一度は泊まりたい!イタリア・ナポリの絶景高級ホテル・5つ星ホテル
イタリア・ナポリは美食と絶景の街。他の都市と比較すると5つ星ホテルがとても少ない!庶民的な街の雰囲気がこんなところにも感じられますね!そのかわり数少ない5つ星ホテルも他都市よりかなり安い!ナポリなら5つ星ホテルに滞在する贅沢旅行が気軽にできます。さてナポリの5つ星ホテルはどのようなホテルなのでしょうか?
ナポリは5つ星ホテルが稀少でお手頃!
ナポリは、イタリアの首都ローマに近く、また南イタリアのリゾート地にも近い立地から「ナポリだけに長期滞在する」という旅行客は決して多くありません。サンタ・ルチア湾とベスビオ山の生み出す絶景から「ナポリを見てから死ね」というイタリアのことわざに出てくるほどの絶景の地でありながら、海にはビーチはなく、港町という環境もあり、ビーチリゾート地として長く滞在する環境にもありません。
そんなことから、ナポリは高級ホテルの値段が驚くほど安い!
同じイタリアでもミラノ、フィレンツェ、ベネチアといった他の都市の5つ星ホテルと比較してみてください。
イタリア旅行を楽しもうと思っている人は、他の都市ではホテルのランクを下げ節約。ナポリで5つ星ホテルに泊まり、贅沢に寛ぐというのも賢い旅の楽しみ方です。
さて!ナポリには決して多くない稀少な5つ星ホテル・・・どんなホテルなのでしょうか?
ナポリ最高峰の老舗ラグジュアリーホテル「グランド ホテル ベスビオ(GRAND HOTEL VESUVIO)」
ナポリで1番の高級ホテルであり、歴史と格式を誇るホテルがグランド ホテル ベスビオ(GRAND HOTEL VESUVIO)。1882年に貴族の屋敷を改造し、創業。グレース・ケリーモナコ公妃をはじめ各国の首長、ジョルジオ・アルマーニ、ウディ・アレンほか世界中にその名を轟かせるVIPや著名人たちが滞在してきました。サンタ・ルチア地区に佇む重厚な建物はナポリ湾に面し、カプリ島、ベスビオ山の景色を見渡す立地。
サンタ・ルチア地区19世紀の貴族の屋敷を改修し、創業したグランド ホテル ベスビオ
館内はとてもエレガント。エントランスや客室は1882年創業の歴史と伝統を全面に出し、ナポリの歴史を強く感じさせてくれます。また、目の前には海だけではなく、ナポリを代表する観光名所、卵城(Castel dell’Ove)がそびえ、最高の雰囲気。卵城は夜はライトアップされ、ホテルの客室からもながめることができます。
客室はぜひともシービュールームのカテゴリー指定を!このホテルに泊まってシービューの客室にしないというのは、とてももったいない!
古くからナポリの一等地に建つこのホテルは、ナポリの眺めを堪能できる施設がいっぱい。ルーフトップレストランはこのホテルをこよなく愛したイタリア人オペラ歌手「カルーソー」の名がつけられ、特別な時間が過ごせます。
4月から10月、ナポリの一番過ごしやすい暖かな時期は、10階にある「ワンダフルスカイラウンジソラリウム&カクテルバー」がオープン。19世紀に造られた屋敷の雰囲気を壊さないように、クラシカルなデザインが目立つホテル内施設の中で、唯一最新デザインのインテリア。デッキチェアに寝ころんで、ナポリの景色を心ゆくまで堪能しましょう。
日本人建築家が手掛けた「ロメオ ホテル ナポリ(Romeo hotel NAPOLI)」
ここ、ナポリで最も日本人と近しい場所といっても過言ではないホテルが「ロメオホテルナポリ(Romeo hotel NAPOLI)」。世界的に有名な日本人建築家・丹下健三氏が手がけたデザイナーズホテルで、サンタ・ルチア地区にある高級ホテルの中で随一の斬新な外観が目を引きます。フロントエリアなども、クラシカルというよりはクール・モダンな雰囲気を全面に出し、おしゃれな人にはたまらない滞在が楽しめそう!ナポリで最もおしゃれなホテルとして知られています。
ホテルが打ち出しているコンセプトは和と伊の融合。共有部分から客室、設備にいたるまですべて控えめながらもエッジの利いた和のセンスと、斬新かつビビットなイタリアらしいカラーリングを、分けたり、合わせたり・・・素晴らしいバランスセンスに満ち溢れています。
特に客室は和室を思わせる木を多用し、シンプルモダンな色合いの中に、モード感溢れるイタリア家具を配するなど絶妙。客室にいると妙に心が落ち着くのは、日本人建築家が旅人がリラックスする場を具現化したからこそ。日本庭園つきのスイートルームもあり「こんなにユニークなホテルに泊まったよ!」と自慢できる滞在になりそう。
ナポリの高級ホテルにはプールのあるホテルが稀少です。ロメオ ホテル ナポリのプールはとにかく素晴らしいのひと言!この絶景を見てください。もうこれだけですべてが伝わるのではないでしょうか?
ナポリの5つ星ホテル唯一のプール
朝食は素晴らしい眺望の楽しめるレストランで。イタリアならではの珍しいチーズや、ナポリの名物もずらりとビュッフェ台に並びます。ちなみにビュッフェ以外にもオーダー式のアラカルトメニューが豊富にあるので、スタッフに尋ねてみて。
他にもホテル内には2012年からミシュランに連続で掲載されている「コマンダンテ」、1階には日本人シェフが監修する「スシバー」、9階には素晴らしい眺望の「ベルーガ・スカイバー」があり大人気。
イタリアは美食の国ですが、旅も終わりに差し掛かるころには、すっきりとしたシャリに刺身の乗った寿司が恋しくなるのが日本人・・・。ナポリの漁港で上がった近海の魚を和食に仕上げることもあるというので、南イタリアと日本の融合を味わってみたいところ。
ナポリ随一の絶景ホテル・グランドホテル パーカーズ (Grand Hotel Parker's)
ナポリの有名ホテルはサンタ・ルチアの海岸通りに集中していますが、グランドホテル パーカーズ (Grand Hotel Parker’s)は高台に建っています。とはいえナポリ・ピアッツァ・アメデーオ駅 (Stazione di Napoli Piazza Amedeo)が徒歩圏。渋滞の多いナポリでは地下鉄や電車の観光が便利なので、立地には問題なし。
しかもナポリの高台と言えば、想像はつくことでしょう。他のホテルと異なり高い位置からナポリを見下ろすことになるので、空を飛んでいるような素晴らしい眺望が楽しめます!
ベスキオ火山、ナポリ湾、そしてナポリの街の全貌、カプリ島までも見渡せるため、絶景を見るためにわざわざ泊まりに来るゲストがいるほど。特にテラスで撮影したナポリの景色は、エアラインの機内誌や旅行雑誌の表紙を飾るなど絶好の撮影スポット。眺望の美しさではナポリトップクラスといっても過言ではありません。
この景色は、ホテルの自慢であり誇り。ナポリ随一の絶景レストラン
グランドホテル パーカーズは1870年創業の老舗ホテル。館内は貴重なアンティーク家具や、大理石の床、クリスタルのシャンデリアなど、当時をしのばせるクラシックな世界が広がります。
客席はリノベーションされ、古き良き南イタリアの雰囲気は大切にしながらも、モダンでゆったりと寛げるインテリアで整えられています。ここに宿泊するなら必ずシービューの客室を指定すべき。テラスのレストランだけではなく、シービューの客室からの眺めは、一生忘れられないほど美しい光景です。
何よりもうれしいのは、ナポリでも有名な絶景レストラン「ジョージレストラン」で朝食がいただけること。ナポリ湾やナポリの街をすべて眼下に見下ろしながら、爽やかな朝の海風を感じつついただく朝のひと時は、何物にも代えられない幸せな時間です。
「ジョージレストラン」には有名なナポリ随一の眺望を求め、ランチやディナーの時間は宿泊以外のゲストで賑わいます。「朝食が食べられるから、他は外で食べよう」というのも良いですが、このホテルに宿泊中はぜひディナーも試してみて!渋滞で有名なナポリの海岸線の道路は、車のテールランプが連なり、まるでネックレスのように美しい夜景を生み出すのです。この夜景が楽しめるのは高台ならではの贅沢。
テラスが解放されるのは外での食事が心地よい5月~10月のみ。レストラン室内からも景色は楽しめるのでご安心を。
住所:Corso Vittorio Emanuele, 135, 80121 Napoli
画像出典:Grand Hotel Parker’s
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