンは燃油サーチャージや物価が高い昨今とは思えないお得なツアーばかり。
困った時には担当者もいる上に、現地スタッフもいるから安心です。
お得なツアーはこちらから!
トラベル・スタンダード・ジャパンのバリ島ツアーはアレンジ自由自在!
「価格の安さ」と「対応スピード」はもちろん、旅の「質」が高いことも顧客満足度が高くリピート数が多い理由です。予算や不安なことを話せば、今の現状に合わせて渡航プランを一緒になって考えてくれますよ!