ギリシャ入国条件2024年最新情報!ギリシャ旅行に必要な書類や申請はある?※5月26日更新
ギリシャ入国最新情報2024年版をチェック!サントリーニ島への行き方も紹介!他にもミコノス島などエーゲ海有数のリゾートを有するギリシャ。もちろんアテネのパルテノン神殿を含むアクロポリスなど素晴らしい世界遺産も見逃せません!憧れのサントリーニ島も安い上にコスパの高いツアーもあります。詳しく紹介しますね!ギリシャのトップシーズンは5月から9月。ヨーロッパのバカンス客が押し寄せます。逆にピークシーズンを避けるなら、9月以降翌4月ごろまではリゾート地はオフシーズンなので憧れのサントリーニ島の洞窟ホテルにも安く泊まれます。2024年の夏休み、年末年始旅行、ハネムーンなどトップシーズンの予約はお早めに!
ギリシャ入国2024年最新条件は?ギリシャ旅行の基本もチェック!
ギリシャと言えば、誰もが一度は行ってみたい、と思ったことがあるのではないでしょうか。
首都アテネにはアクロポリスやパルテノン神殿など貴重かつ世界的に知られた世界遺産、新婚旅行や特別な旅行に取っておきたいサントリーニ島やミコノス島など、エーゲ海には素晴らしいリゾート地を有するギリシャ。
でも、ギリシャ旅行って今いくらなの?新婚旅行でサントリーニ島の憧れの洞窟ホテルに泊まりたいけど、さすがにお高いし、ヨーロッパって物価も上がってるんでしょう~?というアナタ。
はい、2024年5月26日現在、確かにまだまだギリシャに日本人の姿は少ない状態です。
でも、旅費が抑えられれば、食事代も、ショッピングも、ちょっと贅沢できますよね。
円安でも、ギリシャに行きたい!
実は、この時代にびっくりするほど安いツアーがあるんです。
サントリーニ島の憧れのホテルに泊まるために、ひたすらリサーチを続ける筆者の目に飛び込んできたのがこちらのツアー。
ちょっとのぞいてみて。安くないですか?ええっ?サントリーニ島やミコノス島ってそんなお値段で行けるの!?なんてびっくりしちゃうお値段。
もちろん、ホテルにもよりますが、それでも憧れの真っ白な洞窟ホテルに泊まれるツアーが34万円台から、そして、「サントリーニ島に行ってブルーモスクを見たり、海で泳いだり、おしゃれな町でショッピング、そしてシーフードを食べたりするからあまりホテルにこだわらない」という人であれば、20万円ちょっとで行けちゃう。
サントリーニ島ってそんな値段で行けるんですね。
こちらは旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーです。
なんでもヨーロッパ通の皆さんがお得な手段として使っている中東のエアラインとのパイプが強く、ツアーの多くはエアラインアワードの常連、カタール航空やエミレーツ航空を利用しているんですって。
サービス良し、乗り心地よし、機内食の評判も良いし、それなのに、さすが産油国よねえ、っていうお得さが魅力なんですよね。しかも、空港が巨大だったり、ショッピングや施設が楽しかったり、中東の空港散策してみるのも楽しいんですよ!
ためしにサントリーニ島のツアーをちょっと見て!もちろん全部航空券+ホテルだけのフリーツアーです。団体旅行じゃないので安心してくださいね。
世界的にその名を轟かす地中海リゾート・サントリーニ島
ギリシャはシェンゲン協定加盟国
ヨーロッパでは、シェンゲン協定と言う海外旅行でやってきた渡航者の周遊旅行が便利になる共通のルールを設けています。
ヨーロッパは国境が隣接していることが当たり前の環境で、特急列車やバスで国境を超える旅行者も多いのです。そもそも隣国に働きに行っている人も当たり前にいる地域。そのたびにいちいちパスポートを見せ、出入国手続きをし、税関検査を行っていたら、きりがありません。
また、観光で周遊していても「面倒だから1か国の観光でいいや」となってしまうことでしょう。
でも、シェンゲン協定加盟国は、まるで一つの国のように加盟国内を旅行することが可能で、それは日本国籍のパスポート所有している日本からの旅行者、日本に居住している外国籍の旅行者も同じように旅行をすることができます。
とはいえ、シェンゲン協定国外からの観光目的での旅行者には、きちんと守るべき入国ルールがあります。これがギリシャ入国時にも共通条件として義務とされているのです。
シェンゲン協定加盟国はどこ?
2024年5月現在のシェンゲン協定加盟国は
・オーストリア・ベルギー・デンマーク・エストニア・フィンランド・フランス・ドイツ
・ギリシャ・ハンガリー・アイスランド・イタリア・ラトビア・リヒテンシュタイン・リトアニア・ルクセンブルグ・マルタ・オランダ・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・スロバキア・スロベニア・スペイン・クロアチア・スウェーデン・スイス
以上の国は一度協定加盟国内の国から入ったら、協定加盟国内の次の国の入国の際に再び入国審査や税関申請を受ける必要がありません。もちろん出国については、周遊旅行をする場合、各国で出国審査をする必要はありません。帰国する最後の国で出国手続きを行うだけ。
日本は休暇が短いので、シェンゲン協定加盟国内を観光目的で長期旅行することはなかなか難しいですが、卒業旅行、退職時の有給消化、ワーケーションが認められた場合などには一度はやってみたいと憧れてしまいますよね?
EU加盟国とシェンゲン協定加盟国の違い
シェンゲン協定加盟国とEU加盟国は同じだと考えている人も多いようですが、実は微妙に異なります。
EU加盟国はオーストリア・ベルギー・チェコ・デンマーク・エストニア・フィンランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・ハンガリー・イタリア・ラトビア・リトアニア・ルクセンブルク・マルタ・オランダ・ポーランド・ポルトガル・スロヴァキア・スロヴェニア・スペイン・スウェーデンを指し、EU加盟22か国と欧州自由貿易連合(EFTA)加盟4か国の計26か国がシェンゲン協定加盟国です。
26か国間では、EU市民もEU域外の場合も、パスポートなどの出入国審査が廃止されています。また、外国人がビザや留学など長期の滞在をする場合、シェンゲン圏共通の短期滞在査証を発行するなど共通政策が取られています。
ただ、観光だけで周遊旅行を考えている場合は、移動に大きく関係するシェンゲン協定加盟国を覚えておく方が大切です。
ウワサのETIAS(エティアス)は2025年中旬以降まで延期中
そんなギリシャはEU(欧州連合)加盟国の一つでもあります。
EUといえば、観光目的の場合、査証免除となるシェンゲン協定加盟国にも加入してるのですが、その際、ビザの申請なく入国する外国人観光客に渡航前入国申請制度「ETIAS(エティアス)」で入国の許可を取ってもらうことが決定しています。
しかし、ずるずると導入期間が延期されており、2024年3月現在も、2025年半ばまで導入は延期されています。
このシステムはアメリカ、カナダ、オーストラリアでは導入されているため、特に珍しいものではありませんが、それでも申請料がかかります。できれば永遠に延期願いたいものですね(笑)!
申請も面倒だし、支払いも嫌!という方々。さぁ、今のうちにギリシャに行っておきましょうか。
ギリシャで行くべき観光スポット
ギリシャ観光と一言で言っても、どこをまわればいいのでしょう。外せないスポットだけ簡単に紹介します。
アテネもリゾートも両方まわりたいのか、アテネを拠点にアテネ郊外の遺跡迄や自然も見たいのか、サントリーニ島だけでゆっくりするのか
旅行の計画を立てる参照にしてくださね。
アテネ
ギリシャの首都であり、古代遺跡の多いアテネは、サントリーニ島に行く人も乗換で立ち寄ります。
ここまで来て世界的のその名を轟かす世界遺産を無視してバカンスも、かなりもったいない。1日だけでも世界遺産観光は入れたいものですね。
世界遺産「アテネのアクロポリス」の中心・パルテノン神殿
世界遺産「アテネのアクロポリス」の中心に建つ、ギリシャの古代文化の神殿の中でも最高傑作と言われるパルテノン神殿は、名前、またその造りも「知らない」「見たことがない」という人は皆無かもしれません。世界史でも美術でも出てくるパルテノン神殿は、1834年に復元されたもの。
アクロポリス内には、ギリシャ最古の劇場の遺跡、アルミテス・ブラウロニアの聖域、エレクティオン神殿などがあり、見ごたえたっぷり。
公式サイト:Acropolis🔽
オリンピック発祥の地!パナティナイコ競技場
第1回オリンピック・アテネ大会(1896年4月6日~15日)が行われたオリンピック発祥のスタジアム。
ここでやっておきたいことは、競技場のトラックを実際に走ること、そして、表彰台での記念撮影。ここでしかできない凄い体験なので、アテネを訪れたらぜひやってみましょう。
オリンピック資料館には、過去のオリンピックのポスターやトーチも飾ってあり、もちろん日本のものも。
混雑する観光スポットの一つです。朝早く出かけ、資料館にもい時間がおすすめです。
公式サイト:Panathinaiko Stadium🔽
アテネから片道6時間!メテオラ修道院
アテネから電車やバスを乗り継いで約6時間。ギリシャ北西部のテッサリア地方にあるメテオラ修道院は、ギリシャで一番の絶景の世界遺産です。
日帰りだと移動の方が長くなり、ぜっかくの観光が台無しになるので、1泊2日で行くことをおすすめします。
とはいえ、アテネに泊まるのが2泊しかないという方にはおすすめできません。アテネの世界遺産もじっくり見るべきなので、アテネに4日以上いる方が良いでしょう。
メテオラ修道院は、断崖絶壁に建てられた6つの修道院。まさに天空の修道院。断崖絶壁の下から見上げる修道院も素晴らしいですが、ここはやはり上るべし。ただ、6つの修道院は、それぞれ閉館日が違うので、調べていきましょう。
ただ、個人で行くのは初めてのギリシャ旅行などではハードルが高いので、オプショナルツアーを申し込むのが賢い方法。
中にはバスに乗っているだけで、到着するツアーもあるので、こういう時には使うべし。
鉄道やバスはそんなに本数がありません。
詳細:https://visitmeteora.travel/
この景色は唯一無二
ギリシャのリゾートアイランド
ギリシャには夢に描いたリゾートライフが楽しめる離島があります。エーゲ海に浮かぶ島々は大人気。
ギリシャにはクルーズも含めて訪れることができるリゾートアイランドがたくさんあります。
ここでは知名度と行きやすさから2つの離島を紹介します。
サントリーニ島
この景色を見て「うわあ!行ってみたい!」と思ったことのある方が実に多いサントリーニ島。
ポスターなどでも有名なブルードームのある島です。
断崖絶壁に白を基調にしたホテル、ショップ、レストランが建ち並び、エーゲ海に映える可愛らしい町並みを作り出しています。
サントリーニ島を象徴する、ブルードームは夕暮れが美しく、日没時には、歩けないくらい狭い通りに人が集まります。
6月~8月はサントリーニ島のリゾートシーズン。世界中からおどろくほど人が集まります。正直言うと、日本の9月の連休など、まだプールや海には入れるけど、シーズンオフ…という頃を狙った方がおすすめ。その方がホテルや航空券、ツアーも安くなります。
12月の年末年始は、本当に静かで、過ごしやすいですが空いているレストランやショップも少なくなるので調べてから出かけましょう。泳がない人は、冬の静かなサントリーニ島にハマってしまう人も少なからずいます。
サントリーニ島にはアテネから飛行機が一般的。フェリーもありますが片道6時間の船旅で、移動や乗船手続きの時間を入れると、短期間の旅行にはあまりむいていません。
また、サントリーニ島にせっかく行くのであれば、白壁の洞窟のような造りのホテルや、同じく白壁の海に面したプールのあるラグジュアリーホテルでのんびりするのがおすすめ。
「いやいや、そんなことしたら、一人100万円以上かかっちゃいそう!」
いえ、なんと冒頭で紹介した旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンなら、34万円台からサントリーニ島のラグジュアリーホテルに泊まるツアーがあるので見逃さないで!
特にハネムナーの皆さん!これならハネムナーの憧れのサントリーニ島を諦めずに済みますね!
ミコノス島
「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と称されるミコノス島。
青い海と、青空、そして白壁の建物が続きます。入り組んだ小道が続き、散策も楽しく、素朴な雰囲気も残りますが、実はパーティーアイランドの側面も。
個人参加が恐い人は、パーティーに参加するオプショナルツアーもいろいろあるので、興味のある人はリサーチを。
アテネからはサントリーニ島同様、飛行機か船でアクセスできます。やはり船は時間がかかるので、短期旅行の場合は、飛行機がおすすめ。
ギリシャ最新入国方法・準備から入国まで(2024年5月26日現在)
冒頭で説明した通り、ギリシャはシェンゲン協定加盟国です。域内共通ルールを踏まえ。準備から入国まで解説します。
ギリシャへの観光での入国・ビザ申請は必要なし
ドイツを含むシェンゲン協定加盟国域内への観光での日本国籍者の渡航は、あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えなければ同域内での無査証短期滞在が許可されています。
あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えないとは?
シェンゲン協定を語る上で必ず出てくる「あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えない」ですが、はっきり言って、意味が解りません(笑)。
どういう意味?
そもそも日本人の社会人のヨーロッパ方面への旅行は短くて5日間、長くても9日間、という場合が大多数。
休みが長い国の方、短期留学などを考えている方が羨ましですよね。
最大90日も凄いなあ、という感じですが、180日間についてはむしろ想像を超えています。
だから余計「何を言ってるんだろう?」と思ってしまいますよね。
ただ、これは短期出張や短期留学をする方は絶対に覚えておいた方が良いことです。
シェンゲン協定域外の国、特にアジアなどは、短期滞在の査証免除は許可されていても、同じ日数のビジネス渡航や留学に関してはビザ申請が必要という国も多いですよね?
しかし、シェンゲン協定域内の場合は、期出張や短期留学でも免除されます。これは素晴らしいこと!
日本国発行のパスポートを保有する人が、シェンゲン域内を90日以内の短期間だけ滞在する場合は、シェンゲン共通ビザ政策が適用され、ビザが免除され、一度シェンゲン域内の国で入国すれば、域内の国を出入国審査なしで、すべて旅行が可能です。
例:ギリシャで入国、その後イタリアに入国する場合、出入国審査は不要。その後フランスに移動してフランスから帰国する場合は、フランスの入国審査は不要、フランスで出国審査を受ける。
ただしそれらの自由な旅行ができるのは「あらゆる180日の期間内で最大90日間」。
過去180日以内の滞在日数は、複数のシェンゲン域内での滞在、トランジットでの通過、帰国をはさむ訪問も、90日間の短期滞在の期間としてカウントされます。そのためシェンゲン域内の国々に90日目一杯滞在する周遊旅行や短期留学、短期出張する場合は、それ以降の180日間は、トランジットですら域内に立ち寄れません。つまり半年はシェンゲン域内に戻れないということなので、リピーターの方は気を付けましょう。
これはシェンゲン協定加盟域内での不法就労や不法滞在を防ぐための法律です。
ギリシャ入国に必要なパスポート残存有効期限
パスポート残存有効期限はギリシャを含むシェンゲン協定加盟国を出国する日より、3か月以上。
ギリシャの場合、査証欄空白ページは2ページ以上が必要です。シェンゲン協定加盟国の中には残査証空白ページが異なる場合があるので、ギリシャと合わせて周遊旅行を考えている方は、出国する国の残査証空白ページもチェックしておきましょう。
航空券を取る
日本からギリシャは、たとえ首都アテネであっても直行便はありません。
ヨーロッパや、中東(カタール・ドバイ・トルコ)を経由する飛行機の航空券を取り、旅行することになります。
おすすめは以下
◆カタール航空
燃油サーチャージのかからない上に、エアラインアワードの首位に君臨するカタール航空。こちらのビジネスクラスはお手頃な上に完全個室のQスイートが人気。エコノミークラスも十分ゆとりある座席です。
◆エミレーツ航空
中東アラブ首長国連邦ドバイのフラッグキャリア。サービスの質も良く、ドバイ経由で、ドバイでお買い物をする経由旅をするのもまた楽しい。ビジネスクラスはもちろん、実はエコノミークラスの機内食も美味しい
直行便のない国ほど無限の組み合わせが可能なので、先ほどから紹介している中東のエアラインに強い海外専門の旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンに相談してみては?
また、サントリーニ島の憧れの白い洞窟ホテルに宿泊しても「ええっ?こんなに安いの!」なんて感動しちゃうかもしれないツアーもあるので、合わせて聞いてみましょう。
ツアーも、ホテルや航空券をカスタマイズして予算内のオリジナルにしてくれるので、自由度がとても高いみたい!
【推奨】海外旅行傷害保険に加入を!
ギリシャ入国時に海外旅行傷害保険に加入する義務はありませんが、コロナ禍前から海外旅行保険加入は推奨されていました。例えば新型コロナウィルス感染症が5類に移行したとしても、なくなるわけではないですし、季節性インフルエンザと同じ扱いになったとしても、インフルエンザに感染したことがある人ならわかるはず。結構きついですよね?筆者も「大丈夫大丈夫、コロナなんて、風邪って人もいうくらいだから」と思っていましたが、実際感染したら、発熱と倦怠感で10日間くらい元に戻らず。「誰だよ、風邪って言ってたの?」と、思うくらいでした。
他にもはしかやインフルエンザなど、渡航先で何かしたの病気に感染したりすることも。
それだけではありません。旅行には盗難や飛行機で荷物が出てこないロストバゲージ(筆者直行便で2回あります!結構あるんですよ、これが!)、スーツケースの破損、ケガ、気候やストライキで飛行機が飛ばないなんて言う時も補填してくれる海外傷害保険に入るのは海外旅行でとても大切です。
搭乗予定の便を逃しても代わりの便の手配料金、ホテルの延泊料まで補填してくれる保険もあります。
いずれの場合も以下の届け出や領収書とともに、保険会社に申請することになります。
盗難:ギリシャの警察へ届け出て、被害を受けた証明をもらう
ロストバゲージ:空港で証明書をもらう
ケガや病気の通院や入院:病院で領収書をもらう。英文の保険加入証明書を持って行くとスムーズに相手にわかってもらえる
ホテル延泊や、代替え航空機手配:領収書をもらう
ギリシャ出発当日
いよいよギリシャ出発。
ギリシャ旅行のための日本の空港でのチェックインはパスポートと航空券だけでOKです。あとは機内預け荷物をカウンターで預かってもらうだけ。
経由便の場合は、経由する国で受け取ることはなく、荷物はそのまま到着する国の空港で受け取ることになります。経由便の場合、まれに経由国に荷物が残ったり、違う国に行ってしまうという「ロストバゲージ」もあります。
そんな時のために、到着日1日分くらいの着替えは手荷物として持っておくのもアリです。また、しつこいようですが、海外旅行傷害保険に入っていれば、ロストバゲージで必要になった日用品の購入も補償されるので加入が無難。
出入国カードの記入は不要
ギリシャを含むシェンゲン協定加盟国は、かつては機内で記入することが当たり前だった出入国カードの記入が撤廃されています。
税関申請書は不要
出入国カードと同じく、機内で記入していた税関申請書も撤廃されています。シェンゲン協定加盟国だけではなく、最近は課税申告しなければならない方以外の税関申告書を撤廃した国が増えています。
「やったー!日本の免税店で買ったタバコを山のように購入して、申告せずに日本に持ち帰ろう」なんて思ったアナタ。たとえ無申告でもランダムで荷物を調べられることもあるので、正直な申請を忘れずに。
ギリシャ入国手順
ギリシャへの入国は以下の手順で進みます。
①空港に到着
②入国審査(Passport Control)
入国審査カウンターに進み、パスポートと航空券を入国審査カウンターで提示。帰国するための航空券の提示を求められる場合もあります。
③荷物受け取り(Baggage Claim)
機内に預けた荷物を受け取ります。
日本同様、便名が表示されているターンテーブルへで待ち、荷物が出てこなかった場合は係員に申し出ましょう。
海外旅行傷害保険に入っていると、荷物が出てこなかったことで必要な物を購入した場合の補償も出るので、紛失証明をもらっておきましょう。
④税関税関(Customs)
荷物が免税の範囲内なら申告なし(Nothing Declare※緑のランプ)へ
免税を超える荷物を持ち込むのであれば(Goods to Declare※赤のランプ)へ
日本帰国の前に要チェック!日本の入国はコロナ禍前と何が変わった?
コロナ禍と言われる時期が終わってから、久しぶりに海外旅行をする、という人もまだ多いかと思います。
というのも、コロナ禍以降、燃油サーチャージ高騰と円安、インフレで、お盆やGWでも日本の渡航者が減っているということで、パスポートの所有率も20%台。だから「だいぶ前から行っていない」という人が、多いはず。
実は、日本帰国は、日本国籍者の入国から空港の外に出るまで、電子化されたことで、かなりスムーズになりました。
ここではコロナ禍前の帰国と変わった変更点を解説します。
入国方法の詳しい詳細や手順については日本帰国の項目で後述します。
日本国籍者は日本入国がコロナ禍前よりスムーズに!
日本国籍者は2024年5月26日現在、入国時に入国審査カウンターに並ぶ必要がなくなりました。
パスポートを自動化ゲートに読み込ませ、パスポートの写真と実際の顔をカメラで認証するだけ。約10秒程度で自動化ゲートを通過できます。
パスポートに帰国のスタンプはおされないので、スタンプがほしい場合は自動ゲートを通った先に希望者のみスタンプを押してくれるカウンターがあります。
新たな感染症の監視「感染症ゲノムサーベイランス」実施
世界各国の入国制限撤廃はあくまでも「新型コロナウィルス感染症」におけるもの。そのため、新たな感染症の流入を監視する「感染症ゲノムサーベイランス」が行われています。
「検査があるの?」と思いがちですが、検査はありません。体温チェックができるサーモカメラの前を通るだけ。もちろん発熱など症状がある場合は「任意」で検査を依頼される場合も。
ただ、一時期ヨーロッパで「はしか」が流行した際、日本上陸で話題になっていました。今後も何の感染症が流行るかわかりません。発熱や発疹など気になる点がある場合は、自分のためにも自己申告することをおすすめします。
税関申請はスマホでスムーズに!「Visit Japan Web」
日本の帰国にはパスポートのみが必要です。しかし、コロナ禍前同様、空港の外に出るためには税関申請と申告が義務となっています。ドイツ同様、最近は税関申告が不要な旅行客については申請自体を撤廃する国も増えていますが、日本は撤廃していません。
税関申請方法はコロナ禍前はひとつしかありませんでした。
2024年5月26日現在は2つ。
①Webシステム「Visit Japan Web」を利用しての税関申請と申告
②機内配布の税関申告書に記入。有人カウンターで職員と対面しての申告
日本政府は②のスマートフォンで税関申請も申告も完結できる「Visit Japan Web」での税関申請を推奨しています。
「Visit Japan Web」はもともとコロナ禍に、検疫をするために作られたもの。ワクチン接種証明もしくは陰性証明書の登録など様々なことが行えるWebシステムでした。
しかし検疫自体が不要となり、訪日外国人以外は税関申請しか使える機能がありません(訪日外国人観光客は、入国審査や免税の手続きにも「Visit Japan Web」を利用)。
せっかく開発したものだし、使える税関申請と申告だけはついでに日本人にも使ってもらいましょう、という感覚なのかもしれませんが、実際に機能的には非常に便利。帰国時にスピーディーに空港の外に出られることを考えると、登録しても損はありません。
「Visit Japan Web」は登録時のアカウント登録が少々面倒ですが、旅行情報を登録し、税関申請を登録、QRコードを取得して日本の空港で電子税関申告にパスポートとともに読み込ませれば、これまで長く並んだ有人カウンターの列に並ぶ必要はなくなります。また新規登録で行った旅行者やパスポート情報の入力は次の回から不要。自動化ゲートを利用して到着ロビーに出ることができます。
もし登録しない場合はコロナ禍前と同様、機内で配布される税関申告書を必ず記入して、有人の税関カウンターに並びましょう。日本は水際対策撤廃以降、訪日外国人観光客がどっと増えおり、中国の団体旅行も戻ってきました。こうなると話は別。税関はどこの国の人も必ず行うことなので、日本帰国者と訪日外国人観光客の列がずらーっと長蛇になることが予想されます。もちろん旅行がオフシーズンの場合は別ですが、それぞれの国に長期休暇があることをお忘れなく。年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み以外のすいている、すいていないは予想できません。
特に空港を出る時間に終電に間に合うかなあ…と、心配しているような方や、空港を出てから先にまだ長い移動が残っている場合は、「Visit Japan Web」の税関申請登録をおすすめします。
登録方法は、日本帰国についての項目で詳しく解説しますね!
ギリシャからの出発
2024年5月26日現在、日本国籍者は日本帰国時
・帰国のため渡航先での空港カウンターチェックインで提出するものは航空券とパスポートを用意
・自動チェックインを終えている場合も手荷物預けの際、パスポート確認をされる
VAT(付加価値税)返金手続き
ギリシャで免税対象の店舗でショッピングをした場合、支払い時に、免税書類を忘れずに受け取っておきます。店舗で免税書類を請求する際は、必須項目がすべて正しく記入されていることを確認してください。記入漏れがあった場合、税関で却下される場合があります。
対象者は
・対象店での50ユーロ以上の買い物をした方
・非EU域外からの旅行者
ギリシャがEUを離れる前の最終目的地の場合、出国前に免税書類に承認を受けます。税関または免税手続き用キオスク(セルフサービスで係員はいません)で手続きします。
免税書類に承認を受けるには以下が必要です。
・パスポート
・搭乗券
・購入した商品
・税金払戻し用免税書類の原本※ギリシャでは、小売店のレシートが免税書類の原本となります。絶対に捨てないように帰国まで取っておきましょう。
日本帰国
コロナ禍前と同じ入国が可能ですが、少し変わったことがあるので日本帰国の準備と入国、日本の空港の外に出るまでを詳しく解説します。
日本の空港では空港に入り、預け荷物を受け取ったら、コロナ禍前同様税関申請と申告を済ませなければ空港の外に出ることはできません。
日本国籍者の入国
日本の空港に到着後、入国審査へ進みます。
訪日外国人は、入国審査時、QRコードを提示。後述しますが羽田空港国際線ターミナルに帰国する場合、新しいシステムが導入されており、「Visit Japan Web」で税関申請をした場合は、税関申請を入国審査の際にできることになったようです。
日本国籍者の入国についてはQRコード提示などは一切必要ありません。自動化ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけ。コロナ禍前に並んでいた入国審査のカウンターに並ぶ必要はありません。
税関申請と申告
前述通り、2024年5月26日現在の税関申請方法は2つあります。一つは日本政府が推奨している「Visit Japan Web」で行う方法と、コロナ禍前のスタンダードな方法です
Visit Japan Webで税関申請と申告を行う場合
用意するもの
・パスポート
・航空券
・WI‐FI接続可能なスマートフォンなど
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
最近は「Visit Japan Web」の偽アプリが出回っているそうなので、検索せず、「Visit Japan Web」から直接入りましょう。「Visit Japan Web」には、Webサービスしかなく、アプリは存在しません。
初めての人は「新規アカウント作成」をタップしてアカウントを作ります
②利用者情報の登録
・画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。
こちらはアカウント作成時のみ登録すればOK!
③帰国便など質問に対する入力
※フライト情報などを必要。便名が必要なのでチケット準備をお忘れなく
④必要な手続きの情報登録
※現在日本国籍者の場合は、税関申請の登録のみ
⑤必要な手続き項目下にある「QRコードを取得」をプッシュし、QRコードを取得
※日本入国者は税関のみのQRコードを取得。
「Visit Japan Web」は翌年の年末まで登録可能。
直前に登録をしなくても良いため、日本出発時に入力を済ませることも可能。渡航後の入力が面倒であれば日本で入力して飛び立ちましょう。
ただし、帰国便の情報を入力する必要があるため、航空券を購入してからでなければ入力できません。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
Visit Japan Webは以下の点がとても便利!
①海外旅行前に入力できる
旅行の翌年の年末まで入力できるVisit Japan Web。余裕で日本出発前に入力が可能です。
②同行の家族分が1アカウントで申請できる
Visit Japan Webは一つのアカウントで旅行に同行する家族全員分の登録が可能です。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
出典:デジタル庁
日本の空港に到着後では各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになりますが、2024年5月26日現在は、日本国籍者は税関審査迄不要。
日本国籍者の入国は、自動ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけで、有人カウンターに並ぶ必要は一切ありません。コロナ禍中の空港整備でとても便利になっていたのです。
後はバゲージテーブルで機内にに預けた荷物を受け取り、Visit Japan Webの税関からQRコードを取得し、電子申告機でパスポートとQRコードを読み込ませます。
羽田空港国際線ターミナルはバゲージテーブルのすぐ近くに読み込み機があり、係員の方が説明してくれるのでとてもわかりやすかったですよ。
以前は預け荷物を受け取る前に電子申告機で申告できましたが、徐々に変わって来ています。
成田空港は、荷物を受け取った後しか読み込み機がないので、受け取る前の申請はできません。
このように空港によって異なりますので、係員の指示に従いましょう。
荷物を受け取った後は、自動化ゲートへ。
デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。
Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書
「Visit Japan Web」を登録しない場合
未だに「Visit Japan Webに登録しないとまずいんじゃないの?」という人がいるのですが、それはあくまでもコロナ禍を象徴していたもの。今はもう、義務でもなければ登録しないと帰れないということはありません。また、そこまで「まずいんじゃないの?」と思うこともありません。
ただし税関申告をしないと到着ロビーに出ていけないので、以下のことを忘れずに。
①日本帰国の機内で配布される税関申告書を記入
②機内で受け取り忘れた場合は、空港の手荷物受取所近くに税関申告書がおいてあるので記入
③有人の税関申告カウンターの列に並ぶ
時間がかかるだけで、やる事はコロナ禍前と同じです。シーズンオフで混みあわない時間であれば登録しないのも手ですが、この所の訪日外国人観光客の増加は想像を超えています。日本の旅行のピークシーズンではなくても、各国に長期休暇のシーズンがあるため、帰りの終電が気になる人などは、Visit Japan Webを登録しておいた方が無難です。
2023年ギリシャ旅行のツアーや航空券を予約しよう!
さあ、もうギリシャに飛びたくなったでしょう?
特にコロナ禍で海外ハネムーンを考えていた人も、ギリシャのサントリーニ島やミコノス島は候補に入っていたはず。
ギリシャと言えば地中海シーフードね!待ってるよー!
バカンスシーズン狙い?シーズンオフ狙い?
ギリシャは地中海バカンスで知られるサントリーニ島やミコノス島などが有名で、実際ギリシャのリゾート地区を狙っている人も多いでしょう。
トップシーズンに行きたいという人も、シーズンオフに行きたいという人も旅行会社に相談する時期がやってきました。サントリーニ島やミコノス島は航空運賃だけでも高く、ツアーも高額な場合が多いのですが、先ほど紹介したトラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは思わず「やすっ!」と唸ってしまいます。
「そんな値段でギリシャに行けるわけないじゃない。チケット代より安いでしょ?」と疑うほどの激安価格です。ちょっとリサーチしてみましょう。
なぜこんなに安いのか?と言うと、先ほど説明したと通り、中東経由のサービスに定評の高いお棟な航空会社と強いコネクションを持っているから!
特にロシア上空を飛行機が飛ぶことができず、多くの航空会社がヨーロッパ便を減便。そんな時に頼れるのは中東経由の航空会社です。
カタール航空やエミレーツ航空は中東経由の航空会社ですが、いずれもエアラインアワードを何度も獲得している名エアライン。
ツアーではなく航空券を利用してギリシャに行きたいという人も、中東のエアライン利用は考えた方が良いですよ!
ギリシャ旅行は今のうちに予約がお得!
もう夏休みや、シルバーウィークの予約を済ませてしまってはいかが?
満席になる前に、早いうちの予約がおすすめなんです!
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、サントリーニ島も夢じゃない!
おすすめのギリシャのツアーは?
最後に「このツアー内容でこの値段で行けることは今後あり得えない!」と思えたコスパの高いギリシャのツアーをピックアップしておきました。要チェックです!
リベンジ・ハネムーンに憧れのサントリーニ島はいかが?
ハネムナーに大人気のサントリーニ島。
真っ白な壁のサントリーニ島名物・洞窟スタイルの5つ星ホテルに泊まるツアーまで、ビックリするほどお得です。本当に今後この価格は出ないと思いますよ!
コツは9月以降、年末年始などサントリーニ島のオフシーズンをねらうこと。なるべく早い予約がお得のカギです。
新婚旅行は憧れのサントリーニ島へ!
地中海に溶けていきそうなインフィニティプール
アテネで世界遺産巡り!アテネの旅も激安!
世界でもっとも古い都市の1つアテネ。その歴史はなんと3400年以上!アクロポリスには教科書で見て以来誰もが一度が見たいと憧れたアテネのシンボル、パルテノン神殿があります。これだけ荘厳な雰囲気を湛えながら2500年以上前に建てられたというから驚き。ナイキの語源となったアテナ・ニケの神殿など、見どころが満載です。
また、アテネの夜のお楽しみは、これらの遺跡群がライトアップされた幻想的な風景。この景色を望むバーやレストランもあり、人類の歴史を眺めつつの時間が過ごせます。
アテネの町から見るアクロポリス