古都 京都の伝統と瀟洒な雰囲気をあわせ持つラグジュアリーな隠れ家「THE JUNEI HOTEL」
美しい京都の町に溶け込んだ、まるで隠れ家のようなTHE JUNEI HOTEL。「五感で感じる心地よさ」をコンセプトにした重厚感のある1号館(京都御所西)と、竹と月をコンセプトとしたスタイリッシュな2号館(京都)があり、いずれも京都の伝統を感じさせつつもモダンな空間が広がる魅力的なホテルです。クオリティの高い「本当のおもてなし」を体験しに、THE JUNEI HOTELを訪れてみませんか。
昔の日本家屋を思わせるノスタルジックな佇まい
1号館は、その名の通り京都御所の西側に位置しています。格子をほどこした塀や引き戸の扉など、昔の日本家屋を彷彿とさせる趣のある佇まいが印象的。京唐紙などを使用した和のデザインを活かしたインテリア、畳のイグサの香り、京都の老舗の味が楽しめる食事、オリジナルのヒーリングBGM、肌触りの良い上質なリネンや寝具など、まさに五感で心地よさを感じられる趣向がこらされています。アメリカを中心に展開されているグローバルな旅行誌「コンデナスト・トラベラー」による「コンデナスト・トラベラーリーダーズ・チョイス・アワード2020」においては、「日本のトップホテル」部門第5位の評価を獲得しています。
「竹に抱かれ、月光満ちる空間での滞在」をコンセプトにした2号館は、2020年3月にオープンしたばかりの新しいホテル。清水寺や三十三間堂で有名な東山エリアの一角にあり、京阪・七条駅から徒歩6分ほどのところにあります。館内の随所にみられるのは、竹を使用した美しいアート作品の数々。そんな作品に囲まれ、屋上庭園「極月」から見える月を眺めていると、まるでかぐや姫の世界にいるような幻想的な気分になります。ぜひ立ち寄ってみてください。
1号館は全8室、2号館は全11室といずれも規模はコンパクトです。それゆえに、提供されるサービスはとてもきめ細やかで、ハイクオリティ。「誕生日を過ごしたい」「古希のお祝いをしたい」などゲストのリクエストに対する丁寧なサービスからは、「いつまでも記憶に残る体験を届けたい」というホテルのホスピタリティの高さを存分に感じることができます。
さまざまな趣向を凝らした特別感漂う客室
1号館は、デラックスツインが5室、プレミアムダブル3室。各部屋、テーマに沿って趣向が凝らされています。例えば竹をテーマにしたデラックスツインの部屋「竹」では、坪庭にテーマである竹がそよぎ、癒しを与えてくれます。銀と老竹色に染められたオリジナルの京唐紙、西陣織の帯をリメイクしたクッションなど日本古来の伝統工芸を活かした和モダンを感じさせるベッドエリアと、畳にちゃぶ台という純和風の落ち着いたリビングエリアがうまくマッチしていて心地よい空間を演出しています。
また、最上階に位置する「蒼空」は、3室あるプレミアムダブルのうちのひとつ。部屋に入ってまず目に入るのは、リビングエリアの角に立つ桜の木の柱。自然の木の形を活かした姿が印象的です。ベッド足元に敷かれたベッドスローは、日本ならではの季節のうつろいを美しく表現する織物作家「Sumiko Honda」の作品。真っ白なシーツの上に、梅の花が描かれたジャガード織の作品がとても映え、グッと上品な雰囲気となっています。
全室に備わっているのが特注の信楽焼の浴槽。遠赤外線効果もあり保温性に優れているので、体の芯まであたたまります。お湯は、美肌効果が期待できる高濃度水素水を使用。ゆったりとつかれば旅の疲れを癒してくれます。
また、2号館で宿泊できるのは、バンブースイート、デラックスキング、ハリウッドツインの3タイプ。それぞれの部屋には旧暦の名前が付けられています。全11室のうち1室しかないバンブースイート「睦月」は、特別感たっぷりの部屋。スライドする壁が実はドアという、からくり部屋のような仕掛けに驚きつつ中に入ると、開放的な空間が広がっています。そして一番目をひくのは、奥に構える幅2mの檜風呂。竹を使用したアートや、石や竹をあしらった坪庭を眺めながら、ゆったりと過ごすことができます。風呂から見える「カエル石」は、ゲストに楽しんで帰ってほしいという気持ちが込められているそう。非日常を味わってもらうためにソファ前にテレビは設置されていません。が、実は天井からプロジェクターが降りてくるという洒落た演出がなされています。部屋にはコーヒーミルがあるので、豆を挽いてコーヒーを入れ、ゆったりと時間を過ごすのもいいですね。
デラックスキングは全5室。染師・奥田祐斎氏が生み出した、光によって染め色が変化する「夢こうろ染」が各部屋に飾られています。布がゆらゆらと揺らぎ、様々な色に見える美しい染物はすべてTHE JUNEI HOTELのために染めた一点ものという贅沢。リラクゼーションスペースは木のぬくもりを感じられ、浴槽に使われている檜のいい香りが部屋に漂います。シルクが使われたベッドシーツはとても肌触りがよく寝心地も抜群。さらにアメニティは、真珠研究から生まれた高級コスメ「ミキモトコスメティック」を採用しています。
京都の仕出し文化と「口福」をもたらす肉料理
食事に関しては1号館と2号館では、趣がだいぶ異なります。1号館には併設のダイニングはありません。代わりにいただけるのが、京都特有の文化でもある「仕出し」です。朝は、仕出し処の老舗「二和佐」の朝食を客室まで届けてくれます。見た目も美しい老舗の味を、ゆっくりと部屋で味わうことができます。
2号館に併設されているのは、東京や大阪北新地にも店を構える高級割烹「肉割烹ふたご」。「落ち着いた大人の“IKI”」をコンセプトにした、上質で鮮度の高い食材にこだわった和牛料理を提供しているダイニングです。季節によってコース内容は変わりますが、品数は全9品ほど。各部位から出汁をとり、先付やすき焼き、しゃぶしゃぶなどさまざまな調理法で和牛の美味しさを引き出しています。器にもこだわった上品な盛り付けはさすが京都の割烹というところ。朝は和定食をいただくことができます。半個室や個室もあり、人目を気にせずにゆっくりと過ごすことができる、味も見た目も居心地も満足度が高いダイニングです。
京都の旅をより楽しむためのアクティビティ
THE JUNEI HOTELでは、様々なアクティビティを提案しています。なかでもいち押しは、2号館の随所で目にする美しい「夢こうろ染」の染色体験プラン。嵐山にある染師 奥田祐斎氏の邸宅兼工房「嵐山 祐斎亭」を訪れ、見学および体験ができるプランです。築150年の「嵐山 祐斎亭」は明治時代の建物で、かつては舞妓や芸子の憧れの料理旅館でした。川端康成が逗留し「山の音」を執筆したことでも有名で、今も残されている川端康成の部屋を見学することができます。庭師 松浦剛氏により手がけられた丸い窓越しに見える庭は、まるで美しい絵画のような佳景。季節によって異なる趣を感じることができます。貴重な体験ができるプランなので、本当におすすめです。
また、THE JUNEI HOTELをまるごと貸し出すプランもあります。コンパクトな規模のホテルだからこそ可能な滞在プランです。結婚式や披露宴、社員旅行など気心知れたメンバーだけで過ごしたい場合に最適。ゲストとホテルスタッフ以外は入館できないため、完全プライベートな空間できめ細やかなサービスを受けることができます。1年前から日程の相談に乗ってもらえるので、予定が決まっていれば早めに問い合わせるといいかもしれません。
さらに、舞妓さんに来てもらい京都花街の「お茶屋遊び」を体験するプラン、光沢の美しい正絹の着物を着て京歩きを楽しむプランなど気軽に参加できるものから、参加予約の取りづらい桂離宮と平等院を巡る日帰りプランなどのツアータイプのプランなど、さまざまなプランが用意されているので、ぜひ相談してみてください。
代表 徳永えみ氏が伝えたいホテルの特徴3つ
THE JUNEI HOTELの代表 徳永えみ氏が伝えたいホテルの特徴は大きく3つ。
ひとつめは「小規模だからこそ可能な、ゲストへのきめ細やかなサービス」です。ゲストがどういった理由で訪れ、どういった体験をしたいのかを常に考えてサービスを提供しているそう。「ホテルのスタッフは皆、ゲストと接するのが好きなので、ラグジュアリーというだけでなくアットホームであることも自慢」と語っています。
ふたつめは「京都の伝統工芸に大切に触れてほしい」という思い。先述のように2号館のコンセプトは竹と月。アートに使われている竹は地元京都の亀岡の竹を切り出したもので、2年の月日をかけて伝統工芸作家と作り上げた美しいエントランスやインテリアは必見です。これらはすべて、日本の伝統工芸は美しいものであると知ってもらいたい気持ちで作り上げたとのこと。「誰かがいるから輝ける。つまり周りとの縁を大切にしたい」という気持ちから、太陽に照らされて光る月をコンセプトのひとつとした代表の思いが、ホテルのホスピタリティの高さにつながっているのでしょう。
最後に、「特別な体験という付加価値を大切にすること」。現在、日本人は「物」と「食」にお金を消費する傾向にあるけれど、「事」を消費してほしいという思いが強くあるそう。そのため、「特別な体験」をしてほしいという願いから、THE JUNEI HOTELでは多くの体験プランを提供しているのだそうです。
ラグジュアリーだけでは堅苦しく、アットホームだけでは非日常を感じられない。けれど、どちらの要素もあれば最高に贅沢な時間が過ごせるということを体感できるTHE JUNEI HOTELで、ひと味違う京都の旅をしてみませんか。
〒602-8056
京都市上京区東堀川通下長者町下る三町目14番
TEL:075-415-7774
URL:https://www.juneihotel.com/imperialpalace/
E-mail:sales.kyoto@juneihotel.com
部屋数:全8室
チェックイン/アウト:15:00/11:00
〒605-0981
京都市東山区本町4丁目139
TEL:075-525-0050
URL:https://www.juneihotel.com/kyoto/
E-mail:inquiry.kyoto@juneihotel.com
部屋数:全11室
チェックイン/アウト:15:00/11:00
※2020年11月現在の情報となります。
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