マドリード、バルセロナ(スペイン)旅行体験記・レビュー『マドリードでは日帰りでトレド&セゴビアに足を伸ばし、バルセロナではガウディ建築を満喫し、グルメもたっぷり堪能したスペイン夫婦旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのスペイン周遊旅行をお楽しみいただけます。
スペイン旅行の訪問スポット
憧れのカタール航空ビジネスクラス「Qスイート」に搭乗!
子育てがようやく終わり、前々から主人と2人で海外旅行をしようと話をしており、今回スペイン周遊の旅に行ってきました。いつもは飛行機とホテルを自分たちで予約していたのですが、今回はカタール航空のビジネスクラス「Qスイート」に乗りたいと思い検索してみると、トラベル・スタンダード・ジャパンさんのビジネスクラス利用ツアーが出てきて、今回はじめて利用させていただきました。憧れの「Qスイート」に搭乗でき、空の旅から楽し過ぎました! 現地ではガウディ建築群に魅了され、人々の温かさや優しさに触れ、あっと言う間の9日間でした。
旅程の2日目にはマドリードに到着し、早速グルメ三昧!
9月3日の出発日。カタール航空で深夜22時半頃に成田を出発し、まずは経由地のドーハへ向いました。この成田〜ドーハ間は、カタール航空のビジネスクラスの中でも、憧れの「Qスイート」の座席でした。真ん中2席ですとお部屋のようなコンパートメントになるのですが、私が窓側を希望していたので、主人と背中合わせのタイプの座席でした。
Qスイートの窓側座席
座席は快適そのものですし、アメニティは男女別に高級品が配られました。食事も素晴らしいし、チョコレートのプレゼントも。行きで2便+帰り2便を2人分なので、計8箱もチョコレートをいただきました。
高級アメニティ(写真は女性用)
行き帰り同じチョコが付きます
経由地のドーハには、日がまわって9月4日の早朝4時頃に到着しました。出発前にQスイートかどうかの確認に、カタール航空に直接電話を入れていたのですが、その際にラウンジの事を教えてくれて、2つあるラウンジのうち新しくできたガーデンラウンジをぜひ使ってみてとのことでした。乗り継ぎに4時間近くあったので、両方のラウンジに行ってみました、新しいガーデンラウンジの方は、確かに森の様になっていました。機内食でお腹いっぱいでしたので食べ物はそんなに食べていないですが、広くて開放感がありとてもよかったです。
昔からあるラウンジ
今年オープンしたばかりのガーデンラウンジ
ドーハを8時頃には出発し、マドリードには14時半頃に到着(ドーハ〜マドリード間はQスイートではないビジネスクラス)。到着後、定額タクシーで市内のホテルまで移動しました。お部屋はリクエストをお願いしたツインルームになっていたのでよかったです。
荷解きを済ませて、歩いてサン・ミゲル市場に向いました。水漏れがあって一時的にクローズしていたので、近くにある「Museo del Jamón(生ハム博物館)」に行くことにしました。生ハム専門のレストランで実食できるので、生ハムやサラミをビールと共にいただきました。生ハムはその場でカットしてくれて、普段食べているものとは比べられないくらいの美味しさでした。盛り合わせがおすすめとのことです、味がしっかりで本当に美味しかったです。写真の生ハムは確か32ユーロくらいでした。ビールも500㎖で3.5ユーロと価格もとても安かったです。
絶品生ハム!
この日は食べ歩きを満喫しました。次はマッシュルーム料理の有名店「Meson del Champiñon(メゾン デル シャンピニオン)」へ。ソーセージの入ったマッシュルーム、太いししとうみたいな野菜のフリットなどを注文し、ビールとサングリアでいただきました。人気で非常に混んでいますが、マッシュルームの料理がやはり美味しかったです。
左側にマッシュルーム
店内は賑わってます
もう一度「サン・ミゲル市場」に行ったら、水漏れのトラブル解消でオープンしていたので入りました。いろんな市場がありますが、ここは屋内でフードコート的な場所。好きなものを買って席が空いていたらそこで食べられます。ただ、クローズしていたのですごく混雑していました。ほとんどが観光客の印象でした、価格も割高でビールが500mlもない小さいので6.7ユーロしました、お店の倍くらいの価格です。手のひらサイズの紙皿に盛られたイカ墨パエリアを購入してみました、15ユーロとちょっとお高めですが美味しかったです。その他イカ焼きとビールとワインもいただきました。
サン・ミゲル市場
手のひらサイズのイカ墨パエリア
3箇所で食事をつまみ、お腹いっぱいになりホテルへ戻りました。マドリードで宿泊した「ホテル オペラ」のお部屋は広くも狭くもなく、大体15〜16平米くらいだったと思います。なお、シャワーの温度調整が難しかったです。水圧も急に変わったりでストレスを感じました(汗)。お部屋のテレビはとても大きくてよかったです、YouTubeも見れたりするのでお部屋で結構楽しめました。また、1回にカフェテリアがあって、お腹空いたら利用できるので便利。立地も抜群で、1〜2分歩けばオペラ駅やレストラン、ショップがありました。サン・ミゲル市場へも5分程度で行けるのでアクセスはとてもよかったです。
ツインルーム
シャワールーム
3日目、マドリードから日帰りでトレド&セゴビアへ
9月5日、ホテルの朝食ビュッフェをいただきました。ここで食べた“スペイン風オムレツ”が今までで1番というほど美味しかったです。“パン・コン・トマテ”が出てきたりと、とても楽しく美味しいビュッフェでした。朝食後は、“ベルトラ”で予約していた「トレド&セゴビアツアー」に参加するため、朝早くから集合場所のベンタス駅に向いました。ちなみに主人が日本語のツアーは嫌だと言うので英語・スペイン語のツアーに参加しました。駅からはバスで出発。かなり狭い車内で、しかも満席でしたが、かなりの巨漢の方々も文句を言わずに乗車し、よい空気の流れるツアーでした。
到着した「トレド」は旧市街全体が世界遺産に登録されている古都。大聖堂などの中に入るわけでもなく、街並みを眺めて楽しむ場所でした。自由時間があったのでカフェに入り、チュロスとコーヒーでひと休み。その後またツアー客の方々と一緒に街並みを見て観光を楽しみました。
世界遺産の古都トレド
トレドを離れて次は「セゴビア」へ向かいました。この街は街中にそびえる巨大な「ローマ水道橋」で有名。水道橋を見て、それから旧市街を観光しました。食事はフリータイムの間に自由に食べられるので「Mesón de Cándido」というお店で、セゴビアの伝統料理である子豚の丸焼き“コチニーリョ”をいただきました。一皿を夫とシェアして半分ずつ。1皿26ユーロで、シェアして食べてちょうどよいサイズでした。オムレツ、サラダ、お酒も一緒にいただきましたが、かなりボリュームがありました。
ローマ水道橋
子豚の丸焼き“コチニーリョ”
なお、私たちの旅行のポリシーなのですが、相撲の絵が書いてある箸やセンス、靴下などの日本らしいアイテムをいくつか持って行って、チップ代わりじゃないですけど、よくしてくださったスタッフなどにお土産として渡してきました。子豚の丸焼きのお店でも渡したのですが、喜んでくださり大きいケーキがサービスで出てきました! 正直お腹はいっぱいでしたが、せっかくなのでいただきました。
その後、歩いてセゴビア旧市街にある古城「アルカサル」へ向かいました。『白雪姫』の城のモデルになったというメルヘンチックなお城でした。ツアーの観光はこれで終わり、そこからバスに戻って、マドリードまで帰ってきました。
アルカサル
夕食は、また「サン・ミゲル市場」に行くことに。タパスやピンチョスなど、好きなものを自由にいただきました。お酒も飲んで、ゆっくりと楽しんでからホテルに戻りました。
サン・ミゲル市場
お酒も豊富
4日目、美術館巡りなど終日マドリード観光&グルメを満喫
9月6日、朝食後に「プラド美術館」「ソフィア王妃芸術センター」の2つの美術館を巡りました。主人が絵画が好きなので、それぞれ2時間ずつくらい美術鑑賞を楽しみました。その後は、郵便局に寄って子供たちにスペインから手紙を出しました。
昼食は、「Mas Al Sur」というお店にて。生ハムやエスニック風のタコのグリル、サラダなどをいただきました。スタッフのおすすめでしたタコのグリルは、タコの足が2本そのまま入っていて自分でカットして食べるのですが、ピリ辛でとても美味しかったです。ここでもお酒と共に食事を楽しみました。
生ハム
サラダ
いったんホテルに戻り、主人はホテルでそのまま休み、私はひとりでホテル近くの「王宮」とその隣にある「アルムデナ大聖堂」を見に行きました。大聖堂は内部に入り見学しました、パイプオルガンの存在感がすごかったです。気持ち寄付をさせていただきました。大聖堂内は、水着と帽子と飲食がダメと書いてありましたよ。
王宮
アルムデナ大聖堂のパイプオルガン
ホテルの最寄駅のオペラ駅の周辺を軽く散策して、お土産にヌガーを大量に購入してからホテルへ戻りました。ちなみに主人は、かなり昔になりますが大学卒業の際に1日だけマドリードを訪れたそうで、その際に食べた「CASA MINGO」というローストチキンのお店へ向かうことに。メインにチキンの丸焼きを注文して主人とシェアし、その他ソーセージとサラダもいただきました。ワインを1本開けて、サングリアも飲んで2人で6,000円くらい、破格の安さでした。ジューシーなローストチキンで美味しく、コスパ抜群でおすすめです。ここでも日本のお土産を渡したら、コップなどのお土産をいただき嬉しかったです。夕食後はホテルに戻ってのんびりしました。
CASA MINGO
ローストチキン
5日目、マドリードからバルセロナへ移動してのんびり街歩き
9月7日、バルセロナへ移動の日で、13時頃に高速列車でマドリード発ちました。御社で手配いただく際に1等席にしてもらいました。1等でもラウンジが使える・使えないや、食事が付く・付かないなどあるようでしたが、とりあえず広い席にしたいとお願いしておいたので、食事は付いていない席でした。列車の旅の気分を味わうのに、ひとりで食堂車に行きコーヒーとサンドイッチをいただいてみましたが、とくに美味しいわけではなく、食べなくてもいいかなというレベルでした。
マドリードのアトーチャ駅、2階が入口で荷物検査あり
ホームの様子
バルセロナには15時半頃に到着。バルセロナで宿泊したホテル「H10 イタカ」は、駅から徒歩10分もかからない場所でした、荷物がなければ5分くらいかと。チェックイン時、なぜかメンバーか聞かれ、いや違いますと答えました。ここでもツインのリクエストをしていたのですが、このホテルは3泊分で約30ユーロ弱の追加料金でツインが利用可能でしたので、支払って変更してもらいました。お部屋は快適でしたし、何より立地抜群。駅や大型スーパー「メルカドーナ」が近く、買い物や移動がすごくスムーズで助かりました。
ツインルーム
シャワールーム
この日の夜はすごくお腹が空いていたわけではないので、「BAR FANNY」というバーに入り、生ハムやイカのカラマリをつまみながらお酒をいただきました。元々はステーキの上にフォアグラの乗った料理を食べに行こうとしたのですが、そのお店が1ヶ月の休暇中で、目の前のBAR FANNYに入った次第でした。ふらっと入ったお店でしたが、日本人の店員さんが居て注文が楽でした。味も美味しかったです。パン・コン・トマテやシーフードなどを楽しみ、ワインのボトルを開けて、確か80〜100ユーロくらい。リーズナブルでここもおすすめのお店です。
BAR FANNY
美味しかった!
その後、少し歩いてから電車で「ボケリア市場」へ行きました。マドリードの屋内市場と全く異なり、フードコートのようなかんじではなかったです。食べられるスペースはなく、立ち食いをしたり、店舗によっては5席くらいのカウンターがあったりするので、そこで少し食べるなどはできるかんじでした。観光客は多いですが、何でも売っているのでマドリードより市場っぽい雰囲気でした、見て歩いて楽しみました。
市場周辺には細い路地がいっぱいあり、日本にも進出している大好きなキャンディショップ「PAPABUBBLE」があったので入ってみましたが、とくにオリジナルの商品がなく日本と同じで、しかも価格も日本より1.4倍くらいしたのでがっくりしました。入口も狭く清潔感もなかったです(泣)。さて、その後も市場周辺をぶらぶら。市場の前の道は車も通れますが遊歩道みたいなかんじになっていて、両脇にいろんなお店が軒を連ねていました。オープンテラスのレストランも多く、街の様子を見て歩くのはとても楽しかったです。バルセロナの夜は長く、21時半くらいにやっと空が暗くなるかんじでした。
6日目、グエル公園&サグラダ・ファミリアでガウディ建造物を堪能
9月8日、朝イチの時間帯を予約しておいた「グエル公園」に向かいました。丘の上に位置しているので、すごく急な坂を登りました。車椅子やベビーカーの方は押すのがキツイのではというくらいの坂でした。私は楽しかったですが、主人はキツそうでした。朝イチの時間帯でしたのでゆっくり見れましたが、昼過ぎになると混雑して入場制限が行われていたので、朝早くの観光がおすすめです。
グエル公園から歩いて地元の市場などをのぞいたりぶらぶら散策。途中、カフェでスペイン風オムレツをいただき小腹を満たしました。トイレの利用に50セントかかるので小銭は用意していたのですが場所がわからず、カフェのスタッフが案内してくれて助かりました。
グエル公園
美しいモザイクタイル
そのまま歩いて予約していた「サグラダ・ファミリア」へ。入り口はそんなに広くないので、チケットを持っていてもある程度は並びました。私は大聖堂や大聖堂内部のステンドグラスが好きで、いままではフランスのシャルトルの街の大聖堂が1番好きでしたが、サグラダ・ファミリアの内部は、また全然違う素晴らしさでした。緊張する迫力とかではなく、曲線が特徴的なので温かさを感じ、歓迎されているような印象を抱きました。とても素敵な空気感でした。
エレベーターで塔の上にも登ってきました。予約をしていても時間が選べないくらい混雑状態でした。上からの景色は工事中のところが多いのですが、柵がないので穴に子供がはまってしまいそうな場所などがあり少し怖かったです。上部の装飾や塔からの景色を楽しみ、帰りは螺旋階段で下りてきました。
個人的に気に入ったショット
細部の装飾まで楽しみました
夕食は、ホテル W バルセロナの下に入っている、ビーチ沿いのレストラン「Pez Vela」へ。テラス席でお目当てのパエリアと、その他、イカ、タコ、ししとうなどをいただきました。2人で150ユーロくらいしましたが、すごく美味しいし景色がよかったので満足しました。ビーチにはトップレスの女性がたくさんいて主人が喜んでいました(笑)。
絶品パエリア
テラス席からはビーチが見えます
7日目、カサ・ミラ見学&のんびりグルメや市場巡り
9月9日、この日もまずはガウディ建築を見に「カサ・ミラ」へ。日本で事前に予約済みでチケットをプリントして持って行きました。中に入り見学、屋上も見れてよかったです。曲線がとても美しく、独創的な世界観を楽しめました。
カサ・ミラ
屋上の様子
昼食は、ピンチョスのお店「IRATI(イラティ)」に入りました。ここのお店は面白くて、ピンチョスが刺さっていた串の数でお会計でした。串ひとつが2.5ユーロ、 暖かい料理は後から出てきました。その次はビール専門店「Kalderkold」 へ。ビールを飲んでひと休みしました。
IRATIの串に刺さったピンチョスたち
ビール専門店Kalderkold
午後はまた「ボケリア市場」に行ってお店やお土産屋さんをのぞき、そのまま周辺散策も楽しみました。夕食は、サンツ駅近くの「Out Of India」というインド料理屋へ。写真は“ベルプリ”というサラダとスナックを混ぜた料理で、インドではポピュラーなのではと思います。久々のアジア料理でしたので美味しかったです。夕食後はホテルに戻りました。
ボケリア市場入口
インド料理“ベルプリ”
8日目は最終日、カサ・バトリョ見学と人気店で美味しい食事を
9月10日は最終日。午前中は前日に予約しておいた「カサ・バトリョ」に行きました。内部に入り見学し、最後のバルセロナ観光もガウディ建築で締めくくりました。
カサ・バトリョ
ここも独創的
昼食は、スペイン料理の人気店「Cerveceria Catalana(セルベセリア カタラナ)」へ。ものすごい混んでいるのでスタッフをつかまえて注文するのが難易度高めです、忙しいのでなかなか来てくれませんが、味は抜群です! さまざまなピンチョスあり、どれもとても美味しかったです。とくに、バゲットにステーキが乗っていてその上にさらにフォアグラの添えられたピンチョス、最高でした! デザートにいただいた、チョコレートをつけて食べるチュロスもとても美味しかったです。
Cerveceria Catalana
絶品ピンチョス!
最後に美味しい食事を楽しみ大満足でホテルへ戻り、タクシーを呼んで空港へ。バルセロナを16時半頃に出発し、経由地のドーハには23時半頃に到着しました。ドーハ国際空港のラウンジは、帰りは新しくできたガーデンラウンジのほうを利用してゆったりと過ごしました。日がまわって9月11日の2時半頃には出発し、19時頃には無事成田に戻ってきました。
なお、帰りの飛行機もカタール航空のビジネスクラス「Qスイート」を利用しました。バルセロナ〜ドーハ間は、2人席がお部屋のようになるコンパートメントタイプでしたが、短距離路線で寝ていないので、ダブルベッドのようにはしていないです。ドーハ〜成田間の長距離路線は、行きと同様、私が窓側を希望したので、主人と背中合わせのタイプの座席でした。寝てたら声をかけないし、それぞれ自由に過ごせてこちらの座席も魅力敵でした。はじめての「Qスイート」の利用でしたが、空間も機内食も大変楽しめました!
芝田さん、変更依頼などに対応してくださり、とても楽しい旅となりました!
担当の芝田さんは、質問や変更依頼に迅速に対応してくださいました。また、ホテルへのリクエストも伝えてくださっていたので、現地でのチェックインもスムーズにいきました。不安もなく、とても楽しいスペイン旅行となりました。御社をはじめて利用しましたが、本当にわかりやすくて、主人もまた使ってもいいねと言っていました。いろいろとお世話になりありがとうございました、またよろしくお願いいたします!