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ホーフブルグ

Vol.671

オーストリア 卒業、カップル旅行記

様々な場所で小さな音楽会が開かれていた音楽の都ウィーン! 音楽・芸術・歴史的建造物を存分に堪能できた卒業旅行

投稿者/旅行形態:
20代 / 卒業旅行、カップル旅行
滞在都市:
ウィーン(オーストリア)
旅行期間:
2023年2月9日〜2月16日の8日間

SCHEDULEお客様のご旅行日程

1日目
成田発〜ドーハ経由〜
2日目
ウィーン着(カタール航空)
ウィーン観光(ヴェルヴェデーレ宮殿)
【宿泊】ウィーン
3日目
ウィーン観光(シェーンブルン宮殿、シュテファン大聖堂、ウィーン国立歌劇場でオペラ鑑賞など)
【宿泊】ウィーン
4日目
ウィーン観光(ホーフブルク王宮礼拝堂、ヴォティーフ教会、市庁舎、ブルク劇場、クラシックコンサート鑑賞など)
【宿泊】ウィーン
5日目
ウィーン発〜グラーツ着(鉄道)
グラーツ市内観光
【宿泊】ウィーン
6日目
ウィーン観光(ホーフブルク王宮周辺、マリア・テレジア像、美術史美術館、国立図書館、クラシックコンサート鑑賞など)
【宿泊】ウィーン
7日目
ウィーン観光(アウグスティーナ教会、シュテファン大聖堂)
ウィーン発〜ドーハ経由〜
8日目
成田着(カタール航空)

ウィーン(オーストリア)旅行体験記・レビュー『様々な場所で小さな音楽会が開かれていた音楽の都ウィーン! 音楽・芸術・歴史的建造物を存分に堪能できた卒業旅行』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのウィーン(オーストリア)旅行をお楽しみいただけます。

オーストリア旅行の訪問スポット

ハプスブルク家の歴史を辿りに、オーストリアへ!

今回の旅行は「ヨーロッパに6世紀半も君臨したハプスブルク家の歴史的遺産や美術品をこの目でみたい!」という思いからスタートしました。ここ数年間、ヨーロッパ史に名を残した国王や王妃に興味を持って動画や本を見あさっていて、中でも中世から脈々と続くハプスブルク家に対する興味はひとしおでした。大学院卒業というタイミングもあり、パートナーに話して二つ返事で同意を得て、一週間ほどの旅行を決めました。御社を選んだのは他社と比べてお財布に優しかったからです。旅行を終えてみて、御社にお願いしてよかったと思っております。

実際に行ってみると、非常に治安が良く旧市街はそのまま世界遺産になっていて美しいので、女性の一人旅にもオススメだと感じました。現地では基本的に英語ができるので、あまり困ることはありませんでした。建築物はどれも荘厳で豪華、街を歩いているだけで興味深く、歴史の勉強をして行くともっと楽しめると思いました。

成田を出発して翌日にウィーンに到着! 早速ヴェルヴェデーレ宮殿へ

成田を出発しドーハ経由でウィーンへ。今回利用したのは「カタール航空」。機内食はボリュームがあって美味しく、CAさんたちも親切でした。ウィーンには翌日(旅程の2日目)のお昼過ぎに到着。今回の旅の滞在先ホテルは「ベスト ウェスタン プラス アメディア ウィーン」。清潔で気になるにおいなどもなく室内も綺麗でした。フロントには自動販売機もあり、すぐ隣がスーパーマーケットなので買い物も便利でしたし、地下鉄・トラムの駅も近くて良かったです。また、客室へ戻るのにフロントを通らなくてよいので、毎回スタッフに英語で挨拶しなくて良いという点が個人的には気楽で助かりました。

ウィーンに到着後は長時間のフライト後でくたくたでしたが、時差ぼけを治すために歩いて「ヴェルヴェデーレ宮殿」へ。有名なクリムトの『接吻』が目当てでしたが、上宮に一歩入った瞬間の豪華絢爛さには圧倒されました! 個人的にはヨーゼフ2世妃マリア・イザベラの胸像が見られたのが良かったです。

クリムトの『接吻』

クリムトの『接吻』

3日目はシェーンブルン宮殿や教会巡り、夜はオペラ鑑賞!

この日は観光・オペラ鑑賞と目白押し! まずは「シェーンブルン宮殿」へ。有名な『鏡の間』なども美しかったですが、動画や本でしか見たことのなかった本物の肖像画を見ることができ感動しました。大きくマリア・テレジア時代とフランツ・ヨーゼフ時代に分かれていて、日本語ガイドもあるので十分楽しめました。

この後、「シェーンブルン宮殿のグロリエッテ」のカフェでランチ。ランチの後はウィーン市内で「シュテファン大聖堂」「聖ペーター教会」を見学しました。聖ペーター教会では、パイプオルガンの演奏をしていました。その音色が荘厳で美しく、教会の椅子に40分も腰を下ろして聞き入ってしまいました。素晴らしかったです。内装もゴシック様式で豪華なので是非おすすめしたいです。

シェーンブルン宮殿

シェーンブルン宮殿

シュテファン大聖堂

シュテファン大聖堂

その後はザッハトルテで有名な「Demel(デメル)」へ。同じく有名な「カフェ ザッハー」と迷いましたが、甘い物があまり得意ではない2人なので、デメルの方が甘さ控えめということで、デメルに。30分くらい並んでようやく店内へ。実際いただくと、こちらも結構甘くて食べきるのは少し大変でしたが、とても美味しかったです!

デメルでザッハトルテ

デメルでザッハトルテ

夜は予約していた、「ウィーン国立歌劇場」で『椿姫』を鑑賞しました。最近のオペラは現代風にアレンジされていて、ツイッターを使った演出などもあり予想と大きく異なりましたが、それはそれで楽しむことができました。座席には日本語訳を表示してくれる画面もついているので、歌詞の内容を把握していなくても十分内容を理解できました。

ウィーン国立歌劇場

ウィーン国立歌劇場

ウィーン国立歌劇場の館内

ウィーン国立歌劇場の館内

4日目はホーフブルク王宮周辺の観光、夜はクラシックコンサートへ!

この日は「ホーフブルク王宮」周辺を観光しました。ウィーン歴史地区は街自体が美術館のようで、どこを歩いても美しかったです。早朝に「ホーフブルク王宮礼拝堂」の日曜ミサに参加しました。無料立ち見券でしたが、ウィーン少年合唱団の美しい歌声を聞くことができて大満足でした。何の縁故も知識もないカトリックのキリスト教のミサに参加できたことは、よい経験になったと思います。

ホーフブルク王宮礼拝堂の日曜ミサ

ホーフブルク王宮礼拝堂の日曜ミサ

その後、「ヴォティーフ教会」「市庁舎」「ブルク劇場」など散策し、ホーフブルク王宮へ戻り宮廷銀器コレクション、シシィ博物館、皇帝の部屋を見学。中でも、一王妃の人間の部分に焦点を当てたシシィ博物館は心に迫るものがありました。 エリザベートについて知識がないと楽しめないかもしれませんが、彼女が夫や子どもたち、自分についてどのように考え、苦しみ、旅を繰り返す人生を送ったのかを考えると、他人事ではないように感じられ、感慨深かったです。

夜は、クラシック・コンサートへ。前日シュテファン大聖堂の前で購入したチケットです。ウィーンでは毎晩いたるところで小さな音楽会が開かれており、音楽の都を肌で感じることができます。この日は小さなオーケストラが、モーツァルトやシューベルトを演奏していました。観光客だけでなく地元の若者たちも多くいて、ウィーンは音楽の都ということが身にしみました。休憩時間にはジュースやシャンパンを楽しみ、音楽の感想を述べあい、粋な夜を過ごしました。

音楽の都ウィーンの街並み

音楽の都ウィーンの街並み

5日目は、鉄道に乗ってグラーツへ。時計塔見学やお土産を購入

この日は鉄道に乗ってオーストリアの人口第2の都市「グラーツ」へ向かいました。時計塔までは息が切れましたが、グラーツの<オレンジ色の屋根と白い外壁の街並みは圧巻でした! アコーディオン弾きのおじさんがいるのも風流でした。小さなお店で絵を描いて生活しているという人と色々話をし、雨の日の夜のグラーツの絵を購入しました。普段ポストカードなどをお土産に買うのですが、絵はこれまた違った味があって素敵だなと思いました。のんびりと素敵な時間を楽しんだ、ウィーンからの日帰り旅行となりました。

グラーツの街

グラーツの街

グラーツの時計塔

グラーツの時計塔

6日目は再びホーフブルクを散策・観光、夜はクラシック・コンサートへ

この日はハンガリーへ行くことも考えていたのですが、ウィーンを楽しみ尽くすべく、まだ行っていない場所へ行ってみることに。まずは再びホーフブルク王宮を散策しました。

ランチは、老舗「Figlmüller at Wollzeile(フィグルミュラー・ヴォルツァイレ)」でいただきました。予約はしておらず営業開始前にダメ元で行ってみると、店員さんが快く中へ通してくださいました。その30分後にはあっという間に満席になったので、本当にラッキーでした!シュニッツェルとターフェルシュピッツを注文しいただきました。お皿からはみ出る大きなシュニッツェル! ボリューム満点でとっても美味しかったです。お隣の席の方が、店内にワンちゃんを連れてきているのが印象的でした。オーストリアは多くのレストランがドッグフレンドリーでワンちゃんを連れて外食できるそうです。日本では見られない光景に驚くとともに、犬好きの私はオーストリアのこの文化にとても感動しました。こういったその土地の文化に触れられることも、旅の素敵な思い出です。

大きなシュニッツェル!

大きなシュニッツェル!

ランチの後、「マリア・テレジア像」「美術史美術館」「国立図書館」と見て回りましたが、この日特に印象に残っているのは国立図書館です。世界一美しい図書館と言われるだけあって、様々な宮殿を見た後でも感嘆してしまうほど美しかったです。リアル・美女と野獣の世界でした。日本語ガイドもあり、かなり詳細に説明してくれるので、天井画をみながら十分に楽しめました。行って良かったです!

国立図書館

国立図書館

夜は再びクラシック・コンサートへ。前回行ったコンサートがとてもよかったので、再びチケットを購入して向かいました。クラシックには疎いパートナーも前回との違いや生の演奏を十分に楽しめたようで、日本のオーケストラも聴いてみたいね、なんて話をしながら帰路につきました。

コンサート会場

コンサート会場

旅の最終日!名残惜しい気持ちで帰路へ

旅の最終日です。ホテルをチェックアウトし、飛行機の時間まで少し時間があったので、ウィーン市内でお土産を物色し、「アウグスティーナ教会」を少し見て、最後は「シュテファン大聖堂」で見納めました。シュテファンスプラッツ駅で地下鉄に入るとき、ちょうど11:55だったのですが、教会の鐘がなり鳩が一斉に飛び立った光景がとても印象的でした。

近藤さん、ありがとうございました

少しでも費用を抑えたいこちらのワガママをきいていただき、丁寧にそして迅速に対応して下さってとても助かりました。御社にお願いしてよかったと思っています。おかげさまで、とても満足のいく旅でした。毎晩様々な場所で小さな音楽会が開かれており、観光客や現地の方々に混じってクラシック音楽を楽しんだのはとても良い思い出です。あまりに楽しかったので、帰国後は旅ロスで少し泣いてしまったくらいです(笑)。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

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