イタリア・アマルフィ海岸の外さないお土産6選!世界一美しい海岸線の思い出を買って帰ろう!
世界一美しい海岸線と讃えられ、世界遺産に登録された南イタリア「アマルフィ海岸」。すでに旅行の計画を立てている人は「お土産は何を買おうかな?」と悩んでいる人も多いのでは?日本では映画の舞台になったこともあり「行ってみたい」と思う人も多いはず!限られた時間の中で外さない気の利いたお土産が買えるよう先に予習しておきましょう。
①アマルフィ海岸で作られるアンチョビと魚醤
イタリア屈指のリゾート地にもかかわらず、古くから漁師町であったアマルフィ海岸。その海岸線にある小さな町チェターラは古くから良質なカタクチイワシが大量に獲れます。日本のテレビ番組でも取り上げられ、寺院に壁にまでカタクチイワシが描かれるほど、この街と切っても切れないカタクチイワシとはイタリアが誇る食材の原料!皆さんもよーく知っているアンチョビやコラトゥーラという魚醤の原料です。
アマルフィ海岸沿いの道はバスで結ばれているので、アマルフィに滞在の人も、ポジターノや他の街に滞在の人も、お土産を買いに行ってみましょう。店のあちこちで、コラトゥーラやアンチョビが売られています。それらを使った郷土料理のお店もあるので、ランチがてらのショッピングでも良さそう!
ここでは日本でも知られる有名店の情報をお教えしますね!
イタリアのアンチョビ産地はアマルフィ海岸!
アンチョビはタクチイワシの塩漬けにし、オリーブオイルに浸けた日本でもとても愛されている食品。魚の切り身状で瓶詰されているものから、缶詰になっているものまで、イタリアを代表する食材のひとつ。お土産にとても重宝されます。
なぜ重宝されるのかというと、これさえあれば平凡な味が一気にイタリアン。例えばグリルしたキャベツにオリーブオイルとアンチョビをそえれば、何の変哲もないキャベツがワインのお供にぴったりの「アンチョビキャベツ」に!バゲットにガーリックバターを乗せたガーリックパンに乗せれば、前菜として損傷のないカナッペに!そして茹でたスパゲティを、ペペロンチーノ(オリーブオイル、トウガラシ、ニンニク)として味付けする際、アンチョビを加えたら、それはもう・・・お店の味と遜色のないひと皿に!
イタリア最大のアンチョビの産地がアマルフィ海岸なのだ!
美食家が唸る旨味!アマルフィ産・魚醤「コラトゥーラ」
同じくチェターラではカタクチイワシと塩を交互に重ね、塩蔵熟成させて作るコラトゥーラという魚醤が有名です。古代ローマ時代には既に存在し、トマトソースが入る以前のローマ人の旨味調味料として「ガルム」というソース名で使われていました。今ではチェターラでひっそりと造られているのみとなっていますが、今でもアマルフィ海岸ではコラトゥーラを使ったパスタが郷土料理として愛されています。 ガーリックやトウガラシを使った炒め物のほか、ペペロンチーノのパスタの調味料としてぴったり。家庭で簡単にアマルフィの素朴な郷土料理を再現できるので、ゲットしてみて! ちなみにパスタなら、スパゲティやリングイネなどの細いものを使用。コラトゥーラにしっかりと塩分がついているので、麺を茹でる際は塩を入れないようにしてください。
現在イタリアのコラトゥーラ産地はアマルフィ海岸のチェターラのみ
住所:Corso Umberto I、64-84010 Cetara Sa
営業時間:8:00~20:00
定休日:日曜日
②ソレント~アマルフィ海岸が一大産地!レモンのお酒「リモンチェッロ」
イタリア全土で有名なレモンのお酒「リモンチェッロ」ですが、一番の産地がソレント半島からアマルフィ海岸一帯。作り方は、レモンの果皮をアルコール度数の高い蒸留酒に漬したあと、取り出し、砂糖水を加えて1か月ほど置く製法が一般的です。
昔からソレントを中心とした地域で、家庭で飲まれていた食後酒でしたが、バカンスで訪れる観光客がその爽やかな味わいに感動。イタリア各地・ヨーロッパ各地に広められ、現在では世界的に知られるイタリアを代表する名産品になりました。
世界的に有名なお酒を、発祥の地で買って帰れるなんてなかなか凄いチャンス。アマルフィのスーパーマーケットで簡単に手に入れることができますが、アマルフィの街にはリモンチェッロの専門店があるので、近くに泊まった人はぜひ行ってみて。
住所:Piazza Duomo, 39 – 84011 Amalfi SA
営業時間:9:30~21:30
③陶器の街・ヴィエトリ・スル・マーレの陶器
ヴィエトリ・スル・マーレは、日本でも知られている陶器の街。陶器を扱う有名なギャラリーや店舗がこぞって輸入するほど、多くのファンを持つ工房も多くあります。
ここで作られている色鮮やかなマヨリカ焼きの陶器は、ソレントやポジターノ、アマルフィなどの観光地のお土産屋でも沢山売られていますが、もし陶器が好きだったり、料理に興味がある人なら訪れる価値が高い!ウンベルト1世通りからマッテオッティ広場までは陶器店がぎっしり!街中が可愛らしい陶器アートで飾られていて、歩くのも楽しい街。
街中が陶器のアートであふれるかわいらしい街
この街でお気に入りを発見したいなら「ここ!」と決める必要はありません。オーナーがアーティストで工房を一角に持ち制作している店がたくさんあります。運が良ければ制作行程を間近で見学させてくれることもあるので、色々めぐって、とっておきのお気に入りを購入してください。陶器は重いので持ち運びには限度あり(笑)。小皿や小物ならばいくつか持ち帰れそうですね!
お土産屋の物と異なり普段使いできる柄の物が多いのも特徴
所在地:Vietri sul Mare SA,
アクセス: サレルノ駅前からバス、または鉄道で10分。バスはSITAバスとBUS ITALIA(旧CTP)の2社が運行。アマルフィ方面から逆方向も運行
営業時間&定休日:店舗による
④アマルフィのスーパーで買える!おしゃれで美味しいお土産
アマルフィ海岸ご当地パスタ・シャラティエッリ(Scialatielli)
イタリアのパスタの発祥地は、ナポリ、そしてここ、アマルフィ海岸も含むカンパニア州ということで、パスタ全般は郷土料理。とはいえその中でもアマルフィ海岸の郷土料理として食べられているのがシャラティエッリ(scialatielli)。
これってうどんの中でも「讃岐うどん」「稲庭うどん」などいろいろあるのと似ていませんか?そう、香川県に行った人が「これ、お土産の讃岐うどん!」と言うように「これ、お土産のシャラティエッリ」と言って渡してみましょう。
あれ?同じなのになんだか少しかっこいい!とはいえアマルフィのスーパーで€1ぐらいで購入できるので、気取れる度合いで言うと、もの凄くコストパフォーマンスがイイ(笑)お土産でしょう?
シャラティエッリは小麦粉を水ではなく牛乳で混ぜて仕上げた「もちもち直感」の素朴なビジュアルのパスタです。普通のパスタ同様、いろいろなソースで試してみて。
アマルフィならではの味を買って帰ろう!
アマルフィで感涙したあの味!レモンリゾット
最初は「レモンリゾット?酸っぱいご飯ってどうなの?」と疑問に思いつつも、アマルフィ海岸でチャレンジして美味しさのあまり感動の涙を流した!なんていう人も出てくるはず・・・それほど美味しくて爽やかなリゾットですが、実はこれ、スーパーマーケットで簡単に手に入ります。しかもお湯を適量注ぎつつ混ぜたり、家でも完璧を目指すため、お鍋に入れてコトコトしてもOK。かさばらずとても軽いので、アマルフィ海岸の思い出をいっぱい買って帰れます。
もちろんリストランテやトラットリアでは自分のお店できちんと作っているので、くれぐれも誤解なきよう。
住所:Salita dei Curiali, 6, 84011 Amalfi SA
営業時間:7:30~13:30/16:30~20:00
定休日:日曜日
アマルフィ海岸名産・お土産MAP
いかがでしたか?世界1美しい海岸線と讃えられるアマルフィ海岸にやって来たのなら「アマルフィに行ってきました!」と胸を張ってお友達や大切な人に渡せるようなお土産や、思い出だけでにこにこできるような、自分だけの貴重なお土産が欲しいものです。
ここのMAPに記した場所以外でも、同じ品物が買える場所もたくさんあるので、あまり時間がない人は、見つけた時にゲットしてください。スーパーマーケットもアマルフィ海岸で自分が泊まるエリアにあるはず。ホテルのスタッフさんに聞いて、いつもどこで買い物してるのか教わっても楽しそうですね!
イタリアは食の都。そんなイタリアの中でもアマルフィ海岸があるカンパニア州は「イタリアの中でも特に食べ物が美味しい」と言われるエリア。アマルフィ海岸ならではの食材や、食事の場を楽しくするできるおしゃれな陶器を買って帰りたいものです。あれっ?何か忘れていませんか?
お土産を買う前に、アマルフィ海岸に行きたいですよね・・・。
「アマルフィはナポリやローマからの移動がとても大変!あれもこれも買いたいけど、帰国が大変そう。お土産はあきらめないと」 なんて思っていませんか?
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーであれば、アマルフィ海岸で思い切り買い物しても大丈夫!
アマルフィ海岸泊のツアーは、全てプライベートカーによる無料送迎付ですよ!
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは個人旅行同様、旅行中はまったくの自由。さらに自由自在にホテルのアレンジや日程のアレンジができます。時間がない忙しいあなたに代わって、旅のプロが全部手配することも可能です。
その上、一番懸念のある陸の孤島・アマルフィ往復だけ、お手伝いするというさりげなさですよ!
まずはアマルフィ海岸に泊まるトラベル・スタンダード・ジャパンのツアーをご覧ください。そのうえで、気軽にご相談いただければきっと安心していただけます。ご連絡、お待ちしていますね!