ローマ、フィレンツェ、ミラノ(イタリア)、インターラーケン、チューリッヒ(スイス)、パリ(フランス)旅行体験記・レビュー『ヨーロッパ3ヵ国周遊!楽しみを盛りだくさんに詰め込んだ夫婦旅!』。【トラベルスタンダードジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのイタリア、スイス、フランス旅行をお楽しみいただけます。
イタリア、フランス、スイス旅行の訪問スポット
ヨーロッパへ行くなら周遊がお得!
夫婦旅行でイタリア・スイス・フランスの3ヵ国を周遊して来ました!
主人が行ったことがなかったのでイタリアに行きたいというのがまずあり、調べたら、プラスしてフランスに行けるツアー、さらにスイスが付いているツアーなんていうツアーも!どうせ行くなら色んな国を回りたいですし、値段もお得だったので、御社の3ヵ国周遊ツアーに申し込みしました。
都市から大自然まで幅広く楽しんで来ました!
まずは古き良き街ローマから!
初日は、羽田からドーハで乗り継いで昼頃ローマに到着。
ホテルにチェックインしてから、映画「ローマの休日」で有名なスペイン広場へ。色んな国の観光客で賑わっており、何枚も写真撮影を頼まれました。それからトレヴィの泉へ。街なかにあるので、歩いていると急に現れるからびっくりしました(笑)スペイン広場同様ローマを代表する観光名所なので、観光客ですごく混雑していましたが、やはり実物はきれいでした。
ローマは、カトリック教会のお膝元で、格式高い教会や、古代遺跡がある中に高級ブランドショップもたくさんあって、色んなものがある面白い街だなと感じました。
夕食はガイドブックで紹介されていたナヴォーナ広場近くの「Cul de Sac」。常時1500本ものワインをメインに扱うレストラン(エノテカ)です。大人気店という評判通り、料理も大変美味しくおすすめです。
初日はだいぶ疲れてクタクタになりながらホテルへ戻りました。ホテル「Corot」はテルミニ駅に近く、古くはありましたが、観光するには最適のロケーションでした。
やはり本物は美しかった!トレヴィの泉
2日目は朝、約2000年前に建てられた円形闘技場コロッセオへ。こんなに古いものが現存しているのはすごいな!と感心しました。屋外なので暑かったですが、古代ローマの様子を思い描いていると、長くいても全然飽きない感じがしました。
その後も古代ローマ遺跡のフォロ・ロマーノ、古代ローマ建築の傑作パンテオン神殿、ナヴォーナ広場、サンタンジェロ城、バチカン市国にあるカトリック教会の総本山サンピエトロ大聖堂と、バチカン宮殿の中にあるバチカン博物館を見て回りました。
バチカン博物館は暑くて並ぶのも億劫、ということで通常料金よりは割り増しになりますが、あらかじめネット予約をしておいて並ばずに入ることができました。絵画もたくさんあり、見応えたっぷりの場所です。システィーナ礼拝堂の中にある、ミケランジェロ「最期の審判」がある場所は人でいっぱいでしたが、壁を埋め尽くす絵画には混雑を忘れて見入ってしまいました。ローマ教皇の公邸でもあるバチカン宮殿は、造りがとても凝っていて圧倒されました。見どころが多く、飽きることがなかったです。緻密に描かれた天井画などの絵画の素晴らしさも堪能できました。
ローマ観光には、フィウミチーノ空港の到着口から出たところの観光案内所などで買える「ローマパス」がおススメです。48時間用と72時間用があり、有効時間内は地下鉄・バス・トラムが乗り放題で、ローマ市内の観光スポット(48時間用は1つ、72時間用は2つまで)が無料になるので、すごく便利でした。各観光スポットに専用入り口があって、コロッセオも全然並ばずに入れました(バチカン博物館は含まれません)。
約2000年前の遺跡ということに驚き!
下町っぽい雰囲気のフィレンツェへ!
3日目は、朝一で真実の口へ。すごく並ぶということで、気合を入れてオープンの45分前に行ったら私たちが一番乗りでした。かなり待ったのですが、後ろに人がたくさん並んでいるので慌ただしく、2人で2枚ずつ写真を撮っていたら係の人に早く行けと促されてしまいました。
お昼に鉄道でローマからフィレンツェに移動しました。午後フィレンツェに到着し、ホテルにチェックインしてから、白い外壁の装飾が美しく「花の聖母マリア教会」と呼ばれるドゥオモへ。その隣にあり、高いところから街を一望できるジョットの鐘楼に上りました。階段を上って行くのですが、その階段が数百年前に作られた危険な階段で、すれ違う人とも肩がぶつかって危ない感じ。414段を上って行くのはかなりしんどいのですが、上り切ると美しい街並み一望できるので、のぼりがいがありました。安全対策の金網があったのが少し残念。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂はなぜか入れず、ドゥオモの天井クーポラには上ることができました(予約が必要なので、1週間前に予約する事をお勧めします)。上ってみるとジョットの鐘楼よりもっと高くて、金網がないので、写真を撮るには絶対こっちの方がいいなと思いました。クーポラも階段で463段昇ります。しんどかったですが、せっかく来たからにはと頑張り、旅行中は1日25,000歩くらい歩いていました(笑)
その後もウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋、ミケランジェロ広場と回り、古代遺跡が街の中にたくさんある古き良き街ローマとはまた雰囲気が全然違い、下町っぽいフィレンツェを楽しみました。お手頃なお店もたくさんあって、回りやすかったです。
レストランは、ヴェッキオ橋から徒歩10分のところにあるレストラン「Osteria del Pavone」がネットの高評価通り美味しかったです。
フィレンツェで宿泊したホテルも駅チカで、しかも今回訪れた場所は全部徒歩圏内で行けて、とても便利でした。
ジョットの鐘楼からはドゥオモのクーポラが見えます
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ちょっと印象が薄かった(笑)ミラノへ!
4日目は午前中、主人だけアカデミア美術館に入りミケランジェロの作品などを鑑賞していましたが、私は美術館の近くに革製品のお店がたくさんあるのを見つけたので、そこで買い物をしていました。アカデミア美術館周辺は、良い革がすごく手頃な値段で買えるエリアなのでおススメです!
午後、鉄道でフィレンツェからミラノに向かい、ホテルに荷物を置いてから、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を見に行きました。ミラノも、地下鉄・バス・トラム共通で使える1日、2日有効のフリーパスチケットがあるので、着いてまず駅の発券機やタバッキなどで買うと便利です。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、予約していなかったので見られませんでした(2週間前に予約することをお勧めします)。かなり古い教会のため改修中で中も見られなかったので、正直何も印象に残っていません(笑)
ミラノのドゥオモは、500年かけて建てられたそうで細部まで美しく圧倒されました。白くて写真にも映え、ドゥオモはここが一番きれいだなと感じました。エレベーターで屋上に上るとミラノが一望でき、その眺めもまたきれいでした。
アーケードに覆われたショッピング街ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ行き、ぶらぶら歩いて抜けたところで3~4名のアフリカ系の人に囲まれ、気づいたら腕にミサンガを巻かれていました。2ユーロだけ渡して逃げて来ましたが、怖かったです。ミサンガを持って近づいてくる人には要注意です!
レストランはドゥオモ近くにあるカジュアル・イタリアンのお店「gino's」がかなりおススメ!ピザとパスタが絶品でした。値段もそれほど高くなく、旅行中食べたなかで一番おいしかったです。
ミラノのホテル「ibis」は朝食も豊富で、冷蔵庫がない以外はとても快適でした。
白くて美しいミラノのドゥオモ
ドゥオモの内部
ハイジの世界!インターラーケンへ
5日目の午前中はお買い物しようと思い、ガリバルディ地区に行ってみました。ガイドブックには「再開発されたおしゃれな街」とありましたが、
着いてみると閑散としており、人がいません。高級ブランドはあるけれど、あまり買い物が楽しめる感じではありませんでした。手頃なお店が集まるドゥオモ周辺まで戻り、そこでショッピングすることにしました。セール期間中で30~40%引きになっており、お買い物が楽しめました。
午後、鉄道に乗りミラノからブリークを経由しスイスのインターラーケンへ。夜にホテルに到着しました。宿泊した「シティホテルオーバーランド」は駅チカで部屋もきれいで、今回宿泊したホテルの中で一番良かったです。暑さ寒さは問題ありませんでしたが、スイスのホテルの部屋にエアコンが付いていないのはちょっと驚きでした。チェックアウト時間が11時で、他の国より1時間早いのは気を付けた方が良いところです。
スイスの自然はスケールの大きさが違います!
6日目は、インターラーケンからヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り、グリンデルワルトに着いて、ゴンドラリフトの駅があるメンリッヒェンバーンホフへ。ヨーロッパで一番長いというゴンドラリフトに乗り、緑の山々を眺めながら30分ひたすらメンリッヒェン山を登ります。山頂に着いて、スイスらしい牧歌的な風景の中をハイキングをしました。見渡す限りの山・山・山!日本では見られない美しい絶景に感動!でした。牛が多く、牛と記念撮影しながら山道を歩いて行きました。寒かったので、軽いダウンがあってもいいかなと思います。ゴミもなく、自然がきれいに守られていることも感じる良いところでした。
山を降りて、今度は遊覧船に乗り、エメラルドグリーン色のきれいなブリエンツ湖を一周しました。船上からは中世から時が止まっているかのようにも見える、インターラーケンの街並みを眺めることもできます。
インターラーケンの中心部に戻り、「Des Alpes」というレストランで、チーズ100%の美味しいチーズフォンデュをお腹いっぱい食べられたのが良い思い出になりました。なかなか日本でたくさん食べないものなので、がっつり堪能できたのが良かったです。基本的にスイスは物価が高く、食事代も1食あたりイタリアの倍かかりました。
ハイジが出て来そうな牧歌的な風景
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スイス最大の都市チューリッヒへ!
7日目午後にインターラーケンから、鉄道でチューリッヒへ移動しました。
まずはチューリッヒ湖で遊覧船クルーズ。チューリッヒは観光スポットが他の都市に比べそれほど多くなく、お土産屋さんも少ない印象でした。
ホテル近くのヴァンホフ通り散策し、チューリッヒ中央駅近くにある少し高級なシーフードレストラン「LIPP」でディナー。昨晩食べたチーズフォンデュが美味しかったので、ここでもチーズフォンデュを頼んでみましたが、ワインが混ぜられ大人の味が強く、ここのフォンデュはたくさん食べられませんでした。シーフードが好きならおススメのお店です。
活気がありながらも落ち着いた金融都市チューリッヒの街並み
芸術の都パリへ!
8日目の午後に国際高速列車TGVでチューリッヒを出発し、夜パリに到着。ホテルチェックインしてから、エッフェル塔を眺めるのにベスト・ポジションというシャイヨー宮のトロカデロ広場へ。たくさん観光客も集まっており、少し遠目に22時のエッフェル塔のライトアップを見て来ました。
雰囲気のあるパリの夕暮れ
9日目は朝からルーブル美術館と、ゴッホの代表的な作品を所蔵するオルセー美術館へ。
ガイドブックに載っていた「パリミュージアムパス」がお得で時短になり、便利でした。今まで印象派の絵を見る機会があまりなかったので、実物を見られその色彩のきれいさに感動しました。
シャンゼリゼ通りをぶらぶら歩きお買い物。その日は購入せずに目星だけ付けて帰りました。
10日目は朝イエナ駅からイエナ橋を通り、エッフェル塔の真下の公園でたくさん写真を撮って来ました。
シャンゼリゼ通りのヴィトンで買いたかったものを購入し、
大急ぎでホテルに戻って来て、帰路に着くため空港に向かいました。
エッフェル塔のポーズ!
迅速に対応していただき、ありがとうございました!
今回のツアーは複数の国と多都市にまたがるプランのため、ほぼ毎日鉄道の移動があり、体力がある方、もしくは旅行に慣れている方に向いているツアーだと感じました。また10日以上あったため、二人で大きめのスーツケースを1つと中ぐらいのスーツケースを持っていきましたが、頻繁に移動することを考えると、荷物を減らして小さめのスーツケースにした方が良いと思いました。
今回担当していただいた御社の小林さんは、対応が早いという印象です。我々夫婦は2人とも外国人なので、日本の方だったら要らない書類の提出が必要でお手数をかけてしまったと思いますが、きちんと期限を守り対応していただきました。航空券・ホテル・鉄道チケット共によく手配していただき、問題なく旅行を終えることができたので感謝しています。おかげ様で楽しい夫婦旅行になりました。本当にありがとうございました!
夫婦で良い思い出を作ることができました!