ミュンヘン憧れの高級ホテルおすすめ5選・高級ホテル泊お得ツアー情報も!
ビールとドイツ料理の祭典オクトーバーフェストが行われるミュンヘンはドイツで最もグルメな都市。またノイシュバンシュタイン城やローテンブルクなどロマンティック街道の拠点となるため、数多くの高級ホテルが存在します。歴史的建造物が残る美しいミュンヘンの高級ホテルに滞在し、ドイツを巡ってみませんか?クリスマスマーケットもおすすめです。
マンダリン オリエンタル ミュンヘン(Mandarin Oriental Munich)
ミュンヘンの5つ星ホテルの中で、最も評価が高いホテルがマンダリンオリエンタルミュンヘン。ミュンヘンのシンボルである新市庁舎や、ドイツで有名な国営のビール醸造所直営レストラン「ホフブロイハウス」に徒歩ですぐアクセスできる、ネオ・ルネッサンス様式を持つ白亜の建物です。この建物は1880年にオペラハウスとして建てられました。
その風格はさすがマンダリン・オリエンタルという堂々としたファサード
優美な白亜の建物は元オペラハウス
1990年にはミュンヘンを代表するラグジュアリーホテル「ラファエルホテル」としてホテルの歴史をスタートさせ、2000年にマンダリンオリエンタルとして再スタートを切り、今に至ります。
イギリスのチャールズ皇太子や、有名な指揮者ズービン・メータ氏など各国のVIPが宿泊し、リピートする理由は、コンシェルジュやスタッフの細やかな対応。日本人の口コミも同様で、ミュンヘンの5つ星ホテルを比較すると、最もスタッフへの賛辞が高く、さすがは世界をけん引する最高級5つ星ホテルチェーン、マンダリンオリエンタルグループだと納得させられてしまいます。
館内は2020年6月現在、新たに始まるアフターコロナの旅行を見据え、より快適に、古き良きドイツとグループがもつ「オリエンタル」のイメージを昇華させた内装に改装中。休まざるを得ない時をチャンスととらえリノベーションするとは、ここにも世界に君臨するホテルブランドの心意気を感じます。私たちが再びドイツに行ける頃にはさらにミュンヘン唯一無二のホテルとして、華麗な姿で歓迎してくれることでしょう。
古くからある階段はそのままに、モダンに生まれ変わる
スタッフの細やかな対応に評価が高いホテル
客室はミュンヘン内では広めの造り。ドイツの伝統的なスタイルと、床にチーク材、寄木細工、オリエンタルなラグを敷くなどアジアを意識したインテリアを融合した、オリジナリティあふれる居心地の良い空間。冷蔵庫の中の飲み物は全て無料で、ビールはそれぞれの銘柄のビールのグラスを一緒に冷やしてくれているサービスの良さ。
元オペラハウスだけに変わった造りの部屋も
ルーフトップには、ミュンヘンのシンボル新市庁舎や寺院を望む素晴らしいプールとルーフトップバーが!
マンダリンオリエンタルのルーフトップバーからの眺め
朝食は日本人にとってはちょっと不思議な「マツヒサ ミュンヘン」という和食のレストランでいただきます。和食とペルーの味が楽しめる、という触れ込みですが・・・想像を絶しますね。朝食は一つひとつ丁寧に作られた味わいで卵料理はエッグベネディクトが美味。パン党にはうれしいはちみつはコムハニーが用意されていて、新鮮な味を存分に楽しめます。
わずか73室だからできる細やかなおもてなしに癒されましょう。
「マツヒサ ミュンヘン」の朝食
所在地:Neuturmstraße 1, 80331 München
アクセス:UバーンMarienplatz駅 徒歩5分
フィア ヤーレンスツァイテン ケンピンスキー ミュンヘン(Hotel Vier Jahreszeiten Kempinski Munchen)
日本ではあまり知られていませんが「ケンピンスキー」というえばドイツ発ラグジュアリーホテルブランドで知られる、世界的なホテルチェーン。建物自体の歴史は古く、1858年に当時のバイエルン国王のゲストハウスとして建てられました。それ以来、ミュンヘンで最も伝統と格式を誇るホテルとして国内外のVIPを数多く迎えています。天皇陛下も宿泊されたことがあり、その存在はミュンヘンの「顔」的存在です。
高級ブランドショップが立ち並ぶマキシミリアン通り沿いに佇む
天井のステンドグラスが圧巻の存在感!歴史と風格を感じさせるロビー
スタンダードな客室は極めてシンプルですが、壁に描かれた大胆な絵など遊び心が感じられます。またバスタブのある客室と、ない客室があるので、予約時に必ず確認する事。客室の広さを求めるなら、グランドデラックスがおすすめ。スーペリアルームとの差額は€100ほど。ジュニアスイートやスイートルームまでの出費もなく、リビングエリアのある部屋に滞在できるので、このホテルでは最もコストパフォーマンスが最も良い客室。同じカテゴリーでも広さに差異もあるようなので、「広い部屋」のリクエストを忘れずに!
スタンダードな客室は28㎡。コンパクトです
シンプルですが遊び心もあり
プールは気候天候を気にせず使える屋内プール。暑い時期には外のテラスがあるデッキチェアで日光浴、屋内でスイミングという使い分けも可能。屋内と言ってもしっかりと泳げる大きさなのは嬉しい上に、とても優雅な空間です。滞在中、一度は利用したいですね!
気候天候に左右されないプールは嬉しい存在
朝食はミュンヘン随一と言われるほど、種類豊富なビュッフェが評判。バイエルン名物の白ソーセージや、ハムやチーズ、他にもオーダー式の卵料理など、朝からたっぷりとパワーチャージできます。食べすぎに注意!
優雅な空間でいただく種類豊富なブレックファースト
所在地:Maximilianstraße 17, 80539 München
アクセス;マリエン広場から徒歩約5分。UバーンMarienplatz駅 徒歩5分
ソフィテル ミュンヘン バイヤーポスト( Sofitel Munich Bayerpost)
ミュンヘン空港から鉄道で一直線。駅から降りたらすぐに到着できるホテルこそ、ソフィテル ミュンヘン バイヤーポスト。ノイシュバンシュタイン城やローテンブルクなど鉄道を使ってミュンヘンから日帰りの旅を楽しもうと思っている人には断然このホテルがおすすめ。何と言ってもミュンヘンの5つ星ホテルの中で、一番ミュンヘン中央駅に近いホテル!
重厚な石造りの建物は遺産登録された貴重なもので、昔の郵便局を改装した重厚な姿でゲストを迎えてくれます。
歴史的建造物に登録されているかつての中央郵便局を改装
しかし一歩足を踏み入れると重厚な建物とは一線を隔す、息を飲むほどのスタイリッシュなロビーが広がっています。このギャップこそがソフィテルミュンヘンの面白さ。それはロビーだけではなく、共用部分、そして客室まですべてに取り入れられたセンスです。
同じくスパのイメージを覆すクールな造りのSOスパには、屋内プールなども備えられています。旅の疲れを癒す時間も旅の合間に作りたいものです。
①高級クラブのようなロビー
一番スタンダードなスーペリアルームは28㎡とコンパクトながらも、窓辺に寛ぎスペースのソファを配置するなど、空間使いが秀逸。白を基調にビビットな家具でアクセントをつけるなど、センスの良さが光ります。
②おしゃれなカラーリングと居心地の良いスペース使いが心地よい
朝食ビュッフェに並ぶクロワッサンはミュンヘンで一番美味しい、と言われるほどファンも多く、さすがはフランス資本のホテルチェーンと頷かされてしまいます。フレッシュジュースの脇にそっと置かれたシャンパンも嬉しい限り。朝からシャンパン片手に過ごすミュンヘンの朝。まるで夢のようなひと時です。
駅が近い環境からビジネスマン利用が多く、静かに食事ができるというのも嬉しいポイント。
③朝食のレストランはモダン。噂のクロワッサンを堪能したい
所在地:Bayerstraße 12, 80335 München
アクセス:ミュンヘン中央駅から徒歩1分
画像出典:①~③ Sofitel Munich Bayerpost
ホテル・バイリッシャー・ホフ(Bayerischer Hof Hotel)
1839年バイエルン王ルードヴィヒ1世の命により建設が始まり1841年にホテルとしてオープンした伝統と格式のホテル。多くの賓客を迎え入れてきましたが、1944年、第二次世界大戦の戦火で「鏡の間」以外を残して破壊されましたが、ミュンヘンオリンピックの年にかつての姿で復活。再び一流ホテルとしての歴史を歩み始めました。
あのマイケルジャクソンのお気に入りのホテルの一つだったことでも知られています。
王のホテルだった格式をそのままに残す威風堂々たる佇まい
美しいガラス張りのドーム型天井のロビー
テーマが分かれた客室は、いずれも有名な建築家のデザインによるもの。格式の中にも常連客を飽きさせない遊び心が際立ちます。上階の客室からはアルプスとミュンヘンの町並みを見渡せるので、リクエストをお忘れなく。
客室はテーマによってインテリアが異なる
このホテルの素晴らしい点は伝統や格式だけにあぐらをかかず、ゲストの喜ぶ施設をニーズに合わせ増設すること。最上階にはミュンヘンの高級ホテルの中で、最も魅力的なプールを造りました。その名も「ブルースパ」。1年中泳げるプールはガラス張りで、屋外にはルーフテラスにデッキチェアも設えられています。リラックスしながら見渡すミュンヘンの景色は最高!さらにスパ内にはマッサージやトリートメント施設はもちろん、ルーフトップレストランも併設し、観光メインではない「滞在型」のゲストに愛されています。
真冬は温水プールに。これはありがたい!
朝食はレストラン「ルーフガーデン」で。テラス席もあるのであたたかい日は外の風に当たりながらいただくのも良い気分。品数豊富なブッフェとアラカルトを合わせて注文できるバラエティに富んだメニューが楽しめる上、シャンパンもフリーフロー。ホテルにこもってのんびりする日を作って、朝からほろ酔いになっても良さそう。
レストラン「ルーフガーデン」
所在地:Promenadepl. 2-6, 80333 München
アクセス:ミュンヘン中央駅からトラムMarienplatz駅下車徒歩5分
ロッコ フォルテ ザ チャールズ ホテル(Rocco Forte The Charles Hotel)
このところ、最もリピーターの多い5つ星ホテルとして知られるロッコ フォルテ ザ チャールズ ホテル。
ミュンヘン中央駅から徒歩5分。緑あふれるレンバッハガルテン地区に佇む素晴らしい立地。ホテルは優美な曲線を描くアールデコ様式の建物で、天然のクリームシントラ石灰岩で作られているのだそう。
豪華さだけではなく、ホテルはサービスレベルでも定評があり、利用者の口コミ評価もすこぶる高し!美術館が近い環境と、センスの良さからミュンヘンの芸術愛好家の集うホテルとしても知られていて、それがゆえに、ホテル内のインテリアや絵画も貴重なものに出会うことができます。
曲線が優美な美しいホテル
ロビーのインテリアは重厚かつアートな雰囲気
客室は一番スタンダードなタイプでも40㎡の広さ!ソファーやオットマン付きの椅子など、客室は寛げるスペースがいっぱい。ミュンヘンでアップグレード料金なしにこの広さの客室に泊まれることはまずないのでは?
ドイツだけではなくヨーロッパでは5つ星ホテルでもバスタブのない客室は珍しくはありません。このホテルは標準装備。クリスマスマーケットなど、ドイツの冬に訪れる方にとっては、ありがたい存在です。
スタンダードな客室でこの広さと豪華さ!
プールはミュンヘンのホテルの屋内プールでは最大級。静かで落ち着いた雰囲気です。また「チャールズスパ」もあり、アロマテラピーを含むさまざまなトリートメントセラピーが受けられます。
大人の雰囲気漂う屋内プール
このホテルの朝食は生ハム、サーモンなど高級素材が上品に置いてあり、オーダーすればグルテンフリーのパンも数種用意してくれます。まだ、同じくオーダー制の卵料理はいずれもシェフが丁寧に作ってくれるもの。飲み物もカプチーノやマキアートなども対応可能です。もちろんドイツの5つ星ホテルの朝食のスタンダード、シャンパンも!
屋外テラス席はリゾート感溢れる素敵な造り。あたたかい季節に宿泊する方は屋外でシャンパン片手に贅沢な朝を楽しんでください。
テラス席のリゾート感が最高!
所在地:Sophienstraße 28, 80333 München
アクセス:ミュンヘン中央駅から徒歩5分(ほか空港から定時のシャトルバス(有料)と空港送迎 (有料・24時間対応あり)
ミュンヘンおすすめ高級ホテルMAP
美しく歴史ある町、ミュンヘンで高級ホテルに泊まるツアーアレンジが可能!
トラベル・スタンダード・ジャパンのドイツ・ミュンヘンのツアーはミュンヘンだけに滞在する旅から鉄道のフリーパス付周遊ツアーまで実に様々。しかも72,000円からあります。
これはホテルの場所が不便だったり、お安めのホテルを利用しているから。「それにしてもこの値段でホテルの料金込み?」と驚いてしまいますよね!
トラベル・スタンダード・ジャパンではこの一番安いスタンダードなツアーのホテルを、今回紹介したホテルにカスタマイズ可能。ホテル格上の料金がかかるのみなので、通常のツアーや個人手配よりはるかにお得な旅が完成します。
ドイツの中でも美しく、治安が良い上に、人々が優しいと評判のミュンヘン。芸術とグルメの町を旅するなら憧れの5つ星ホテルにおしゃれに滞在しませんか?