冬の絶景!思わず写真を撮りたくなるカナディアンロッキーへ
カナダに来たら必ず訪れたい観光スポットと言えば「カナディアンロッキー」は外せませんね。日本と同じように四季のあるカナディアンロッキーでは、それぞれのシーズンのアクティビティツアーや観光が楽しめます。
冬のカナディアンロッキーは、日本では絶対に味わえないツアーやアクティビティが目白押し。世界遺産に登録されているからこその絶景インスタ映えスポットが話題です。美しい純白の冬山や氷河の幻想的な絶景を体感してみませんか?
カナディアンロッキーとは?
標高3,500m級の山々が連なる「カナディアンロッキー」
カナディアンロッキーは、世界遺産に指定されているジャスパー、バンフ、クートニー、ヨーホーの4つの国立公園とマウント・ロブソンなど3つの州立公園の総称です。バンフ国立公園内に位置するバンフという街が、カナディアンロッキー観光の中心地。多くの観光客がバンフを拠点にしてカナディアンロッキーを楽しみます。
カナディアンロッキーへのアクセス
日本からカナディアンロッキーの玄関口バンフへの直行便は、就航していません。バンフに最も近い国際空港のカルガリー国際空港と日本を結ぶ直行便は、成田空港からエアカナダが運航しており、およそ10時間のフライトです。
カナダの国内線やアメリカの主要空港からカルガリー国際空港へは、定期運航している路線が複数あります。そのため、カナダ国内や隣国アメリカからカナディアンロッキーへのアクセスしやすくなっています。そのほかのアクセス方法には、カナダやアメリカの都市から「グレイハウンド」の長距離バスが運行しており、所要時間は15時間ほどです。また4月中旬~10月の春~秋の期間限定ではありますが、バンクーバーからラグジュアリーなロッキーマウンテニア鉄道も運行されています。
カルガリー国際空港/イメージ
冬のカナディアンロッキーの天候
カナディアンロッキーではさらさらのパウダースノーを存分に楽しむ
バンフ周辺は北海道よりも北にあり、標高1,400m付近に位置しているため天気が目まぐるしく変化するというのが冬のバンフ周辺における気候の特徴です。バンフの積雪は、細かく軽いパウダー状のため、日本のような湿った重い雪と違うので積もりにくいです。
11月下旬~2月頃の最低気温は-10~15℃、最高気温は-5~0℃。基本的に冬の間は、氷点下の日が続きます。冬のバンフの気温はとても低いので、ダウンジャケットなどしっかりとしたアウターのほかに、マフラーや手袋、帽子も忘れず用意しましょう。
たまに季節風シヌックの影響で、冬の時期に10℃近くまで気温が上がることもあります。急な気温の変化で体調を崩さないように、脱ぎ着のしやすい服装も準備すると良いでしょう。
幻想的な絶景!「アイスバブル」
凍った湖に現れる「アイスバブル」
カナディアンロッキー山脈のバンフ国立公園北側にあるアブラハム湖。この湖は1972年にサスカチュワン川をせき止め、水を確保するために作られた人工の湖です。四季を通して美しい景色が楽しめますが、特に1月下旬~2月の時期のみ見られるフォトジェニックなアイスバブルは外せません。
アイスバブルは、なぜできるの?
アイスバブルは、湖のメタンガスの気泡が何層にも重なり凍る自然現象。透明度の高い湖と気象条件が揃うことで生み出される自然界が作り上げる貴重なアート作品です。湖一面に広がった氷の泡は幻想的。冬限定の稀少な絶景の写真は、インスタ映え間違いなし!
世界一美しい凍った湖で華麗にスケートを!
エメラルドグリーンの美しい湖レイクルイーズは、カナダ屈指の観光スポットです。カナダ土産の絵葉書に描かれるほど人気の湖は、カナディアンロッキーの宝石と称されています。冬のレイクルイーズの姿は、夏とはひと味違います。
カナディアンロッキーの宝石「レイクルイーズ」
バンフ国立公園周辺の冬は厳しく、この湖も凍結してしまいます。そんなレイクルイーズでは、自然が作りだしたスケートリンクでスケートやアイスホッケーを楽しむことができるのです。ロッキー山脈を見ながら滑るスケートは開放感があり、まるで映画の主人公になった気分に。
湖すべてが凍ったスケート場でアイスホッケーを楽しむ人々
雄大な渓谷のアイスウォーク!
マリーン渓谷はジャスパー国立公園内にあり、氷河から溶け出る水によって51mの深さにまで浸食されてできた渓谷です。
水の流れが止まり、静まり帰る「マリーン渓谷」
春~秋にかけては、川にかけられた遊歩道や橋を渡り、トレッキングを楽しめるこのエリアは、冬には川も滝も全てが凍りつき静寂の世界に一変します。大自然が織りなす氷瀑は、この時期だけ見ることのできる氷の芸術です。幾重にも重なり合ったつららが神秘的で息をのむような美しさ。1月末~3月に冬のアクティビティツアーとしてアイスウォークが体験できます。
極上のパウダースノーでスキー&スノーボードを楽しむ!
美しいカナディアンロッキーの山並みが見える「レイクルイーズ・スキーリゾート」
カナダでのスキーやスノーボードなどのアクティビティは、冬に体験したいことの1つですよね。バンフで最も大きなスキー場と言えばレイクルイーズ・スキーリゾートです。このスキー場は「北米で最も美しい景色が見られるスキー場」に度々選ばれている有名なスポット。眼下には透明度の高いレイクルイーズが広がり、雄大なロッキー山脈を一望できる絶景が。
老若男女問わず楽しめる「レイクルイーズ・スキーリゾート」
カナダではウィスラーに次ぎ、2番目に大きなゲレンデのあるレイクルイーズ・スキーリゾートは、初心者から上級者まで満足できるコースがあります。「カナダでスキーやスノーボードをするなら上級者ばかりでは?」とお考えかもしれませんが、ご家族連れでも楽しめます。
フワフワのパウダースノーでスキーやスノーボードを楽しみつつ、カナディアンロッキーの景色も堪能できる一石二鳥のスポットはここだけです。
世界遺産を眺めながら天然温泉でリラックス!
たっぷりとカナディアンロッキーの冬のアクティビティを楽しんだ後は、天然温泉でゆったり心も体もほっこりするのはいかがでしょうか。
冷えた体を温めてくれる「バンフ・アッパー・ホットスプリングス」
バンフ・アッパー・ホットスプリングスは、冬でも入浴できるバンフ国立公園内にある温泉浴場でカナダの人々にも人気のスポットとして知られています。良質な硫黄泉質で、40℃と長湯もできる温度の天然温泉。水着を着用して入浴します。ロッキー山脈の眺望を堪能でき、同じ敷地内にあるスパではマッサージを受けることもでき、心も体もリフレッシュできそう。
日本の温泉も情緒があって良いですが、ダイナミックなロケーションで入る異国の温泉もひと味違っておすすめですよ。
寒いからこそ楽しめる!冬のカナディアンロッキー
冬のカナディアンロッキーでは湖の上が人々の憩いの場!?
今回は、冬のカナディアンロッキーのインスタ映えスポットやアクティビティを中心にお伝えしました。スキー&スノーボードなどのアクティビティを楽しみたいアクティブ派の方はもちろんのこと、温泉に浸かったり、インスタスポットを巡るなどゆったりしたい派の方も楽しめる場所です。カナダの世界遺産を訪れて、とびきりの1枚を思い出にプラスしましょう。
【出発地別】カナディアンロッキーへ行くツアー
- 東京発(成田/羽田)
- 伊丹発
- 名古屋発
カナディアンロッキーはカナダの各都市からも比較的アクセスが良いので、カナダの周遊旅行にもおすすめの場所です。
おすすめのカナダ周遊ツアー
- カナディアンロッキー&イエローナイフ
- カナディアンロッキー&ナイアガラ
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