ウィーン(オーストリア)、プラハ(チェコ)旅行体験記・レビュー『妻の還暦祝いでウィーン&プラハへ。チェスキークロムロフへの日帰り観光や、カタール航空のビジネスクラスQスイートも満喫した優雅な旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのヨーロッパ周遊旅行をお楽しみいただけます。
オーストリア、チェコ旅行の訪問スポット
フリープランで自由気ままな旅を楽しむことができました
妻の還暦祝いでウィーン&プラハの中欧2カ国周遊旅行に行ってきました。プラハからはチェスキークロムロフへも足を伸ばし、可愛らしい街並みを堪能しました。すごくよい場所でした。今回の旅はコロナが明けたので計画。自身が還暦の時は国内旅行にしか行けなかったので、久しぶりに海外に出てみようかということに。もともとウィーンには行きたいと思っていましたが、チェコに関してはワールド・ベースボール・クラシックを見ていて面白そうだと思ったのがきっかけでした。
ツアー探してみると円高と燃油サーチャージの高騰で、ものすごく高くて驚きました。そんな中探し続けて行き当たったのがトラベル・スタンダード・ジャパンさんのツアーでした。添乗員なしのフリープランでお安かったのです。プランが決められているツアーは安心と言えば安心ですが、興味がない場所にも行くので、フリープランのほうが疲れたら自由に休めるし、逆によいかと思いお申し込みさせていただきました。ドイツ語・チェコ語はもちろん、英語も苦手な私たちですが、Google翻訳やGoogleマップを使い、自由気ままな旅を楽しむことができました。帰路のみ利用したカタール航空のビジネスクラス「Qスイート」も最高でした! 妻の還暦祝いとして、とてもよい旅をすることができました。
1日目、1都市目のウィーンに到着、初日から散策を満喫
8月20日の深夜1時にカタール航空で羽田を出発し、ドーハには朝6時半に到着しました。3時間の乗り継ぎ時間がありましたが、空港の中に森があったりとすごく広くて楽しめました。ちょっと中東に寄ったかんじもして面白かったです。ドーハを9時半過ぎに出発し、ウィーンには14時半頃に到着しました。空港からリムジンバスを利用して西駅へ。ウィーンで宿泊した「ホテル メルキュール ウィーン ウエストバーンホフ」は西駅からすぐの場所でした。事前にネットで調べて行ったので空港からの移動は問題なかったです。
ウィーンに到着
ホテルにチェックインしたのは、夕方16時頃。いったんシャワーを浴びたりとリフレッシュした後に、シュテファンスプラッツ駅へ移動しました。地下鉄を降りたらもう目の前に「シュテファン大聖堂」が見えました。深夜からの移動で疲れていたので、予定は立てずに当てもなく散策しましたが、「聖ペーター教会」や「ホーフブルク宮殿」、ホーフブルク宮殿の南側にある「新王宮」などいろいろと見ることができました。結局「市庁舎前広場」まで歩きました。
シュテファン大聖堂
ペーター教会内部
途中、ウィーンの老舗カフェ「デメル」に入り、ザッハトルテをいただきました。暑いのにエアコンが効いていませんでしたが、伝統的なカフェで休憩を楽しみました。
デメルのザッハトルテ
夕食は、ホテル近くのレストランへ。オーストリア名物のカツレツ“シュニッツェル”やハンガリーが起源のスープ“グラーシュ”などをいただきました。味はまあまあというかんじ、疲れていたからかもしれないですが。夕食後はホテルに戻ってゆっくり休み、移動の疲れをとりました。
2日目、シェーンブルン宮殿、美術史美術館など名所観光へ
8月21日、ホテルの朝食をいただいてから「シェーンブルン宮殿」に向かいました。8月の観光シーズンということもあり、かなり混雑していました。音声ガイドを聞きながら宮殿内を見学、1時間ちょっとくらいかかったと思います。その後、庭園の中にある「カフェ グロリエッテ」で宮殿を眺めながら優雅にお茶を。シェーンブルン宮殿の敷地内でトータル2〜3時間くらい過ごしたと思います。
シェーンブルン宮殿全景
その後はカールスプラッツ駅に行き、トラムに乗り換えて「美術史美術館」へ向かいました。美術館では、個人的に目当てだったブリューゲルの『雪中の狩人』を鑑賞することができました。小学生の頃から好きだった思い入れのある絵画なんです。その他さまざまな作品を鑑賞後、館内のカフェで昼食をいただきました。このカフェは“世界で最も美しいカフェ”と言われており、素敵な空間でした。
美術史美術館のカフェで昼食
地下鉄やトラムなどが乗り放題の48時間のチケットを購入しておいたので、その後は目的もなくトラムに乗ってウィーンの街並みを楽しみました。Googlemapを横目に、あまりに遠くに行ってしまいそうな時はは降りたりと、気ままな旅が楽しかったです。
帰りに西駅の地下に寄りました、スーパーやパン屋さんが入っているんです。調味料や野菜など、どんなものがあるのか見てみました。また、夕食もここで調達することに。スーパーでサラダやフルーツ、ビールなどを買ったり、パン屋さんでパンを買ったり。パンは種類豊富で美味しかったのでおすすめです。
3日目、ベルヴェデーレ宮殿の上宮が見応えありました!
8月22日、アレルギー性鼻炎がおさまらず、薬は持って行ったのですが足りなくなったので、中央駅の近くの薬局に寄ってみました。翻訳アプリを利用してドイツ語でなんとかお伝えして購入することができました。中央駅からは地下鉄に乗って「ベルヴェデーレ宮殿」へ。宮殿は上宮と下宮があり美術館として利用されています。「上宮」は、クリムトの作品やナポレオンの騎馬像を見ることができ、非常に見応えがありました。とくにクリムトの作品はさすがだなと思いました。また、クリムトは個性的な絵画が特徴的ですが、雰囲気の異なる肖像画があり、その上手さを見てとることができました。個人的には美術史美術館より面白かったです。
ベルヴェデーレ宮殿上宮から下宮への眺め
ウィーンの中心部に戻り、初日にも行ったカフェ「デメル」に行きました。この日はパンケーキのようなオーストリアの名物“カイザーシュマーレン”をいただきました。その後はチョコレートなどのお土産屋さんをのぞいたりしながら、ぶらぶらと歩いて観光を楽しみました。15時くらいにはいったんホテルに戻って休憩しました。
デメルのカイザーシュマーレン
軽く寝て疲れたので、夕食は買ってくることに。ちょっと変わったものを食べようとネットで調べてみると、“ウィーンで1番美味しいケバブ屋さん”というのが出てきたので、ひとりで歩いて買いに行きました。ホテルから15分20分くらいの場所でした。ホテルのお部屋でいただいて就寝。ちなみにウィーンで宿泊した「ホテル メルキュール ウィーン ウエストバーンホフ」は、多少古いホテルでしたが私たちには別に十分でした。朝食のハムやチーズも美味しくて満足できました。
4日目、ウィーンから2都市目のプラハへ移動し美味しい食事に舌鼓
8月23日、ホテルで朝食をとってから散策へ。8月のウィーンは毎日東京と同じくらい暑かったのですが、この日は少し涼しかったので快適でした。初日に見た「シュテファン大聖堂」にもう一度行って見学し、その後は「ホテル・ザッハー」でザッハトルテをいただきました。デメルのザッハトルテよりこちらのほうが美味しかったです。デメルはエアコンが効いてなかったですし、チョコがちょっと溶けていましたので。午後にはチェコへ移動するので、ウィーンの中心部を最後に軽く散歩してからホテルに戻りました。
午前中にホテル付近を散歩
11時くらいにホテルをチェックアウトして中央駅へ。高速列車の1等席を予約したので、出発時間までラウンジを利用できました。ウィーンを13時頃に出発し、プラハには17時過ぎに到着しました。車内では、パンやサンドイッチなどを注文して昼食をとりました。高速列車の案内やチケットについては、御社から送ってもらった資料がわかりやすかったので、とくに困ることなく利用することができました。
チェコへ移動中の車窓からの眺め
プラハ中央駅に到着後、「ヤルタ ブティック ホテル」へ。中央駅から歩いて行ける場所で、また、プラハはウィーンよりも小さな街なので、ホテルからほぼ歩いて主要観光地に行くことができ、とても立地のよいホテルでした。ホテルにチェックインをして少し休憩をしてから、夕食がてら街の散策へ。「旧市街広場」や旧市庁舎の「天文時計」、「火薬塔」、「ユダヤ人街」などをまわりました。じっくりとは見学せず、場所確認のようなかんじでぶらぶらと歩いて通ったかんじです。
散策時のプラハの街並み
21時頃に、目星をつけていた「Cantina(カンティーナ)」という居酒屋さんに夕食へ。タルタルステーキと牛肉のカルパッチョ、パンケーキのような形のパンをビールと共にいただきました。高級なお店より、地元の方が集まるようなお店が好みで、このお店は雰囲気もよいですし、肉料理がすごく美味しかったです! 翌日も訪れました!
美味しかったタルタルステーキと牛肉のカルパッチョ
5日目、プラハ城を中心に美しい建造物や風景を楽しみました
8月24日、ホテルで朝食をとってから「プラハ城」に向かいました。「聖ヴィート大聖堂」の内部を見学したり、「旧王宮」「黄金小路」など、城内にある見どころをゆっくりと見てまわりました。
プラハ城内の聖ヴィート大聖堂の内部
聖ヴィート大聖堂の裏側
プラハ城からゆっくり坂を下って行って「カレル橋」へ。橋からもプラハ城を望むことができ、美しい景色を楽しめました。橋の近くのホテルでランチメニューがあるようでしたので、ちょうどよいので昼食にすることに。スペアリブとカルボナーラをいただきましたが、ここも美味しかったです。
カレル橋からのプラハ城
昼食後は、カレル橋をゆっくり渡って風景を楽しんだり、また当てもなくトラムに乗ってプラハの街をぐるぐるとまわり、車窓からの街並みを眺めて過ごしました。チェコはジュエリーデザインが有名でいろいろな種類のビーズがあるので、Googleマップで“手芸屋さん”検索して行ってみました。結局お気に入りの品物はなかったので購入していないですが、こんな風に思いつきで気ままに行動して観光を楽しみました。
トラムを利用中の様子
夕食は、前日に行って美味しかった「Cantina(カンティーナ)」にまた行きました。肉料理が美味しいので、この日は“Tボーンステーキ”をいただきました。ボリュームたっぷり、お腹いっぱいでホテルに戻りました。
6日目、プラハから日帰りで世界遺産の街チェスキークルムロフへ
8月25日、事前にネット予約をしておいた8時出発のバスに乗り、自分たちで「チェスキークルムロフ」へ移動しました。ホテルの朝食は7時からなのでゆっくり食べている時間はないので、朝食パンやハムでサンドイッチを作ってナプキンに包んで持って行きました。
バスに飛び乗って11時半くらいにはチェスキークルムロフに到着しました。チェコにあるこの街は「チェスキー・クルムロフ歴史地区」として世界遺産に登録されています。まずは「チェスキークロムロフ城」をゆっくりと見学。城の見晴らし台からはオレンジ色の屋根の街並みを一望できました。昼食は川沿いのレストランにて。食後も可愛らしい街中をぐるぐると散策しました。
チェスキークロムロフの街並み
小さな街なので、街からもチェスキークロムロフ城が見えます。妻はディズニーランドみたいと言っていました。本当に可愛らしい街並みで、すごくよい所でした。プラハから日帰りで見に来てよかったです!
絵本のような街並み
帰りは15時のバスでプラハに戻りました。夏場のシーズンだったからなのか、3時間で着くはずが行きも帰りも3時間半くらいかかりました。いったんホテルに戻ってシャワーを浴びて休憩してから、また夕食に出かけました。Cantina(カンティーナ)で食べたタルタルステーキがとにかく美味しかったので、この日は別のお店に食べに行くことに。ユダヤ人地区のローカルなお店に入りタルタルステーキを注文。やはり間違いなく美味しかったです! チーズフライとスープ、ビールもいただきましたがどれも美味しかったです。店員さんも親切で、翻訳しながら注文し、楽しい夕食の時間を過ごしました。
タルタルステーキとチーズフライ
夕食後は、スーパーや宝飾品店をのぞいたり、スタバでお茶をしたり、寄り道をしながらホテルへ。プラハで宿泊した「ヤルタ ブティック ホテル」のお部屋は非常に快適でした。最初にバスルームの切り替えのスイッチが壊れていましたが、翻訳で伝えてどうにかなりましたし、朝食も美味しかったので満足しています。
7日目、帰路のみビジネスクラスを利用して楽しい空の旅に
8月26日、最終日はゆっくり起きて、チェックアウトを済ませて荷物を預けてから、「ヴァーツラフ広場」へ行きお土産屋さんをのぞきました。子供たちにもお土産を買ったり、妻へのプレゼントにペンダントトップなどの宝飾品も見てまわりました。お店の人にチェコの伝統的なデザインを聞いたりしながら。いろいろと見て、妻の気に入ったイヤリングとペンダントトップをお祝いに購入しました。
ヴァーツラフ広場にて
ヴァーツラフ広場のカフェで最後のお茶を楽しんでから、ホテルに戻って荷物をピックアップしました。事前予約しておいた送迎車が13時には迎えに来て、空港へ向かいました。
遊び疲れるのは予想していたので、帰りはできるだけゆっくりしたいと思い、担当の栗島さんにお願いして帰路のみビジネスクラスに変更してもらっていました。プラハを夕方に出発し、経由地のドーハで7時間くらいの乗り継ぎ時間があったのですが、ビジネスラウンジで仮眠ができ、シャワーを浴びたり食事をとったりできたので非常に快適でした。飛行機への移動も専用のバスでしたし、何よりビジネスクラス「Qスイート」の座席は素晴らしかったです。高級感のある食事も楽しめて満足のいく体験となりました。翌日8月27日の深夜には羽田に無事到着、ビジネスクラスに変更したおかげで空の旅も楽しめました。
ドーハ国際空港内の森
ビジネスクラスのラウンジ
栗島さん、おかげさまでフリープランでも困ることなく楽しめました!
担当いただいた栗島さんには、とてもよくしていただきました。質問にも丁寧にお答えいただけましたし、後からビジネスクラスへの変更をお願いした際も、迅速に対応してくださいました。コロナ明けの久々の海外旅行かつフリープランの旅となりましたが、自分たちのペースで楽しく過ごしてきました。妻の還暦祝いとして素敵な思い出が増えました、ありがとうござました!