コペンハーゲン(デンマーク)旅行体験記・レビュー『2年ぶりの海外女子ひとり旅!デンマークの日常を垣間見られた旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのコペンハーゲン(デンマーク)旅行をお楽しみいただけます。
久しぶりの海外旅行はデンマークへ!
ひとり旅です。コロナ禍で2年ほど行けなかった海外へ行きたいと思っていた時に、転職を機に連続した休みが取れたので決行することに。隔離等がない国を選んで探していました。北欧の中でデンマークのみまだ行ったことがなかったので、今回の旅先に選びました。御社は「ひとり旅 チケット」でインターネット検索したら出てきて、問い合わせをしました。
まるで、おとぎ話の国のような街「オーデンセ」が印象に残ってます。こぢんまりとした街が本当に可愛かったです。今回の旅は色々ハプニングもありましたが、結果現地の方と知り合うことができ、旅の後半は「デンマークの日常」を知ることができるような、貴重な体験をさせていただき思い出に残る旅となりました。
到着初日はコペンハーゲン市内をのんびり観光
成田を深夜出発地、ドバイ経由で行きました。エミレーツ航空の食事は美味しかったです。御社に予約していただいたホテル「ラディソン ブル ロイヤル ホテル」は立地も良く、清潔感もあり、とても素敵なお部屋で、ゆっくり過ごすことができました。コペンハーゲンには、午後早めの時間に到着し、初日はコペンハーゲン市内を観光!ガイドブックなどに掲載されている、メインスポットを主に巡ってみました。
天気も良く、治安も良いと思いました。行き交う人々はおおらかで、明るく、とても親切。キレイな街の中で、のんびりと過ごす人や、公園をランニングしている人、現地の雰囲気を味わい、木漏れ日の中をお散歩しているだけですごく楽しかったです。
コペンハーゲンの人魚像
コペンハーゲンのカフェ
3日目はスウェーデンのマルメへ日帰り旅
3日目は、お隣スウェーデンのマルメまで足を延ばしました。オーレスン・リンク(Öresund Bridge)という、デンマークとスウェーデンとの間のエーレスンド海峡上にかかる壮大な橋を渡り、その素晴らしすぎる景色にすっかり見惚れ大感動。※写真を撮るのも忘れたので、みなさん素晴らしい景色をぜひ検索してみて下さい(笑)。
マルメは、スウェーデン第3位の都市。と言っても、日本に比べるとだいぶこぢんまりした街で、マルメ市内中心部であれば一日で回れます。音楽やダンスなど、狭い地域の中で様々なイベントが開催されていて、人々は楽しそうに踊っていたり、音楽を奏でたり、一人一人が活き活きとして 快活な印象でした。公園付近にあったマルメ市立図書館(Malmö stadsbibliotek)も素晴らしかったです。建物の外観の美しさも魅力的ですが、館内は広々とした吹き抜け空間で、全面ガラス張りの窓からは美しい自然が眺められます。こんな図書館なら何時間でも過ごしたいと思うような素敵な図書館でした。
マルメ街並み
静かで落ち着いた通り
ブレーメンの音楽隊の像
公園近くのマルメ市立図書館(Malmö stadsbibliotek)
4日目は、デンマーク第3の都市オーデンセへ!
4日目はデンマーク第3の都市オーデンセへ!オーデンセの街は、思ったほど大きくなく、コンパクトな街で半日あれば見て回れるほどでした。まるで絵本の世界のような街が本当に可愛かったです。ちょうどフラワー・フェスティバル(Hans Christian Andersen Festivals)が開催中で、街中にお花が溢れていてとてもハッピーな気持ちになりました!そんな雰囲気のオーデンセは、とにかく街歩きが楽しかった!いろんな色のカラフルな家。静かな落ち着いた雰囲気で、人々は皆オープンで親切。フェスティバル中だったこともあってか、老若男女みんながお花を買われている印象で、とても素敵だと思いました。
隈研吾が建築した新しいアンデルセン博物館も見ることができました。自然と融合したような造形が美しく、アンデルセンの童話の世界観とこのオーデンセの街によく馴染んでいました。
オーデンセで開催されていたフラワー・フェスティバル(Odense Blomster Festival)
オーデンセの通りのパン屋さん
隈研吾が建築した アンデルセン博物館
帰国日になんとコロナ陽性判明に!
隔離用のホテルに移動し、テレワーク
帰国日のPCR検査でなんとコロナ陽性判明!大使館に連絡し、一連の手続き等を確認。隔離用のホテルに移動することに。はじめは仕事のことで頭がいっぱいで「どうしよう!」とかなり焦りましたが、会社に連絡し問題なくテレワークできることが分かり、とにかくひと安心!クレジットカード会社(海外旅行保険)に連絡し、2回目以降の検査費用、追加ホテル代金、帰りの航空券代が保険で賄えることも確認でき、これもまたひと安心。あとは、移動したホテルで仕事をしながら、隔離期間を過ごしました(全くの無症状でした)。陽性のハプニングはありましたが、結果ゆっくりと充実した延泊を楽しむことができました。
ヘルシングエア(デンマーク)・ヘルシングボリ(スウェーデン)へ
さて、4日間の隔離期間を終え、この日は、デンマークのヘルシングエアから、対岸のヘルシングボリ(スウェーデン)へ。対対岸のヘルシングボリの船着き場まで、フェリーでたったの20分で行けます。デンマークのヘルシングエアから、そして途中、海から世界遺産「クロンボー城」の美しい姿が見られます。クロンボー城は、かの有名なシェイクスピアの戯曲「ハムレット」の舞台となったお城。そのクラシックで美しい佇まいにうっとり。お城の周りには海があって、その周りを散歩しているだけで、心が洗われるようでした。
ヘルシングボリは、IKEAの本社があるところ。ゆったりしてて、人も少ない。みなさんのんびりと日光浴されていたり、陽気に散歩していたり、のどかな印象でした(笑)。ヘルシングボリでは、世界的に有名なヤコブ・ハンセンの生家も見ることができました。今回の旅でスウェーデンを2回も訪れることができ良かったです!
ヘルシングエアのショッピングセンター内
遠くに見えるのが、ヘルシンゲルにある古城「クロンボー城」
コペンハーゲン地元のコンサート(聖堂)へ
市内でお土産などお買い物
コペンハーゲンの聖堂で行われていた、キリスト教の無料コンサートへ行ってみました。街を散策していて、たまたま見つけた看板が目に入り、行ってみることに。パイプオルガンの音色がとにかく美しく、聴き入ってしまいました。コンサートのあと、外でワインなどが無料でふるまわれており、オープンな雰囲気でした。
翌日は市内でお買い物。現地のショッピングモール「フィールズ」へ。巨大なショッピングモールで一日過ごせてしまいそうな広さでした。そしてデンマークの老舗スーパーマーケット「イヤマ(Irma)」へ。こちらは日本でいう、成城石井みたいな感じのお店。こちらのオリジナルキャラクター、イヤマちゃんグッズ(エコバッグが人気!)が沢山並んでいて可愛かったです。エコバックやオリーブ、クッキーやお菓子などお土産を購入しました。
LGBTフェスティバル
今年はデンマークがホスト国で開催!
滞在中、夜はずっとイベントで賑わっていたコペンハーゲン。というのも、この2年間、コロナ渦でLGBTフェスティバルはヨーロッパ全土で開催できずにいたが、今年2年ぶりにコペンハーゲンで開催された模様。そのホスト国が今年はデンマークだったようで滞在中、夜はずっとダンスパーティーやイベントで街は賑わい、老若男女問わず現地の人がとても楽しんでおられました。本当の意味での平等や公平さ、そして自由とは、こんなことをいうのかなと感じ入りました。
暮らすようにデンマークを満喫
現地で知り合ったコペンハーゲン人のサマーハウスへ!
現地に住んでる日本人の方と知り合うことができ(コロナのPCR検査の付き添いなどお世話して下さった方)、旅の後半は、現地のいろいろな場所へ連れて行ってもらえました。それからの滞在は「デンマークの日常」を垣間見ることができるような、現地で暮らすように旅をさせていただきました。現地のみなさんと知り合い、直接話し、笑い、色んなことを教えていただきました。みなさん、本当におおらかで親切!
デンマークの方はお休みの過ごし方や、余暇の使い方がとても上手だと感じました。お庭にマットを敷いてランチやおやつを食べながら、親しい友人や家族とゆっくり過ごしたり、庭に植えてる果実をとって食べたり…。穏やかで、ゆっくりと、平和な時間を大切に過ごされている印象でした。敷居が高い店に行って背伸び等しなくても、目の前にある自然の中で暮らすといった「日常を楽しむ方法」を教えてもらった気がします。それはとても貴重な体験で、良い旅の思い出となりました。
コペンハーゲンで出会った方のサマーハウスにて
近藤様、ありがとうございました
この度は私の件で色々ご迷惑をおかけいたしました。おかげさまで問題なく帰国できました。本当にお世話になりました。今回、デンマークだけではなくスウェーデンにも足を延ばすことができ、大変良い経験となりました。街は美しく、写真で見たままの世界が広がっています。人々はおおらかで、明るくて、親切!旅全体を通して、ずっとお天気にも恵まれ、現地の方々との良い出会いもあり、本当に素晴らしい思い出になりました。またの機会がありましたら、よろしくお願いいたします。