ドバイから日帰り旅行も可能なアブダビ!
アラブ首長国連邦の中で、ドバイの次に注目度が高まっているのはアブダビです。2017年の年間観光客数は487万人と、ドバイの1580万人には到底及ばぬものの、前年と比べ60%も増加しました。それもそのはず、アブダビは近年開発が進み、魅力的な施設が次々に築かれている最中なのです。 嬉しいことに、ドバイからは車で約1時間半、バスでも2時間の距離。日帰りツアーを組んでいる旅行会社も複数ありますから、ドバイ旅行のついでに、気軽に足を延ばすこともできます。そのアブダビで必見の観光ポイントを5つご紹介しましょう。
ルーヴル・アブダビ美術館
今アブダビで最も話題に上ることの多い場所といえば、2017年11月オープンしたルーヴル・アブダビ美術館!
フランス人建築家ジャン・ヌーヴェル設計による建物は、直径180メートルの幾何学模様の銀のドームが特徴的なデザインで、海辺に佇むさまはそれだけで一つの芸術品のよう。オアシスのシュロ林にヒントを得たというドームは、8000近くの星形をつなぎ合わせた8層からできています。このドームの下では、太陽も雨のように降り注ぐ光の雨となるのです。
また、肝心の展示作品の充実度も、ルーヴルという名前に見合う高さです。フランスの美術関係エキスパートの協力を得、独自のコレクションに加え、フランスの複数の美術施設からの作品貸し出しも受けています。
常設展のほか、特別展も注目度が高く、例えば、2019年2月にはレンブラントやフェルメールなど、17世紀のオランダ画家の傑作を集めた特別展が開かれました(5月18日まで)。
さらに、まだ公開日は未定ですが、2017年に史上最高額で落札され、世間をあっと言わせたレオナルド・ダ・ヴィンチの『サルヴァトール・ムンディ』は、ルーヴル・アブダビ美術館で初の公開となることが決まっており、美術ファンにも待ち遠しいところです。
ルーヴル・アブダビ美術館(公式サイトより)
URL:https://www.louvreabudhabi.ae/
開館時間:火・水・土・日の10:00~20:00、木・金の10:00~22:00
休館日:月曜日
入館料:大人(22歳以上)63AED
フェラーリ・ワールド・アブダビ
フェラーリ・ワールド・アブダビは、その名の通り、あのフェラーリが作ったテーマパーク。一番の目玉とされるのは、世界最速のジェットコースター、フォーミュラ・ロッサ(Formula Rossa)。時速240KMというのですから、上越新幹線並みの速さです。そのほか車やカーレースをテーマにしたアトラクションが多く並び、大人も子どもも楽しめる場所です。
フェラーリ・ワールド・アブダビの「フォーミュラ・ロッサ」(公式サイトより)
URL:https://www.ferrariworldabudhabi.com/en
営業時間:11:00~20:00
入場料:295AED
フェラーリ・ワールド・アブダビがあるヤス島には、フェラーリ・ワールドのほか、ヤス・ウォーターワールドやワーナーブラザーズワールド・アブダビも2018年オープンしたところです。
これら3つのうち2つのテーマパークを組み合わせたお得なチケットも販売されているので、数日滞在される方にはお勧めです。
ヤス・ウォーターワールド(公式サイトより)
ワーナーブラザーズワールド・アブダビ(公式サイトより)
ヤス・ウォーターワールド
https://www.yaswaterworld.com/en
ラザーズワールド・アブダビ
https://www.wbworldabudhabi.com/
シェイク・ザイード・グランド・モスク
シェイク・ザイード・グランド・モスク(https://www.szgmc.gov.ae/en/)は、収容人数4万人という巨大なモスクです。完成したのは2007年。遠目にも目立つ白い外観は、夜にはライトアップされ更に輝いて見えます。アラブ首長国連邦の建築家のほか、英国、イタリアの建築家が携わり、トルコ、モロッコ、パキスタン、エジプトなどのイスラム教国から広くインスピレーションを得てデザインされました。
イスラム教徒に限らず世界中の人々に開かれた場所として作られているので、異教徒や観光客もウェルカムです。とはいえ、露出の多い服装は避けるなど、拝観時のマナーには気をつけたいところです。
世界最大のシャンデリアや手織りペルシア絨毯のほか、ドームの内側には金箔を使ったコーランのカリグラフィなど、見どころも多数!
シェイク・ザイード・グランド・モスク
URL:https://www.szgmc.gov.ae/en/
観光客の訪問可能な時間:土曜~木曜の9:00~22:00、金曜の16:30~22:00(ラマダン時期は土曜~木曜の9:00~13:00、金曜は観光客は入場不可)
入場料:無料
エミレーツ パレス ホテル
アブダビの象徴のひとつであるエミレーツ パレス ホテルは、各国要人をもてなす場としても使われます。実際、100ヘクタールの敷地に左右1キロメートルに及ぶ建物の外観は、宮殿そのものの荘厳さ。内部は1000を超えるシャンデリアに、ゴールドの内装と、これまた絢爛豪華です。金箔を使った飲み物やデザートも人気のカフェのほか、フレンチ、中華、中東料理のレストランの評価も高く、国賓気分が味わえるホテルです。
エミレーツ パレス ホテル(公式サイトより)
エミレーツ パレス ホテル 客室例(公式サイトより)
日帰りするには魅力的なスポットが多すぎるようにも思えるアブダビ。ドバイからの小旅行先に選べば、満足できること間違いなしです。
どうぞみなさん、良い旅を!
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