高貴な白檀の香りに包まれて、心穏やかな時間を過ごす癒しの宿「箱根強羅 白檀」

白檀の香りに包まれた癒しの空間で受ける、極上のおもてなし

3,700坪という広大な敷地にわずか16部屋というゆとりのある造りに加え、全室に源泉掛け流しの露天風呂が付いている贅沢な旅館 白檀。自然豊かな強羅の山間に位置しており、日常を忘れて静かにくつろぐことができます。

大きな白い暖簾を潜り抜け館内に入ると、ほのかに漂ってくるのは白檀の甘く優しい香り。古来より高貴な香りとして重宝されてきた芳香に包まれながら足を進めれば、開放感たっぷりの吹き抜けのロビーが出迎えてくれます。壁一面の大きな窓から見えるのは、四季によって表情を変える箱根連山の絶景パノラマ。その雄大な風景に圧倒されること間違いなしです。白を基調とし、明るい色合いの家具をしつらえた暖かみのある館内は、清潔でどこにいても居心地の良さを感じられ、無機質になりがちなエレベーターでさえも木目を活かした優しい内装となっています。

また、滞在中に感じられる細やかなおもてなしも、ラグジュアリーな旅館たる由縁と言えます。従業員のホスピタリティの高さもさることながら、「よくぞここまでゲストのことを」と感じるほどのサービスもところどころで見受けられます。外へ散歩に出るゲスト向けの防寒着が用意されていたり、24時間利用可能なロビーではフリードリンクが提供されたり、あったらいいなと思うことが実際にある充足感を感じられます。

白い暖簾をくぐると、非日常が始まる（画像提供：箱根強羅 白檀）

趣のあるエントランス

絶景が楽しめる開放感のあるロビー（画像提供：箱根強羅 白檀）

抹茶と和菓子のウェルカムサービスでほっとひと息

暖かい防寒着

木目調の温かみのあるエレベーター

ロビーにはフリードリンクを用意

五感に響くおもてなしと、自然と一体化した客室

客室は、一間の部屋が10室、二間の部屋が6室の全16室。どの部屋も、自然と一体化できる空間をコンセプトとしており、外の景色が良く見える大きな窓が特徴です。特筆すべきは、全室に源泉かけ流し露天風呂が完備していること。誰にも邪魔されることなく、ゆったりと名湯を独り占めすることができます。

アメニティは、女性用には真珠研究から生まれた高級コスメブランドMIKIMOTOを、男性用には環境と肌に優しい商品を手がけるマーガレットジョセフィンを採用しています。湯上り後や、目覚まし後などに着替えができるようにと浴衣が2セット準備されているほか、バスローブも完備。さらに、ミニバーには冷たいフリードリンク類と、茶菓子として「ところてん」が用意されています。伊豆の最高級天草と東洋一の湧水と謳われる「柿田川湧水」で作られた「ところてん」をぜひ味わってみてください。

ほかにも、部屋でも香りを楽しんでもらいたいと電子香炉と4種類のお香が用意されていたり、可愛らしい花が活けられていたりと、五感に響くおもてなしを随所に感じることができます。

自然と一体化した明るい客室

ちょっと珍しいドリンクもあります

電子香炉と4種のお香

伊豆の天草と柿田川湧水で作られた「ところてん」

MIKIMOTOのアメニティ

スタンダードな一間の客室「露（Tsuyu）」

「露（Tsuyu）」は、和モダンな雰囲気のベッドルームに、露天風呂のデッキが配置されたスタンダードタイプの客室です。隣室とは木の壁で仕切られているため、隠れ家的雰囲気を味わうことができます。落葉樹が植わる苔庭はほっこりとして癒し効果抜群。夜は美しい夜空を、朝は朝露でキラキラと輝く苔庭を見ながらお風呂に入る贅沢を味わってみてください。

スタンダードな「露（Tsuyu）」

苔庭を眺めながら露天風呂を楽しむ（画像提供：箱根強羅 白檀）

デッキチェアでのんびりとくつろぐ

シンプルなベッドルーム

感染対策もしっかりと

広々とした屋外デッキからの眺望が美しい「嶮（Ken）」

柔らかな木目を多用した「嶮（Ken）」は、明るく居心地のよいサイズのベッドルームを備えた客室。一歩外に出れば、箱根の自然園を望む露天風呂を配する広々とした屋外デッキがあります。マイナスイオンに満ちたお風呂で身体が温まったら、ソファタイプの大型のデッキチェアでクールダウン。深呼吸をすれば、リラックスできる香りが胸いっぱいに広がります。木々のさざめきや小鳥のさえずりを聞いていると、日常の忙しさが嘘のようにゆっくりとした時が流れていきます。

35㎡の客室の中で一番眺望がいい「嶮（Ken）」

部屋からの景色も素晴らしい

明るく居心地のいいベッドルーム（画像提供：箱根強羅 白檀）

広々とした屋外デッキ（画像提供：箱根強羅 白檀）

清潔なパウダースペース

広々とした二間のスイートルーム「萬（Man）」

「萬（Man）」は75㎡あるゆったりとした二間の客室で、12畳の和室とベッドルームに分かれています。障子に畳という落ち着いた純和風の和室には、日本を代表するデザイナーによる籐製のチェアが配置されており、調度品にもこだわりが見られます。対照的に、木のぬくもりを感じるフローリングのベッドルームはシンプルながらも機能的。遠くまで広がる雑木林の風景を眺めつつ、夜は静けさとともに眠りにおち、朝は自然の光で目を覚ます、人間の元々あるべきリズムを取り戻すことができそうです。6月から7月にかけて楽しめる色とりどりのアジサイは、ゲストに楽しんでもらいたいと、従業員が植えたものだそう。露天風呂からは、そんな宿の真心と豊かな自然を堪能でき、心身共に癒されること間違いなしです。

ゆったりとしたスイートルーム「萬（Man）」

純和風の和室（画像提供：箱根強羅 白檀）

シンプルながらも機能的なベッドルーム

浴衣は2セット用意

美しい自然を満喫できる露天風呂

厳選された日本の旬の素材から生まれる渾身の懐石料理

白檀では、地元真鶴、相模湾、箱根伊豆の食材を中心として厳選された旬の素材を使用し、料理長堅田幸生氏によって生み出された渾身の懐石料理を味わうことができます。濃厚で甘みのある出汁をとるため、料理には箱根の地下に染み渡る天然水を利用するこだわりも。日本の旬を逃さないようにと、年に10回ほど献立を変更しているため、訪れる時期によってその時々の季節を感じる料理を満喫できます。先付からはじまり冷菓で終わる料理は、どれも食材のうま味を活かした繊細な味で、盛り付けの美しさも目を惹きます。

また、料理と共に楽しめる酒類も厳選されたものばかりです。地元神奈川県を中心に選び抜かれた日本酒は、透明感とキレのある吟醸酒。ほどよく香り、雑味の少ない辛口の吟醸酒は料理にとてもよく合います。また、シャルドネやソーヴィニヨンブラン、甲州種と各種揃えられたワインはすっきりとした口触りで、こちらも相性抜群。

朝食は、これぞ「理想の日本の朝ごはん」という献立を楽しめます。米を最もおいしく食べられるようにと、ひと部屋ごとに土鍋炊きされた白飯はふっくらと炊き上がり、香ばしいおこげの香りも食欲をそそります。4種類から選択できる干物は、陶板焼きで提供されるので、いつまでも温かいまま。ほかにも、季節の惣菜や自家製のぬか漬け、だし巻き卵など朝から胃がほっこりする優しい和食を楽しむことができます。

椀物の一例（画像提供：箱根強羅 白檀）

造里の一例（画像提供：箱根強羅 白檀）

前菜の一例（画像提供：箱根強羅 白檀）

進肴の一例（画像提供：箱根強羅 白檀）

種類豊富な日本酒とワイン（画像提供：箱根強羅 白檀 Facebook）

自家源泉掛け流しの黄金の名湯を堪能する

箱根十七湯の中心となる強羅温泉は、5種類の泉質を持つ人気の温泉です。白檀の自家源泉は、黄金味を帯びた成分濃度が高い源泉。弱アルカリ性のナトリウム塩化物泉で、肌がすべすべになることでも知られています。敷地内にある源泉塔から汲みあげた湯は循環せず、源泉かけ流しのみの新鮮な温泉で、神経痛や関節痛、冷え性や慢性消化器疾患などに効くとされています。各部屋の露天風呂でしっとりと楽しむのもいいですが、自然石や伊豆石を贅沢に使った広々とした大浴場で、趣のある風景を見ながら開放感を味わうのもいいですね。

大浴場の湯上りスペースには、火照ったからだに嬉しい冷茶や、チョコやイチゴ、抹茶味などのミニアイスが常備されています。気軽に食べきれるサイズ感も嬉しいポイントです。

眺めのいい大浴場（画像提供：箱根強羅 白檀）

湯上りスペースでゆったり火照りを冷ます

マッサージチェアも完備

冷茶やミニアイスもご自由に

ちょうどよいサイズ感のアイス

唯一無二のリラクゼーションを体験できるSPA香檀

白檀の2階に位置するリラクゼーションサロンSPA香檀では、欧米で「究極のマッサージ」と評されるEsalen Massage（エサレン マッサージ）を受けることができます。頭からつま先にかけて、波のようなロング・ストロークで緩やかな圧をかけることによって、全身の筋肉の緊張がゆるみ、深いリラクゼーションへ導かれていきます。さらに効果を高めるため、白檀をはじめとした高品質の精油を使用したアロマテラピーも取り入れており、心と体をリラックスさせるだけでなく、免疫力を高め、抗菌浄化の作用も期待できます。全身やフェイシャルに加え、スカルプ、フット＆レッグなどのショートコースもあるので、自身の疲労度によってメニューを選んでみてはいかがでしょう。日常のストレスから心と身体を解き放つ至高のマッサージをお試しください。

いろいろなコースがあります（画像提供：箱根強羅 白檀 Facebook）

白を基調とした綺麗なサロン（画像提供：箱根強羅 白檀）

深いリラクゼーションへと誘う施術（画像提供：箱根強羅 白檀 Facebook）

いつでも細やかな気配りを忘れない真のホスピタリティ

常に「何をしたらお客様が喜んでくださるか」を考えていると語るのは、運営マネージャーの内田拓氏。館内の香りには特に気を遣っているそうで、朝晩の香りに変化をつけるために、お香の種類を使い分けているとか。従業員が活けている館内の生け花や、客室からの眺めをより美しくするための植樹も、香りの強いものを避けるようにするなど、ゲストの心地よさを追求することに余念がありません。2016年に市営の保養所を譲り受け、大規模なリノベーションを経て誕生した白檀。「大掛かりなリノベーションでしたが、この吹き抜けのロビー窓だけは残したかった」という一面ガラス張りの窓からは、天気がよければ、相模湾も望むことができるそう。季節の移ろいによって、さまざまな姿を見せる白檀。次回再び訪れる楽しみが尽きることはありません。

運営マネージャー 内田拓氏

館内の随所に活けられている花は従業員によるもの

ロビーにある暖炉も素敵な雰囲気（画像提供：箱根強羅 白檀）

館内に漂う芳しい香り

ロビーから見る雪景色は幻想的（画像提供：箱根強羅 白檀）

いかがでしたか。箱根に行くために白檀を選択するのではなく、白檀に訪れたいから箱根に行きたくなる、そんな気持ちになる素晴らしい旅館 白檀。自然の声を聴き、白檀の香りに癒され、名湯を満喫できる極上の体験をしてみませんか。