パリ（フランス）旅行体験記・レビュー『パリサンジェルマンのサッカー観戦をしたい息子、ルーブル美術館とモンサンミッシェルに行きたい母！母と息子（中2）のパリ凸凹2人旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのパリ（フランス）旅行をお楽しみいただけます。
思春期の息子がまさか一緒に行くと言うとは思わなかったのですが、
彼には良い経験、私にはとても良い思い出になりました
ベルリンから来てくれた友達家族と食事をしたり、モンマルトルの丘、オペラ・ガルニエ、パリ・サンジェルマン試合観戦、モン・サン・ミッシェル、ヴェルサイユ宮殿、オランジュリー美術館、ルーブル美術館、凱旋門、オルセー美術館、サント・シャペル教会に行きました。もちろん、シャイヨー宮からエッフェル塔のシャンパンフラッシュも見てきました。街並みも何もかもが素晴らしかったです。
息子が一番印象に残った「サント・シャペル教会」の外観
1～2日目 カタール航空にて羽田発、ドーハ経由でパリへ
16時前にシャルルドゴール空港に到着し、バスで市内へ移動。曇天でしたが、日本（関東）より暖かい日でした。そして「ベストウェスタンロンスレイオペラホテル」にチェックイン。ホテルをオペラ地区にしたことによって、とても観光しやすかったです。カタール航空での移動時間が長かったため、初日はスーパーで飲み物などを購入してホテルに戻り、お部屋でゆっくり休みました。
3日目 友人と久々の再会＆パリ観光
曇天一時雨で、少し寒い日でした。ホテルの朝食を軽めにし、オペラ座の前のCafe Entracteでベルリンから来てくれた友達家族と5人でランチ。久しぶりの再会がパリで、また子供達も歳が近くて盛り上がり、2時間以上一緒に過ごしました。その後オペラガルニエへ移動。すべてが素晴らしく、息子は何もかも写真に収めていました。
オペラガルニエ内部
パリは日が落ちるのが遅いので少し足を延ばしてモンマルトルの丘へ行きパリの眺望を望み、また移動してトロカデロ（シャイヨー宮）からエッフェル塔のシャンパンフラッシュを目の前で見ました。
4日目 息子の1番の願い、フランスでサッカー観戦！
曇天で少し寒い日でしたが、今回の旅で息子の1番の楽しみであるサッカー観戦のためパリ・サンジェルマンの本拠地「Parc de Princes」へ。この日は、パリ・サンジェルマンVS伊東純也選手と中村敬斗選手が所属するスタッド・ランスの一戦で、2対2ととても盛り上がった試合でした。隣の席のマダムが「観光で来たの？」と聞いてくれて、「後から紙が飛んでくるからフードを被って防ぐのよ！」と教えてくれるなど心温まる交流もありました。
サッカースタジアム
さすがに疲れたので、百貨店「ギャラリーラファイエット」で中華もどきを買ってホテルに戻りました。あまり美味しくなくて残念。
5日目 私のフランス旅行のメインのひとつ、モンサンミッシェルへ！
ラッキーなことにモンサンミッシェルは快晴で、素晴らしかったです！
雨のなか、朝7時20分にギャラリーラファイエット前に集合してモンサンミッシェルツアーに参加。バス移動がまさかの片道5時間でちょっとびっくりしましたが、そこは寝るなどして何とかなりました。
モンサンミッシェルに到着すると、この地域はいつも曇りがちなのにこの日は晴れていて、添乗員さんからも「ラッキーですよ」と言われたほど。「聖地巡礼とはこういう感じなんだ」とわかりましたし、とても清々しい気持になりました。もちろん、名物ふわふわオムレツもおいしく堪能しました。
モンサンミッシェル
オペラ地区に帰ってきたのが夜21時半でしたので、途中のサービスエリアで買ったPaulのキッシュロレーヌが夜ごはんとなりました。
6日目 豪華絢爛「ヴェルサイユ宮殿」に感動！庭園は次回のお楽しみ
朝8時20分にピラミッド駅近くのマイバス（JTB)オフィスに集合して、ヴェルサイユ宮殿午前ツアーに参加。あいにくの雨でしたが、館内見学だったため問題なし。ヴェルサイユ宮殿は絵画、調度品、何をとっても素晴らしく、そして美しく圧巻でした。ツアーガイドさんは話が面白い方で、とても勉強になり楽しい時間を過ごすことができました。ツアーではお庭を見る時間が含まれていなかったのですが、雨だったしまぁ良かったかな。今度フランスに来た際は、自分でヴェルサイユ宮殿を訪れてお庭を見たいと思いました。
ヴェルサイユ宮殿 鏡の間
13時ころオペラ地区で解散。さすがに少し旅の疲れが出たので、軽くご飯を食べてからホテルに戻り休憩。夕方は歩いて夕飯へ。この日はレストラン選びを息子に任せて、息子が感覚的に見つけたLe P’trt Pianoという店に入りました。オニオングラタンスープと鴨のコンフィを頼んだら、これがどちらも絶品！あまりにもおいしかったのであとからGoogleの口コミを調べたら評価も高く、今後はGoogleの口コミを参考にレストランを選ぶこととしました。
オニオングラタンスープと鴨のコンフィ
7日目 ミュージアムパス48時間を使って美術館巡り
雨は降りませんでしたが曇天の日、朝9時に予約したオランジュリー美術館（印象派とポスト印象派の美術館）へ。印象派の絵が好きで、その中でもモネは大好きなので360度モネの睡蓮に囲まれてとても心地よく、何度か見直したりしました。
オランジェリー美術館モネ
次にルーブル美術館へ。噂通りすごい人で、予約済みでしたが入場までに1時間弱並びました。中は広大で、あらかじめ調べておいたモナリザなどは迷わずに見られましたが、場所によっては1度出てからまたパスを見せて入る方が効率良いエリアもあり、足が棒になるくらい歩きました。
中にモンブランが有名な「アンジェリーナ」というお店があったので、そこにも並んでお茶をしました。上の方には印象派があり、偶然大好きなモネやシスレーなどが見られたのでラッキーでした。ルーブルを出るころには15時過ぎていましたが、そのころには入場の列がまったくなくなっていたので、ルーブルは夕方近くというか午後3時以降などに入場したほうが良いのかもと思いました。
夜のルーブル美術館前
その後はGoogleに頼って評価4.5のレストラン「Louise Cafe」を見つけ、牛肉のフィレと鴨のコンフィを頂きましたが、これまた美味しかったです！
その後ギャラリーラファイエットの中のドームの写真を撮りに移動し、屋上から夕焼けを見てホテルに戻りました。
ギャラリーラファイエット屋上からの夕焼け
8日目 パリ観光＆息子が選んだCOMBO Restaurantが大正解！
昼と夜2回通ってしまったほど絶品でした！
快晴で朝から凱旋門を登るために行くと、今日に限って13時からしか登れないとのこと…切り替えて予約済みのサント・シャペル教会方面へ移動。
凱旋門
その前にお腹がすいたのでGoogle評価4.8のCOMBO Restaurantへ。鴨胸肉のロースト＆オレンジソースとサーモングリルを頼むとどちらも絶品！今までで一番美味しいと、このお店を見つけた息子が大喜び！夜ごはんもここに来たいとつぶやいていました。
鴨の胸肉のローストとサーモングリル
大満足の昼食後は、サント・シャペル教会へ。全面がパリ最古のステンドグラスで覆われていてとてもきれいで、息子は観光地の中で一番印象に残ったと。
サント・シャペル教会 ステンドグラス
近くにあるノートルダム大聖堂はまだ修復中とはいえ外観に覆いはなく、たくさんの方が近くで見ていました。
その後オルセー美術館へ移動。大好きな印象派の絵画を満喫し、毎日1万歩を超えて歩き続けたので二人とも足が棒に。
オルセー美術館
それでも息子はどうしてもランチに行った店で最後の夜ご飯を食べたいと再びCOMBO Restaurantへ。店員のお姉さんも覚えてくれていました（笑）。スペアリブと豚の骨付き肉を頼み、これまた絶品。レストラン探しのコツと、自分が見つけたお店が美味しかった時の嬉しさを知った息子でした。
「COMBOレストラン」スペアリブ
途中に通ったサン・ミシェル橋からは行きはきれいな夕焼けを、そして帰りはエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見ることができました。とてもきれいでした。
サン・ミシェル橋からのエッフェル塔
帰国日 空港バスよりもタクシーのほうが便利＆お得かもです
これから行かれる方の参考になればと思います
最終日は小雨でした。ホテルのフロントで11時にタクシーを予約しておき、シャルルドゴール空港へ移動。
パリは空港までのタクシー代を地域毎に一律に設定しているようですので、帰りは空港バスではなくタクシーで行くことにしました。なぜならパリの地下鉄は全然バリアフリーではなく、行きに空港バスのバス停から最寄りの地下鉄駅まで移動するのに重たいスーツケースを持って何度となく階段を上り下りした苦い経験もあり、またコスト的にも大きな差が出ない（ホテルからバス停までタクシーにしようと思ったけど、そうするともうあまりメリットも出てこないことが分かった）ためです。タクシーは迎車代込みで65ユーロ（空港タクシーは55ユーロでそこに迎車代が上乗せ）でした。これからパリに行かれる方の参考になればうれしいです。
最後に、日本のパスポートはオートゲートで出国できるのですがそれは18歳以上のみだったらしく、息子を置いてフランスを出国してしまい、息子は1人で対面レーンに並び直されビビってました。17歳以下のお子さんと行かれる方はお気をつけてくださいね（笑）。それもまた旅の面白い思い出となりました。
芝田さん、お世話になりました。
手配前からいろいろ無理をお願いし、都度叶えてくださった芝田様には心から感謝しています。ご手配いただきまして、ありがとうございました。
