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両親素敵な時間を過ごしました

両親と素敵な時間を過ごしました

Vol.58

アメリカ 家族旅行記

家族4人ボルチモアで再会
アメリカ東海岸美術館巡り

投稿者/旅行形態:
30代女性 / 家族旅行
旅行期間:
2018年6月13日〜2018年6月25日の12日間

SCHEDULEお客様のご旅行日程

1日目
成田発〜ワシントン着
【宿泊】ボルチモア
1日目〜8日目
ワシントン・ボルチモア・フィラデルフィア観光
【宿泊】ボルチモア
9日目
ボルチモア発〜ニューヨーク着(陸路)
【宿泊】ニューヨーク
10日目
ニューヨーク観光
【宿泊】ニューヨーク
11日目
ニューヨーク発
【宿泊】機内
12日目
羽田着

ボルチモア、ニューヨーク旅行体験記・レビュー『家族4人のリユニオン アメリカ東海岸美術館巡り』。【トラベルスタンダードジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのアメリカ旅行をお楽しみいただけます。

アメリカ旅行の訪問スポット

一路ボルチモアへ

今回の旅行は、弟がアメリカのボルチモアにある研究所に勤めているので、”様子見”を名目に(?)美術館巡りへ行きました。旅行したのは父、母、私の3人です。ボルチモアは地域による危険度の差が非常に激しいということでしたが、手配していただいたホテル近くは安全で、また指南役の弟がいたものですから、特に危ないことはありませんでした。

まずはワシントンのダレス空港までANAの直行便で向かいました。国際都市の割に小さな空港で、弟が1時間かけて迎えに来てくれました。弟の案内にしたがって、ベトナム料理のお店でまずは腹ごしらえ。ベトナムいうと米の麺を想像しがちですが、たまご麺のものが出汁がよく効いていておいしかったですね。そこからボルチモアへ。想像していたよりも新旧が織り交ざった、けれどもオールドタウンの整然とした街並みが美しい都市でした。

揚げ春巻きと生春巻き

揚げ春巻きと生春巻き

美術館! 美術館! 美術館!

次の日はボルチモアから1時間ほどのワシントンD.C.にあるナショナル・ギャラリー・オブ・アートに行きました。スミソニアン美術館の一角を成すアメリカ5大美術館のひとつです。私と母は美術愛好家なので、母力作のガイドを手に、古いヨーロッパの絵画から始まる美術の変遷を堪能してきました。印象に残っているのは、ギリシャ神話を基にしたエル・グレコの「ラオコーン」です。毒ヘビに抵抗しようとするラオコーン親子の苦しい様子が、躍動感ある黒と肌色の肌や空に渦巻く陰気な雲に反映されて、さすがグレコ!と言いたいほど。フェルメールもいくつかありましたね。あまり人がいないので、近くまで行って、その独特な筆致を心ゆくまで眺めてきました。ゴッホの自画像はじめ、19世紀後半のフランス絵画も多かったのですが、なにせ本当に広い美術館で、電車の時間もせまり、最後のほうは駆け足で見て回ったほどです。

ボルチモアでは、ボルチモア美術館に行きました。収蔵数は多くありませんし、世界に名だたるような名画があるわけではありませんが、それでも美術史の流れを意識して作品が揃えられていて、しかもお客様もあまりいらっしゃらなかったので、貴重な絵を間近に見ることができました。ここはマチスのコレクションが世界一なんです。また、ボルチモアのお土産もこの近くで。名門校ジョンズ・ホプキンス大学のトレーナーが旅行中一番役に立ちました(どこに行っても寒くって! アメリカは冷房が効きすぎです!)。

ワシントン・ユニオン駅にて

ワシントン・ユニオン駅にて

エル・グレコのラオコーン

エル・グレコのラオコーン

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まだまだ美術館が続きます

それから、フィラデルフィア美術館にも行ってきましたよ。ここはかのロッキーが拳を突き上げたシーンで有名ですよね。みなさん写真を撮っていました。でも、美術オタク(?)の母娘はそんなものは目に入らず、一目散に入り口へ向かいます。ここで見たかったものといえば、やはりゴッホの「ひまわり」。現存しているものの中で、アメリカで見られるのはフィラデルフィア美術館だけです。ゴッホのアルル時代の思いが詰まっているようで、胸に迫る作品でした。その他見たかったものは、ルーベンスの「繋がれたプロメテウス」。毎日鷹に内臓を食べられ、毎晩それが治り、そして次の日も食べられるという永遠のループに苦しむプロメテウス。他にもプロメテウスを描いた画家はたくさんいますが、私はこれが一番好きです。

アメリカ唯一のひまわり

アメリカ唯一のひまわり

最後に再びワシントンを訪れ、フィリップス美術館に行ってきました。ここの目玉は何と言ってもルノアールの「舟遊びの昼食」。印象派の代表作ですよね。直に見ることができて感激です。実物はとても明るくて、パリから離れて親しい人とパーティを楽しむ笑顔がリアルに迫ってくるような、華のある作品でした。実際、ルノアールは友人や婚約者をこの絵のモデルに使っているそうですね。明るい室内に映える絵が多かったです。

舟の上の昼食

舟遊び。とにかく色がキレイでした。

次の目的はニューヨーク!もちろん美術館三昧です

ここで弟とは別れ、2泊3日のニューヨーク3人旅です。アムトラックには初めて乗ったのですが、結構混んでいるのですね!日本の新幹線より混んでいるかもしれません。それでも快適な乗り心地でした。ただ、お昼頃になると食堂車に人が集まるので、昼食を挟んだ時間帯で計画している方は、お弁当を持っていった方がいいかもしれません。ちなみに車内ではWifiも電源も使えました

アムトラックがきました!

アムトラックがきました!

ニューヨークでは初めてのメトロポリタン・ミュージアムに行ってきました。さすがアメリカ1といわれるだけあって、広い! 所蔵品が多い! 回りきれない!ということで、的をしぼって作品を見てきました。外せないのは、まずフェルメールの「窓辺でリュートを弾く女」。エル・グレコやドミニク・アングル、クリムトに、アメリカ絵画の代表的画家ジャクソン・ポロックもありました。が、全然見きれていないという思いが強いので、ぜひまた行って、全所蔵品を制覇したいものです!(2週間くらいかかりそうですが…)

フェルメール『リュートを弾く少女』

フェルメールの「窓辺でリュートを弾く女」

クリムトの少女

クリムトの少女

いわずとしれたジャクソン・ポロック

いわずとしれたジャクソン・ポロック

もう一つのオススメはフリック・コレクション。施設内は残念ながら写真禁止なのですが、3枚もあるフェルメールなど、飾ってある絵画もさることながら、20世紀初頭に建てられた家と絵の調和がいいんです。こんな絵画にかこまれて日々生活していたなんてとても贅沢ですね。

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美術館以外にも楽しいことがいっぱい!

美術館以外のところに行かなかったかといいますと、そうでもありません。ボルチモアのメジャーリーグ球団オリオールズ(残念ながら強くはありません)の試合を観戦したり、ニューヨークでは「オペラ座の怪人」を見に行きました。「オペラ座の怪人」は衣装や舞台が素晴らしいのもさることながら、怪人役のベン・ルイーズさんの歌唱力に圧倒されました。これぞ本物のブロードウェイと感激しました。ブロードウェイにはいくつも演目がありますが、スートーリーもわかりやすい「オペラ座の怪人」は初心者にもオススメです。

球場でご機嫌の父母

球場でご機嫌の父母

オペラ座の怪人の舞台

オペラ座の怪人の舞台

ボルチモアのホテルもニューヨークのホテルも満足でした!

今回利用したホテルは、ボルチモアではホテル・インディゴ・イン。安全な地域にあり(これがボルチモアでは大事)、部屋も広く、朝ごはんもいくつかのセットから選べるスタイルでよかったです。ボルチモアは無料の公共バスが走っているのですが、その停留所に近かったのもポイントが高かったですね。

ニューヨークでは、リバーサイド・タワー・ホテルというホテルに泊まりました。3人が別々のベッドで泊まるのが条件でしたので、本当によく探してくださったと思います。また宿泊代に関しても、ニューヨークのホテルの金額高騰を考えるとリーズナブルでした。場所もセントラルパークまですぐのアッパーウエストサイドにあり、買い物にも交通にも便利でした。METにも歩いて行けました。

信頼のANA直行便

利用したのはANAです。成田からダレスまでとJFKから羽田までの直行便でした。エンターテインメントは今ひとつというところでしたが、食事もおいしく、CAさんも親切で、やはり乗るなら日系航空会社だなと実感しましたね。ただ、ANAさんの落ち度では全くないのですが、帰りの飛行機が天候状態による影響で5時間(!)もJFKに居座ってしまって。いつ出発するのかもわからず、窓の外は雨。これは不安でした。しかも結局羽田に着いたのは午前2〜3時頃で、もう自宅に帰る手段もなく、始発まで空港に居座りました(ほとんどの方が寝ていました)。それでもANAさんは誠実で、乗客全員に15,000円程の補填をされていました。これぞ日本のおもてなしの心でしょうか。

ブロードウェイに近く観光の拠点に最適。

ニューヨーク・タイムズスクエア
5端末まで使えるWi-Fiレンタル付。好立地「エジソンホテル」に滞在。

このツアーは完売しました

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