日本の空港入国制限緩和・PCR検査が唾液を使った抗原検査に!最新情報体
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成田空港・羽田空港・関西空港でのコロナ後のPCR検査・入国検閲が激変!唾液を使った抗原検査になりました。メリットは結果は早く出るということ。この記事では検閲方法変更後に日本に入国した人の体験談から抜粋した最新情報をお届け。これは日本が海外旅行を開始するための大きな1歩。多くの入国を受け入れるための進化です。
コロナ禍に海外旅行へ行けない理由
想像以上に長引く新型コロナウィルスの感染拡大。みなさんも、もう、うんざり・・・というところではないでしょうか。国内旅行は「GoToトラベルキャンペーン」で息を吹き返しつつありますが、問題は海外旅行!
毎年貯金して海外旅行することを生きがいに思っていた人も多いことでしょう。筆者もその一人です。
実は世界ではもう日本からの旅行者をPCR検査や2週間の隔離処置なく、無条件で受け入れてくれる国も出てきています。特にヨーロッパでの動きは早く、フランス、スペインなどの人気国も日本の旅行者を無条件の入国で歓迎。一日も早い旅行客の復活を熱望中。
しかしヨーロッパのメージャー級旅行人気国では感染再拡大が問題になっていて、むしろ感染拡大の様子だけ見ると、今がピークか?というほどの様子。正直言うと躊躇してしまいますよね。
2020年9月感染拡大ピークのスペイン。行ってもつまらないかも・・・
さらに2020年9月現在、日本は159ヶ所の国と地域に対して「外務省 感染症危険情報」のレベル3「渡航中止勧告」もしくはレベル2「不要不急の渡航は止めてください」を発令中のため「海外旅行して良し!」という環境ではありません。
今思えばこのレベル3って、昔IS(イスラム国)が人質用に拉致を繰り返していたころの中東を彷彿させてしまうような恐さがあります。ウィルスの感染拡大は状況とは違うとはいえ「渡航中止勧告」とまで言われてしまうと、本当に悲しいですね。
フラメンコダンサーも困るスペインの再拡大
海外旅行の大きな壁は日本帰国後の制限が厳しいこと
「いやいや、そんなの関係ない!感染しないように最大限の注意を払うから、それでも好きな国に旅行へ行きたい!」「友人の結婚式があるから何としてでも行きたい」
様々な理由から、それでも日本以外の空へ飛び立つことを願う人は多いです。もし自分の行くべき国が「日本からの入国は新型コロナウィルス感染拡大以前のままで構いません」としているなら、出国は思った以上に簡単です。※航空会社、経由地により条件が変わる国があります。フライトを取る前に航空会社に確認の事
しかし問題は帰国後。これまでのPCR検査と、14日間の自己待機が待っています。特にPCR検査の結果待ちの長さは緊張を抱えながら1日~3日間かかりました。到着後、5時間以上空港で待たされるか、それでも結果が出ない場合は、空港近くの政府が用意したホテルに1泊。もしくは家族に迎えに来てもらうなど公共交通機関を使わず帰宅。結果が出るまでの間、他の家族に対しても肩身が狭く、大きなプレッシャーがのしかかります。
日本の水際対策については以下のブログで詳しく書かせていただいたので帰国後どんなことが起こるか「よく知らない」という人は要チェックです。
家族のわんこもチューされたら迷惑・・・。
成田空港・羽田空港・関西国際空港のPCR検査が抗原検査に変更
2020年7月29日から成田空港・羽田空港・関西国際空港の入国時の新型コロナウイルス感染症の検査が、鼻や咽頭をぬぐって細胞を採取し検査するPCR検査から、唾液による抗原検査に変更となりました。
検査自体は何が違うの?
PCR検査➔検査結果判明が遅い。早くて4時間、遅くて3日間。この所はスピードが上がり、空港で待機している人や政府指定のホテルで結果待ちの1泊待機をしている人は、遅くても翌日にか結果が出るようになっていましたが、結果待ちの時間が長くて心理的に負担。また、1日の入国者数に対しての検査にはそれなりに時間がかかり、検閲ができる人数が限られていました。
唾液による抗原検査➔検査結果判明が早い。早くて30分、遅くとも60分以内。ただし到着便が多いことを考え、約2時間ほど待つ場合があると公表されています。長い空の旅から解放された後、長時間の結果待ちの心身的ストレスが格段に改善されることに。
これまでは結果が出るまで長時間の待機が必要で、自宅から迎えの車が来ていたり、対策済みのハイヤー乗車であれば、帰宅してからの結果待ちが許可されていました。しかし、2020年9月現在は帰国者全員が空港で検査結果が出てから入国することになりました。
乙女的には「ほじほじ」より「ぺっぺ」の方がいいかなー
具体的な変更点
◆検査方法
唾液を1~2ml、渡される容器に出します。を1~2mlの唾液は想像以上に多く、必要量出せないことも。唾液が出せない方や乳幼児など唾液採取が難しい方はPCR検査の手法で検閲をする場合があります。
◆入国手順
抗原検査になって以降は、国際線乗継以外の日本への入国者は全員、検査結果が出てから入国手続きへ進みます(これまでは自宅での結果待ちも可能でしたが不可となりました)
◆検査結果待ちの時間が大幅に短縮
到着便によっては検査人数が多い場合があり、待機時間は平均2時間。ただしPCR検査時よりは遥かに検査結果待ちの時間が短縮されました。
着陸から空港の外に出るまでの間に陰性が判明する!
体験談による機内~入国までの流れ
ここからは、海外から帰国した多くの友人・知人の話から、新型コロナウィルスの陰性・陽性判断の検査や、帰国の体験談を抜粋。入国後はどのようなルートで帰宅したのかまとめてみました。
話を聞いて感じたのは、搭乗国・搭乗航空会社によって出発時は対応が違う事。チェックインカウンター提出書類の種類も異なり、マスク着用の「強制感」もそれぞれ異なります。日本帰国便の搭乗前の状況は出発する国の空港のスタンダードな条件や搭乗便の航空会社に詳しく確認しておきましょう。
マスク不着用者には「永遠に乗らないで」と宣言する航空会社も
機内~到着
◆出発空港と機内で配布される書類の記入
出発空港と機内で配布された書類の記入は、全て機内で済ませてください。日本の空港に着いてからモタモタ書き始めると、順番はどんどん後ろにされます。質問票・申告書・健康カードなど後の検閲に必要な書類があるため、絶対に機内に置き忘れたりしないように!
※未記入の項目があると審査に時間がかかり、検体検査の順番や入国の順番が後半にまわされる恐れもあります。※日本に入国せず、国際線を乗り継いで他の国に直接移動する場合は、該当書類の記入や検疫は不要です。
◆機内待機
到着便の混雑状況によっては、機内待機の時間が長引く場合があります。また、乗り継ぎの乗客を優先的に下ろすことがあります。
お子さん連れの帰国は子どもの言動にも注意しよう(笑)
降機~新型コロナウィルス感染のための検査
係員の指示に従い降機し、使用していない出発ゲートに集合させられます。
◆書類チェック
機内で記入した書類に間違いがないか係員がチェック。合わせて、過去14日間の滞在歴や症状の有無の確認も行われます。
◆容器配布
検体番号と唾液を入れる容器を渡されます。
◆唾液採取
唾液ブースで各自唾液を1~2ml採取します。必要量出せなない、乳幼児など唾液採取が難しい方は従来のPCR検査となります。
◆書類審査
検閲官による質問票・申告書・健康カードの審査。この際、国内で在住する家の住所、電話番号、メールアドレスなどを確認されます。また帰国者用の健康フォローアップ用Lineアプリの説明もあり。
意外と唾液は大量に出せないことを知る
検査結果待ち~結果受け取り
◆検査結果待ち待機
検査結果を待つための待機所で待ちます。空港や到着便の便数にもよりますが、2020年8月の待機時間は約2時間、成田空港の混み合う時間には4時間近く待ったという帰国者の声も。PCR検査よりは早く検査が分かるとがいえ、まだ抗原検査ははじまったばかり。慣れればスピードアップも見込めることでしょう。
◆検体番号表示&放送
空港により異なるりますが、書類チェックの後に渡された検体番号が放送で呼ばれる場合と、番号が表示される場合のいずれも報告されています。自分の番号が呼ばれる、もしくは表示された場合、検査結果を聞きに行きます。
◆結果受け取り
窓口で検体番号を申し出て、結果を受け取ります。告げ、結果を聞きます。
①再検査の必要がある場合、窓口で待機。なお「唾液に食べ物が混ざっている」「口紅が混ざっている」などの誰でも起こりうることで再検査になる場合も多いという報告も。
②質問のある方用の「質問窓口」も設置されているので、個別の質問などはこちらへ
検査結果待ちの間はやはりドキドキします
移動手段確認~入国
◆移動手段確認
①公共交通機関を使わず自宅・ホテルなどの自己待機場所に移動する
②周辺地域の滞在場所として検疫所の用意した周遊バスで移動する
上の2つから移動方法を選択し、申告します。
◆入国手続き
通常の入国手続きへ
◆手荷物受取
手荷物を受け取り、税関を通り、入国。申告した通りの方法で、帰宅の途につきます。
公共交通機関は使えない
帰国者がぶつかる壁!家が遠い場合どうすればいいの?
結果が陰性であっても、帰宅まで公共交通機関を使わずに帰る必要があり、空港から遠すぎてそれができない場合はホテルなどの待機施設を14泊分事前に予約しておく必要があります。公共交通機関を使わない帰宅方法は以下。
①ハイヤーを使って帰宅(新型コロナウィルス感染に対しての対策ができているハイヤー会社がリストアップされているので、それを使用)
②レンタカー
③家族の出迎えの車
レンタカーを返却するには?
レンタカーを返した後、公共交通機関を使うことができません。その場合
①レンタカー会社から徒歩で帰宅
②レンタカー会社に家の人に車で迎えに来てもらう
③レンタカーで帰宅後、家族が代理で車をレンタカー会社に返すことも可能です。その場合は返車する人の運転免許証のコピーが必要です。
免許がなく自宅は遠く、ホテルに泊まるお金もない場合
2020年9月現在、日本帰国後、14日間の国内待機場所を準備し、帰宅方法の手配を済ませている人しか、帰国・入国ができません。もしあなたが現在、どうしても海外旅行をしたい場合、日本を出発する前に実家の家族や友達などに連絡し迎えの手はずを整えておくしかありません。
ハイヤーで帰れる距離ではなく、迎えの手配ができず、レンタカーの運転もできず、14日間ホテルに待機できるお金がない場合は、旅を諦めるしかありません。
ちなみに検疫所では、新型コロナウィルスについての相談は受けますが「お金がないので」の相談や要望には一切応えられません。
今は帰国後の制限措置を守れる人しか海外旅行は行けません!
それでも抗原検査は海外旅行再開時の布石!
なあんだ、PCR検査が唾液による抗原検査になっただけで、入国制限措置はどこの国よりも厳しいじゃないか?って思っていませんか?
空港での検閲を抗原検査に変えたのは、ひとりでも多くの入国者を受け入れるための布石です。待ち時間が短ければ短いほど、日本に多くの人が入国できるわけです。例えば海外のビジネスマンなら、陰性だとわかれば安心して会社の人に迎えに来てくれますよね。待機場所のホテルで2週間仕事をし、3週間目に出社し、営業活動をすることができるのです。
日本は2021年には延期になったオリンピックが控えています。今のうちに多くの抗原検査でのスムーズな受け入れ態勢を整えておかねばなりません。本気でオリンピックを迎えるのであれば2021年のその頃にはもう外国との行き来が積極化していなかれば、現実味がないですよね。
一歩一歩、何かが進んでいます。元の楽しい海外旅行ができる日に戻るために、小さな変化を伝えていきます。
海外旅行好きの皆さん!頑張りましょう。
2021年の海外旅行は早めの予約がお得!
海外旅行にはこのまま行けないの?なんて悲観しないでください。これは2020年9月現時点の話。
すぐに帰国後の入国制限にはいたらないかもしれませんが、先の旅行には可能性があります。例えば
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、日本の帰国後の制限措置が緩和されないままの場合、ツアー催行を中止します。
そして返金してくれます!
行先の国に制限なく入国できるとしても、2週間の隔離が義務付けられたままの日本入国の場合、ツアーが成立しません。だから返金するしかないのです。
トラベル・スタンダード・ジャパンなら「ツアーが中止になったので、返金致します」という電話が予約担当者からかかってくるので安心です。
皮肉ですが新型コロナウィルス感染症のおかげで2021年のツアーが激安になっています!もうこんなに安い値段で海外旅行はできません。
コロナが恐いのではない、お金が返ってこないから恐い、と思う方は断然トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーをおすすめしたいのです。
さらに・・・先の予約はあまりにも不安と言う方に、もう一つの朗報。
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは40日前までならキャンセル可能。もちろん返金してくれますよ!
※ツアーエリアにより、一部返金できない料金が発生する場合があります※個人判断の旅行のキャンセルについては返金できません※ツアー中止の場合の返金に関する詳細はお気軽にお問い合わせください
海外旅行が再開するのは確実なこと!諦めないで!
2021年に行きたい激安ツアー紹介!
日本からの入国制限を完全に解除しているヨーロッパの国のツアーはおすすめ。ここで紹介するツアーの国は、日本からの入国制限を完全解除。新型コロナウィルス感染拡大以前と同じ条件で入国ができます。
あとは日本の入国制限緩和が旅行に行けるレベルになれば、すぐにでも行き来が始まります。
2021年3月中旬~5月初旬チューリップを見に行くオランダツアー
例えばオランダ!通常は最もツアーが高額になり、航空券も高額になるチューリップの季節のツアーが新型コロナウィルス感染拡大のおかげで激安に!
このシーズンのオランダ―は一生に一度は行くべし!
ゴールデンウイークも今なら取り放題!ポルトガル!
日本の文化に様々な影響をもたらしたポルトガル。特に食文化の影響大!カステラ、テンプラ、コンペイトウ・・・様々な物が日本にやって来た上に江戸時代にはオランダを通じて日本に入ってきたヨーロッパの学術・文化・技術の総称「蘭学(らんがく)」と言う総称で呼んでいたくらい、つながりが深いのです。
治安のよい国世界第3位にも輝いたことがあり、物価も安く、フランス人が「昔のパリが残っている!」と絶賛するノスタルジックで美しい町並みは、日本の海外旅行再開にはぜひ行きたい国!もちろん日本からの入国制限は完全解除しています!
安心して歩けるノスタルジックな街並み。ポルトガルの首都リスボン
アントニオガウディアートめぐりとビーチ!スペイン
スペインは今は新型コロナウィルスの感染拡大でちょっと行きづらい国ですが、そんなの2021年もずっと続くわけがありません。ヨーロッパ切っての人気国でもあるスペインは日本からの入国制限も解除してくれています。
2021年はビーチリゾートを逃した・・・と言う方はスペインのマヨルカ島はいかが?コバルトブルーの美しい海、リゾート感溢れる島の雰囲気にウキウキしてきます。