メルヘンの町!ローテンブルクの素敵な人気ホテル【おすすめ6選】
ドイツ内で一番美しい町と讃えられるローテンブルク。城壁内の町はメルヘンの世界が広がります。中世の街並みが残るローテンブルクでホテルに泊まるなら、町の雰囲気に合い歴史がある素敵なかわいいホテルがおすすめ。ローテンブルクは数百年前の屋敷を改装したプチホテルが主流です。ここではその中から特に人気のあるホテルを紹介します。
ドイツ「中世の宝石箱」ローテンブルクで泊まりたい人気のホテル
10世紀ごろローテンブルク公が築いた城が起源となる城壁に囲まれた美しい町ローテンブルク。「中世の宝石箱」と称され、数々の映画の舞台になっているこの町は、「ドイツの中で最も美しい町」と讃えられています。
テーマパークではありません!人が住む街です
幼い頃見ていた絵本の世界そのままの景色を求めて、世界中から人が集まる町ですが、町自体が小さいせいか日帰りのオプショナルツアーか、個人旅行でもミュンヘンやフランクフルトから日帰りの観光客が多いのも特徴。もちろん泊っている人もいますが「少ない日数でなるべく多くの都市をまわらなければ!」という旅を考えている場合は難しい・・・。
ローテンブルクの魅力は、ほんの数時間ではわかりません。1泊、できれば数泊してこの町で生活しているような気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。観光客の帰った夜、ワインバーで地元の人たちと話をしたり、まだ観光客のいない朝の町を散歩したり・・・考えるだけでわくわくしてきますね!
メルヘンな雰囲気の町では、その雰囲気に合ったホテルを選んで泊まりましょう。ローテンブルクは小さな町。ナショナルブランドのチェーンホテルやビルディングタイプのホテルはなく、かわいらしい三角屋根の古い建物や、貴族の屋敷をを改装したプチホテルが主流。
かわいいだけではなく、この町の歴史も一緒に感じられる人気ホテルを紹介します。
ホテルの看板も芸術的なまでに美しい!
ヒストリックホテル ゴティシエス ハオス (Historik Hotel Gotisches Haus)
様々な歴史と逸話を残すヒストリックホテル ゴティシエス ハオス (Historik Hotel Gotisches Haus)。13世紀にフランシスコ会修道院のパン屋としてオープンし、修道士たちはこの店のワインセラーにワインを保管していました。 皇帝や皇太子やが住んだという逸話も残る建物で、2002年~2003年に改装。ホテルとしての歴史をスタートさせます。
可愛らしい風貌に似合わない歴史を持つホテル
ホテル名の「ゴシティエス」とは英語で「ゴシック」のこと。外観からはそれはわかりません。しかし館内と客室の雰囲気を見ると、その意味がよく理解できる重厚な空間です。
ローテンブルクのホテルの中でもトップクラスの人気を誇りますが、その人気の秘密は客室の居住性。700年もの歴史的価値のある建物を改装していながら、部屋の広さ、広いバスタブのあるバスルームなど快適そのもの。可愛らしい外観と異なるゴシックな造りの館内・客室とも、ミステリアスでクールな雰囲気が漂います。リピーターに「ローテンブルクのではこのホテルが一番」と言わしめる理由があるホテルです。
建設当時の建物の面影を大切に造られた居心地の良い客室
木のぬくもりと石の冷たさが独特な空間を生む
所在地: Herrngasse 13, 91541 Rothenburg ob der Tauber,
アクセス:ローデンブルク中央駅から徒歩約12分
ロマンティック ホテル マルクシュトゥルム(Romantik Hotel Markusturm)
1264年築の建物をホテルに改装。マルクス塔のたもとに位置し、ローテンブルク駅のを降りて駐車場のほうに歩き約10分ほどと、旧市街のホテルの中では一番駅に近く、旅行者にはうれしい立地。朝食も美味しいと評判。ホテルメイドのパンでもてなしてくれます。スタッフのあたたかな対応もうれしくなる、素敵なホテルです。
窓辺にお花がいっぱい!
リノベーションされたとはいえ昔のまま残る梁や柱も
客室のインテリアや造りはそれぞれ異なり、リピーターは毎回違うタイプの客室に泊まろうとリクエストするのだそう。確かに全ての部屋に泊まってみたくなるような、わくわくする造りです。どの客室も町の可愛らしい雰囲気に合わせたロマンティックなデザインばかり。いずれも広めの客室で、ヨーロッパのホテルでは水回りに不満が残ることも多いですが、新しくリノベーションされ、快適な使い心地。
リピータ―は毎回違うタイプの客室をリクエストするのだそう
所在地:Rödergasse 1, 91541 Rothenburg ob der Tauber
アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約10分
ホテル アイゼンフート(Hotel Eisenhut)
貴族の屋敷を改装した中世の世界をそのまま残すホテル
ローテンブルクの観光の中心は城壁内のマルクト広場。そのすぐ近くに建つ貴族の邸宅を改装したホテルが「ホテル アイゼンフート(Hotel Eisenhut)」。12世紀に建てられたメイン棟を中心に、全て16世紀までに作られた古い貴族の屋敷をリノベーションし、ホテルとしての営業は1890年という、ローテンブルクでは屈指の老舗ホテルです。
ドイツ語で「鉄兜」の意味を持つホテル。看板も鉄兜!
ロビーに足を踏み入れれば貴重なアンティークな、歴史を感じさせる装飾品の数々に圧倒されます。
重厚な雰囲気のロビー。貴重なアンティークも多い
客室は機能性がありながら可愛らしくまとめられたモダンスタイルから、眠りに就いたら中世の夢をみてしまいそうなクラシカルスタイルの客室まで様々。予約の際はホテルのホームページを見ながら好みのタイプをリクエストした方が確実です。
詳しくは下記のブログに書かせていただいたので、興味のある方はお読みくださいね!
①クラシックタイプの客室
所在地:Herrngasse 3-5/7, 91541 Rothenburg ob der Tauber
アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約12分
画像出典:①のみHotel Eisenhut
ホテル ローター ハーン(Hotel Roter Hahn )
素晴らしいローテンブルクの町は、このホテルのあるこの建物から生まれた英雄がいなければ、残っていなかったのかもしれない!?・・・マルクト広場からすぐのピンク色の建物が愛らしいプチホテル「ホテル ローター ハーン(Hotel Roter Hahn)」のある建物は、14世紀に建てられました。
ローテンブルクを救った英雄としてその名を馳せるゲオルク・ヌッシュ市長の生まれた家です。 1631年の30年戦争で敵軍に包囲され、敵の将軍が「3.25リットルのワインを一気飲みできる人がいればら町を救う」と言われ、名乗り出た上に一気飲みに成功したというから驚き。
そんな英雄の家に泊まって、ローテンブルクの歴史に思いを馳せながら過ごしてみては?
併設のレストランも有名!
館内至る所がドイツの民家風。リラックスして過ごせます
ぬくもりある木を家具と、白を基調とした清潔感のある客室は、ローテンブルクに住んでいるような居心地の良さを感じさせてくれます。ただしプチホテルなのでアメニティは揃っていません。お気に入りのボディソープやシャンプー、歯みがきセットを自分で持って行くようにしましょう。
ゆっくり寛げる素朴な造りの客室
所在地:Obere Schmiedgasse 21 ,Rothenburg
アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約12分
ヘルンシュロッシェン(Hotel Herrnschloesschen)
11〜12世紀に建てられた、1000年の歴史を誇るローテンブルクの最古の建物を全面的に改装。2010年6月にオープンしたホテル。デラックスルーム4部屋、スイートルーム4部屋と、客室数わずか8室という小さなホテルですが、そのホスピタリティーに対する評価が高く、トリップアドバイザーで常にトップをキープする人気。
このホテル自体は4つ星ホテルですが、到着時にウェルカムシャンパンを出してくれるような、歓迎ムードの高いお出迎えや、ひとり一人のゲストの予定を聞きながら、朝食の時間を決めてくれる細やかな対応は、ラグジュアリーホテルを超えるものです。そしてその朝食も、フリーオーダー制。好きなものを好きなだけいただけます。
ローテンブルクで最も古い建物のひとつ
チェックイン後に、ウェルカムドリンクでもてなしてくれる ロビー
各客室にテーマのある名前が付けられていて、デラックスルームは27m2スイートルームは40m2からとコンパクトながら、優雅に寛げます。アメニティはフランスのスパブランド「アンセモナン」、そしてミニバーや冷蔵庫の飲み物はフリードリンクというから驚きです。
そしてこの規模のホテルにリラクゼーション設備があり、サウナもあります。長旅の疲れが吹き飛びますね。
一つひとつコンセプトが異なる客室
所在地:Herrngasse 20, 91541 Rothenburg ob der Taube
アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約14分
ブルクホテル(Burg hotel)
城壁に囲まれたローテンブルク。その中でも一番奥にあり「駅から石畳を歩くのが大変そう」と思われてしまうブルクホテル。実は実際その通りなのですが(笑)、その立地がありながらもリピーターが多い上に、トリップアドバイザーで常に上位の人気を誇る3つ星のプチホテルです。なんと言ってもローテンブルクを代表する城壁と一体化してしまったかのような建物が凄い!
このホテルのオーナーは、宿泊したらみんなが好きになってしまう、優しいおじいさん。ホテルの名物的存在で、ほっこり癒されます。
城壁の向こうはタウパー渓谷。素晴らしい自然を眺めながら過ごすことができます。 また、どうしても駅との距離が気になり、荷物が多めである・・・ということであれば、駅からタクシーで行った方が良いでしょう。€7ほどです。
城壁の際にあるホテル!
タウパー渓谷の眺め
客室には渓谷側、中庭側、入口側と眺望が分かれるので、リクエストが必要。エレベーターはありませんが、心配は無用。スタッフの方が運んでくれるので安心です。各部屋とも造りは違うものの、ナチュラルな木が使われていて、居住性抜群。12世紀に造られた建物を改装したホテルながら、バスルームがとてもきれいにリノベーションされていて、使い勝手が良いと好評です。
様々なタイプの客室があり、また違う部屋に泊まりたくなる!
所在地:Klostergasse 1-3, 91541 Rothenburg ob der Tauber,
アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約20分
画像提供:Burg hotel
ローテンブルクの歴史と共にある素晴らしいホテルMAP
ドイツが誇る「中世の宝石箱」ローテンブルクに泊まりたい!
絵本の中の世界に泊まってみたい!誰もが一度は考えたことがあると思います。しかし「かわいい!」「映える」だけで歴史も把握していない方が、この美しい町を闊歩している光景を見ることがあります。
ローテンブルクは中世ヨーロッパの世界がそのまま残る町。小さな町なので、1日で見てまわることはできますが、この素晴らしい町にしばらく泊まってみれば、歴史を知った上で、絵本の登場人物になったような気持ちになれますよ!
どれだけ観光地を巡るか、ではなく一つの町を深く知ることも、また旅の醍醐味です。
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