シドニー、ゴールドコースト（オーストラリア）旅行体験記・レビュー『財布を紛失するアクシデント発生！オーストラリアの人々の温かさに触れた旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのオーストラリア旅行をお楽しみいただけます。
オーストラリア旅行の訪問スポット
オーストラリアのゴールドコースト、シドニーの2都市へ
ゴールデンウィークを利用して、オーストラリアへ行ってきました。オーストラリアは車も鉄道も日本と同じ左側通行で、チップ制もなく、治安も良好で現地の方もリュックを背負っていました。
先住民系、白人系、オセアニアのアジア系でほとんど占められ、バスの運転手さん、お店やレストランの方、街路を行き交う現地の方、皆さん観光客への対応は大変気さくで、ヨーロッパやアメリカで時々何となく感じる、アジア系に対する差別のようなものは全く感じませんでした。
また、事前情報では喫煙に大変厳しい国とありましたが、空港外やホテル外には必ず喫煙室があり、街路でもスチールゴミ箱横では喫煙可、愛煙家としては助かりました。
財布を一時紛失するというアクシデントもありましたが、とても満喫した旅になったのでご報告いたします！
ゴールドコーストを経由してシドニーへ
初日は成田空港を夜出発してゴールドコーストで国内線に乗り換えシドニーへ。ゴールドコーストの空港はこぢんまりして乗り換えもわかりやすく、空港外の左隅の茂みの中に喫煙室があり、ありがたかったです。
現地時間2日目の朝、シドニーに到着しました。気候は日本とあまり変わらない気がしました。
鉄道の「オパールカード」を購入して移動
空港ではホテルに向かうため、鉄道のオパールカード（最低35ドルから）を購入しました。こちらは日本でいうスイカと同じ入場時と退出時にタッチするタイプで、残高が減ると駅の専用機で10ドルからチャージ可能になります。空港からホテル最寄りのセントラル駅まで鉄道で所要時間20分程でした。
お昼前にホテルチェックイン後、再び鉄道を利用してオペラハウスのあるサーキュラー・キーへ行き、周辺を散策しました。アンガスビーフの有名店で夕食を食べましたが、日本のステーキの方が美味いようにも感じました（笑）。
3日目、ブルーマウンテンとクルーズツアーに参加！
世界遺産ブルーマウンテン＋帰路クルーズ付き（英語）のツアーへ参加しました。オーストラリアの雄大な自然は素晴らしく、帰路のクルーズがサーキュラー・キー湾に入ると、ライトアップされたオペラハウスが船上から間近に見ることができ、大変美しかったです。
夕食は湾沿にある有名レストランのオープンテラスで、サーキュラー・キーの夜景を眺めながら海鮮サラダ、生岩牡蠣、海鮮パスタ、ワインを堪能しました。メニューはipadの写真で選べて便利でしたね。生岩牡蠣は小振りなのに結構な値段がしました。
オーストラリアの雄大な自然、ブルーマウンテンズ
生岩牡蠣を食べました！
大自然と人の優しさに感動！ゴールドコースト＆シドニーへのツアーはコチラ
4日目、市内散策とオペラハウス内の見学へ
見学は日本語訳付きで25ドル、所要時間は約30分でした。そのあとはオペラハウス間近の湾沿いにあるカフェレストランのオープンテラスで、湾内の景色を眺めながら人懐っこいカモメ達と一緒にマッタリと過ごしました。日本にはないゆったりとした時間が流れていた気がしますね。
オペラハウス内の見学
シドニー市街地の散策へ
大自然と人の優しさに感動！ゴールドコースト＆シドニーへのツアーはコチラ
オパールカードのちょっとしたアクシデントも…!?
その後鉄道移動中にオパールカードの残高が少なくなったので、専用機で10ドルチャージしましたが半端な金額しかカードに反映されず…駅員に伝えたのですが、運営会社が違うので対応できないと言われてしまいました。また、全くの同一行動なのに、同伴者のカード残高だけ私のより少なくなっていくという不思議な現象も発生。入退時のタッチ方法にコツが必要なのかもしれません。
夕食はホテル近くにあったアジアン料理のレストラン街でタイ料理を食べました。何店舗もある中から気に入った料理を個別にテイクアウトして、街内にあるテラスで食する形式です。地元の人達でごった返していましたが楽しい時間を過ごすことができました。アルコールはアサヒのスーパードライの小瓶を初めてラッパ飲みしました。
5日目、シドニーからゴールドコーストへ
午前中にシドニーからゴールドコーストへ飛行機で移動しました。空港からホテル（サーファーズパラダイス地区）まではタクシーが均一料金で65ドルでした。
ホテルに到着しましたが、昼前のためチェックインすることができず荷物を預けてサーファーズパラダイスの街やビーチを散策。コンビニでトラムとバス乗り放題のゴーカード（24時間券10ドル）を購入しました。気候はシドニーより暑く日本の初夏の感じ、どことなくハワイの雰囲気に似ている気もしました。
バスでメインビーチのヨットハーバーにあるマリーナ・ミラージュ・ショッピングセンターへ。ヨットハーバー沿いの素敵なオープンテラスレストランを見つけ、思わず夕食のテラステーブルを予約しました！その後ショッピングモールやヨットハーバーを散策し、モール内の陽気な店主のカフェで一服。
財布を紛失するアクシデントが！
夕食予約の時刻になったのでレストランへ移動した所でアクシデントが発生。
「財布が無い！」
途中で立ち寄ったカフェしか考えられず急ぎ戻ったが既に店は閉店。隣のショップの方に事情を説明しましたが、店主の電話番号までは知らず、モール内の管理事務所も既にクローズとのこと。急いでクレジットカードの使用停止を行い、財布内の日本円は半ば諦めて、気持ちを切り替えレストランに戻り、予約をしたオープンテラスで夕食を楽しみました。
夕食の帰り、たまたま立ち寄り買い物をしたホテル近くのお店の女性店主が日本語が堪能で、今日の顛末を話したところ、親切にもカフェの留守電に要件を入れてくれ、明朝も直接電話を入れてくれるとのこと、ただし戻ってくる可能性は薄いとのこと…。
それは重々承知している旨と明日の私のツアー予定を告げると、あれば直接お店に行って代わりに受け取ってくれるとまで言ってくれる親切さに心からに感動しました。
ヨットハーバー沿いの素敵なオープンテラスレストラン
オープンテラス にて夕食
6日目、トレッキングツアーと世界遺産スプリングブルック国立公園へ
オーストラリアの原生林をトレッキング中、なんと昨日の女性店主から財布があったと連絡をいただいたんです！
自分の不注意なのに周囲の方々のご親切に助けられ深く感謝しました。ツアーガイドに事の顛末を伝えると奇跡的と言われ、オーストラリアでのお礼方法を尋ねると日本式で良いのではと助言をいただきました。
原生林でのトレッキングを楽しみホテル帰着後、直ちにお店を訪ね無事に財布を受け取り、100ドルをお納めいただき深くお礼を述べ、追加で買い物をすると大変喜んでくれ良かったです。ついでに夕食のお店を推薦してもらい、賑やかなイタリアン料理でパスタとワインを堪能しました。
夜は世界遺産スプリングブルック国立公園・土ボタル鑑賞ツアー（日本語）へ参加しました。原生林の闇夜に浮かぶ土ボタルの白い光の群れに感動しました。聞けばキノコヒカエバエのミミズの様な幼虫が、餌をおびき寄せるために光るとのこと。ホタルとは無関係みたいです。
ゴールドコーストにてトレッキングツアーへ
7日目、財布を拾ってくれた店主と再会！
朝からゴーカード24時間券（10ドル）を買い求め、お礼のためバスでマリーナ・ミラージュ・ショッピングセンターのカフェを再訪。気さくな店主が私の顔を見るなり大きな体で挨拶のハグをしてくれました。重々お礼を述べ100ドルお納め頂くと大変喜んでくれ、何度も握手をして別れました。私も何だか晴やかな気分になりました！！
サーファイズパラダイスへ戻りトラムに乗りながら所々で降車して辺りを散策しました。明日の帰国準備のため、夕食とワインをテイクアウトして早めにホテル帰着。フロントで明朝の空港までのタクシーを予約しました。翌朝きっちり予約時間にタクシーが来てくれました。料金は65ドルの均一料金です。そしてシドニー空港から無事、成田へ帰国しました！
ホテルは朝食が美味しかったです
シドニーの「メルキュール シドニー ホテル」は部屋が明るくてキレイで良かったです。 ゴールドコーストの「マントラ オン ビュー ホテル」は照明が少し暗くて、年数が経っている感じはしましたね。 しかし両方とも朝食はバイキングで、食材も豊富、種類も色々あり美味しくいただくことができました。
飛行機はジェットスター航空を利用
ゴールドコースト〜シドニーの国内線の移動を含め、ジェットスター航空を利用しました。LCCのため、日本からオーストラリアの往復便には、機内食・アメニティパック（毛布）・ビデオ オン デマンド（モニター）のオプションをつけました。機内は比較的快適に過ごすことができましたね。
山舘さん、ありがとうございました！
担当の山舘さんは、質問にもすぐ返信してくださり、よく対応していただいたと思います。この度は本当にありがとうございました！ おかげさまで、気の緩みによるアクシデントも含め楽しい旅行になりました。1～2日で日本にいる感覚になり、つい気が緩んで思わぬ事を起こしましたが、現地の方のご親切に助けられ、人種や文化習慣の壁は幻想では、と思いました。笑顔と、「ハロー」「サンキュー」「グッバイ」の挨拶、そして「ポケトーク」があれば、還暦過ぎでも大いに楽しめるオーストラリア旅行でした。
