天皇も泊まった!ローテンブルクで泊まるならホテルアイゼンフートがおすすめ!
ホテル アイゼンフートは、ヨーロッパの旅行の中でも特に人気があるドイツ・ロマンティック街道のひとつ、ローテンブルクに位置しています。城壁に囲まれた可愛らしい街並みが「中世の宝石箱」と讃えられるローテンブルクの街並みに溶け込む、貴族の屋敷を改装したホテルは、天皇陛下が皇太子時代に泊まったこともある迎賓館的ホテルです。
メルヘンすぎる!ドイツで最も美しい町ローテンブルク
幼い頃読んでいた童話や絵本の世界に行ってみたい・・・と思う人も多いと思います。とはいえ日本では、テーマパークに行くしかありません。
しかしドイツには、私たちが憧れている絵本の世界、中世ヨーロッパそのままの町が今も残っているのです。その町こそ「ローテンブルグ」。ドイツで最も美しい町と言われ、城壁に囲まれた色とりどりの三角屋根の建物や寺院の姿をたとえ「中世の宝石箱」と呼ばれているほど。
絵本の世界、そのものではないか!
ローテンブルクはただロマンティックでかわいいだけではなく、10世紀から続く歴史古き元城下町。この町に泊まるなら、中世の雰囲気だけではなく、ローテンブルクの歴史も感じられるホテルに泊まりたいものです。
素敵な元貴族の屋敷に泊まってみませんか?
建物の歴史は12世紀から!ホテル アイゼンフート(Hotel Eisenhut)
ローテンブルグの城壁内にあり、町の中心部にあるマルクト広場。そのすぐ近くに建つ邸宅こそ「ホテル アイゼンフート(Hotel Eisenhut)」。4棟の建物から成るホテルです。
一番左、レセプションのあるメイン棟は最も歴史が古く、ローテンブルグの数々の歴史の流れに身をゆだねてきました。他の3棟も15世紀~16世紀に建てられた貴族の邸宅を改装。どの棟に泊まっても、素敵な滞在になりそうですが、日本に置き換えてみてください。重要文化財のお屋敷に泊まるような感覚ではないでしょうか。ヨーロッパのホテルはクラシックホテル好きにはたまりませんよね?
ケーテ ウォルファルト クリスマス博物館やローテンブルク市庁舎が徒歩圏。観光に便利な場所にあるというのも嬉しいポイントです。
①貴族の屋敷をホテルに改装。4つの建物から成る
ホテル名はドイツ語で「鉄兜」の意味。ホテルのシンボルのように、誇らしげに掲げられた鉄兜は、看板替わりです。ローテンブルクのカフェやレストラン、ホテルはみな、このようなシンボリックなオブジェを掲げ、客人を迎え入れています。
中世の看板はおしゃれです
ローテンブルクと共に歩んだ迎賓館には皇太子時代の天皇陛下も宿泊
ロビーに足を踏み入れれた瞬間、本当に中世の世界にタイムスリップしてしまったのではないかと目を疑ってしまいます。
重厚だけど堅苦しくない。ほっとする暖かみのある空間
エントランスのあるメイン棟は、12世紀~16世紀まで「聖ニコラウス礼拝堂」があり、その後貴族の物になりました。今もレセプションには礼拝堂時代の鉄の扉が残り、圧倒的な存在感を放っています。
1876年、このホテルの名になっている、ゲオルグ・アイゼンフートがこの場所に居酒屋を開き、1890年ホテルへと変貌させました。ホテルの歴史だけでも130年以上。建物に関してはこの地に9世紀もの歴史があるという貴重な存在。
近年になり古い建物をプチホテルに改装し、オープンするホテルは増えたものの、ここまでの老舗ホテルはほぼ存在していません。日本の天皇陛下が皇太子時代に泊まったこともあり、当時の写真やサインも残されているとのことで、日本とのつながりも深いホテル。ローテンブルクでは海外の要人やVIPが宿泊す迎賓館的存在として、この地に君臨してきました。
元教会らしい厳かな像も残る
モダンスタイルからクラシカルスタイルまで好みで選べる客室
4棟あるホテルアイゼンフート。それぞれの建物やフロアに合わせたユニークな客室が多く、全てが異なる造りです。
機能性がありながら町の雰囲気との融合を大切に、可愛らしくまとめられたモダンスタイルから、眠りに就いたら中世の夢をみてしまいそうなクラシカルスタイルの客室まで様々。
予約の際はホテルのホームページを見ながら、好みのタイプをリクエストした方が確実です。また、バスタブがある客室とない客室があり、予約時に確認すること。
②400年以上の歴史ある建物を美しくリノベーション
③クラシックデラックスの客室は古き良きヨーロッパのインテリア
ジュニアスイート以上なら間違いなく気分が上がる!
ローテンブルクはその可愛らしい街並みから、何度も訪れるリピーターがいる町です。そんな人々がこのホテルに戻って来るにあたり、次こそやってみたい!と考えること。それはジュニアスイート以上の客室に泊まることだそう。理由を聞くと「ローテンブルクの光景と、ジュニアスイート以上の客室の雰囲気がとても合っていて気分が上がる」とのこと。
最新ラグジュアリーホテルのそれとはまったく異なりますが、リビングルームは田舎のヨーロッパのお宅に招かれ、これからお茶でもいただくような、そんな寛ぎ感。気取った雰囲気は全くなく、あたたかみが感じられます。
ちなみにジュニアスイートはこのホテルに一つしかない人気の客室です。
④ジュニアスイートのリビングルーム。猫足の家具はバラ模様
⑤スイートルームのリビングは広々。高級感ある空間
ひとり旅にうれしいシングルルームあり
ローテンブルクはひとり旅の旅行者が多く、ホテルアイゼンフートにはシングルルームも用意されています。ひとり旅はどうしても宿泊費が割高になってしまいがちですが、シングルルームのあるホテルなら1人分の料金設定なので、ありがたいですね。
⑥シングルルーム。広くはありませんが、きちんとメルヘン入ってます!
【要注意】泊まるシーズンに気を付けて!エアコンがありません!
何もかも素晴らしく非の打ち所がない歴史的ホテル、と言い切りたいところですが、実はこのホテルには一つだけ、知っておいてほしい注意点があります。
それはエアコンがないこと。
ドイツの夏は通常、平均気温17~20度で暑さは感じられず、湿気が少なく過ごしやすいはずです。しかし近年の異常気象で30度を超える日が出てきました。通常の気温ではクーラーが必要ないため、ドイツはたとえ都心のレストランでも設置していない場合が多く、ドイツでは特におかしなことではないことを知っておいてください。
暑い日は客室に扇風機の用意があります。
ローテンブルクの名レストランを併設
1876年に小さなワイン居酒屋としてオープンしたホテルアイゼンフート。レストランとしての歴史も大変な老舗です。
ローテンブルクの中ではその歴史も含め高級レストランとして知られています。ドイツ都心の高級ホテルよりはお値段は控えめ。ワインを飲んで、お腹いっぱい食べても2人で10000円以内で収まることが多いように思います。
高級感の中に肩ひじ張らずに済む優しい雰囲気がある
ローテンブルクはバイエルン州にあるため、ここでいただけるのはバイエルン料理。地元の旬の食材を利用した、上品で美しい盛り付けのバイエルン郷土料理が堪能できます。爽やかな辛口のワインが人気の地元ワイン「フランケンワイン」の品ぞろえも豊富。料理に合わせていただきましょう。
おすすめはドイツ風カツレツ「「シュニッツェル」。 衣が細かく薄いため、日本のトンカツよりもあっさり。ぺろりといただけます。ボリュームが多いので2人で2~3品で満足するはず。
細やかなパン粉を使ったシュニッツェル
地元のワインと共に召し上がれ!
タウバー渓谷が見下ろせる素晴らしいテラス席もあり、初夏の爽やかな季節(6月~7月)は新緑の木々を見渡しながら最高の時間が過ごせます。
⑧気持ちの良いテラス席は春から初夏におすすめ
ローテンブルクの迎賓館ホテルアイゼンフートに泊まるドイツ鉄道周遊の旅
ロマンティックな中世の宝石箱、ローテンブルクにある歴史と格式の「ホテルアイゼンフート」。トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、ジャーマンレールパス付! ジャーマンレイルパスは、ドイツ鉄道(DB)全線で利用できる鉄道パスで、特急・急行の座席指定料金も含まれている優れもの!もちろん、ドイツの新幹線的高速列車ICEや、長距離特急列車のEC(ユーロシティ)、IC(インターシティ)などにも乗車することができます。
それなのにツアーのお値段は13万円代から!これは大変お得なツアーです。
「ドイツの鉄道のことはわからないし、予約が面倒」という場合は、トラベル・スタンダード・ジャパンのスタッフが全て手配します。不安なことは何でも相談してくださいね!
ローテンブルクはクリスマスマーケットも美しく楽しいので、この冬の旅の予定に入れてみてはいかがでしょうか?
所在地:Herrngasse 3-5/7, 91541 Rothenburg ob der Tauber
アクセス:マルクト広場からブルグ門方面へ約2分
画像出典:①~⑦ Hotel Eisenhut