ハワイの街をBIKIで散策!【第1弾】BIKIのレンタル・利用方法
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近頃、ホノルル市内でよく目にするライトブルーの可愛らしいレンタサイクルBIKI。ちょっとした移動に便利で簡単にレンタルできるため、今やたくさんの人が利用しています。
せっかく青空の眩しいホノルルに来たのだから、颯爽と市内散策をしませんか?ここではBIKIの利用方法などを紹介します。
ハワイの街中散策にぴったりのBIKI
BIKIでハワイの街を爽快に駆け巡る!
BIKIは、2017年にサービスを開始したばかりの比較的新しいレンタサイクルサービスで、18歳以上であれば利用することができます(18歳以上の保護者が同行すれば16歳以上も利用可)。
ビキストップと呼ばれる駐輪場に停まっている自転車をその場でレンタルし、目的地のビキストップに返却するというのが基本的な流れになります。現在、ビキストップは市内に約130カ所あり、1,300台ほどの自転車が設置されています。
専用アプリを利用すれば、最寄りのビキストップの場所や今使える自転車の状況、空いているビキストップの場所などの情報を簡単に見ることができるので、事前にダウンロードしておくと便利です。
BIKIのレンタル料金
支払いはクレジットカードで
BIKIのレンタル形態は、大きく分けて「ホノルル在住者向け」と「旅行者向け」の2パターンになります。
旅行者向けのレンタルプランは、以下の通り。レンタル料金はクレジットカード決済になります。現金は使えないのでご注意ください。
料金プラン | 料金 | 乗車時間 | 延長料金(30分ごと) |
---|---|---|---|
片道(ONE WAY) | 4ドル≒430円 | 30分 | 4.5ドル≒480円 |
マルチストップ(MULTI STOP) | 35ドル≒2,690円 | 300分 | 4.5ドル≒480円 |
※実際は、上記料金にオアフ島の州税(4.712%)が加算されます。
※使用可能なクレジットカードは、VISA、MastarCard、AMEX、JCB、DISCOVERです。
片道プラン
ちょっとそこまで…という時に便利なプランです。4ドル≒430円で最大30分間利用できるお手軽さが嬉しいですね。このプランでは、ひとつのクレジットカードで4台までレンタルすることができるのも特徴。
利用時間が過ぎると、30分毎に4.5ドル≒480円の延長料金がかかります。片道プランを2回レンタルするよりも金額が高くなってしまうのでご注意ください。
マルチストッププラン
最大300分まで利用できるプランです。ホノルル市内での滞在期間が長く「何回も乗りたい」、「長時間レンタルしたい」という人におすすめ。自転車を借りるとレンタル時間が始まり、返却すると時間がストップします。300分間を小分けにして利用できるので、うまく使いこなしましょう。
マルチストッププランも利用時間を超えると延長料金が発生します。ひとつのクレジットカードで1台のみレンタルできます。
実際にBIKIを利用してみました!
今回は実際にBIKIをレンタルしてホノルル市内を走る様子を、ハワイに出張したスタッフに撮影してもらいました。
(1)ビキストップで借りる自転車を選ぼう
動画再生タイムコード 1:31~2:15
バイクを借りる前に確認しておきたいこと
まずレンタル料を支払う前に、ビキストップに置いてある自転車から状態の良いものを選びます。支払い後5分以内にビキストップから自転車を出さないとレンタルが無効になってしまうため、支払い前に自転車を吟味しておくことが大事!
基本的に前の人が使った状態のままで置いてあるため、サドルの高さが自分に合っているか、タイヤはパンクしていないか、ブレーキはちゃんと動くかなど、しっかりと確認してから支払い手続きをします。もちろんサドルの高さは自分で調節できます。
ただ、自転車によっては固くて動かない場合もあるので、自分に合ったサドルの自転車を見つける方が手っ取り早いかも。
(2)利用許可証を購入しよう
動画再生タイムコード 2:20~3:55
BIKIでバイクをレンタルしよう
レンタルしたい自転車を決めたら、ビキストップにあるキオスクと呼ばれるタッチパネルの機械で許可証を発行します。日本語にも対応しているため、英語に自信がなくても大丈夫。簡単な流れは以下のようになります。
BIKI「タッチパネルの操作」手順
(3)自転車を借りよう
動画再生タイムコード 3:55~4:25
自転車の前輪脇にある、「1.2.3」のボタンを使って乗車コード5ケタをゆっくりと打ち込みます。正しく入力されると、黄色のランプが点灯した後に緑色のランプに変わるので、そのタイミングで自転車を取り出します。
この時に乗車コードを打ち間違えてしまったり、支払い手続き後5分以上経過してしまうと赤色のランプが点灯し、自転車を取り出すことができません。
一瞬パニックになるかもしれませんが、まずは落ち着いて。打ち間違えは再度乗車コードを入力すればOKだし、5分過ぎてしまった場合も、キオスクに戻り手続きしなおすことで新たな乗車コードを取得できます。
さあこれで、自転車を借りることができました。早速サイクリングを楽しみましょう!
(4)実際に乗ってみよう
動画再生タイムコード 4:28~6:35
BIKIに乗って出発します
ハワイの交通ルールに従って、実際に乗ってみましょう。自転車のルールは基本的に車と同じです。押さえておきたいルールは大きく3つ。
1. 右側通行で自動車専用レーンを走る
ホノルル市内の車道の一番右側にある自転車専用レーンを走行し、車の信号に従います。
ワイキキおよびダウンタウンに関しては、歩道を走行することは禁止されています。禁止されているエリアで歩道を走行すると罰金の可能性も。
どうしても歩道を行かないといけない場合は、降りて引いていきましょう。どこでも歩行者優先であることを忘れずに。
2. 併走しない
横に並んでの走行は禁止です。数人で利用する場合は、必ず追従する形で走行してください。
3. 左折に注意
左折したい場合は、歩行者の横断歩道を利用します。歩行者がいれば降りて引いて歩きましょう。左折したい交差点手前の横断歩道を左折し、次の横断歩道を右折します。
日本でいう二段階右折の左折バージョンと考えるとわかりやすいかと思います。
(5)自転車の駐輪・返却
動画再生タイムコード 7:51~8:41
バイクを使用しないときは必ずBIKIストップへ
BIKIはビキストップからビキストップへ乗り継ぐ形態のレンタルサービスです。その辺の道に停めることはできません。鍵もついていないため、放置していれば盗難にあうなどトラブルに巻き込まれることは必至。
マルチストッププランを利用していて、ちょっと置いておきたい場合も必ずビキストップに駐輪してください。
この緑ランプがまさに「カギ」ですね
自転車の返却方法はいたって簡単で、自転車の前輪を差し込んで緑色のランプが点灯するのを確認するだけ。その後、引っ張って取り出せなければ、返却完了です。
ちゃんと返却できないと、超過料金が発生してしまうのでしっかり確認しましょう。
BIKIをレンタルする際の注意点
バイクを借りる準備もバッチリできましたね
気軽にレンタルできるBIKIですが、利用の仕方を誤るとトラブルが発生することもあります。最後に注意点をおさらいしておきましょう。
支払い手続き前に、自転車をチェック!
パンクしていないか、ブレーキが壊れていないかなどを事前にきちんと確認しましょう。
必ず右側走行・自転車専用レーン走行!
基本的に車と同じルールで走行し、逆走してはいけません。左折時は二段階左折をするようにします。
歩道走行禁止エリアで歩道を走ると罰金が科せられることもあるので注意してください。常に歩行者が優先であることを心に留めておきましょう。
自転車は必ずビキストップからビキストップへ!
その辺の道に自転車を放置してはいけません。万一盗難にあうと、1,200ドル≒129,320円の罰金が発生してしまいます。必ずビキストップに停めてください。
自転車の荷物置きに貴重品を置かない!
貴重品は必ず身に着けてください。比較的治安が良いハワイでもスリや置き引きなどはあります。BIKIを利用する際はリュックが便利かも。
自転車の不具合や盗難にあった場合などは、すぐにBIKIのカスタマーセンターに連絡しましょう。日によっては、日本語が通じるスタッフがいる場合もあります。
URL:https://gobiki.org/
カスタマーサービスTEL:1-888-340-2454(毎日7:00~23:00)
レンタサイクルサービスBIKIを紹介しました。「レンタカーを運転するのはちょっと自信がないな」という人や「バスの時間に縛られたくないな」という人にピッタリの移動手段です。
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