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スコットランドとイギリスの伝統ある都市「エジンバラ」おすすめ観光スポット5選

スコットランドとイギリスの伝統ある都市「エジンバラ」おすすめ観光スポット5選

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「エジンバラの旧市街地と新市街地」として、街全体が世界遺産に登録されたスコットランドの首都エジンバラ。旧市街地には、現在も中世の歴史ある建物が並び、街並みを歩くだけでも非日常的な雰囲気が味わえます。一方、新市街地には旧市街地と対照的に、18世紀以降に建てられた新古典主義の建物やカラフルな外観のお店など、インスタ映えしそうな新しいスタイルを取り入れた街並みが広がっています。

旧市街地、新市街地ともにエジンバラならではの美しい街並が広がっていますが、特におすすめしたいのは旧市街地。どこからともなく聞こえてくるスコットランドの伝統的な楽器バグパイプの音色を聴きながら、ひとたび旧市街地を歩けば、中世にタイムトリップしたような感覚に陥ること間違いなしです!今回はエジンバラを訪れたら必ず行きたいおすすめ観光スポット5選をご紹介したいと思います。

エジンバラの街並み

◆目次◆ 
エジンバラを訪れたら必ず行きたいおすすめ観光スポット5選
1.エジンバラ城 (エリア:旧市街)
2.ホリールード宮殿(エリア:旧市街)
3.ロイヤル・マイル(メインストリート)(エリア:旧市街)
4.カールトンヒル
5.ロイヤル・ヨット・ブリタニア号
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エジンバラを訪れたら必ず行きたいおすすめ観光スポット5選

1.エジンバラ城 (エリア:旧市街)

まず、最初におすすめするスポットは「エジンバラ城」です。ガイドブックにも必ず掲載されている、エジンバラでは外せない最も有名な観光名所のひとつです。ここは「ハリーポッター」に登場する、魔法学校ホグワーツのモデルになったとも言われています。「斜面に立つ城塔」という意味をもつエジンバラ城は、ホグワーツのように尖塔はありませんが、キャッスルロックと呼ばれる岩山の上に立っており、エジンバラを象徴する建造物です。

エジンバラ城は、いくつかの建物群に分類されており、なかでもセント・マーガレット教会堂は12世紀初期に建てられた最も古い歴史をもつ建物なのです。その古い歴史ゆえに、バグパイプを吹く幽霊や犬の幽霊が出るなんて噂もあるほど…。城内には、反逆者や捕虜の処刑がおこなわれた場所があり、そこから悲鳴やうめき声が聞こえるなんて話もあります。

その他にも、戦争記念館や礼拝堂、王妃の居室など、スコットランドの歴史を感じられる場所がたくさん。エジンバラ城は、12世紀から16世紀の間、イングランドからの襲撃により破壊されながらも、何度も再建され現在もその形を残すことができたのです。イングランドに統合されるまでの約300年間、要塞と王の居住地としての役目を果たしていました。

魔法学校ホグワーツのモデルになったともいわれる「エジンバラ城」

魔法学校ホグワーツのモデルになったともいわれる「エジンバラ城」


12世紀初期に建てられた「セント・マーガレット教会堂」

12世紀初期に建てられた「セント・マーガレット教会堂」

たくさんの見どころがあるエジンバラ城内ですが、最も人気が高いのは、宝飾品が飾られた「クラウン・ルーム」です。ここでは、スコットランド王家の守護石として守られていた「運命の石(Stone of Scone)」が展示されています。運命の石とは、聖地パレスチナで聖ヤコブが頭にのせたという言い伝えがあり、昔からスコットランドで大切にされてきました。しかし、1296年にイングランドとの戦争中にイングランドに奪われてしまうのです。1996年、700年ぶりに「運命の石」はここエジンバラに戻ってきました。歴史が刻まれた貴重な石は、エジンバラ城で絶対見るべきもののひとつとなっています。

多くの城がそうであるように、ここエジンバラ城も軍事活動の中心地でした。そのため、現在でもセレモニー用としてではありますが、エジンバラ城には軍事部隊が駐在しています。彼らはスコットランドの伝統衣装を身につけ、朝6時から9時まで城の入り口に立ち、イングランド王の宝冠の警護にあたっています。毎日13時(日曜を除く)には、彼らが大きな大砲を発射するその名も「ワンオクロック・ガン」も大変人気です。日本ではなかなか見ることができない迫力ある大砲に、ぜひ注目してみてください!

2.ホリールード宮殿(エリア:旧市街)

エジンバラ城を出ると、旧市街地のメインストリート「ロイヤル・マイル」がまっすぐに伸びており、その突き当たりに位置するのが、「ホリールード宮殿」です。豊かな自然に囲まれたその宮殿は、15世紀からスコットランド国王の住居として使われてきました。現在は、イギリス女王の避暑地として使われています。宮殿正面入り口には、大きなスコットランド王家の紋章が掲げられており、スコットランド王の威厳を感じる建物です。

宮殿内は観光客にも開放されており、圧巻の城内装飾や英国王室所有の美術品コレクションなどを見ることができます。宮殿内で一番大きな部屋「Great Gallery」には、80にも及ぶ歴代スコットランド王の肖像画が掲げられ、重要な会議などが行われていたそうです。現在は、晩餐会を開く際に使用されています。

そしてもう一つ見逃せないのは、宮殿に隣接するホリールード寺院です。ここは、12世紀に建てられた修道院で現在はかなり朽ち果てた姿となっています。しかし、その朽ち果てた姿も非常に美しく、訪れる人の心を掴むのです。宮殿内部見学の際には、撮影は禁止ですが、日本語オーディオガイドを利用することができるで、解説を聞きながらスコットランドの歴史をじっくり堪能してみるのもいいかもしれません。

周りを豊かな自然に囲まれた「ホリールード宮殿」

周りを豊かな自然に囲まれた「ホリールード宮殿」

3.ロイヤル・マイル(メインストリート)(エリア:旧市街)

エジンバラ城からホリールード宮殿を結ぶ一本道、それが「ロイヤル・マイル」です。ロイヤル・マイルは、約1.6キロ石畳となっており、エジンバラ城とホリールード宮殿を王族が行き来していました。現在では、エジンバラのメインストリートとなっており、観光地としてお土産屋さんやカフェなどが軒を連ねています。通りを歩けば、バグパイプの演奏者やストリートミュージシャン、大道芸人のパフォーマンスを見ることができ、観光客でいつも賑わっています。約30分ほどで、城から宮殿までの1マイル(≒1.63km)を歩くことができますが、石畳なのでヒールなどの歩きにくい靴は要注意です!

エジンバラ城からホリールード宮殿を結ぶ石畳のメインストリート「ロイヤル・マイル」

エジンバラ城からホリールード宮殿を結ぶ石畳のメインストリート「ロイヤル・マイル」

4.カールトンヒル

カールトンヒルはその名の通り、小高い丘です。丘全体が公園となっており、天気のいい日は地元の方の憩いの場所にもなっています。お土産の絵葉書などにもよく使われるほど美しい景色が広がり、エジンバラの街が一望できます。昼に行けば、市街地だけではなく海までも見渡すことができ、夜は夜景を堪能することができるので、どの時間に登っても、違った景色を楽しむことができます。

丘の頭頂部には、旧天文台やパルテノン神殿をモチーフに建てられた記念碑などがあり、その中の「ネルソンモニュメント」という造形物を探してみてください。そこからの眺めは息をのむ美しさですよ。

エジンバラの街が一望できる「カールトンヒル」

エジンバラの街が一望できる「カールトンヒル」

5.ロイヤル・ヨット・ブリタニア号

エジンバラで人気の観光スポットといえば、ロイヤル・ヨット・ブリタニア号も忘れてはいけません。ここは、2014年におこなわれたアンケートでイギリス全土の観光名所ランキング1位に輝いたこともある場所です。ロイヤル・ヨット・ブリタニア号は、今は航海にでることはなく引退した船なのですが、ただの船ではありません。イギリス王室が外遊する際に使用していた王室専用の船で、1953年から1997年の44年間使用されていました。現在は、エジンバラの港、リース港にあるオーシャンターミナルにて展示されています。

当時は、王室関係者50名に対し乗組員200名を乗せ世界中を航海していました。ロイヤル・ヨット・ブリタニア号が使われ始めた頃は、女王も本当に船で長旅をしていたようですが、飛行機が主流になると、飛行機で事前に現地入りし、さも船で到着したかのように演出していたなんてエピソードもあるようです。

王室専用ということもあり、チャールズがダイアナをデートに招待したり、ウィンストン・チャーチルやガンジーといった歴史を感じる人物も利用したそうです。名高い著名人を招いても恥ずかしくない、豪華絢爛な船内は、装飾品だけでうっとりしてしまいます。甲板にはガラスのガレージが設置されており、外遊先で使用するロールスロイスが置かれていたり、本格的な手術室が用意されていたりと、古いものですが、王室専用船のすごさを感じられるのも、この船の魅力です。

エジンバラ中心部から車で約15分程度の場所にあり、アクセスも非常に便利なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?ここでも、日本語音声ガイドを借りることができるので、イギリス王室とともに外遊した気分に浸ることができますよ!

イギリス王室が外遊する際に使用していた「ロイヤル・ヨット・ブリタニア号」

イギリス王室が外遊する際に使用していた「ロイヤル・ヨット・ブリタニア号」

いかがでしたか?スコットランド エジンバラでスコットランド独自の歴史や文化、そしてイギリスの歴史や文化を感じられるスポットをご紹介しました!
次回は、マニアックな体験ができるツアーをご紹介したいと思います!

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