バルセロナ(スペイン)旅行体験記・レビュー『バルセロナでガウディ建築の数々を堪能!日帰りで向かったフィゲラスではダリの芸術世界を満喫』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのバルセロナ(スペイン)旅行をお楽しみいただけます。
スペイン旅行の訪問スポット
今回は1都市バルセロナをじっくり楽しみたい!
母と2人でバルセロナに行ってきました。書物『怖い絵』を読んでスペインに興味を持ち、多民族で地域によって文化も全く違う事を知り行ってみたくなりました。初めてスペインに行った時は周遊旅行だったので、今回はひとつの街をじっくり楽しみたいという思いがありバルセロナへ。他の旅行会社だと、1都市だけというツアーは殆ど無く値段も高いのに対し、御社は価格は安価で不要なオプションなども付いていない事も魅力でした。御社のことは存じ上げなかったので不安もありましたが、お問い合わせをした際にご丁寧に正直に対応して下さったので、お願いすることに決めました。
母と楽しんできました!
旅程2日目にバルセロナに到着!
関空発のドバイ経由でバルセロナへ。今回の旅で利用したのはエミレーツ航空。便利だなと思ったのは到着1時間前になると、乗り継ぎする人の為なのか、スクリーンに時刻表が表示され、乗り換えゲートなども大変分かりやすかったです。乗り継ぎは、飛行機を降りたらとにかくconnectと書いてる方に進んだら辿り着けました。ドバイの空港はとても大きく煌びやかでしたね。
無事バルセロナの空港到着後は、バスで「カタルーニャ広場」まで行き、そこから徒歩でホテルへ。今回の滞在先は「ホテル リアルト」。どこへ行くにもとても便利な立地で朝食も美味しかったです。ただ、年配の母は湯船が無いのが辛かったみたいです。その日はホテル周辺をぶらつき、明日からに備えてホテルでゆっくり休みました。
3日目はカテドラル、グエル邸、ピカソ美術館へ
3日目はまず「サンタ・エウラリア大聖堂」へ。ボルン地区の中心にありシンボル的な教会です。内部は荘厳で神聖な雰囲気。心静まる時間を過ごせました。その後「カタルーニャ音楽堂」へ。アールヌーボー様式でとても豪華で可愛いらしい空間でした。ステンドグラスのシャンデリアが本当に美しかったです。こんな素敵なところで開かれる音楽会を聞いてみたいと思いました。
サンタ・エウラリア大聖堂
カタルーニャ音楽堂の内部
次に「グエル邸」へ。こちらのお屋敷は、度々開催された音楽会で、音楽が屋敷中に響き渡る様に計算されて作られたとか。また、屋上に出ると、お屋敷の中は重厚感たっぷりなのに相反して煙突がとっても可愛いのが印象的でした。
グエル邸
グエル邸の煙突と
その後「ピカソ美術館」へ。日本では見た事がない作品が沢山ありました。ピカソは人としては破綻(すみません!)してるけど、芸術家としてはやはり素晴らしいんだなとしみじみ感じ、作品の数々に感動しました、まさに天才!
この後、旧市街にある人気のバル「Cal Pep」で夕飯を。夜の営業は19時半からですが、1時間くらい前から並ぶとの事で、18時半位から並びましたが、一番乗りでした!こちらのお店、本当に何を食べてもめちゃくちゃ美味しくて感動!最高でした。
ピカソ美術館
スペインタパスの定番、美味しかったです!
4日目はグエル公園、サグラダファミリアへ!
4日目は、「グエル公園」へ。元々はお金持ちの為の住宅地なんだそうで、今の“再生可能な”考えも沢山取り入れられて作られているようです。その後、「サグラダ・ファミリア」に移動し、サグラダ・ファミリアの前のカフェで休憩。この後ついに、サグラダ・ファミリアの内部ジへ!
グエル公園
サグラダ・ファミリアは今回の旅の最大の目的。中に入った途端、あまりの大きさと素晴らしさに圧倒され、しばらく立ち尽くし口がポカーン状態でした。ガウディが生前に出来上がったのは、生誕のファサードだけだったそうです。そこから紆余曲折があり、お弟子さんの証言から想像し、今日まで建築が続けられている様です。森の木々達を模した沢山の柱が立つ棟内に入ると、初めて見た時の衝撃が再び蘇ります。多分何度見てもこの驚きみたいなものは繰り返される様な気がします。(個人的にナウシカに出てくる一場面にそっくりだと思いました。宮崎駿はこれを見てあの場面を描いたのでしょうか?)こんな建築は常人では理解できないので、ガウディは早過ぎた天才だったのでしょう。地下の礼拝堂にガウディが眠っていました。
サグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリアの天井
塔にも登り、上から素晴らしいバルセロナの景色を一望することができました。帰りは高い螺旋階段から降りて行きます、足が震えました。母は降りた後、螺旋階段の出口で警備員の人に「congratulations!」と言われていました。この日の夕飯も、連続で昨日のCal Pepへ。この日もまた美味しいお料理を堪能しました。
塔の上から
この螺旋階段で下まで降ります
5日目はカサ・ミラ、カサ・バトリョ、カサ・アマトリェール
5日目はまずは「カサ・ミラ」へ。前回のスペイン旅行では車窓での見学のみでしたのたので、待望の入館でした。波打つ壁、波打つ天井。自然に馴染む様な曲線の建物に見惚れました。建築中は施工主とガウディと争いが絶えなかったのだとか。
カサ・ミラ
カサ・ミラの屋上にて
次に「カサ・バトリョ」へ。ブルーのタイルが美しかったです。まるで海の底にいる様なそんな気持ちになりました。その後お隣の三角屋根が可愛い「カサ・アマトリェール」へ。母が疲れていたので足早で見学し、下のカフェで休憩しました。この後、一旦ホテルに戻り休み、ディナーはまたまたCal Pepへ。3日連続(笑)。何を食べてもめちゃくちゃ美味しくて、とにかく全く飽きません!今でも思い出すと食べたくなるほど!
カサ・バトリョ
カサ・バトリョ内部
6日目はお買い物デー!
6日目は、ボルン地区でお買い物。古い街並の中にブティックやカフェ、バルなどが入立ち並ぶお洒落な地区です。あちこち見ながら歩いているだけでとても楽しかったです。友達に頼まれた物やお土産など、色々購入しました。ナッツ専門店「Caca Gispert」や、オリーブオイル専門店「LA CHINATA」と巡り、ナッツやオイルやオリーブ石鹸などを購入しました。「Bubo ボルン本店」でスイーツをいただき休憩も。
一旦ホテルに戻り、荷物を置いて、第1、3の金〜日に行われてる近くのマーケットへ。地元のハチミツやワイン買など買いました(ワインとっても美味しかったです)! その後グラシア通りの「La Rita」というお店でランチ。お米が食べたいと言う母のリクエストでパエリアを注文しました。本場のパエリアはとても美味しかったです!ランチの後、「グラシア通り」をブラブラ散策し、翌日早いので早めにホテルへ帰って休みました。
Bubo ボルン本店
7日目はダリ美術館へ
7日目は母のリクエストでフィゲラスにある「ダリ劇場美術館」へ行ってみました。フィゲラス迄はAVEで1時間ほどでした。美術館はとにかく奇想天外な世界!館内に入る前から、色々驚かされます。建物の上の卵。壁の無数のパン(?)。なんだかわからないけど可愛いかったです(笑)。
ダリ劇場美術館の前にて母
作品も奇想天外です。凡人には説明もできませんが、ユニークで観ていて興奮します。ダリの事をあまり知らなくても楽しめると思います(もう一度行きたい!)。フィゲラスの街は、あまり時間が無く見ていませんが、時間があったらダリがよく行ってたというレストランに行きたかったです。今回は時間の都合で断念、次回に持ち越しです。
夕方にバルセロナに戻り、一旦ホテルに戻り休憩してから夕食へ。この日は人気のバルレストラン「Cerveseria Catalana」へ。美味しくいただきました。その後、百貨店「エル コルテ イングレス」に寄り、お土産用に赤ワイン4本といちじくのチョコレートを購入しホテルへ戻りました。翌日、ドバイ経由で帰国しました。
ダリ劇場美術館の館内
ユニークで奇想天外!
内藤さん、ありがとうございました!
この度はお世話になりました。希望に叶った大満足の旅行で言う事なしです! 78才の大ボケな母と、英語はもちろんスペイン語も全くできず壊滅的に方向音痴なワタシ。そんな2人の珍道中な旅ではありましたが、なんとかなりました(笑)! 本当に楽しかったです。現地の人たちは優しく、地下鉄で切符を買うのに悩んでいたり、道に迷っている時に、道ゆく人が声を掛けてくれたりして助けてくれました。次回の旅行も、またスペインに行きたいです!アンダルシア方面とマドリードに行きたいので、また次回もよろしくお願い致します!