フランスの都市基本情報をご案内。パスポート・ビザ、両替・チップ、気候・服装、時差、交通事情などフランス旅行に役立つ情報をピックアップ!
【ビザ】6ヵ月間で90日以内の観光は査証不要。シェンゲン協定加盟国(※)。
【パスポート】パスポート残存期間がフランス出国時3ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上必要。
※シェンゲン協定とは、協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱いになり、入出国時に税関審査がないこと。日本など協定加盟国以外から入国する場合は、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受けることとなります。
※ビザ・パスポート等の情報は、予告無く変更になる場合がございますので、必ず詳細については、大使館・領事館へご確認ください。
※記載内容はすべて日本国籍の方の観光目的の場合のものです。外国籍の方、他目的の方は、大使館・領事館へご確認ください。
在日フランス大使館
Consulate General of France
住所:〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44
電話:03-5798-6000
通貨単位:ユーロ。補助通貨単位:セント。フランス語での読み方は「ウーロ」と「サンチーム」。
1ユーロ=100セント=約130円(2018年3月現在)。
紙幣は500ユーロ、200ユーロ、100ユーロ、50ユーロ、20ユーロ、10ユーロ、5ユーロ。硬貨は2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セント。
銀行または両替所で両替ができます。両替所は、ホテルや観光スポットなど多数の場所に存在するので安心です。両替所ごとに為替レートや手数料、営業時間などが異なるので、ホテルなどで確認しましょう。
また、ユーロへの両替は、現地で行うよりも日本で行うほうが一般的にレートが良いと言われています。もちろん現地の銀行や両替所で両替をすることはできますが、手数料が高く最終的にレートが悪いというケースも多いため、ユーロへの両替はできるだけ日本で行いましょう。
チップの習慣はありますが必須ではないため、快適なサービスを受けた際など、気持ちを示したい時に渡すと良いでしょう。レストランやタクシーなどで満足した場合の目安としては、支払額の5~10%程度、ホテルで何かお願いなどした際には、1ユーロくらいが適当です。
フランスの気候は日本と同じく四季があります。国土が広いので地方によって気候は微妙に異なります。全体的に温暖ですが西部と東部で、さらに北部と南部で異なります。 春は4月頃。乾燥しているので、夏はさわやかで過ごしやすい季節です。7・8月の日中は30℃前後になる日もあるが、朝晩は肌寒いこともあります。秋は雨が比較的多く、11月になると冬で、曇りがちの日が多くなります。
肌寒いため、セーターなどの必要な日も。南仏は、日中は半袖でも過ごせますが、朝晩は涼しいので、上着も用意していきましょう。
梅雨がないので乾燥しており、夏は比較的過ごしやすい季節です。ただし、天気が変わりやすく冷え込むことがあるので長袖の上着を持って行くと良いです。 南仏は日差しが強いので帽子を持参すると良いでしょう。
日本の秋と似たような気候ですが、10月に入ると冷え込みが厳しくなり11月に入ると冬に入り曇りの日が続きます。セーターや上着など冬物の防寒着を持って行きましょう。また雨が多いので折りたたみ傘があるとよいでしょう。
平均気温が日本より少し低めなので、十分な防寒対策を。 寒さが厳しいパリでは、厚手のコートや手袋、マフラーなどの防寒対策をするとよいでしょう。 南仏は、パリの晩秋くらいの服装でよいでしょう。
電圧は220Vで、周波数は50Hz、プラグはCタイプかSEタイプ。日本国内用の電化製品を使用する場合には変圧器とプラグアダプターが必要ですが、デジタルカメラ、PC、携帯電話などはアダプターを付けるだけで使えることが多いので、説明書を確認しておきましょう。
公用語はフランス語。ほかにブルターニュではケルト系のブルトン語(ブレイス語)、アルザスではドイツの一方言であるアルザス語、北部フランドル・フランセーズではオランダ語類縁のフランス・フラマン語、コルシカではコルシカ語、海外県や海外領土ではクレオール諸語など77の地域語が各地で話されています。
日本語は通じません。日本語表記についても、ごくまれに観光スポットのパンフレットやレストランのメニューに日本語の記載がある程度。
【フランスから日本への電話】
00(国際電話識別番号)
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81(日本の国番号)
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相手先の電話番号(市外局番の最初の0は取る)
【日本からフランスへの電話】
国際電話会社の番号:001(KDDI)/0033(NTTコミュニケーションズ)/0041(ソフトバンクテレコム)/005345(au携帯)/009130(NTTドコモ携帯)/0046(ソフトバンク携帯)
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010(国際電話識別番号)
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33(フランスの国番号)
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相手先の電話番号(市外局番の最初の0は取る)
公衆電話はほぼカード式で、テレホンカードは50度数と120度の2種類があります。郵便局の専用窓口、たばこ屋などで購入が可能です。カードが手元にない場合は、カフェやホテルの中の公衆電話を使用すると良いです。国際電話は公衆電話からかけることが可能です。ホテルの自室から電話をかけると、通話料に加えて手数料が発生します。
<鉄道>
TGV:専用線区間では最高時速300kmで走行する超高速列車。
ユーロスター:最高時速300kmの国際高速列車。パリ~ロンドンを最速約2時間15分で結びます。
タリス:パリ~ブリュッセルを経由、アムステルダム、ドイツのケルンを最高時速300kmで結ぶ新幹線。
プロヴァンス鉄道:ニース~ディーニュ・レ・バンの山岳景勝地を走る鉄道。
その他の鉄道:ユーロシティ、インターシティ等国際特急や急行のラピッド、エクスプレスなども運行。
<パリの交通手段>
地下鉄:地下鉄はメトロと呼ばれています。わかりやすいので旅行者に便利な交通手段です。
鉄道:RER(高速郊外鉄道)は各駅間の距離が長いので、郊外への移動に便利です。運休や遅延が発生することもあるので、時間に余裕を持って利用しましょう。
バス:タクシーよりかなり安く、市内だけでなく郊外へも運行しています。
日本との時差は8時間で、日本時間から8時間引くとフランス時間になります。つまり日本のAM7:00が、フランスでは前日のPM11:00 。これがサマータイム実施中は7時間の時差になります。サマータイム実施期間は3月の最終日曜AM2:00(=AM3:00)~10月の最終日曜AM3:00(=AM2:00)。