パリ(フランス)旅行体験記・レビュー『ストリートピアノに挑戦したり、歴史上の人物の足跡を辿ったりと大満足のパリひとり旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのパリ(フランス)旅行をお楽しみいただけます。
フランス旅行の訪問スポット
定年退職後に憧れだった世界旅行へ!今回はパリを心ゆくまで満喫
不動産建築業の仕事を営んでおり、地域密着型の仕事だったので、現役時代は海外にはほとんど行ったことはありませんでした。若い頃は世界旅行にも憧れましたが、裕福な学生時代ではなかったので、大学に通うだけでも精一杯でした(苦笑)。学生時代は世界旅行を夢みて沢山の海外文学や様々な本を読み、欧州の芸術も学び、本を通じて世界を旅したものです。
仕事を引退しようやくまとまった時間が取れるようになり、色々世界を見て周りたいと思い、旅を始めました。近年、イタリア、ロンドン、ドバイ、シンガポール、タイなど色々と巡ってみました。他社のツアーなども利用しましたが、パッケージされたツアーですと予め予定もすべて決まっており、目まぐるしく観光地を巡るだけでせわしなさを感じ、ゆっくりその土地を知り、現地の人々と触れ合ったりする旅がしたいと思うようになりました。御社のツアーは自分の旅のスタイルにピッタリだったので、今回お願いすることに致しました。結果、パッケージツアーとは全く違った奥行きのある旅となり、パリという街を、そしてフランス人を非常に深く知ることができました。
お洒落な建造物だらけのパリ
ドバイ乗り継ぎのエミレーツ航空でパリへ!旅程2日目の午後にパリに到着
今回の旅で利用した航空会社はエミレーツ航空。ドバイ乗り継ぎでシャルル・ド・ゴール国際空港へ向かいました。機内食は美味しかったですし、サービスも良かったです。パリでの滞在先ホテルは「ハバナ」。古さはありましたが、男ひとり旅には十分。スタッフの方も親切でしたし不自由なく快適に過ごせました。湯沸かし器が付いてなかったので、行かれる方はご注意を!私はこれまでの旅の経験上、日本から湯沸し器や日本の食材(お味噌汁、コーンスープ、カロリーメイトなど)を持って行きました。
パリには13時半に到着。空港からは電車で北駅(ノルド駅)へ。こちらの駅は治安が悪いことで有名らしく、気を付けてはいたつもりでしたが、タクシーでホテルへ向かうと徒歩10分ほどの距離ですが、40ユーロを請求されました。ホテルの方に言うと、ぼったくられたとのこと(苦笑)。早々にやられてしまいました。長時間のフライトで疲れていたので、初日はシャワーを浴びて、日本から持ってきた食料を食べて、早めに就寝し翌日に備えました。
3日目はパリの名所を散策しました
3日目は朝から「コンコルド広場」と「凱旋門」へ。お天気には恵まれました。暑さは日本とあまり変わらない感じでした。凱旋門の上に登って写真撮影。日本にいる妻にLINEで動画や写真を送りました。その後、「テュイルリー宮」へ行って少し休憩し、次に「ヴァンドーム広場」へ。ココ・シャネルの本店や、シャネルが自宅代わりに利用されていたというホテル、ショパンが最後に住んでいた家などを見ました。ダイアナ妃が最後に泊まったというホテルもありました。しばし周辺を散策し、帰りがけに徒歩で「オペラ・ガルニエ」まで行って外観のみ見学し、歩いてホテルまで帰りました。帰り道、「ショパンが最初にパリで住んだという家」にも行ってみました。
凱旋門
ヴァンドーム広場
4日目はルーブル美術館を鑑賞後、歴史を感じる名所を多数巡りました
4日目は朝一番で「ルーブル美術館」へ。予約せずに行きましたが10時に入れました。館内はとても広くて一日では見きれませんが、とにかく一番有名な『モナリザ』を見て、『ミロのヴィーナス』を見て、そしてフェルメールの絵画などを鑑賞しました。13時くらいまで滞在しました。
モナリザ
ミロのヴィーナス
その後、「パレ・ロワイヤル」「シテ島」「サンルイ島」へ。マリー・アントワネットが処刑された「コンコルド広場」まで2kmほどの場所です。フランスの歴史に思いを巡らせました。次に「ノートルダム大聖堂」「バスチーユ広場」へ。こちらはバスチーユの牢獄は取り壊されていて、記念碑だけが立っていました。次に、パリで一番美しいと言われている広場「ヴォージュ広場」へ。その一角には「ヴィクトル・ユゴーの家」もありました。とても美しい、広場、美しいアパートでした。この後、地下鉄でホテルへ帰りました。
ヴォージュ広場
5日目はアンヴァリッド、てエッフェル塔へ
ブルボン宮、サン・ジェルマン・デ・プレ教会、パンテオンへ
5日目は地下鉄でエッフェル塔の近くのにある「アンヴァリッド」へ。フランスの英雄ナポレオンが眠る場所です。こちらは14時からしか開かないとのことで、外からお墓参りをしました。その後、歩いて「エッフェル塔」へ。ものすごい観光客の数で、上に登るのに2時間待ちで、腰が痛くなりました(笑)。エッフェル塔の上からは、モンマルトルの丘までパリの美しい街が一望できました。景色を堪能した後、2階のレストランでシャーベットを注文してそこでいただきました。近くに居合わせたイギリスからの旅行客の方としばし雑談。イギリスから電車でパリまで来られたとのこと。電車でも簡単に来られるからでしょうか、欧州の観光客が多く、アジア人は少ない印象でした。
徒歩でエッフェル塔へ
エッフェル塔の上からの景色
その後、オルセー美術館に行きたかったのですがさすがに疲れていたのでやめて、「ブルボン宮殿」まで歩いて行ってみました。フランスの国会の下院であるため、警察が多かったです。その後、デカルトのお墓があるという「サン・ジェルマン・デ・プレ教会」へ。デカルトのお墓は絶対に墓参りしたい!と思っていたので、無事 お墓参りできて良かったです(デカルトはずっと本を読んでいたので、とても身近に感じている存在でした)。それから歩いて「リュクサンブール宮殿」へ行き、次に「パンテオン」へ行き、ジャン=ジャック・ルソーの墓参りもしてきました。ボルテールやキューリー夫人の墓もありました。
ブルボン宮殿
デカルトのお墓
6日目はヴェルサイユ宮殿へ
6日目は「ヴェルサイユ宮殿」へ。この旅では、YouTubeなどで見ていた「路上でのピアノの弾き語りをしよう!」と思っていました。そして、サンラザール駅へ行ったら、そこでストリートピアノをやっていましたので、私はビートルズの「Let it be」を弾きました(私が唯一弾ける曲です )! 私の前に弾いていた人が「僕もLet it be 弾けるから、あなた歌ってよ!」ということで突然のコラボ(笑)! 彼がピアノを弾き、僕が歌いました。良い思い出です。この後、ヴェルサイユ宮殿へ。『鏡の間』はとても素晴らしかったです。庭園も見学することができました。旅ならではの良い出会いがあり、思い出に残る1日となりました。
ヴェルサイユ宮殿
庭園も素晴らしかったです
7日目はモンマルトルの丘、ムーラン・ルージュ、サクレ・クール寺院へ
7日目はまず「モンマルトルの丘」へ。もうこの旅で電車も慣れたもので、数日経つとススっと乗りこなせるようになっていました。モンマルトルの丘は自分的に一番良かったです!「ムーラン・ルージュ」という有名なキャバレーへ行ってみました。お店には、私が個人的にとても思い入れがあって大好きな絵画『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』が飾られていて、本当に感激してしまいました! 感激のあまり写真を取り忘れ、帰国後にネットで見つけて購入したほど!自宅に飾っています。ずっと憧れていた絵を実際に目にすることができ感無量でした。こちらで珈琲を一杯いただき、感慨深い思いに浸りました。
ムーラン・ルージュ
帰国後に購入した絵画『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』
近くにはルノワールのアトリエなどが当時のまま残っている「モンマルトル美術館」がありました。ルノワールがとても身近に感じられ、ここでも感動。近くにはゴッホが若い時に住んでいたアパートがあるということで、ゴッホの家へも行ってみました。
ルノワールのアトリエ
当時の姿のまま残されていました
その後、「サクレ・クール寺院」へ。ルイ9世とジャンヌ・ダルクの騎馬像がありました。こちらもすごい観光客でした。ピカソが若い頃の家もありました。まだ15時くらいだったので、バスでモンマルトルの駅まで行き、リヨン駅でもストリートピアノが弾けるとのことだったので、行ってみることに。こちらもまたものすごい観光客で驚きました。タクシー乗り場もすごい行列です。喫茶店でピアノの場所を教えてもらって、ここでもストリートピアノを弾きました!しかし、こちらはピアノの周りに沢山のギャラリーが!あまりの人の多さに、緊張してミスってばかりの演奏に(苦笑)。弾き終わったら、あたり一面しら〜っとした空気、、。恥ずかしかったなぁ〜(苦笑)。恥をかいて帰ってきましたが、これもまた良い思い出になりました!
サクレ・クール寺院
ご担当いただいた内藤さん、ありがとうございました
パリを旅してみて。これまで何か国か旅をしてきましたが、パリはやはりとても良かった! フランス人はとても親切で、道を聞くとみなさん分からなくてもスマホで調べて教えて下さいました。今回の旅で、本当に親切で助け合いの精神があると感じました。また、勇気を出してストリートピアノに挑戦したり、たくさんの歴史上の偉人たちの墓参りも果たし、歴史上の人物の足跡を辿ることができました。豪華でお洒落なホテルや食事とは無縁でしたが、様々な色濃い経験ができ、満足のゆく旅となりました。また、旅を続けたいと思います!ありがとうございました!