【2024年最新】5つ星エアライン・シンガポール航空でロサンゼルスへ!2024年11月搭乗記
航空会社格付け調査会社『スカイトラックス』が実施する「ワールド・エアライン・アワード」の「ワールド・ベスト・エアラインズ」において1位常連のシンガポール航空。アジアやオーストラリア、アメリカなど、世界各地に就航する充実のフライトも魅力の1つ。今回は旅行会社スタッフがロサンゼルスまで実際に搭乗した体験記をご紹介♪空港カウンターの様子や機内食など、たくさんの写真と共にレポートします!
シンガポール航空ってどんな会社?
アジアのみならずモルディブ、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカなど世界各国に就航するシンガポール航空は、シンガポールのチャンギ国際空港を拠点とする航空会社です。コンセプトは「最新鋭の翼とやさしいおもてなし」。世界で最も権威があると言われる航空会社の格付け調査会社『スカイトラックス』が主催する「ワールド・ベストエアライン」で常に1位を争うほど評価が高く、世界でも数少ない「5スター エアライン」にも認定されています。
2024年12月現在 成田~ロサンゼルス フライトスケジュール
シンガポール航空直行便の北米路線は、成田~ロサンゼルスのみの就航となっています。2024年12月現在の成田~ロサンゼルスの最新フライトスケジュールは下記の通りです。
成田発 18:15 ⇒ロサンゼルス着 11:15
ロサンゼルス発 12:45 ⇒成田着 17:40 (翌日)
※時期により異なります。
成田空港レポート(チェックイン~出国審査)
ここからは11月中旬に実際に搭乗した時の様子をレポートしたいと思います!結論から申し上げますと、大満足!お気に入りの航空会社になりました!それでは、当日の手続きの流れから機内の様子まで、たくさんの写真と共にお伝えしていきます!
シンガポール航空12便ロサンゼルス行きは18:15出発予定でしたが、コロナ以降初となる海外旅行に浮かれた筆者は、張り切って13時過ぎに成田入り。さすがにこんなに早く到着する必要はありません(笑)。出発の2時間前には到着できるように、空港に向かってくださいね。
最終行に辛うじて表示されているSQ12・・・出発5時間前はさすがに早すぎました(笑)
チェックイン・荷物の預け入れ
シンガポール航空のカウンターは成田空港第1ターミナル南ウィング4FのGカウンターにあります(変更となる場合もありますので、当日空港の案内をご確認ください)。もちろんこの時間はカウンターすら開いていません。この日は15:15にカウンターがオープン予定だったので、14:50くらいに自動チェックイン機(キオスク)でチェックインを済ませました。カウンターでチェックインと受託手荷物の手続きをすると思っていたのですが、成田空港では荷物の預け入れだけをカウンターで行う流れになっていました。自動チェックイン機でのチェックイン、搭乗券とバゲージタグの印刷を済ませた上で、カウンターに並びましょう(ロサンゼルスでの手続きはすべてカウンターで行いました)。また、オンラインでは出発48時間前よりチェックインが可能です。
15:00くらいに列に並ぶと、ビジネス・エコノミーともに7組ずつくらいの方がいらっしゃいました。この時点で日本人は我々のみ、インバウンドの方が多い印象です。列に並んでいる最中、グランドスタッフによるパスポートと搭乗券の確認、顔確認(マスクを外して)がありました。さらに「荷物は自分で準備したのか?」「Wi-Fiやノートパソコンはある?自分で使うもの?」といった質問を受け、確認が終わると搭乗券にハンコが押されました。
そうこうしている間に15:15になり、定刻通りに案内スタート!シンガポール航空では1人23kgまでの荷物を2個まで預けることができます。10分弱並びましたがすんなりと手続き完了。列を見ると長蛇の列になっていました。旅行では早め早めの行動が重要です!
座席指定
シンガポール航空は混み合うことが多く、並び席はチェックイン時の座席指定では難しい・・・という情報を見たため、事前に有料での座席指定をしていました。しかし、その時に指定できる座席がかなり限定されていたため、チェックイン時にもし座席指定できる枠が解放されていたら別の席に変更したいと考えていました。が!旅行準備に追われ、なんとオンラインチェックインをすっかり忘れていたのです!!当日、自動チェックイン機にて確認すると、すでに選ぶ余地がなく、事前に指定した席にそのまま確定となりました・・・。おそらく、オンラインチェックインをしていれば、座席をある程度選べたのではないかと思いますので、できるだけ早めにチェックインすることをおすすめします。(実際、帰りの便で早めにオンラインチェックインをしたら、たくさん解放されていて、希望の座席を選ぶことができました!)
保安検査・出国審査
この日は平日ということで混雑はなく、10分くらいで保安検査を通過!海外へ行くたびになぜか高確率で手荷物検査にひっかかってしまう筆者、今回も例外なく引っかかりました・・・。おそらくタンブラーを持ち込んだことが原因だと思われます。タンブラーは手荷物での持込OKですが、保安検査では中身を空にしておく必要があるので、そのチェックで引っかかった模様。トレーに出しておくべきだったのか・・・。
いよいよ出国審査へ!!日本とはしばしお別れです!
そして、数年ぶりに来た成田の出国審査。これが噂の顔認証!ハイテク!と感動する一方、認証されなかったらどうしよう・・・と内心ドキドキ。前にいらっしゃった海外の方は、パスポートの置き方が悪く、なかなか感知されずお困りの様子でした。パスポートをかざす部分は横見開きの状態で、カバーは付けたままでも認識されました。カメラをじーっと見つめて・・・認証OK!!ゲートを通過後、そのまま出てしまうと出国スタンプは押されません。出国スタンプが欲しい方は係りの方に申し出れば押してくれるのでお忘れなく。
シンガポール航空 機内レポート(成田~ロサンゼルス)
ここからは搭乗、そして機内の詳細について、帰りの便で撮影した写真も交えながらご紹介していきます!
いよいよロサンゼルスに向けて出発。搭乗券にも書かれていましたが、出発時刻の30分前から搭乗案内が始まりました。座席番号によりグループ分けされているので、案内されてから列に並びます。
搭乗口でイヤホンが配布されるイヤホンを受け取り機内へ!ロサンゼルス線はボーイング777-300ERを採用しており、エコノミークラスの配列は3-3-3の仕様になっています。周りには空席もあり、搭乗率は90%程度。3席をお1人で使っている方もいらっしゃいました!
イヤホンは次回の搭乗でも使えるようです
座席まわり・アメニティ
座席にはすでに枕とブランケットがセットされていました。モニターの下には充電ポートも完備!ただし、離着陸時にはコードを外すよう指示があるので注意してください。テーブルは半分の状態にして物を置ける仕様になっていて、鏡も付いています。個人的には深さ・大きさの違うポケットが完備されていたシートポケットが◎入れるものによって使い分けることができたので便利でした!また、行きの便では見当たらなかったのですが、帰りの便のトイレには歯ブラシが置かれていましたよ。細かな心配りが素晴らしいです。
機内エンターテインメント
シンガポール航空独自のエンターテインメントシステム「クリスワールド」では、映画・テレビ・音楽・ゲームなど1,900種類ものコンテンツを楽しむことができます。個人的な感想ですが、ディズニー映画がたくさん揃っている印象を受けました!『塔の上のラプンツェル』『カーズ2』『ファインディング・ニモ』『インサイド・ヘッド』『トイ・ストーリー』などは、日本語音声に対応◎『メリダとおそろしの森』実写『アラジン』『リロ&スティッチ』『モンスターズ・ユニバーシティ』『カールじいさんの空飛ぶ家』などは日本語音声なし、字幕のみでした。
いつも機内ではフライトマップをひたすら眺めている筆者ですが、今回はアナハイムのディズニーが目的なので、『カーズ2』を観て一足先にラジエーター・スプリングスの世界に没入していました♪帰りの便もラインナップは同じ。帰りは周りに日本人が多く、偶然視界に入った3つのモニターで『カーズ2』が流れていたのは面白かったです。きっと皆さん、素敵なアナハイム旅行の余韻を楽しんでいたのではないでしょうか。
Wi-Fi
エコノミークラスのお客様は2時間限定だった無料Wi-Fiサービス。なんと2023年7月より、ある条件をクリアすればエコノミークラスでも無制限に利用することができるようになったのです!それは、クリスフライヤー会員になること!クリスフライヤーはシンガポール航空のマイレージプログラムの名称で、16歳以上であればどなたも無料で登録することができます。航空券の予約をした後でも、クリスフライヤーに登録して会員番号を予約情報にリンクさせることができます。旅行出発の前に、会員登録と予約情報への紐づけまではやっておきましょう。
Wi-Fi速度は、画像が多いものなどは読み込みに時間がかかりました。フライト中にもSNSの閲覧、LINEでのメッセージのやり取りは可能です。ネット検索は出来なくはないですが、やはり低速であることは否めません。なにしろ会員登録さえすればエコノミークラスでも無料、かつ、無制限ですからね。贅沢は言えません!!使えるだけでありがたいと思いました。
スナックサービス・機内食
離陸後、約1時間ほど経った頃、ドリンクとスナックが配布されました。ラーメンスナックのようなものや豆菓子、おかきがミックスされているもので、スパイシーな濃いめの味が美味しかったです!そして、お待ちかねの機内食は離陸して約2時間後に配布が始まりました。1回目は牛丼をチョイス。副菜には蕎麦、ロールパン、クラッカーとチーズが付いてきました。お味はとても美味しかったです!!牛丼に添えられた人参の飾り切りにもおもてなしの心感じましたし、バター1つとってもクオリティが高かったです。食後にはハーゲンダッツのバニラ!帰りの便はチョコレート味で、飽きないように配慮してくれているのかなと地味に感動しましたよ。
航空会社によっては消灯中にミッドフライトスナックという軽食を配ることがありますが、こちらの便では配布はなく、CAに申し出ればスナックを頂くことができました。キットカットやドリトス、グラノーラバー、ポップコーンなどがありましたよ!帰りの便ではギャレー内に自由に取れるように置かれていて、スナック類の他サンドウィッチのような軽食も準備されていました。
色々用意してくださり助かりました!
2回目はチキン南蛮とピラフをチョイス。みかんゼリーとフルーツ、クラッカーとチーズが付いてきました。こちらも美味しかったですねー。機内食っぽくないという言うか、特にチキン南蛮は居酒屋さん等で普通に提供されて美味しく頂ける!という印象です。少なくとも、筆者が今まで食べた機内食の中では、シンガポール航空は断トツ1位のクオリティです!
シンガポール航空初フライトの感想
「海外旅行ではできるだけその国の航空会社を選んで、フライト中から現地にいる気分に浸りたい!」という、謎のポリシーを掲げていた筆者。今回、その想いは一瞬にして崩れ去りました!もう、ロサンゼルス、アナハイムに行くならシンガポール航空一択です!
ロサンゼルスが見えてきた!楽しいフライトだったなぁ・・・!
まず、機内食が本当に美味しかった点。機内食でこんなに美味しいって今まで思ったことないよね?と、同行者と話しながら食べていました。また、円安で少しでも渡航前の出費を抑えたかったので、他社と比べて航空券代金がお値打ちだった点にも満足しています!時期にもよりますが、成田~ロサンゼルス往復が8~9万円台ということも!シンガポール航空は総額運賃表示を導入しており、シンプルでわかりやすい料金体系である点も好印象でした。イマイチだった点を絞り出すなら、フライトマップがやたら3Dのような感じハイテク過ぎて、パッと見てどこを飛んでいるのか分かりづらかったことくらいです(笑)これは多くの方にはどうでもいい部分だと思いますので、個人的には非の打ちどころが見当たらない航空会社であると感じました。
宇宙規模の壮大すぎるフライトマップ
また、サービスの面で驚いたことが。消灯中に炭酸が飲みたくなり、ギャレーにいたCAに尋ねたところ、「お席までお持ちします」と。程なくして、スプライトをトレーに乗せたCAが一直線に筆者の座席へと向かってきました。席数が多いエコノミークラスで、座席番号を伝えたわけでもありませんし、ましてや消灯中の薄暗い機内の中です。CAの持ち場はエリアで分かれているので、自分が担当する範囲の乗客の顔はある程度覚えているのかもしれません。ですが、1人1人の顔をしっかり見て、きちんとサービスをしてくれている証なのではないかと思い、とても嬉しい気持ちになりました。細かなことかもしれませんが、満足度で評価を得るというのはこのような努力の賜物でもあると思いました。
シンガポール航空でお得に快適なアメリカ旅行を!
「ワールド・ベスト・エアラインズ」の輝かしい受賞歴と評判の高さに加え、時期によってはLCC並みの破格の料金でロサンゼルスへ行ける、夢のようなシンガポール航空。メジャーリーグで活躍するあの日本人選手の影響もあり、来年春以降のロサンゼルス旅行のご予約を早くも続々と頂いているんです・・・!さらに、来年はアナハイムのディズニーランド・リゾートが開園70周年を迎え、ますますロサンゼルス線の需要が見込まれます。早めの計画で、お得で快適なシンガポール航空でのアメリカ旅行に行ってみてはいかがでしょうか?
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