アマルフィ海岸と絶景ポジターノの名物グルメと美味しいレストラン
世界遺産アマルフィ海岸にあるポジターノとアマルフィは絶景レストランや美味しい店が集まるグルメな町!ピザやパスタの発祥地であるカンパニア州にあり、目の前には地中海料理を生んだ地中海まであります。「アマルフィ海岸で何をどのレストランで食べよう」という欲求を満たす名物料理と美味しいレストランを紹介します。
- 漁業と農業が盛んなアマルフィ海岸!名物グルメも新鮮・美味しい!
- リゾット アッラ リモーネ(Risotto Al Limone)
- スパゲティアッラリモーネ(Spaghetti Al Limone)
- クオッポ(Cuoppo)
- カプレーゼ(Caprese)
- メランザーネ・アッラ・パルミジャーナ(Melanzane alla Parmigiana)
- シャラティエッリ(scialatielli)
- フリッティ ディ マーレ アッラ グリッリア(frutti di mare alla griglia)
- デリツィア・アル・リモーネ(Delizia al Limone)
- アマルフィ海岸で最も絶景スポット!ポジターノのレストラン
- アマルフィのレストラン
- アマルフィ海岸へ絶景と名物料理を味わい尽くす旅に出かけよう!
漁業と農業が盛んなアマルフィ海岸!名物グルメも新鮮・美味しい!
「世界一美しい海岸線」と名高い世界遺産アマルフィ海岸は、ピザ発祥の地ナポリや、パスタ発祥の地グラニャーノと同じカンパニア州にあります。イタリアの中でもカンパニア州は食べ物が美味しいエリアと言われ、ピザやパスタの発祥地となる上質な小麦粉、そして世界中に愛されている地中海料理を生んだ、地中海が目の前にある環境。さらにトマトやレモンの一大産地でもあります。
美食の国・イタリアを旅する人は食道楽の方では?そんな人にとってアマルフィ海岸は嬉しいグルメな街。特にシーフード好きの人にはたまらない環境です。
アマルフィ海岸に滞在するなら、イタリアを代表する美食の州「カンパニア州」の有名な農作物と新鮮なシーフード、豊富にとれるレモンを使ったスイーツなど、アマルフィならではの美味しい料理を堪能し尽くしましょう!
食の宝庫・アマルフィにかんぱーい!
リゾット アッラ リモーネ(Risotto Al Limone)
レモンの生産が盛んなアマルフィ海岸ではとにかくレモンを使ったレシピが豊富です。中には「えっ?レモンなんか入れたら酸っぱくて台無しになりそう」と思うような料理もありますが、アマルフィのレモンは日本のように強い酸味を感じず、爽やかさを強調する役割を果たす素晴らしい食材。
特にアマルフィのほとんどのレストランでいただける「レモンリゾット」は絶品!日本人なら「ご飯にレモン !?」と絶叫しそうですが、こってりしがちなリゾットがすっきりといただけます。試した日本人のほとんどが「えっ?こんなに美味しいの?」と驚く一品なので、ぜひ試してみて!
衝撃のおいしさ!レモンリゾット
スパゲティアッラリモーネ(Spaghetti Al Limone)
日本の海外情報番組で紹介されて「えっ?レモンのパスタ?酸っぱそう」と思った人たちの気持ちをひっくり返したのがアマルフィ名物のレモンパスタ。リゾットだけではなくパスタにまでとは、さすがレモンの一大産出都市は違います。
アマルフィのレモンパスタには様々な種類があり、パスタの種類でも口当たりなどが変わってきます。スパゲティやリングイネなどするするっと食べやすい麺で作ることが多いそうなので、ここでは「スパゲティ」とさせていただきます。もちろんお好みの麺をチョイスしてくださいね。
レモンの皮とオリーブオイルだけで作るシンプルなパスタもありますが生クリームを入れた「レモンクリーム」のソースでいただくパスタもあり、乳化させずに仕上げるコツもありそう。いずれにしてもさっぱりといただけるので「イタリア料理、ちょっと飽きてきた」という頃には最適かも。
日本でも話題になったレモンスパゲティ
クオッポ(Cuoppo)
紙を筒状に巻き、その中に揚げたあつあつのシーフードのフライを入れてテイクアウトするスタイルの料理。ナポリなどカンパニア州の海沿いでいただけますが、アマルフィやポジターノはイワシ、イカ、エビといったシーフードがポピュラー。観光中に小腹が減ったらクオッポとビールを海辺でいただく、なんてスタイルもいいですよね!
ちなみにナポリではピッツェリア(ピザ専門店)でクオッポを副菜として用意。アマルフィは魚屋の軒先でカラっと揚げてできたてを提供してくれます。だから鮮度は抜群!
クオッポ片手にアマルフィ観光
カプレーゼ(Caprese)
「カプリ風の」という意味の、トマトとモッツァレラチーズのサラダ。カンパニア州はモッツァレラチーズの発祥の地。新鮮なできたてのモッツァレラチーズを使ったカプレーゼが楽しめる一大産地ですので、ここは外せません!できたばかりのモッツァレラチーズの味は、水牛のミルクのコクとジューシーさがしっかりと残り、日本でいただくものとは別物にすら感じてしまうほど美味しい!
「カプリ風の」という事で、カプリ島の料理ですが、アマルフィとカプリ島は目と鼻の先。アマルフィでも同じスタイルで食べられています。モッツァレッラ以外にアマルフィ海岸のソレントには「イントレッチョ・ソレンティーノ」という三つ編にしたフレッシュチーズがあり、それを使ったカプレーゼもよく食べられています。
アマルフィ海岸名物「イントレッチョ・ソレンティーノ」
メランザーネ・アッラ・パルミジャーナ(Melanzane alla Parmigiana)
カンパニア州は野菜がとても豊富にとれるエリア。有名料理として名を残しているものは少なく、この地でよく収穫されるズッキーニはグリルして、オリーブオイルと塩でシンプルにいただきますが衝撃的に美味しいのです。
あえて日本で知らているイタリア料理のひとつを揚げると、ナスをトマトソースと重ねてオーブン焼きにする「メンザーナ・アッラ・パルミジャーナ」はここ、アマルフィ海岸の味。グリルされ、とろっとした食感になったナスはトマトソースと相性抜群!パルメザンチーズをたっぷりとかけてオーブンで仕上げれば、もうそれだけでメイン料理になってしまいそうな、存在感抜群の料理に!
みんな大好き!ナスとチーズの挟み焼き
シャラティエッリ(scialatielli)
シャラティエッリはアマルフィ海岸のご当地パスタ。麺を水ではなく牛乳で混ぜていて、きしめんを少し細くしたような素朴なビジュアル。もちもちの食感と、シコッとした歯触りがユニーク。アマルフィ海岸で獲れる貝をたっぷりと使ったシャラティエッリは、アマルフィに長く住んでいる人たちには、とてもポピュラー。貝は「mollusco(モッルースコ)」と言うので試してみて!
他にも、アマルフィでよく獲れる手長海老などのシーフードを豪快に使ったシャラティエッリもあります。シーフードは「 di mare(ディ マーレ)」。海老の出汁がやっぷり濃縮されたソースにシャラティエッリがよく絡みます。
様々な貝の入ったシャラティエッリ!美味しそう
フリッティ ディ マーレ アッラ グリッリア(frutti di mare alla griglia)
イタリアではグリル全般を「alla griglia(アッラ グリッリア)」と呼びます。 フリッティ ディ マーレ アッラ グリッリアは海の幸のグリルという意味。アマルフィ海岸で豊富に獲れる地中海の海の幸をグリルでいただくのが、地元の味!量が多いので、ひとり旅だと1品でお腹いっぱいになってしまうのが悩みの種。何人かで何皿かつつきたいですね。
アマルフィではイカも獲れるので、よくグリル焼きにしていただくことがあります。イカは「calamaro(カラマーロ)」。イタリアはイカの呼び方が種類により異なりますが、一般的にイカが英語で「カラマリ」と呼ばれているので、食べたい時は「calamaro alla griglia(カラマーロ アッラ グリッリア)」と言えば通じます。 日本と異なり、たっぷりとオリーブオイルとレモンをかけていただきます。これがとても美味しい!
バジリコをパラパラっと
そしてイタリアでは魚のグリルを「Pesce alla griglia(ペッシェ アッラ グリッリア)」と言います。アマルフィ海岸で獲れたばかりの近海の魚をリクエストするのが、一番アマルフィらしい魚料理をいただけます。アマルフィ近海の地中海てはカジキマグロがよく獲れるので、グリル料理としても一般的。日本人も味になじみがあり、ピッツァやパスタに飽きたら食べたくなります。
カジキマグロは「spada(スパーダ)」。注文する場合は「Pesce spada alla griglia(ペッシェ スパーダ アッラ グリッリア)」で通じます。 もちろんない場合もあるので、そんな時には魚のグリルのおすすめを尋ねてみましょう。「代わりにこちらは?」と代替えで聞いてくれる場合も多いですよ。白ワインと一緒にいただけば、どんどん食べられそう。
アマルフィのあるカンパイ州ではズッキーニの収穫も多く、添えられて出てくることも。
デリツィア・アル・リモーネ(Delizia al Limone)
さて、最後はデザートです。アマルフィ名物のスイーツ「デリツィア・アル・リモーネ」はレモンシロップ入りのカスタードクリームをスポンジケーキで包み、アマルフィ海岸のレモンピールで香りづけされたクリームで優しく包んだケーキ。こちらもこってりしがちなクリームを爽やかな甘酸っぱさに仕上げているので、ついついパクパクと食べてしまいがち。普段ケーキを食べない人も「これならいける」とはまる人が続出するお菓子です。
「デリツィア・アル・リモーネ」は店により様々な形がありカワイイ!
アマルフィ海岸で最も絶景スポット!ポジターノのレストラン
ここからはアマルフィ海岸の郷土料理が楽しめる美味しいレストランを紹介します。まずはアマルフィ海岸の中でも断崖絶壁に張り付いた家々がカラフルで可愛らしい絶景スポット・ポタジーノの人気レストランから。どちらも素晴らしい絶景の中、アマルフィならではの料理が楽しめると評判です。
①リストランテ ラ スポンダ(Ristorante La Sponda)
アマルフィ海岸リピーターに「ここだけは外すな!」と言わしめるレストランが「ラ スポンダ」。ミシュラン1つ星を獲得したシェフが腕を振るうこのレストランは、アマルフィ海岸でその日に揚がった獲れたての魚を使った料理が得意。
18世紀に貴族の別荘として建てらた屋敷を改修したホテル「レ・シレヌーゼ」内にあり、ブドウのつるが窓や壁、アーチ状の丸天井を飾ります。その窓からは世界遺産登録の岩山の斜面に切り立つカラフルな家々が!窓を額縁にした絵画を眺めているような不思議気持ちにさせてくれます。 景色とともにシーフードを堪能したい人は迷わずここ!
ポジターノのドゥオモのクーポラが目の前にある席も!
住所:Via Cristoforo Colombo, 30, 84017 Positano SA
営業時間:12:30~15:00/20:00〜22:30
②Il Tridente(イルトリデンテ)
ホテルのダイニングなのに価格設定がとても良心的と評判が高いのがこのレストラン。パスタ・ピザなど、このカンパニア州で生まれた小麦を使った料理はすべて得意。さらにそれらをアマルフィで獲れた魚料理と合わせて提供してくれます。 テラスからの眺めはスリル満点!アマルフィ海岸は夜景よりも日中日があるうちの方が眺めがきれいなので、ランチ、もしくはサンセットを眺めつつのディナーが最高。
アマルフィ海岸の特等席!
住所:Hotel Poseidon, Viale Pasitea, 140, 84017 Positano SA
営業時間:12:15~14:30/19:15~22:15
画像出典:Hotel Poseidon
アマルフィのレストラン
アマルフィ海岸の目の前にあり、観光の中心地であり、アマルフィの地元の人たちの生活がここにあります。そのため庶民的なレストランが多く、予算に合わせた楽しみ方ができる上、地元の人が絶賛する「地元メシ」そして自分で歩いて発見する「路地裏グルメ」にも出会える環境が楽しい街です。
③リストランテ ラブサイド(Ristorante L'Abside)
「レモンリゾットや、魚介のシャラテッリが絶品!」と評判。「モッツァレラチーズの包み焼き」などユニークかつダイナミックな料理も多く、カンパニア州で生まれた食材とアマルフィの郷土料理を余すことなく楽しませてくれます。ドゥオーモから近い大通りから小路を入った店で、路上にテラス席が多数あり、いつも賑わう人気店。良心的な値段も人気の秘密です。
シーフードシャラテッリをお試しあれ!
住所:Piazza dei Dogi, 31, 84011 Amalfi SA
営業時間:12:00~22:30
定休日:日曜日
④リストランテ マリーナ グランデ(Restaurant Marina Grande)
海の家のようなビジュアルが親しみが持てるしっかりとしたリストランテ。地中海を眺めながらいただくシーフード料理は最高!レモンとエビのリゾットが美味しいと評判です。
また魚のグリルも種類がたくさん。お店の人に予算を伝えその中からおすすめを選んでもらうのも楽しそうです。このお店はワインのボトルがリーズナブル。よく飲む人は最初からボトルをオーダーするとお得に食事できそう。
海の家?と思ってしまいそうなビジュアルですが、れっきとしたリストランテ
住所:Viale della Regione, 4, 84011 Amalfi SA
営業時間:12:00~15:00/18:30~22:00
定休日:水曜日
⑤【番外編】立ち食い専門!C.I.C.A
【番外編】なのは、ここがリストランテでもトラットリアでもない、魚屋だから。しかしながら、クオッポ(Cuoppo)を買い求める観光客と、普通に魚を買い求める地元っ子でいつも大賑わい。海老や、アンチョビ(カタクチイワシ)、イカのフリットをアツアツでいただきましょう! 店先でさくっと立ち食いする人もいればテイクアウトして海辺で食べたり、ホテルのテラスで食べたりと、皆さん思いおもいの使い方をしています。
アツアツのフライにかぶりつこう!
住所:Via Pietro Capuano, 17, 84011 Amalfi SA
営業時間:10:00~18:00
⑥デザートはココ!アンドレア・パンサ(ANDREA PANSA)
甘いものは別腹として、ドルチェは絶対ここ、地元に住むマダムたちの間でも有名なベーカリー&カフェ「アンドレア・パンサ(ANDREA PANSA)」で。 なんとこの店、1830年創業。ドイツの作曲家ワーグナーやノルウェーの劇作家イプセンも通ったカフェで、初代から直系の一族が営んでいるのだそう。
クロワッサンやイタリアの名菓ティラミスのほか全てのケーキやパンのクオリティが高いだけではなく、南イタリア名物スイーツを多く作っています。例えばナポリ名物「スフォリアテッラ(Sfogliatella)」はパリパリの皮にレモンクリームを添えるなど、アマルフィのアレンジを加えつつ提供。中でも一番人気のスイーツが「デリツィア・アル・リモーネ」。丸くかわいらしいスポンジ生地の上に生クリームをかけ、内部にはレモンクリームとカスタードクリームを混ぜ合わせたクリームが入っています。
丸くて大きい!それでも食べたい名物スイーツ。カフェエリアで食べても良し、テイクアウトで気軽に食べることもできますよ!
丸くて大きい!レモンのすっきりとした甘さが加わりペロッといけますよ!
住所:Piazza Duomo, 40, 84011 Amalfi SA
営業時間:7:30~23:45
アマルフィ海岸へ絶景と名物料理を味わい尽くす旅に出かけよう!
世界遺産に登録されるほどの美しい海岸線・アマルフィ海岸。しかしカンパニア州という食材の宝庫に位置し、こちらも世界遺産に登録された地中海料理を生んだ地中海が目の前にあるという「食」にも恵まれた立地!特に新鮮なシーフードをシンプルに調理した料理が多いので、日本人の口にはとても合います。
この記事で紹介したレストランのMAPはこちら!
景色と食の世界遺産!ああ、アマルフィ海岸に今すぐ行きたくなりますよねえ。
「でもアマルフィ海岸」って行き方が難しくない?・・・そう思っている皆さん・・・ご名答。ナポリの空港から、バスや船を乗り継いだり、ローマからなら列車とバスを乗り継がないとたどり着けません。だからこそ、貴重な風景が未だに残っているのでしょう。
でも、トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、簡単にアマルフィ海岸のホテルまで一直線に行けるってしってました?
「いくら楽でも全部送迎付き、ガイド付きのツアーは高いし自由度が低いからイヤ!」とおっしゃっている方。トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは全部フリー。移動難度が高いアマルフィ海岸だけ
空港からアマルフィのホテル。そしてアマルフィのホテルから次のホテルへの移動だけ、プライベートカーでの送迎サービスを無料で行っているのです。
「本当に?」と驚いている方は、まずはこのツアーをご覧ください!プライゲートカー送迎付なのにこの安さ。それにアマルフィ海岸だけではなく「青の洞窟」で知られるカプリ島にも泊まれるツアーまであります。色々知りたくなったら、ツアーのお問い合わせフォームからどしどし質問してください。アマルフィという素晴らしい絶景エリアに気軽に出かけられるよう、旅のプロがあなたと一緒に旅の計画を立てさせていただきます!