ナポリ、ローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノ(イタリア)旅行体験記・レビュー『南から北へ趣の違う都市をそれぞれに満喫!イタリア婚前旅行』。【トラベルスタンダードジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのイタリア旅行をお楽しみいただけます。
イタリア旅行の訪問スポット
2人が好きな国・イタリアへ婚前旅行!
婚約者と婚前旅行でイタリアに行って来ました!
元々ヨーロッパに憧れがありましたが、行ったことがなかったので僕が行きたかったということと、婚約者が映画『ローマの休日』が好きで、2人とも好きな国だしタイミングも合ったので、イタリアへ婚前旅行に行くことに決めました。僕の友達が留学でイタリアに行っていて、「イタリアは土地によって違いがあり見どころがいっぱいあるから、2週間くらいないと見足りなかったという気持ちになるよ」と教えてくれたので、長期のプランで安いところを・・・と思い、ネットで「14日間 格安 イタリア」と検索して出てきたのが御社のプランでした。
利用したカタール航空は流石、世界一に輝いただけある快適さでした!
下町情緖あふれる美食の街・ナポリで1泊
旅行初日は夜に羽田を出発し、ドーハで乗り継いで翌日午後ローマに到着。そこから御社に手配して頂いた鉄道で移動して、夕方ナポリに到着しました。一度ホテルにチェックインして荷物を置いてから、ピザを食べに外へ。新幹線の中では横に座ったイタリア人のお年寄りご夫婦に「日本から来たのかい」と話し掛けられ、親切にしてもらいました。イタリアは全体的にフランクな人が多くて、そういうところも魅力の一つに感じましたね。
ナポリで食べた美味しいピザ
ポンペイ・ナポリ1日ツアーへ!
翌日は、ツアーに組み込まれていたポンペイ・ナポリ1日ツアーに参加。大手旅行会社が主催らしく、大勢で(全員日本人)バスに乗って出かけました。自由に動きたかったのであまりツアーは申し込むつもりがなかったのですが、今回はセットになっていたから仕方なく参加。結果的にはガイドさんがいてくれた方が「ここはこういう歴史があって」という話を聞けたので、参加して良かったです。古代の水飲み場や貴族が貧しい人に施しを与えていた場所が残っていました。また、当時も今と変わらないような生活をしていたんだなと感じる部分もあり、目で見て耳で聞いて実感することができ印象に残りました。
火砕流に飲み込まれ消滅してしまった古代都市ポンペイ
ポンペイの遺跡を歩く
お昼ご飯はツアーに含まれていて、ポンペイの遺跡近くのレストランでコース料理を食べました。ナポリでは海鮮を食べたいと思っていたところ、ちょうど美味しいアクアパッツアなどの海鮮料理が食べられました。午前中ポンペイを見て回り、お昼ご飯をはさんで午後はバスで移動し、バスの中からナポリの街を市内観光。ぐるっと回りながら、ガイドさんが場所の説明をしてくれました。途中カメオ細工のお土産屋さんに寄ってローマに戻りローマの駅前で解散、という流れでツアーは終了となりました。
食べたかった海鮮料理が食べられました!
人気都市を堪能!カタール航空で行くイタリア5都市周遊ツアーはコチラ
夜はローマ駅中にある雰囲気の良いフードコートで。フードコートは駅中なので危険がなく安心して使えますし、色んなお店が入っているので良かったです。
元々のプランでは初日にツアーが予定されており、ナポリに1泊するプランではありませんでした。御社にアレンジを対応してもらえたおかげでナポリに泊まれ、ちょっとでも長くナポリを楽しめたので良かったです。イタリアは北と南で全然違うと聞いていましたが、実際にその後行った都市とナポリでは全然雰囲気が違いました。
ナポリで宿泊したホテル・ガリバルディ
永遠の都・ローマを観光!
翌日はコロッセオとフォロ・ロマーノ、真実の口を見に行きました。今まで写真でしかで見たことなかったものが実際に街中で見られるというのが良かったですね。歴史に特別興味が無くても「すごいな…」と胸に迫るものがありました。この日初めて昼間のローマの街並みをはっきりと見ることができて、期待通り古い建物がたくさん残っている景色が日本とは全然違い、ヨーロッパに来て良かったなと実感できました。真実の口は『ローマの休日』のロケ地なので行ってみましたが、同じ考えの人が多いようで日本人が多かったですね。写真を撮る人の列を整理する係の人がいたりして、完全に観光地化されていました。
僕たちが泊まったのは全然豪華なホテルでもないんですけど、朝食で出されたハムとチーズがすごく美味しかったです。普通の、特別高いやつでなくてもこんな美味しいんだなっていうのがとても印象に残りました。
古代ローマ時代の円形闘技場コロッセオ
古代ローマの中心部フォロ・ロマーノ
バチカン市国で宗教美術の数々に感動!
翌日は地下鉄でバチカン市国に行き、丸一日過ごしました。サンピエトロ大聖堂では、聖堂の上に一体一体聖人の像が彫られていたのが特に印象的でした。そういうのを見ると、キリスト教徒ではないんですけど感動しちゃいますね。バチカン美術館では、自分が大学で美術の勉強をしていたので見たかったラオコーン像が実際に見られて良かったです。美術館全体、天井装飾とかどこをとっても豪華なので、バチカン美術館はやっぱりローマに行った方は絶対に行った方がいい場所だなと思います。
夜はアプリで評価の高い家経営のレストランを探して行きました。そこで食べたものは全部美味しかったですね。
カトリック教会の総本山サン・ピエトロ寺院
どこをとっても豪華なバチカン美術館
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『ローマの休日』の世界を満喫!
翌日は朝からスペイン広場に出かけました。映画『ローマの休日』にオードリー・ヘプバーンが散髪するシーンがあり、婚約者がそれをやりたいということなので、散髪屋さんで髪を切りました(オードリー・ヘプバーンと同じ髪型ではないけど)。映画のシーンにならってスペイン階段でジェラートも食べて、今は階段で食べるのが禁止になっているので怒られたり(笑)、トレビの泉では後ろ向きでコイン投げるなど、ベタに観光を楽しみました。
一度ホテルに戻って、婚約者は疲れたのでホテルで休み、僕一人で駅近くのローマ国立博物館へ行きました。1時間くらいでざっと鑑賞。そこは古代の彫像がたくさん並べてあったり、近代的な光のアートもあったりして結構面白かったです。前日に「オペラが見たいね」という話になり急遽ネットで予約してあったので、その日の夜8時半からオペラ座近くの教会で行われた小規模なオペラを見に行きました。「椿姫」を初めて見るのであらすじだけネットで読んで行ったけれど、言葉が解らないので歌を楽しむ感じ。でも歌がすごく上手なので、見てるだけで十分楽しめました。
夕食は、オペラ座近くのレストランでオペラ鑑賞の前に食べました。メニューに載っていた生ハムメロンというのを頼んでみて、最初は「合うのかな?金持ちが自慢する感じで食べる物では?」と怪しんでいましたが、意外と味が合って美味しいなと感じました。
イタリア中部の花の都・フィレンツェへ
翌日はローマからフィレンツェに新幹線で移動する予定でしたが、朝カラヴァッジョの絵があるサン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会に行ったのは良かったものの、帰りのバスで見当違いな方へ行ってしまったため12時発の電車を逃してしまいました…。仕方がないのでチケットを買い直し、夕方発の新幹線に乗ってフィレンツェに到着。かなり遅くなってしまったので行こうと思っていた美術館は閉まっており、「夜ご飯を食べようか」ということで、ガイドブックに載ってたレストランでフィレンツェ名物Tボーンステーキを食べました。日本の霜降りな肉とはまた違った赤身の肉らしい感じの味で美味しかったです。店員さんも陽気ないい人で、食べ終わった後にちょっと度数の強いワインみたいな飲み物をショットグラスでサービスしてくれました。
ゆっくり街をぶらぶら・旅の中休み
翌日は月曜日。大体の美術館が休館日で、仕方なくドゥオーモに行きました。婚約者は細かい装飾が好きなので喜んでいましたね。クーポラは予約しなかったので昇りませんでしたが、中には入ることができて綺麗でした。ガイドブックに載っていた1階がスーパー、2階が巨大なフードコートになっている「フィレンツェ中央市場 Il Mercato Centrale」でランチ。ワインも飲んで、だらだらおしゃべりしていました。旅行も折り返し地点に来たので、ちょっと中休みのような感じでその後はゆっくり街をぶらぶら。
夕方からメディチ家の宮殿へ行きました。中を見学しそれも豪華で良かったけど、ちょうどたまたまバンクシー展をやっていて、宮殿の中で現代アートが見られたのが面白かったですね。
フィレンツェ中央市場
北部アドリア海に浮かぶ水の都・ベネチアへ!
翌日はベネチアに移動しました。お昼発の電車でフィレンツェを出発し、午後ベネチアに到着。前回逃してしまったので慎重になろうと、早めに駅に行って電車を待っていました。ホテルがベネチア本島の中でなく陸の方にあったので移動に時間が掛かり、バスに乗ってまたベネチア本島に出かけた頃にはもう夜。その日はご飯を食べた後ガラス細工のお店を見て、ベネチアの街の良い雰囲気を味わったぐらいでした。2週間ぐらい前にベネチア・カーニバルがあったらしくて、その時期に行けたらもっと良かったんですけどね。ですがその時もまだパレードの余韻が残っており、仮面を着けた人もいました。記念に露店で10€の仮面を買ったりしながら、夜まで街をぶらぶら。割と遅くまでバスはあるみたいでした。
ベネチアでも食べたかった海鮮料理が食べられました
翌日は朝からサンマルコ広場へ。お土産にベネチアングラスなどの買い物をして、ベタにゴンドラも乗りました。お金は結構(9000円くらい)かかるけど、家々の間を走る狭い水路を細いゴンドラで通るというのはベネチアのような水上の街でしか味わえないので、良い体験でした。
水没でいつか見られなくなってしまうかもしれないベネチアの街並み
サンマルコ広場からちょっと歩いたところにある、作家のヘミングウェイなどが常連だったと言われる老舗のバー「ハリーズ・バー」へ。婚約者が元プレイボーイの編集長・島地勝彦さんのファンで、彼の書籍にそのお店が良いと書いてあったのを読み、行ってみたいということで足を運びました。「ベリーニ」というスパークリングワインを桃のジュースで割ったカクテルが名物で、1杯2,000円くらいするのですがすごく美味しかったです。子供用のノンアルコールドリンクもあるのでファミリーでも来られますし、他の方にも是非おススメしたいですね。外観はシンプルで看板がなく、知らなかったら気付かないようなお店ですが、隠れ家的な魅力があり有名ではあるようです。夜のベネチアをたっぷり堪能して帰りました。
近代的でおしゃれな都市・ミラノへ
翌日ベネチアを発つまでは、前日買いそびれていた物を買いたかったのでもう一度島に渡り、それを買ったらまた早めに駅に向かいました。新幹線に乗って、午後ミラノに到着。まずホテルに行って荷物を置き、街をぶらぶらしがてら夜ご飯を食べに外へ。それまでの都市は古い建物ばかりでしたが、ミラノに来ると街並みも太い道路や新しい建物が多くなって、ぐっと都会になったなという感じ。宿泊したホテルもそれまでは古くて味がある感じだったけど、ミラノは壁にポスターアートがあったりしておしゃれでした。ミラノは元々のプランから日数を減らしていましたが、思った通り近代的でショッピングには良さそうな街。旅も終わりなので、積極的に楽しむというよりはまったりウィンドーショッピングなどして過ごしていました。
ショッピング・アーケード、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
翌日ミラノのドゥオーモに行きました。ミラノは北の方なのでフランスが近く、建築にフランスの様式が取り入れられているそうで、それまでのものとはまた違いがあって面白かったです。旅行中はずっとお天気に恵まれていたので、ドゥオーモの上に昇って良い景色が見渡せました。最終日前日だったので、その後はドゥオーモ近くの観光客用のお土産ショップでお菓子を買ったりして過ごしました。お昼ご飯にはミラノ風リゾットとミラノ風カツレツを食べて、美味しかったですね。Google マップで見つけて入ったお店でしたが、チーズがすごく美味しいのでリゾットにしても美味しいなという感じでした。
フランススタイルのゴシック様式が美しいミラノのドゥオーモ
ミラノ風カツレツ
ドゥオーモの近くに未来派美術館というのがあって、そこにも足を運びました。現代アートとかそう感じなのかなと思いましたが、イタリアに未来派という前衛芸術の潮流があったらしく、その作品が展示してありました。作品に感じるところがあったらしくて、僕より一緒に行った婚約者が面白がってましたね。夜ご飯は何も決めていなく、適当に入った車の販売店とレストランが一緒になってるようなレストランバーでハンバーガーを食べました。店内に車のオブジェとかミニカーがそこら中にあって、ちょっと面白いレストランでした。そういうお店があるのも都会のミラノならではなのかなと思います。
様々に趣の異なるイタリアの都市をそれぞれ満喫して、翌日は充実したイタリア旅行から帰国の途に就きました。
磯上さん、またぜひ御社を利用したいと思います!
予約担当の磯上さんには「ナポリを増やしてくれ」とかわがままを言わせてもらいましたが、しっかり対応してくれてたので良かったです。料金が安いのに、しっかりと設備が整ったホテルに泊まれて感謝です!おかげ様で非常に快適で楽しい婚前旅行となりました。磯上さん、本当にありがとうございました!