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ポルト

ポルトガル・ポルト旅行記 名所・穴場・レストランまで厳選観光スポット15選!《エリア別・マップ付き》でポルト旅行にお役立ち!

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ポルトガルの第2の都市「ポルト」。船が行き交いカモメが飛ぶ異国情緒に溢れた港町は、川沿いでワインを片手にのんびり過ごすのも醍醐味ですが、ポルトは非常にこじんまりした小さな街に、たくさんの見どころが詰まっています。小さな街は徒歩ですべての名所をまわれるのが魅力!実際にポルトを訪れたスタッフが、エリア別に厳選したおすすめの観光スポット&レストランを教えます! 旧市街の「サン・ベント駅」を中心に、旧市街の西側/東側/南側/ドウロ川&旧市街対岸の観光スポットに分けてわかりやすくご紹介!マップと照らし合わせて、ぜひポルト旅行の参考にしてください!

◆目次◆
1. 今回紹介したスポットはこちら
2. 旧市街の中心「サン・ベント駅」
3. 旧市街 西側の観光スポット4選
4. 旧市街 東側の観光スポット5選
5. 旧市街 南側(ドウロ川近く)の観光スポット3選
6. ドウロ川&旧市街対岸の観光スポット2選
7. 《おまけ》ポルトガル土産はポルトで購入すべし
8. 当社のポルトガルツアーはアレンジ自由自在!

1. 今回紹介したスポットはこちら

2. 旧市街の中心「サン・ベント駅」

ポルトの旧市街はユネスコの世界遺産に「ポルト歴史地区」として登録されています。その旧市街に位置する「サン・ベント駅」を中心に捉えると、ポルトの旧市街全体がとても簡単に把握できます。

厳選スポット①「サン・ベント駅」

「世界一美しい駅」と称される、陸の玄関口「サン・ベント駅」。この駅が世界一美しいと言われる所以は、駅構内の「アズレージョ」です。アズレージョは、ポルトガル・スペインで生産される、焼くと青くなる上薬をかけて作られたタイルです。語源はアラブ語の「青」。東方の影響を受けているため、少しエキゾチックな雰囲気がアズレージョの魅力。サン・ベント駅のアズレージョは、ポルトガルの4つの歴史的場面を2万枚ものタイルを使い描かれており、他でもない「青」の美しさが神秘的です。

「サン・ベント駅」外観
「サン・ベント駅」外観

「サン・ベント駅」内部
「サン・ベント駅」内部

3. 旧市街 西側の観光スポット4選

サン・ベント駅より西側では、「世界一美しい本屋」から、ちょっと穴場の「世界一美しいマクドナルド」など、話題の観光スポット巡りを楽しめます。

厳選スポット②「レロ書店(レロ・イ・イルマオン)」

「世界一美しい本屋」と称される「レロ書店」は、1909年に建造された歴史ある建造物です。アールヌーヴォーとアールデコ様式が混ざり、独特の曲線を利用したデザインは不思議な魅力を放っています。近年この本屋は有名になったのは、映画ハリーポッターのロケ地として利用されたため。確かに魔法の世界に通じる独自の雰囲気と美しさがあります。しかし人気が出たため観光地化してしまい、今や入場料5ユーロが必要です。筆者は世界で2番目に美しい本屋、アルゼンチンの「エル・アテネオ」も見てきましたが、レロ書店が確かに世界一ですね。歴史が残る重厚感が全然違います。入場料はかかりますがおすすめの観光スポットです!

2階には陽光を受けて輝くステンドグラス
2階には陽光を受けて輝くステンドグラス

一番の見どころ螺旋階段
一番の見どころ螺旋階段

厳選スポット③「カルモ教会」

教会の側面のアズレージョが美しい「カルモ教会」。アズレージョの起源は14世紀にさかのぼり、ムーア人によって伝えられました。その後ポルトガルの文化と融合し、モダンでカラフルなもの独自の進化を遂げてきましたが、ポルトは一番オーソドックスな「青と白」のアズレージョが街中に溢れていることが魅力。カルモ教会のアズレージョはポルトガル最大と言われています。レロ書店からすぐの場所にありますので、レロ書店に行ったらぜひ立ち寄ってみてください。

側面が見物な「カルモ教会」
側面のポルトガル最大のアズレージョが見事な「カルモ教会」

厳選スポット④「クレリゴス教会」

「クレリゴス教会」はバロック様式の教会で、当時ポルトガルで評価の高かったイタリア人芸術家、ニッコロ・ナッソーニが、修道士らの依頼で建てた教会です。重厚な教会正面の大理石は、近くで見ると花輪模様や貝のモチーフが彫られており、壮麗な美しさです。教会後方に建つ高さ76mの鐘塔は「クレリゴスの塔」と呼ばれ、街の至るところから見え、ポルトのシンボルとなっています。鐘塔に登ることもできますので、旧市街を一望してみてはいかがでしょうか。

「クレリゴス教会」と「クレリゴスの塔」
「クレリゴス教会」と「クレリゴスの塔」

クレリゴスの塔
旧市街にそびえ立つ「クレリゴスの塔」

厳選スポット⑤「マクドナルド・インペリアル」

「世界一美しいマック」と言われる、「マクドナルド・インペリアル」。1930年代に建てられた「インペリアル・カフェ」の建物をそのまま利用しています。壮麗な建造物とMcDonald’sのロゴ上にあるワシの像が印象的です。店内の壁にはアールデコ調のステンドグラス、天井にはシャンデリアが施され、豪華なマクドナルドとなっています。若者のお客さんでにぎわっていますし、雰囲気はカジュアルなので気が抜けるかもしれません(笑)。期待しないでおまけ程度に立ち寄りましょう!

「マクドナルド・インペリアル」外観
「マクドナルド・インペリアル」外観

「マクドナルド・インペリアル」内部
「マクドナルド・インペリアル」内部

4. 旧市街 東側の観光スポット5選

サン・ベント駅より東側には、現在も市民の通う教会や市場、カフェなど、ポルトの日常に触れることができる観光スポットが集まっています。

厳選スポット⑥「サント・イルデフォンソ教会」

サン・ベント駅のすぐ東側に見える、ひときわ存在感を放つ「サント・イルデフォンソ聖堂」。18世紀に建てられた初期バロック様式の聖堂で、1万枚以上のアズレージョが使われています。聖堂正面のアズレージョは、サン・ベント駅のアズレージョも手がけたジョルジェ・コラコの作品です。特徴的な外観もさることながら、内部の美しいステンドグラスも評判です。

サント・イルデフォンソ教会
大きな聖堂は存在感抜群です

厳選スポット⑦「アルマス礼拝堂」

外壁が全てアズレージョで覆われた「アルマス礼拝堂」。アズレージョの青さが濃く非常に見事で、遠くからも目立つほど異彩を放っています。内部ではたくさんの熱心な信者の方がお祈りしています。観光客も入れますが静かに過ごしましょう。アズレージョの素晴らしい建造物がたくさんある中で、筆者の一押しはこのアルマス礼拝堂です。実物を見れば、その青の発色の美しさに圧倒されること間違いなしです!

見事な色彩に驚く「アルマス礼拝堂」
見事な色彩に驚く「アルマス礼拝堂」

厳選スポット⑧「ボリャン市場」

アルマス礼拝堂のすぐそばにある、ポルト市民の台所「ボリャン市場」。新鮮な野菜や肉、魚などの食品から、アズレージョ雑貨、コルク製品などお土産も安価に手に入る場所として、市民にも観光客にも愛されてきました。しかし、100年以上の歴史がある市場のため老朽化が進み、2019年現在は工事中です。完成予定の2020年までは、近くのショッピングセンター「La Vie Porto Baixa」で営業されていますので、生鮮食品などの買物を楽しみたい方は訪れてみてください。

ボリャン市場
新しく生まれ変わるのが楽しみな「ボリャン市場」

厳選スポット⑨「O Braco」

穏やかなポルトでは、現地の雰囲気を感じられるお店でお食事を。ボリャン市場から数分の場所にある小さなレストラン「O Buraco」は、地元のサラリーマンや夫婦などで賑わうローカルレストランです。お店の人気メニューは、イワシのフライと魚介リゾットのセット。日本人の口に合うおふくろの味のようなほっとする美味しさが最高!ポルトガル名物のバカリャウ(干し鱈)のメニューも豊富。食事は1人1,000円程度とリーズナブルで、ワインも美味しく、雰囲気もよくおすすめです!

O Braco
イワシのフライと魚介リゾットのセット(奥)、バカリャウのグリル(手前)

厳選スポット⑩ 「マジェスティック・カフェ」

街歩きに疲れたら、ポルト名物の老舗カフェ「マジェスティック・カフェ」へ。1921年創業当時から変わらない、アールヌーヴォー様式のクラシックな空間が市民にも観光客にも大人気!歴史を感じる優雅なインテリアに囲まれて、絶品カプチーノやケーキをいただきましょう。ポルトの名物料理であるボリューム満点のサンドイッチ「フランセジーニャ」など、軽食も楽しめます。

マジェスティック・カフェ
クラシックな看板も素敵!

5. 旧市街 南側(ドウロ川近く)の観光スポット3選

サン・ベント駅より南側(ドウロ川近く)では、14~15世紀にかけての大航海時代の栄華を物語るような重厚で歴史深い建造物を見学できます。

厳選スポット⑪「ポルト大聖堂」

旧市街で最も古い建造物「ポルト大聖堂」。外観は建造当時の状態を守っており、ポルトガル国内でも重要な歴史的建造物とされています。外観はロマネスク様式ですが、幾度にも渡る改修により、内部はゴシック、バロックなど様々な建築様式が混在しています。内部の回廊やテラス飾られた、細部まで美しいアズレージョが評判です。

ポルト大聖堂
建造当時の外観を保つ「ポルト大聖堂」

厳選スポット⑫「サン・フランシスコ教会」

重厚感漂うゴシック様式の教会「サン・フランシスコ教会」。内部は外観と相反して、バロック様式の豪華絢爛さで有名です。「ターリャ・ドウラーダ」という金泥細工で装飾された礼拝堂は必見。また、日本人にもゆかりのある場所で、1597年に長崎で殉教した「長崎26聖人」の祭壇があります。祭壇画には、長崎での殉教の場面などが描かれており、日本とポルトガルの歴史に触れることができます。

内部が素晴らしい「サン・フランシスコ教会」
内部が素晴らしい「サン・フランシスコ教会」

厳選スポット⑬「ボルサ宮」

サン・フランシスコ教会に隣接する、19世紀の建築物「ボルサ宮」。壮麗な内部には見どころが満載で、スペインのアルハンブラ宮殿を模倣した「アラブの間」、「黄金の間」、裁判が行われていた「法廷の間」、彫刻で飾られた大理石の階段など、外観からは想像できない豪華な建築様式に驚きが隠せません。

「ボルサ宮」
かつて商業組合本部であり証券取引所として使われていた「ボルサ宮」

6. ドウロ川&旧市街対岸の観光スポット2選

旧市街に主要な観光スポットが集まるポルトですが、ドウロ川の織り成す美しい景観を余すことなく堪能しなければ、港町ポルトは攻略できません。ドウロ川周辺の厳選観光スポットはこちら!

厳選スポット⑭「ドン・ルイス1世橋」

ポルトのシンボル「ドン・ルイス1世橋」。レストランや大道芸人が集まる賑やかな、旧市街側の川沿い「リベイラ地区」からは、いつもドウロ川とドン・ルイス1世橋の姿が見えます。橋のある風景も魅力ですが、丘と丘をつなぐ非常に高い場所にある橋ですので、歩いてその迫力を体験しましょう!橋の上からは、ポルトの街並を一望できます。

かなりの高所「ドン・ルイス1世橋」
かなりの高所「ドン・ルイス1世橋」

橋の1階は車道、2階はメトロが通っています。歩行者は両方歩けます。2階はかなりの高所で柵の高さが低く、高所恐怖症の方は足がすくむほどのスリルのある通路となっています。天気がいい日は非常に気持ちがよく、風が強い日はちょっと怖い、そんな体験をぜひ現地でお楽しみください!

メトロがゆっくり近づいてきます
メトロがゆっくり近づいてきます

高所恐怖症でない方は、夜に橋を歩くのも一興です。橋の下の川が真っ黒に染まり、吸い込まれそうになるスリルを味わえます。遠くを見渡せばもちろん圧巻の夜景。ヨーロッパらしい美しい光景です。

夜は夜景が素晴らしい
橋からの夜景も素晴らしい

厳選スポット⑮ 「ロープウェイ」

ドロウ川と街並の絶景を楽しめるもうひとつのおすすめスポットは「ロープウェイ」!賑わうリベイラ地区の対岸にあり、ドン・ルイス1世橋の始点でもある高台ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイヤから、川沿いのラモス・ピント通りを結んでいます。

見るとつい乗車したくなるのがロープウェイ
見るとつい乗車したくなるのがロープウェイ

ラモス・ピント通りの乗り場
ラモス・ピント通りの乗り場

ロープウェイの全長は約600メートル、乗車時間は5分ちょっとで片道6ユーロです。短いので完全に観光客向け価格ですが、チケットを購入するとポートワインのワイナリーで利用できる試飲券ももらえますので良心的としましょう。ロープウェイからは観光で歩きまわっていた旧市街の丘が対岸に見えます。乗車におすすめは夕方。丘の上にひしめきあう赤い屋根の旧市街が、夕日でさらに可愛らしくオレンジ色に染まっていく姿を楽しめます。

旧市街のカラフルな街並み
旧市街のカラフルな街並み

7. 《おまけ》ポルトガル土産はポルトで購入すべし

ポルトガル土産は何が良いかと言われたら、まっさきに答えるのは缶詰です。ポルトガルはとにかくシーフードが美味しいです。とくに名物のバカリャウ(干し鱈)は驚く美味しさでした。干物って日本ではかたくてしょっぱいイメージですが、バカリャウは何日も水につけてから調理する方法で、ふわっふわの鱈に戻すようです。焼いたり、揚げたり、蒸したり、さまざまなメニューがありました。そこでお土産にするならバカリャウの缶詰がおすすめです!とくにペースト上になったもの。パンに塗ったりして食べると美味しいのであげた人にも喜ばれます。

ポルトガル名物のバカリャウ(干し鱈)は大きい!
ポルトガル名物のバカリャウ(干し鱈)は大きい!

缶詰が安く売っています。
缶詰が安く売っています

缶詰類は、リスボンでなくポルトで買いましょう。価格がポルトの方がかなり安いです。リスボンではパッケージをデザインして高く販売しているようです。ポルトは街を歩いていると缶詰屋さんやチーズ屋さんなど専門店が目に付きますし、スーパーもたくさんあるのでお土産購入に最適です。また、アズレージョを施した雑貨店などもリスボンよりお洒落なお店が多いです。こじんまりした小さな街なので、お買物して荷物が増えたら一旦ホテルに気軽に戻れます。マイペースにのんびりした旅をお楽しみください!

女性好みのアズレージョ雑貨
女性好みのアズレージョ雑貨

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8. 当社のポルトガルツアーはアレンジ自由自在!

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