バルセロナ(スペイン)、リスボン(ポルトガル)旅行体験記・レビュー『バルセロナに滞在し近郊のリゾート地シッチェスに行ったり、リスボンからはカシュカイスやロカ岬に足を延ばしたりと自由に楽しんだハネムーン』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのスペイン&ポルトガル周遊旅行をお楽しみいただけます。
スペイン、ポルトガル旅行の訪問スポット
スペインとポルトガルの2カ国周遊にして本当によかった!
夫とのハネムーンで利用させていただきました。イタリアは行ったことがあるので、2人とも行ったことのないヨーロッパにしようとバルセロナ&リスボン旅行に決めました。飛行機とホテルの個人手配は不安でしたので、過去に利用したことのある旅行会社さんのツアーなども見たのですが、お安い価格が決め手となりトラベル・スタンダード・ジャパンさんにお願いしました。
9月の現地は、昼も夜も涼しく観光によいシーズンでした。フリープランなので夜に広場でバイオリンの演奏を聴いたり、海に行ったり、自分たちのペースで楽しむことができました。事前にしっかり調べていたこともあり、現地では迷うこともなく充実した毎日を過ごすことができました。スペインでは、バルセロナから電車で約30分のシッチェスというリゾート地で海水浴をしましたが、本当に最高でした! ポルトガルでは、リスボンの街並みが素敵すぎて感動! 展望台など歩いて行けるところが多かったので、地下鉄を使うこともなく、自由気ままな散策が楽しかったです。スペインもポルトガルも本当に行ってよかったです!
旅程2日目にバルセロナに到着しお散歩を楽しみました
23時半過ぎにエミレーツ航空で関空を出発し、翌日の早朝にドバイで乗り継ぎをしました。ドバイ空港は早朝でもお店が開いていました。8時頃にドバイを出発し、滞在1都市目のバルセロナには13時半頃に到着しました。
ドバイ国際空港
ホテルには16時くらいに到着。食事はホテルからサグラダ・ファミリアに向かう途中のお店「Firo Tast Restaurant」でイカ墨パエリアをいただきました。美味しくて、サグラダ・ファミリアが見えるレストランなのでとてもよかったです。
イカ墨パエリア
翌日内部を見学しますが、この日は「サグラダ・ファミリア」の外観だけ見に行きました。その次は地下鉄で海沿いのエリアに行き、「バルセロネータ・ビーチ」周辺のお散歩へ。ビーチが近く、ヨットがとまっていたりしてハワイのような雰囲気も感じました。お散歩を楽しんだ後は、バルのテラスでタパスをつまんでからホテルに戻りました。
バルセロネータ・ビーチ周辺をお散歩
3日目、グエル公園やサグラダ・ファミリアなどの名所観光へ
日本から10時で予約していた「グエル公園」に向かいました。ホテルからタクシーで10分ほどでした。グエル公園の風景や建物を楽しんでからグラシア地区へ移動したのですが、移動の途中にはお土産屋さんがたくさんありました。昼食はグラシア地区のレストランでスペインオムレツなどをいただきました。
グエル公園
広い公園でした
いったんホテルに戻って昼寝をしてから、17時に予約をした「サグラダ・ファミリア」へ歩いて向かいました。夕方の内部は赤のステンドグラスから日が差し込んでキレイだと聞いていたので、17時に予約。5分も並ばずに入場できました。実際に内部はとても素晴らしかったです、天井もすごくキレイでした。アプリをインストールして音声ガイドを聞きながら、1時間半ゆっくりと楽しみました。
ステンドグラス
天井
サグラダ・ファミリアの観光後は、テラスのあるレストランで夕食を。ブラバスとイカのグリル、ステーキをいただきました。夕食後は歩いていて見つけたお店でジェラートも食べました。そのまま夜の街中をお散歩。道路の真ん中に公園が続いている場所があったので歩いていたのですが、20時40分くらいで暗くなっている空が、鮮やかな青で印象的でした。また、21時くらいでも子供たちが遊んでいました。最後にまたサグラダ・ファミリアへ行き、ライトアップされた姿を鑑賞。近くでバイオリンを弾いているお兄さんがいてヨーロッパらしい雰囲気がとても素敵でした。23時くらいまで外でのんびりと過ごしてからホテルに戻りました。
夜の空の青さに驚きました!
4日目、午前はバルセロナ観光、午後はリゾート地のシッチェスへ
朝10時半頃にホテルの隣にある、世界遺産「サン・パウ病院」を見に行きました。行く予定ではなかったのですが、ホテルからとても近かったので入場。内部は病院とは思えないほど美しい建築物でした。見に行ってよかったです!
サン・パウ病院
12時くらいにはサン・パウ病院の見学を終え、前日に13時で予約しておいた「Ultramarinos Marin」というレストランへ。海鮮が有名でとても美味しかったですが、店員さんの英語が早くて注文などがとても大変でした(笑)。
海鮮が美味しい!
昼食後は、バルセロナから近い人気のビーチリゾート地シッチェスに日帰り観光へ。メトロ 10 回券は対象外でしたので、チケットを往復分(9.2ユーロ)購入しました。シッチェスは鉄道で市内の 3 つの駅から Renfe を利用していくことができるみたいです。私たちはR2線のPasseing de Gracia(パセオデグラシア)駅から、乗り換えなしの 45 分くらいでSitges(シッチェス)駅へ。シッチェスは白い壁の街並みが美しい地中海のような街でした。ビーチがたくさんあり、 LGBTの街としても有名でゲイビーチなどもありました。街中にも様々なカップルがいましたよ。私たちは家族層がいるビーチで海水浴を楽しみましたが、最高に気持ちがよかったです!
美しいリゾート地
近くのカフェでポテトとコーラを食べた後、海岸沿いの地中海料理のお店「MEDITERRANIUM」で、海鮮パエリアとトマトとニンニクで味付けされたムール貝をいただきました。店主がとてもフレンドリーで、Google翻訳で帰りの鉄道の終電を教えてくれたりと、とても優しい方でした。
海鮮パエリア
ビーチ沿いは夜になっても音楽がかかったりしているのでとても賑やかで楽しい雰囲気でした。21時前頃に国鉄でバルセロナに戻りました。サグラダ・ファミリアのバイオリンのお兄さんの演奏がまた聴きたくなって、夜のサグラダ・ファミリアに寄ってからホテルへ戻りました。
5日目、たっぷり歩いてバルセロナの名所や名物グルメを堪能
カタルーニャ広場まで地下鉄で移動して、近くの百貨店「エル・コルテ・イングレス」でお土産を少し購入してから、「カタルーニャ広場」「ランブラス通り」を歩いて、海沿いまで行きました。途中で寄った「ボケリア市場」では、お肉と念願のマテ貝を食べて、フルーツジュースを飲みました。その他、途中で別の道に入って、「サンタ・エウラリア大聖堂」の外観を見学。
ボケリア市場
今度は「レイアール広場」まで歩き、イカ墨パエリアのお店「Les Quinze Nits」へ入りました。14時頃でしたが予約なしで入れました。このお店がバルセロナで1番美味しかったです! イカ墨パエリアにニンニク風味のクリームソースをつけて食べたのですが最高でした!
Les Quinze Nits
イカ墨パエリア
そのまま「コロンブスの記念塔」まで歩いた後、電車で「スペイン広場(エスパーニャ広場)」まで移動して、歩いて10分くらいの「カタルーニャ美術館」へ行ってみました、日曜の15時からは無料です。広くて全部は見れませんでしたが、16〜17時半くらいまで結構長めに滞在しました。干ばつで中止になっていましたが噴水ショーもあるらしいです。噴水は見れませんでしたが、美術館からの景色も素敵でした。
美術館からの景色
歩いて“ピンチョス通り”と言われる場所へ向かいました、30分くらいかかりました。ピンチョスで人気のお店「La Esquinita de Blai」に入って軽い夕食を。好きなピンチョスを取って食べて、串の数でお会計という面白いシステムでした。
串に刺さったピンチョス
夕食後は、朝に行った百貨店エル・コルテ・イングレスへもう一度向かい、21時くらいまでお買い物を楽しみました。お土産をたくさん購入。屋上のフードコートでまた夕食を食べたのですが、ガラス張りで景色が楽しめてとても素敵な空間でした。
6日目、バルセロナ最終日は食べ歩きしながらのんびりお散歩
翌日がポルトガルの首都リスボンへ移動なので、この日はバルセロナ最終日。まずは「カサ・ミラ」「カサ・バトリョ」を見てから、近くにあったタパスバー「Ciutat Comtal」へ。バゲットにステーキとフォアグラが乗った料理がとっても美味しかったです! その後は、購入はしませんでしたが『LOEWE』のショップを見に行きました。
フォアグラステーキ
電車でボルン地区へ移動して散策。バスクチーズが有名な「Jon Cake」というお店でチーズケーキを購入しました。テイクアウトのお店なので、歩いて4分の「シウタデリャ公園」へ。ガウディが建築した泉がある公園です、ここでチーズケーキを食べましたがめちゃくちゃ美味しかったです!
バスクチーズケーキ
ホテルにいったん戻り、夕食はホテル近くのステーキ屋さんへ。お店の名前は覚えていませんが、店内がすごく可愛かったです。夕方でしたので予約なしで入れました。ステーキとハンバーガーを食べたのですが、お肉がとっても美味しかったです!
ステーキ屋さん
夕食後はサグラダ・ファミリアへと続く道「ガウディ通り」をお散歩。ジェラートを食べたりして過ごしました。それからサグラダ・ファミリアの横の公園へ。この公園は夜もカップルがゆっくりできる感じですごくよい場所です。最後はまたサグラダ・ファミリアに行き、お兄さんのバイオリンを聴いてバルセロナ最終日を締めくくりました。
サグラダ・ファミリアの横の公園をお散歩
バルセロナで宿泊したホテル「アムレイ サン パウ」は、部屋が広くて快適でした。エレベーター音が鳴ってちょっと怖かったですが(笑)。50m歩いたところには提携しているランドリーもありましたよ。朝食ビュッフェはシンプルで、パン、生ハム、卵料理、日替わりでフルーツといったかんじでした。夜にお腹が空いてカップ麺が食べたくなった時、スタッフのおばちゃんが笑顔でお湯を沸かしてくれました! ツアーに付いていたホテルそのままでしたが、近くに2つの駅(別路線)があってロケーションはよく便利でした。アレンジして海辺のホテルにしてもよかったかなとも思います。
7日目、リスボン初日は美しい街並みと名物のエッグタルトに大満足
朝8時半にはホテルを出て早めに空港へ。バルセロナを12時頃に出発し、ポルトガルの首都リスボンに13時半頃に到着しました。空港からは地下鉄でホテルへ。リスボンのホテルは、唯一坂がない地区をリクエストしておきました。16時くらいにチェックインをして、そのまますぐに観光に出かけました。まずはホテルからすぐの「リスボン大聖堂」を見て、その先の「Potato Project」というお店でポテトを食べて、また別の教会を見たり、坂を登って街並みを楽しんだりしました。「Pastelaria Santo Antonio」というお店では、ポルトガル名物のエッグタルトとコーヒー飲んで休憩。エッグタルトはサクサクでとっても美味しかったです!
エッグタルト
その先にあった「Torre da Igreja do Castelo de São Jorge」は、展望台のようになっていて景色が最高でした! 入場料は5ユーロで乾杯ドリンクも付いています、絶景を存分に楽しみました。その後はアルファマ地区の迷路みたいな道を下ってホテルのほうに戻って行きました。
絶景でした!
下って行く途中に「サンタ・ルチア展望台」がありました。ブルーのタイル装飾“アズレージョ”が美しかったです。夕食はその展望台の近くのお店にて。タコのグリルとステーキをいただいたのですが、タコがやわらかくて美味しかったです。夕食後は夜の街並みを楽しみながら歩いてホテルへ戻りました。
リスボン大聖堂
ホテルの前の道
リスボンで宿泊した「マイ ストーリー ホテル オウロ」のお部屋は、バルセロナより狭くてスーツケース2つを広げるのが大変でしたが、窓からの景色は街が見えてすごくよかったです。ホテル自体もとてもキレイでした。
8日目、ベレンの塔、発見のモニュメントなどリスボンの名所観光
リスボンのホテルではじめての朝食。1階の朝食会場でいただいたのですが、エッグタルトが置いてあったりと種類が豊富で充実していました。夜はレストランバーになっていて一般客も利用できるようでした。朝食後は、ホテルから歩いて5分の「コルメシオ広場」へ。観光の拠点となるような場所です。
コルメシオ広場
リズボンの名所「ジェロニモス修道院」「ベレンの塔」を見に行きました。それからエッグタルトを食べました。ジェロニモス修道院のレシピが伝わったと言われる「Pastéis de Belém」は世界一美味しいエッグタルトと呼ばれています、5分くらい並んで食べました。
近くの公園では「発見のモニュメント」を見学。夫がお腹が痛くなったので、Uberでタクシーを呼んで「アジュダ宮殿」に移動しました。王様の寝室、王女様のお部屋など、リスボンにもこんな煌びやかな場所があるのだと驚きました、すごくよかったです。15時30くらいには見終わって、いったんホテルに戻りました。
発見のモニュメント
腹痛の夫はダウンしてホテルで休憩。私は1人でコルメシオ広場や、「サンタ・ジュスタのエレベーター」を見に行きました。エレベーターは並んでいたので乗ってはいないです、美しい造形を楽しみました。お散歩の後はホテルに戻って、18時くらいにはまた夫と一緒に外出。展望台のようになっているサンタ・ジュスタのエレベーターの到着地点に、裏の坂道から行けるのでそこに向かいました。リスボンの街並みを見下ろすことができ、とてもキレイな景色でした! エレベーター下には可愛いお土産屋さんがあったので、ツバメの置物などを購入しました。
上からの景色
2人でまたコルメシオ広場へ。21時前くらいでしたが、まだ夕暮れくらいの明るさでした。薄いピンクがかったの空の下、広場の先には海辺が見えて素敵な雰囲気。ギターを弾いている人がいたりして、おじいさんおばあさんが体をゆらして過ごしていました。私たちも音楽を聴きながらゆっくり流れる時間を楽しみました。夕食は、メニューが海鮮リゾットのみのお店「UMA」へ。有名で30分くらい並びましたが、コスパがよくてとても美味しかったです! 支払いは現金のみでしたので、ホテルに戻って現金を持ってきました(笑)。
美味しかった海鮮リゾット
9日目、リスボン近郊のロカ岬やカシュカイスへ日帰り観光
朝食後にホテルから徒歩 10 分ほどのカイス・ド・ソドレ駅へ向かいました。そこからポルトガル国鉄(CP)近郊列車のカシュカイス線(Linha de Cascais)に乗りリゾート地カシュカイスへ。チケットを買うのが難しくて駅員の人に買ってもらいました。列車で40分ほどでカシュカイスに到着。街の観光をする前に、カシュカイスからバスで30分ほどの「ロカ岬」へ向かうことにしました。ヨーロッパ大陸最西端の場所です。まっすぐ先がアメリカ大陸! 本当に絶景が広がる美しい場所で、30分くらいは景色を眺めて楽しみました。
ロカ岬
バスでカシュカイスに戻り、もう14時を過ぎていましたが街中を観光。可愛らしい街並みが印象的でした。昼食はインドカレー屋さんに入り、テラスでカレーとナンをいただきました。その後は海辺を探して、いくつかあるビーチからよさような場所に行き、15時〜16時半くらいまでビーチでのんびりと過ごしました。
カシュカイスの街並み
17時くらいにはカシュカイスを出発し、18時半にはリスボンのホテルに戻ってきました。その後、私が行きたかった展望台まで2人で歩いて行って、夕暮れの街並みを眺めました。景色が素晴らしく、ここにもギター弾きの人がいて雰囲気が最高でした。素敵なサンセットの時間を過ごしました。
リスボンの夕暮れ
夕食は、調べておいた海鮮料理屋さんに歩いて向かったのですが、人が多くて入れませんでした。仕方ないのでホテル近くのお店でタコのグリルとラム肉ステーキを、ビールとサングリアでいただきました。タコは柔らかくてとっても大きくて、これで16ユーロ! 味もリスボン滞在中で一番美味しく、急遽入ったお店でしたが当たりでした!
タコのグリルとラム肉ステーキ
23時くらいにまたコメルシオ広場へ。この日もギター弾きと歌手の人がいて素敵な演奏が流れていました。踊っている人たちもいてすごくよい雰囲気。24時くらいまで広場で過ごしました。お気に入りのこの広場からホテルまでは5分くらいなのでとてもよかったです。
10日目は帰国の日、お土産を購入して空港へ
帰国日なので朝からお土産購入へ。手帳などの雑貨から石鹸、食料品まで、なんでも売っている路面店があり、そこで大量にお土産を購入しました。ホテルにいったん戻って荷物を整理してからタクシーで空港へ。リスボンを14時すぎの飛行機で発ち、日がまわって9月15日の深夜にドバイで乗り継ぎし、関空には17時すぎに戻ってきました。
利用したエミレーツ航空は窓側にしてもらったのですが、飛行機の羽のところで景色が見えませんでした。また、端っこになるので狭くかんじました。帰りのリスボンからドバイだけ夫が腹痛なので通路側にしたのですが、そっちのほうが楽でした。機内食は美味しかったです、あと配布されるアメニティのクッションが腰に置けてラクなのでよかったです!
ちなみにバルセロナからリスボンへの飛行機は、フードコートでゆっくりしすぎて乗り遅れそうになりました(笑)。搭乗口に行くまでにもう一度パスポートを見せる場所があり、自動の読み取りができなくて、並んでいる方に行ったらそこで時間がかかってしまったのです。時間ないとチケットを見せてもとにかく並べと言われて…。5分前くらいにギリギリ搭乗できました。空港では早め早めの行動が大切ですね。
芝田さんいろんなご提案ありがとうございました、大満足のハネムーンです
今回のハネムーンを担当してくれた芝田さんは、電話でも説明をしてくれたりと、とても安心できました。ヨーロッパのどこに行くか悩んでいたときには、こちらの希望に合わせていろんな国の見積もりを作成してくれました。また、この日だと飛行機の値段が上がりますなど教えてくれて、とても親身な対応でした。最終的にバルセロナ(スペイン)&リスボン(ポルトガル)旅行にしましたが大正解。それぞれのリゾート地にも足を延ばし、とっても楽しいハネムーンとなりました、本当にありがとうございました!
リスボンのレトロなトラム