007シリーズ『スペクター』聖地巡礼!ボンドになりきってロケ地巡りを楽しむ海外旅行
ダニエル・クレイグ主演映画「007」のシリーズ第4作目『スペクター』ロケ地巡りの詳細をご紹介!この記事ではジェームス・ボンドが訪れた世界の観光地を巡っていきます。
2020年11月には最新作『ノータイム トゥー ダイ』の公開も控えており、今注目の話題作として劇場では上映前に007の予告編が流れていますね。新作の予習も兼ねて要チェックです!
映画『スペクター』の見どころ
6代目ボンド、ダニエル・クレイグ
火の中、水の中、どこでも紳士のボンド!
『スペクター(Spectre)』は6代目ボンドのダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が演じる007シリーズの4作目にあたります。この映画の魅力そのものであり、絶対に外せないのはヒーローの「ジェームス・ボンド(James Bond)」のほかにありません。
『スペクター』撮影当初、ダニエル・クレイグは47歳!ダニエル曰く「お決まりで脱ぐのはわかっているけれど(笑)、作品を重ねるごとに身体をキープするのが難しくなった」そうで、約半年間は身体作りに費やしたとインタビューで答えています。
ちなみにローマで出会う未亡人、物語のキーパーソン「ルチア(Lucia)」役を演じたモニカ・べルーシ(Monica Belluci)は
「ボンドに葛藤や情熱をぶつけ合う場面は思いのままに表現できた。ダニエルがセクシーだから何も考える必要がなかったの」とコメントしています。演者からもお墨付きの佇まい。
ジェントルでワイルド、身のこなしがスマート、それでいて女性にひたむきで・・・と良いところ尽くし。正直筆者の場合、ずっと側にいられても困る(贅沢な悩み!)程度にはパーフェクトな男性像です。
新たなボンドガール登場!
新時代のボンドガールとは
本作では新たなボンドガール「マドレーヌ(Madeleine)」が登場します。
これまでのボンドガールと比べて、マドレーヌは医者という職があり、知性的で自立した“現代のボンドガール”という印象。生まれ育った環境もあって、ボンドにも常に対等で怖気付かない度胸があります。銃も使いこなせる女子なんて好感度しかありません!
勇敢に立ち向かうカッコいい女性ですが、その一方で危険を顧みないところはボンド的にほっとけないところ。
作中では組織に狙われるマドレーヌの身を案じてボンドと一緒に行動することになります。羨ましい限りのシチュエーションですね!
マドレーヌ役はフランス人女優レア・セドゥ(Léa Seydoux)が演じています。中性的な顔立ちですきっ歯、フランスなまりの英語が魅惑的です。2020年11月公開予定の007最新作『ノータイム トゥー ダイ(No time to Die)』にも引き続き出演が決定しており、『スペクター』公開の2015年から5年経った現在から物語が展開するとのこと。
実は同じボンドガールが作品に2度も登場するのは過去ボンドシリーズでもほぼ無く(大抵、ボンドガールは狙われて命を失っているので)異例の作品とも言えます。
『スペクター』でボンドと出会い、始めは「私の人生に関わらないで!」と嘆いたマドレーヌですが、次第にボンドを信頼し関係を深めていきます。現代ボンドガールとボンドの恋路の行末にも注目です!
シリーズ極悪の黒幕判明
シリーズ4作目にして今までの悪役たちを束ねていた幹部組織が見えてきます。1〜3作目までのボンドガールはみな悪役たちに無残に殺されていますが、本作ではそれらの悲劇の黒幕も暴かれることに。そして、その組織名が「スペクター(Spectre)」なのです(タイトル回収〜!)。
『スペクター』は日本語で幽霊と訳され、「目には見えない恐怖や不安」という解釈ができます。映画のサブタイトル「死者は生きている(The Dead Are Alive)」とも関係がありそうです。
極悪、無慈悲、猫好き、変態など、ボンドシリーズはヴィランズ(悪者、悪役、敵)が個性的なことで有名なボンドシリーズですが、筆者としてはこのヴィランズが愛おしくて仕方がありません。『スペクター』でももちろん最強で最悪のキャラクターが現れるのでお楽しみに!
聖地巡礼!ボンドが訪れた都市、ロケ地をご紹介
メキシコシティ(メキシコ)
華やかなメキシコの“お盆”
物語はメキシコ最大のお祭りイベント「死者の日」からスタートします。毎年11月1、2日の死者の日(Dia de Muertos)に開催される国の伝統行事で、日本で言うお盆にあたります。ディズニー映画『リメンバー・ミー』でも話題になったお祭りです。
「死者の魂が戻るのを歓迎し、喜ぶ」という祝典の儀式、『スペクター』の意味、サブタイトル「死者は生きている(The Dead Are Alive)」・・・と実はファーストシーンの「死者の日」は映画のストーリーラインにも深く繋がっているのです。
ロンドン(イギリス)
カムデンタウンのどこかにMI6新基地への入り口が・・・!?
007解散の危機に際して臨時でこっそりと建築された007の新基地が登場します。そこで開発部門の「Q」に再会し、さっそくボンドは秘密兵器を手に入れます。
新基地への秘密のトンネルは、ロンドン市街「カムデンタウン(Camden Town)」のリージェンツ運河にて撮影されています。カムデンタウンでは「カムデンロック(Camden Lock)」という大きなマーケットが開催され、地元の人や観光客で賑わうエリアです。
オックスフォード(イギリス)
夜の密会のロケ地は実はイギリス内にあった!
ボンドは未亡人から組織の幹部が集まる会議がローマの「パレッゾ カデンツァ(Palazzo Cardenza)」で行われることを知り、潜入します。
残念ながらパレッゾ カデンツァはフィクションの建物ですが、この荘厳な建物自体は実在!
撮影はイギリスの「ブレナム宮殿(Blenheim Palace)」で行われています(室内はロンドン郊内スタジオ)。ブレナム宮殿は「鉄のカーテン」でも知られるイギリス元首相ウィストン・チャーチルが生まれ育った場所です。
敷地面積はなんと東京ドームの約170倍!広すぎて見当がつかないレベルですね。
ボンドゆかりの地を巡って
- 5日間
- 6日間
- 7日間
- 8日間
- 9日間
- 10日間
136,000円~550,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
146,000円~613,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
156,000円~623,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
166,000円~636,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
176,000円~646,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
186,000円~656,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
ローマ(イタリア)
ローマのコンチリアツィオーネ通り
007シリーズと言えば熾烈なカーチェイスも見どころのひとつ!今作ではQに改造してもらったアストンマーティンDB10に乗って、ローマの街をブンブン爽快に駆け抜けます。
カーチェイスはローマ市内のマルケルス劇場からスタートし、コンチリアツィオーネ通りのサン・ピエトロ広場〜サンタンジェロ城まで「秘密の抜け道(Passetto di Borgo)」に沿って通り抜けます。秘密の抜け道はかつてローマ教皇が敵から避難する際に利用していたもので、現在も残存しています。
餌待ちでも凛々しいイタリアカモメとタイバー川
映画では死闘の末、ボンドの車がタイバー川で無残にも水没(Qが不機嫌になってしまうお決まりのパターン)。場所は「マッテオッティ橋(Ponte Giacomo Matteotti)」付近です。
お手頃に楽しむローマへのツアー
- 5日間
- 6日間
- 7日間
- 8日間
- 9日間
132,000円~550,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
140,000円~613,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
148,000円~623,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
156,000円~636,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
164,000円~644,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
ゼルデン(オーストリア)
山麓に広がる小さな雪国
ボンドは精神科医として働いているマドレーヌに会うため、患者を装ってオーストリア山奥のホフラー診療所へ向かいます。
ホフラー診療所のロケ地となったのはガイスラッハコーゲル山頂にある「ザ セントラルホテル(Das Central Hotel)」です。5つ星のラグジュアリーホテルで、作中のガラス張りの建物はホテルから20分ほど車で移動したところにあるレストラン、その名も相棒のQも喜ぶ「アイスQ(Ice-Q)」なのだとか!
また、ホテルには広さ1,300m2のにおよぶ007エキシビジョンが特設されています。雪原で繰り広げられた様々なカットや、実際に使用されたヘリコプターなどのオブジェクトを見ることができますよ。
【動画】007エキシビジョン
Das Central Hotel
住所:Auweg 3, 6450 Sölden, オーストリア
公式サイト:https://www.central-soelden.com/en/
タンジール(モロッコ)
モロッコの“砂漠列車”
オーストリアからボンドとマドレーヌはモロッコへ移動。そこで2人は北アフリカにある敵陣の基地へ「オリエンタル デザート エクスプレス(Oriental Desert Express)」という砂漠列車に乗ります。
パール地の美しいドレスを身に纏ったマドレーヌと白のタキシードを着たボンドがクラシックな車室に映えるシーンです!束の間のひと時でしたが、これを見たら誰もが寝台列車に憧れを抱くはず。
【マップ】聖地巡礼!ボンドが訪れた都市
ファン必見!「007 ミュージアム」へ(イギリス)
エントランスからワクワク・・・!
007のことをもっともっと知りたい、ボンドの世界を味わいたい!という方にぜひ行っていただきたいのがロンドンのコヴェントガーデンにある「ボンド イン モーション(Bond in Motion)」という007専門のミュージアム。
1962年に始まった007シリーズの第1話から現在の新しい映画まですべてを網羅しており、映画で使われていた小道具、ボンドが着用していたスーツ、歴代のアストンマーティンなどなど展示されています。ファンであれば夢のボンドワールドに感動すること間違いなしです!
お土産ショップにはボンドが使っている(?)スパイペンや時計といったグッズも販売されています。なかには香り付きのシャワージェルやパルファムも。この香りを纏えばいつでも誰でも“ボンドの女”になれるという、夢女子には有難いアイテムです。
ボンド イン モーション
ロイヤルオペラハウス近く
Bond in Motion
住所:45 Wellington St, Greater, Covent Garden, London WC2E 7BN
公式サイト:http://londonfilmmuseum.com/
ボンドが訪れた場所を巡って世界を旅しよう!
ボンドのファンスポットは世界各地にあるんです!
世界中に飛び回るスパイ、かっこいいですね。空想上の話ではなく、MI6=情報局秘密情報部として今も身近なところに潜み、それぞれのミッションをこなしているのかと思うとこれもまた夢があります。
ご紹介したボンドゆかりの地へは当社の海外ツアーをアレンジして巡ることができます!
と言ってもアメリカ〜ヨーロッパ〜アフリカ間を行き来するのは経済的にも体力的にも限界があるかもしれません(笑)。それにどの都市にも1週間では見回ることができないほど、素敵な観光スポットがあります。
ロケ地巡りに関して気になる方は当社スタッフまでお問い合わせください。フライトや宿泊条件、周遊プランなど含めてお客様のご予算、ご希望に沿ってツアーをアレンジいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。