2023年世界最大のクリスマスマーケット・シュトゥットガルトinドイツ【日程・行き方・ツアー情報】
ドイツのクリスマスマーケット2023年最新情報!毎年恒例の世界最大のクリスマスマーケットが2023年もドイツのシュトゥットガルトで開催されます。ドイツ三大クリスマスマーケットの一つでもあるシュトゥットガルトクリスマスマーケット。せっかくドイツのクリスマスの雰囲気を味わうなら「世界最大」のクリスマスマーケットを見なければ!2023年の最新スケジュールと実際にシュトゥットガルトクリスマスマーケットを巡った旅行記など交え、行き方やスケジュール、魅力をご紹介します。
世界最大!ドイツのシュトゥットガルト(Stuttgart)のクリスマスマーケット
世界最大にしてドイツ三大クリスマスの一つでもあるシュトゥットガルトのクリスマスマーケット
ところでシュトゥットガルトってドイツのどこ?
日本人にはあまり馴染みのないシュツットガルト(Stuttgart)というドイツの都市。フランクフルトから特急で約1時間20分、バーデンヴュルテンベルク州の州都です。
シュツットガルトは知らなくとも、メルセデス・ベンツ、ポルシェと言ったらわかりますよね。世界的な名車の故郷であり、シュツットガルト中央駅にはベンツのマークが誇らしげに立っています。とはいえ工業都市という雰囲気はなく、都市のビルと、中世ヨーロッパの雰囲気を残す町並みが融合した美しい都市。ドイツの中でもかなり大きな都市の一つです。
ドイツ経済を支える都市でありながら歴史ある建物も多く残る街
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの規模と歴史
シュトゥットガルトでクリスマスマーケットが初めて行われたのは1692年。世界最大と言われる所以は、シュロス広場、シラー広場、マルクト広場、カールス広場の4会場で同時開催されるため、シュツットガルトの主要エリア全体でクリスマスマーケットを開催しているようなスケールの大きさが感じられるためでしょう。
出店屋台はなんと約300店です。
こういうと「移動が大変そう」と思いがちですが、全てのエリアがシュトゥットガルト中央駅から徒歩圏内。旅行者にとって到着した駅からすぐ行けるクリスマスマーケットは、ありがたい存在です。
エリアごとに特色があるシュツットガルトのクリスマスマーケット
屋台の数の多さにも驚かされますが、特に屋台の屋根の部分のクリスマス装飾には「一体この仕事にどれだけ命かけているんだ?」と感動を超え、むしろ唖然としてしまいます。それもそのはず。シュトゥットガルトのクリスマスマーケットでは屋台の装飾コンテストが行われているため、どの店の主も負けじと飾り付け、きらびやかなクリスマスネオンで競い合います。そういった背景もあり、訪れるなら断然夜!
他とは異なる、店主が優勝を狙うために手をかけまくる美しいマーケット屋台がきらめく姿は必見です。
屋根のクリスマス装飾、派手すぎ・・・
サンタクロースとソリを屋台の屋根にトナカイごと乗せてみました!
2023年シュツットガルトのクリスマスマーケット・日程
ドイツを含むEU諸国は日本よりも新型コロナウィルス感染症による水際対策の撤廃が早く、クリスマスマーケットは2022年に完全復活しています。
ただ、日本の水際対策撤廃は2023年4月末だったので、何の制限もなくドイツのクリスマスマーケットに行けるのは3年ぶり。日本人としては行きたい限り。
ドイツが一年を通して最も美しくなる時期。ピークシーズンではあるものの、まだ予約できるエアやホテル、そしてツアーはあります。
日程やスケジュールをチェックして出かけましょう!
開催期間
2023年11月29日(水)~12月23日(土)
開催時間
月曜日~木曜日:10:00~21:00
金曜日~土曜日:10:00〜22:00
日曜日:11:00~21:00
【要注意】クリスマスマーケットなのにクリスマス前には終わる!
クリスマスマーケット王国、ドイツの世界最大のクリスマスマーケットに行くのであれば、クリスマスイブと、クリスマスにあたるように旅行を調整しよう!と、旅行サイトを検索し始めた人もいるのではないでしょうか。
2023年シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの最終日12月23日の21:00までです。
ドイツは毎年2500か所という驚異的な数のクリスマスマーケットが開かれる国ですが、そのほとんどがクリスマスイブ前には終了します。これは物々交換をクリスマスに行ってはいけない、という教えからきているもの。
やっぱクリスマスマーケットはこれだぜ!と、ホットワインを飲む皆さん
シュトゥットガルト・クリスマスマーケット旅行記
ここでは実際にシュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行った際の現地の様子を詳しくレポートします。ュトゥットガルトクリスマスマーケットは、4エリアで開催されており、どのエリアも特色があります。
シュロス広場(Schlossplatz)
シラー広場(Schillerplatz)
カールス広場(Karlsplatz)
マルクト広場(Marktplatz)
順番に回ってみました。画像などは2019年の物です。なお料金イベント内容などは最新の情報を更新しています。
シュロス広場
まずはシュトゥットガルト中央駅から徒歩10分ほどで到着するシュロス広場へ。シュトゥットガルト中央駅を背にして左手にあるケーニヒ通りをまっすぐ歩けば到着します。大丈夫!迷うことはありません。このシーズンはほとんどの皆さんがクリスマスマーケットに行くと考えてよいと思います。ついて行きましょう。
シュトゥットガルト中央駅
シュロス広場中央には、大きなクリスマスツリー!もうここから気持ちが上がりますね!
巨大!もうこのクリスマスツリーを見た瞬間、駆け出したくなる
待ち合わせスポットにもなっているようですね!
シュロス広場の左手には新宮殿があります。クリスマスマーケットの時期はこの前に誇らしげに「シュトゥットガルトの自慢したいものたち」が、光り輝くイルミネーションで表現されているので必見ですよ!
新宮殿のライトアップも必見!
ポルシェ様!
メルセデスベンツ様
ドイツが世界に誇る2大ブランド車のほか、丘陵地帯ではワインの生産行われていて、ワインの名産地でもあります。ワイングラスに入ったワインのデコレーションもあり、この広場のイルミネーションでこの町の産業が勉強できてしまうという訳。・・・さすがドイツ!合理的です。
歴史的建造物とクリスマスデコレーションだけではなく、この広場は子どもたちが遊べる遊具が多いエリアでもあります。
まずはミニチュアの間を走る鉄道!ミニチュアの街は中世の街並みを再現した造りでとても凝っています。
手前がミニチュアの街
シュロス広場を先に進むと、巨大クリスマスツリーの後方にタワーと子供用観覧車が見えてきます。球状のゴンドラがとても可愛らしく、イルミネーションも素敵ですが、ちょっと恐そう。ゆっくりまわしてくれると良いのですが・・・。
素晴らしい装飾のタワーの下も屋台
ドラゴンボールに見えなくもない観覧車
更にはスケートリンクまで用意されていて、広場が遊園地になってしまったかのよう。クリスマスは大人にも子ども平等にあるもの。そんなことを思い出させてくれる広場です。
「クリスマスマーケット」の概念を完全に逸脱。楽しければ何でもあり!
シラー広場
お腹が減ったらシュロス広場の隣、ドイツの有名な詩人、シラーの銅像が目印のシラー広場へ移動しましょう。こちらにも大きなクリスマスツリーが!
シュロス広場は周囲の建物も古き良きドイツ
シラー広場に造られた塔はユニークなプロペラ式。ここではドイツのホットワイン「グリューワイン」が売られています。まずはこのワインで身体を温めましょう。 グリューワインの特徴は、グリューワインにはシナモンほか数種のスパイスを入れることでワインのあたたかさやアルコールに加え、スパイスの効能でも、クリスマスマーケットで冷えた身体をあたためてもらおうというもの。
2019年当時でだいたいのお店が€6.5(780円)ほどでした。
しかし皆さんもご存知の通り、現在はドイツの物価も上がり日本は円安に。2023年のグリューワインは1杯1,000円近いと思った方が良さそう。ただ、カップは大きいので、飲みごたえは十分あります。
今にも飛んで行ってしまいそうなグリューワイン屋台
屋台のお酒が1杯1000円近くなんて・・・高い!と思った方。正解です。シュトゥットガルトだけではなく、ドイツのクリスーケットでは、グリューワインはマグカップで提供されます。このマグカップ代も料金に含まれた料金なのです。屋台に返却すれば、マグカップ代金を返金してくれます。毎年各会場で異なるオリジナルマグカップが作られるため、コレクションしている人も多く、をもちろん記念に持ち帰っても良し!ただし持ち帰り用のビニール袋などは持参すること。
ちなみに私たちはクリスマスマーケット巡りをしたので、全ての会場のマグカップを持って帰りました。トランクは重くなりましたが、これこそクリスマスマーケット巡りの醍醐味です!
日本でのクリスマスも、このカップがあればドイツ気分(?)
ワインが苦手、という方はアイアープンシュ(Eierpunsch)も販売されてます。これもホットカクテルの一種で、卵のリキュールに白ワイン、バニラ、砂糖、ラムが入っています。生クリームをたっぷりとのせていただけば、あたたかいデザート感覚でつい飲み過ぎてしまいそう。口当たりがよいので何杯も飲んで泥酔しないように。
お酒が苦手な人もぐいぐい飲めてしまうため泥酔注意
シラー広場には様々な飲食系屋台が建ち並びます。気軽に食べ歩きができる屋台料理もあれば、しっかりとした食事系屋台もあり、夕食はクリスマスマーケットでいただく計画で出かけましょう。ピザにハンバーガーなど世界中で愛されているファストフードは、ほぼ揃っています。
ガッツリ系料理がいただけます!
せっかくですからドイツらしいものをいただきましょう・・・「ブラートヴルスト」はパンにドイツソーセージをはさんだ英語ではホットドッグ。「なーんだ、ホットドックか!」なんて言わないでください。ドイツはソーセージの本場。様々な種類のソーセージの中から、お好みの物を選んで焼いてもらえます。ドイツ人はソーセージの味もほぼ熟知。「あ、それとそれをちょうだい」と、やはり「通」だなあ、と感心してしまいます。そこまではできなくとも「あれ美味しそう!」と直感で選びトライしてみてください。アツアツにかぶりつけば、これぞドイツの味と出合えます。
種類豊富なドイツの本場のソーセージ
ドイツ滞在中は様々な種類のソーセージに挑戦したい
マルクト広場
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットのメイン会場ともいえるのがマルクト広場。一度シラー広場に戻り、シュトゥットガルト教会前の道を進むとマルクト広場へ続いています。かわいらしい雪の結晶がその道の目印です。
雪の結晶のライトアップが可愛らしいゲートが目印
広場までの道にもたくさんの市場が並んでいます。マルクト広場周辺は、飲食系の屋台は少なく、雑貨系が多め。お土産探しにも丁度良い屋台が豊富です。
クリスマスオーナメントがいっぱい!
手の込んだクリスマス総称
マルクト広場へ到着。そこにはシュトゥットガルトの市庁舎が誇らしげに広場を見渡しています。そして、市庁舎の窓にはアドベントカレンダーが!
シュツットガルト市庁舎
日本では聞きなれないアドベントカレンダー (Advent calendar) ですが、これはクリスマスまでの日数を数えるために使用されるカレンダー。窓を毎日ひとつずつ開けていき、すべての窓を開け終わるとクリスマスを迎えたことになるという、なんとも大がかりなカレンダーです。ヨーロッパの人々にとってクリスマスは何よりも大切なイベント。イエス・キリストの降誕を待ち望む期間に行われるイベントが、このクリスマスマーケットなのです。
日本ではあまり知られていないアドベントカレンダー
市庁舎の下では生演奏。クリスマスマーケットを盛り上げます
カールス広場
カールス広場はシラー広場からシュトゥットガルト教会の前を通らず、ドロテーエン通りを少し歩きます。他の広場より小規模ですが、サンタクロースの国フィンランド風のクリスマスマーケットが開催されていました。
屋内エリアもあり
テントが設置され、屋内マーケットのエリアもあります。アンティーク雑貨が売られていて、レトロかつおしゃれな雰囲気。
テントの飲食エリアも
ドイツの歴史を見つめてきたかもしれないアンティーク雑貨
フィンランドの屋台料理である直火焼きの鯖やサーモンがあり、クリスマスマーケットを見に来ている人にも大人気。ドイツに来てから本場のソーセージが美味しくて、ソーセージ三昧の日々でしたが、久々にいただくシンプルな魚料理に私たちは感動。日本人ならこの気持ちは、わかっていただけるのではないでしょうか(笑)?
ここでいただいたサーモンは、日本の鮭と違い、脂がのっていて甘味があります。そして身も柔らかくて最高に美味しい!このままフィンランドにも行きたくなってしまいました。
直火焼の魚が上手い!このクリスマスマーケットで一番ワイルド!
シンプルな魚料理は日本人の胃袋にマッチ!フィンランド料理最高!
直火で焼いたサーモンは「Glögi(グリュギ)」というフィンランド式のホットワインと合わせていただきました。フィンランド式ホットワインと言っても、ドイツのそれとあまり変わりませんが、身体がホカホカになり、甘いので、普段ワインが苦手な方も飲めてしまうと思います。
初めて見るフィンランドのホットワイン「Glögi」
たっぷり入っていますが、飲みやすい!
素晴らしい屋台の装飾に感動し、買い物をして、飲んで食べて・・・町中がクリスマスになる世界最大のシュトゥットガルトのクリスマスマーケット。行く価値大です!また、食事がメインの屋台が並ぶシラー広場があるおかげで、グルメ度合いはかなり高め。「クリスマスマーケットといえば食」という食いしん坊さんには最適です!
エリアごとに個性が違うユニークなクリスマスマーケット
シュトゥットガルドで外せない観光名所は?
ドイツ三大クリスマスマーケットであることも、世界最大のクリスマスマーケットで、とっても楽しいということはわかった…でも他の大都市のように、観光できるスポットがあれば行きやすいのだけど、と思ったアナタ!大丈夫です。シュトゥットガルドとはフランクフルトから特急ICEで1時間30分!
ドイツ最古をドレスデンと競い合う(所説あり)フランクフルトのクリスマスマーケットと共にからめれば、飛行機の便もたくさんあるので非常に行きやすいです。
さらに、こんな魅力的なスポットが!ご紹介します。
ドイツを代表する2大名車の博物館!
「クリスマスマーケットを見に行きたいからドイツに行こう」と言っても、旦那や彼が興味を示さない場合が多々ありませんか?でも、そんなあなたのパートナーがもし車好きだったら「シュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行こう」というだけで態度が変わる可能性があります。
ポルシェ本社とメルセデス・ベンツの本社があり、世界中からこの2つのメーカーのファンが押し寄せる人気ミュージアムがあるのです。
日曜日などは行列ができていることもあるというのは驚き。名車の本拠地を訪ねたい、という人は男女問わず多いので、カップルでクリスマスマーケットに行きたい、と思う女性の皆さん。パートナーがドイツ車好きなら迷わず「シュトゥットガルト」のクリスマスマーケットに誘いつつ、昼間はミュージアム見学に付き合ってあげましょう。
所在地:Porscheplatz 1, 70435 Stuttgart,
営業時間:9:00~18:00※入館は閉館30分前まで
定休日:月曜日※2024年1月8日から22日まで休館となります。
入場料:€10(14歳以下の子どもは無料。ただし大人同行のみ入場可)
アクセス:シュトゥットガルト中央駅からSバーン6でノイヴィルツハウス/ポルシェプラッツ(Neuwirtshaus/Porscheplatz)下車、徒歩1分
本拠地で見る貴重なポルシェのコレクション
所在地: Mercedesstrasse 100, 70372 Stuttgart
営業時間:9:00~18:00※チケット販売は17:00まで
定休日:月曜・1/1・12/24・12/25・12/31
入場料:大人€10/子ども(15~17歳)5ユーロ※14歳以下の子どもは大人同行のみ入場可・無料)
アクセス:地下鉄Uバーン「ゴットリープーダイムラースタジアム(GOTTLIEB-DAIMLER STADION)駅」から徒歩約8分
歴代ベンツの輝かしきコレクションを本拠地でじっくりと研究しよう!
ドイツ三名城のひとつ!ホーエンツォレルン城(Burg Hohenzollern)
日本人には「リアルラピュタ」「ドイツの竹田城」とも例えられるホーエンツォレルン城。ドイツ皇帝にもなったホーエンツォレルン家によって代々守り継がれてきた城は、雲海が出る日は、本当に天空にあるように思えます。ドイツ三名城のひとつなので、シュトゥットガルドまで来たのなら、見ておきたい城です。
シュトゥットガルト中央駅から最寄り駅であるヘッヒンゲン(Hechingen)駅まで快速列車(IRE)で65分で行けますが、この駅から城までのバスの便が1日平均2本、多いときで3本という不便さ。時間に余裕がない方はオプショナルツアーで行くことをおすすめします。
こちらのお城は、コロナ禍前とコロナ禍以降、チケット購入方法が大きく変わりました。
コロナ禍前は現地で入場券を購入できましたが、2023年現在は公式サイト上で、最寄駅からのシャトルバス込みの入場券を購入するか、オプショナルツアーなどを手配する必要があります。
そのため、ぷらりと行くことはできず、あらかじめ日程と時間を決めましょう。
シュツットガルト中央駅から距離的には行きやすいはずですが・・・
所在地: 72379 Burg Hohenzollern
開場時間:お城の敷地内10:00~17:30※最終入場最17:00/展示エリア10:00~18:00最終入場17:30
定休日:2023年11月27日・11月28 日・12月4日・12月5日・12月11日・12月18 日・12月24日・12月31
※2024年1月8日~1月31日まで休業
入場料:大人€22/障がい者および18歳以上の学生€12/12~17歳子ども€10
ファミリーカードなどの割引あり。※当日券はありません。必ずネットで購入を!
アクセス:シュトゥットガルト中央駅から急行で65分。ヘッヒンゲン駅下車バスで約15分
シュトゥットガルドへの行き方
クリスマスマーケットはシュトゥットガルド中央駅から徒歩圏のため日本からシュトゥットガルド中央駅までのアクセスをご紹介しましょう。
シュトゥットガルド中央駅までは、フランクフルト空港やフランクフルト中央駅、ミュンヘン中央駅から鉄道で来る旅行者が多数を占めます。クリスマスマーケット以外でシュトゥットガルドだけを目的地とする旅人は出張族以外は少なく、周遊の地であるという感覚で行く方が良いでしょう。
理由は簡単。シュトゥットガルド空港には日本からの直行便はなく、例え経由便でもフランクフルトやミュンヘンの方が、圧倒的に飛行機の離発着が多くアクセスしやすいためです。シュトゥットガルド空港往復航空券は選択肢が数ない上に割高になるので、フランクフルト、もしくはミュンヘンに入り、鉄道移動がおすすめです。
クリスマスシーズンのシュトゥットガルド中央駅
シュトゥットガルトへの日本からのアクセスは5パターン
①日本⇒フランクフルト空港⇒飛行機でシュトゥットガルト空港⇒シュトゥットガルド中央駅
②日本⇒経由国の空港⇒飛行機でシュトゥットガルト空港⇒シュトゥットガルド中央駅
③日本⇒フランクフルト空港⇒鉄道・特急ICEでシュトゥットガルト中央駅
④日本⇒経由国の空港⇒飛行機でフランクフルト空港⇒特急ICEでシュトゥットガルト中央駅
⑤日本⇒ミュンヘン空港⇒ミュンヘン中央駅から特急ICEでシュトゥットガルト中央駅
シュトゥットガルト空港利用の市内への移動
シュトゥットガルト空港からシュトゥットガルト中央駅までは鉄道Sバーンで約30分。空港駅は空港に直結しているので、とても便利。ホテルが駅から遠い以外は断然Sバーンが便利です。シュトゥットガルト空港は柱が樹木のデザインになっていて、まるでクリスマスツリーが空港の床からにょきにょき生えているような素晴らしいデザインです。
この斬新なデザインを見よ!
フランクフルト空港からシュトゥットガルト中央駅への移動
フランクフルト空港からはどこの駅にも出ず直結で各地方都市へ特急ICE・・・日本で言うと新幹線に乗ることができます。これは日本でも取り入れてほしい便利なシステムですよね!
平均所要時間は1時間33分。フランクフルトとシュトゥットガルトは名古屋と東京くらいの距離です。
フランクフルト空港
フランクフルト中央駅からシュトゥットガルト中央駅
フランクフルトの世界最古のクリスマスマーケットを見学してから、シュトゥットガルの世界最大のクリスマスマーケットを見たい!という人ならフランクフルトを拠点にする方が、離発着の多い分、航空券の代金を安く抑えられます。しかも特急ICEなら1時間30分。鉄道も日本同様遅くまで走っているので、シュトゥットガルのクリスマスマーケットを最後まで見ても、余裕でフランクフルトのホテルに戻れます。
フランクフルト中央駅
ミュンヘン中央駅~シュトゥットガルト中央駅
ミュンヘン空港で飛行機を降り、ミュンヘンのクリスマスマーケットやイノバンシュタイン城を見つつ、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットを見たい、という人も、ミュンヘンを拠点にすれば移動は簡単。鉄道で約2時間30分の上、直通のICEの終電は20:54。シュトゥットガルトに泊まらなくても拠点に戻れます。
ドイツの魅力的な街はICEでまわることができます
2023年の世界最大のクリスマスマーケットへの旅はTSJのツアーが便利!
ふうむ、そうなるとクリスマスマーケットをいくつかまわってみても楽しそう・・・と、思った方!大正解です。ドイツはクリスマスマーケットの発祥の地にして、クリスマスマーケットと言えばドイツと言われるほど、他の国とはちょと格が違います。この際、クリスマスマーケットの一番美しいドイツをめぐってみようではありませんか!
トラベル・スタンダード・ジャパンのシュトゥットガルトに行くツアーは、有名なクリスマスマーケットが開催される都市を周遊するもの。もちろん面倒な鉄道の手配も、トラベル・スタンダード・ジャパンがあなたにかわって手配してくれます。しかも、ジャーマンレイルパス付のツアーなので、鉄道乗り放題(一部除外となる特急もあります)!
特にクリスマスマーケット中はホテルや航空券など、満室・満席の場合もあり、手配が難しいですよね。こういったイベントと重なる旅行こそ、旅行会社のツアーにお任せした方が便利です。
えっ?どうせ高いんじゃないの?ですって?
実は筆者もクリスマスマーケットに行きたくて、少しでも安くて、安心できるツアーを探しているのですが、トラベル・スタンダード・ジャパンのジャーマンレイルパス付の個人ツアーがとってもお得。
たとえば、人気のミュンヘン、シュツットガルト、そして世界一有名と呼び名の高い(何をもってそう言われているのかは定かではない)ニュルンベルクのクリスマスマーケットのクリスマスマーケットが巡れる3都市周遊のツアーで、18万円台から行けちゃうんです!
4泊6日でこの料金は破格!だってホテルもジャーマンレイルパスもついているんですよっ!
ドイツも物価上昇や円安の影響で個人手配でここまで安くあげられることはなかなか難しいです。しかもオンライン旅行予約サイトと異なり、きちんと担当者が付いて、緊急サポート体制もばっちり。
予約から旅行終了まで安心なんです。
2023年は思う存分、ドイツでクリスマスマーケット巡りしちゃいませんか?