古き良き京都を現代風に愉しむ スタイリッシュなラグジュアリーホテル「MOGANA」

京都の“装い”を愉しむ極上のホテル

二条城前に佇むスタイリッシュな京町屋「MOGANA」。開業10か月で『ミシュランガイド2020京都版』にて3つ星、さらに2年連続で3つ星を獲得している今注目のラグジュアリーホテルです。
ユニークな名前の由来は、「～があったらなぁ」という意味を持つ古語の終助詞。
一見するとホテルとは思えないスタイリッシュな外観をはじめ、「こんなホテルがあったらいいな」というオーナーの想いが感じ取れる魅力が、随所にちりばめられています。
京都のホテルという概念を、良い意味で覆してくれる、ラグジュアリーな空間で古き良き京都を満喫してみませんか？

落ち着いた雰囲気が広がるフロント横のスペース

MOGANAの風情あるエントランス

ステンレスが印象的な1階の通路

ゆったりと寛げるライブラリー

思わず目を奪われるモニター

古き良き京都とモダンさを併せ持つ心地良い空間

館内に足を踏み入れると鼻孔をくすぐる清々しい香り。
国産の高野槙をキーエッセンスに、ユーカリやレモンをブレンドしたという香りは、淡路島を拠点に香りを用いた創作に取り組むアーティスト和泉侃氏によるものなのだとか。

あえてテレビは置かない。至極のリラックスタイムが味わえるこだわりの客室

MOGANAでは「京都でしか体験できないことをして欲しい」「日常とは異なる空間の中で静かに過ごしてほしい」という想いから、あえて全ての客室にテレビを設置していません。
その代わりに楽しめるのは、ここでしか体験できないワンランク上の休息。
例えば客室に備えられているスピーカーはBang & Olufsen（バング＆オルフセン）社製のもので、お気に入りの音楽を極上のサウンドでゆっくりと楽しむことができます。

客室内には厳選したこだわりのアイテムがほかにもたくさん。まずアメニティは日本人のCHICO SHIGETA氏が主宰する、フランス・パリ7区に本店を構えるブランド『SHIGETA』のものを採用。こちらはMOGANA開業にあたり、幾度とない交渉の上、アメニティを提供してもらうことに至ったのだとか。

また、ラグジュアリーホテルの多くは客室の家具もブランドのものを採用していますが、MOGANAでは全て香川県と岡山県の職人にて手作りされたノンブランドのものをあえて採用。唯一無二の家具を各客室には配置し、居心地の良い空間を演出しています。
客室に備え付けのミニバーには、京都らしいおもてなしも。煎茶は元禄時代から続く京都・宇治市の老舗『丸久小山園』のものを、風情ある南部鉄器と山中漆器の茶器でいただきます。
また、コーヒーは同じく京都府内の北大路堀川にある『AMANO COFFEE ROASTERS』のものを用意。丸田町に本店を構える老舗の菓子店『亀屋友永』の松露は、お茶にも珈琲にも合う和菓子です。さらにミニバーには、イギリスの天然水『HILDON』や、松山＆道後の柑橘専門店『10ファクトリー』の100％無添加オレンジジュースも。お好みのドリンクを片手に、ゆったりとお部屋時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
※ミニバーの内容は変更の可能性あり。

部屋着は金沢市のプロダクトデザイナー・原嶋亮輔氏による『SYALE』の上質なリネンウェアを用意。着心地が良く、動きやすい作務衣に似たスタイルなので、ゆったりと寛げます。
作務衣に合わせたい草履は、『matohu』のオリジナルファブリックを鼻緒に使用したもの。大阪の老舗草履屋が丁寧に製作したという草履は、見た目も可愛く履き心地も抜群です。

さらにウォッシュルームにもこだわりが。全室シンクを2つ設けているほか、フェイスタオルは『今治謹製』のものを採用。マグは福井県発のライフスタイルブランド『MOHEIM』のもので、色違いのものがそれぞれ用意されています。

また、浴室にはジンバブエより取り寄せた黒御影石の大きなバスタブを設置。反射する光が黒く揺らめき、落ち着いた雰囲気を醸し出します。レインシャワーも完備されているので、使い心地も抜群です。

ホテルで最も標準的な「STANDARD ROOM」

MOGANAの中心部に位置する最も標準的な客室です。
お部屋の真ん中には格子が透ける大きな窓が設けられており、そこから差し込む光部屋全体を暖かく彩ります。
壁や天井パネルの色に合わせて白色に統一された家具はすべてホテルオリジナル。赤い『matohu』のクッションや南部鉄器が部屋を明るく彩る、居心地の良い空間が広がっています。

広さ：32㎡
定員：2名

日本の伝統美を現代風にアレンジした「DELUXE ROOM」

室内に小さな床の間が設けた、日本の伝統的な客間を現代風にアレンジしたお部屋です。
漆喰をイメージした珪藻土の壁や黒御影石のバスルームが印象的。2m四方の大きなすりガラスからは、部屋全体に柔らかな光が降り注ぎます。

広さ：50㎡
定員：2名

バルコニー付き、3名まで宿泊可能の「DELUXE BALCONY ROOM」

ホテルの西側に位置する客室です。バルコニーがある唯一のお部屋で、朝、昼、夕暮れ、晩で姿を変える京都の風景を楽しめます。
ソファベッドを追加すれば3名での宿泊も可能。岩手の南部鉄器や山中漆器の茶筒といった日本の伝統的茶道具も備え付けられています。

広さ：55㎡
定員：3名

3室限定の特別なラグジュアリールーム「MOGANA ROOM」

ホテルの6～8階にそれぞれ1室ずつ設けられている、3部屋のみの特別なお部屋です。
それぞれ「MOGANA BLACK」「MOGANA WHITE」「MOGANA GARDEN」と名付けられており、いずれも同じ客室構造ながら、色や素材が異なり、また違った装いが楽しめる仕様となっています。
バスルームからは、クチナシが壁一面に植栽されている吹き抜けの坪庭が眺められる贅沢な仕様。心も体も、目も癒される空間が広がっています。

広さ：50㎡
定員：2名

黒で統一されたMOGANA BLACK

無駄のないスタイリッシュなDeluxe Room

パリの本店を持つ『SHIGETA』のアメニティ

日本の伝統美を感じさせる調度品

深めの浴槽が嬉しい落ち着いた雰囲気の浴室

心も体も喜ぶ洋食スタイルの「ふきよせ」

MOGANAでは館内で調理している食事は朝食とルームサービスのみとなります。ご夕食は、要望に応じて京懐石の老舗の名店「懐石 瓢樹（ひょうき）」の割烹料理を、お部屋で食べられる仕出しサービスも実施しています。また、仕出しを異なる料理店に依頼することも可能。お気に入りや懇意にしている出張料理人をホテルに読んで調理してもらうこともできるのだそう。

ご朝食は数種類の煮物や揚げ物を彩りよく盛り付けた「FUKIYOSE（吹き寄せ）」スタイルの洋食が基本。古くから京都の朝廷に食材を提供してきた「御食国（みけつくに）」のひとつであった淡路島の、新鮮な食材を使用した色鮮やかな料理が提供されます。
※御食国とは古代から平安時代まで朝廷にその土地の海産物を税として貢いでいた国のこと。淡路国のほかには、若狭国、志摩国など。

料理の一例を紹介しましょう。まずはオリーブオイルで炒めたニンニクやタマネギ、トマトをナツメグなどのスパイスで味付けし、真ん中に半熟卵と落とすイスラエルの伝統料理「シャクシュカ」。京都・松ヶ崎の『吉田パン工房』から届くパンを半熟卵やトマトソースに付けて召し上がれ。
舌で美味しく、身体に優しい料理が朝から頂けるのは嬉しいですね。ちなみにご連泊の方には、和食やオープンサンドもご用意してくれます。

ルームサービス

MOGANAではお部屋での寛ぎタイムのお供に、3種類のルームサービスを用意。
雑穀米のおにぎりに土瓶蒸しのような優しい味わいのシイタケ出汁をかけ食べる「薬膳出汁掛け茶漬け」は、トッピングを変えて何度も味変が楽しめる逸品。
グルテンフリー・ガゼインフリーの玄米麺を使い、白きくらげや手羽先など薬膳のトッピングを載せた「季節の美肌薬膳そば」は、健康志向の方におすすめのヘルシーな麺料理です。
お酒好きの方には、「部屋呑みセット」がおすすめ。薬膳利き酒師が季節に応じて選んだ日本酒と、そのお酒にピッタリな薬膳のおつまみが楽しめます。

静謐な空間で、上質なお酒に舌鼓「BAR MOGANA」

大理石で造られた長さ8mのカウンターと、金沢の金箔職人が手掛けた24金の金箔が貼られた天井が印象的な「BAR MOGANA」。何ともアートスティックな、日本の伝統美が息づく空間が広がっています。
2階に位置するこちらのバーにはお酒のボトルは一切置いておらず、ストーリー性のあるシャンパンやワイン、こだわりのウイスキーを用意しています。
ミシュラン星付きレストランを中心に展開されている唯一無二のラグジュアリービール『ROCOCO Tokyo WHITE』や、女優マリリン・モンローが愛した「Piper Heidsieck（パイパー・エドシック）」をはじめ、極上のお酒を数多く用意。宿泊客は寝酒を1杯無料でサービスしてくれるのも嬉しい。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

彩りも美しい「ふきよせ」の朝食

瓢樹による仕出しの夕食も可能

ルームサービスの薬膳出汁かけ茶漬けはホッとする美味しさ

予約制のバーは雰囲気抜群

特別なお酒を特別な空間で嗜む贅沢なひと時

MOGANAで叶うオンリーワンの体験

MOGANAでは、創業の志でもある「オンリーワン」で特別な体験の提供に力を入れています。
例えば桜の時期に開催される「桜夜会」は、世界遺産である天龍寺を訪れた後、塔頭の宝厳院非公開エリアから桜が咲く美しい庭園を眺め、桜の情景を謳う音楽を聴き、この日のためだけに特別に仕立てられた「嵐山熊彦」の春めく京料理をいただくこの上ない貴重な体験。
他にも名刹の非公開エリアで開催するお茶会や特別拝観、京都のアーティストとの出会いなど、特別な体験を用意しています。
開催日が決まっている季節イベントだけでなく、お客様の希望日に体験が可能なプログラムもあるので、興味がある方はぜひ問い合わせてみてください。

新しい日常に寄り添うお得なメンバーシップ

コロナ禍でテレワークに移行する人も増え、私生活と仕事の境界線があいまいになっている昨今。
MOGANAでは、日常がより重要になる今だからこそ、旅を目的とした滞在ではなく、無理なく「日常の延長」として気軽にホテルへと訪れることができるよう、メンバーシップ制度を開始しました。
海外へと気軽に旅に出られない今だからこそ、日常生活をより豊かに演出する必要があるのかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

年会費：60,000円

得られるサービス

宝厳院から新緑を楽しむ

宝厳院のライトアップされた紅葉

芬陀院にて夕食会

和菓子作り体験も

高台寺で薬膳寿司に舌鼓

新しい生活様式に合わせて、MOGANAでのゆっくりと滞在してほしい

今回は、支配人である河合氏にMOGANAの魅力を伺うことができました。

「私たちのホテルは、“旅において宿泊する施設”ではなく、MOGANAに来ること自体が“目的”となるような、他では見ることができないさまざまな体験価値を提供しています。館内の美しさや客室の誂えの唯一無二性はもちろん、プライベート感やオリジナリティ、そしてストーリー性を重視した接客やサービスを開業時から一貫して大事にしております。
『今度はMOGANAで何をしようか』と次を楽しみに感じられるようなホテルでありたいですね。」

さらに「見るもの、触れるもの、全てが素晴らしかった」と仰って頂けると私たちの工夫を感じ取って頂けたと感じます、と話してくれた河合氏。
ぜひ新しい日常のちょっと特別な滞在先として、MOGANAを選んでみてはいかがでしょうか。

1階ロビー横のスペース

AMANOのコーヒーと山中漆器のカップ

デラックスバルコニールーム

MOGANA ROOMの吹き抜け、壁一面のクチナシ

MONGAで叶う特別な体験