カナダ最新入国情報・カナダ旅行に必要な物は何?最新ツアー情報も※11月26日更新
カナダの最新入国方法をチェック!カナダは自然に溢れ、バンクーバー、トロント、カルガリー、モントリオールなど日本人にも人気の都市が点在します。カナダ旅行に必要な書類や申請はある?コロナ禍前とコロナ禍、そして2023年11月26日現在と変更があった国もあるので、最新の入国方法と日本帰国方法を抑えてきましょう。カナダ入国も日本帰国もコロナ禍以前と同様に入国ができますが、しばらく海外旅行をしていない間にパスポートの残存期間などを忘れている人も多数。そうなると旅行は中止になるので、基本情報から再確認しましょう。カナダは広大なので、何をしたいかで行先が変わります。周遊するならツアーがおすすめ!最新入国方法を詳しく解説します。
カナダは入国制限撤廃済み!
2023年11月26日現在、カナダ入国はコロナ禍前と同様の入国が可能で、日本同様水際対策も行動制限も撤廃されています。カナダ政府が新型コロナウイルスに係る水際・渡航措置を解除したのは2022年9月26日のこと。同じ北米のアメリカ合衆国よりはかなり早く、EU諸国の一部の国と同程度の早い撤廃となりました。
ただし、カナダは短期の旅行であっても、コロナ禍の数年前に電子渡航認証システム(Electronic Travel Authorizations)通称eTAの申請を持って、入国を許可するという入国体制を取っているため、ヨーロッパや一部東南アジアの国々よりも少し面倒な面はあります。
とはいえ、ハワイを含むアメリカ合衆国、オーストラリア、韓国(2026年11月現在は免除中)などは取り入れており、EU諸国も2025年頃に導入予定なのだとか!
長いコロナ禍の渡航制限の間、カナダ旅行の基本中の基本を忘れてしまったとか、初めてカナダに旅行するとか、eTA導入前にしか行ったことがない、という人のためにも、カナダの最新入国方法をお知らせします。
海と都市が近い人気の都市、バンクーバー
海外旅行が高い?カナダツアーが安い旅行会社も!
日本も2023年4月28日に水際対策が撤廃され、夏休みには多くの海外旅行客が空港か飛び立ちました。2023年から2024年にかけての年末年始は久しぶりの海外年越しを狙った予約で各旅行会社とも大盛況。
こうなると気になってくるのが、ハネムーンや卒業旅行、そして早くも2024年のゴールデンウィークごろまでは、早めに予約しておいた方が良いシーズンになってきました。
なぜって、これはコロナ禍前から同様なのですが、飛行機は空席が減っていくと料金が上がり、比例してツアーなども料金が上がっていきます。世界的なインフレに加えてなかなか終わらない円安。少しでも旅行代金をお得にするなら「早め」がキーワードです。
2023年11月26日現在は、円安が加速気味。燃油サーチャージに関してはコロナ禍前よりかなり高い影響で、航空券やツアーがお高めであることは否めません。
海外旅行が大好きな筆者は、日常的にお得な旅行会社などを探しているのですが、トラベル・スタンダード・ジャパンのカナダツアーがかなりお得。
「え?カナダに行くのにこんなに安いの?」と驚いてしまったのでちょっと紹介させてください。
エアカナダ利用の完全フリーの個人ツアーがなんと201,000円から!
ええっ?これってコロナ禍前と同じなんじゃないの?航空券の往復料金と変わらないのに(むしろ安いかも)ホテルも付いてるってこと?
ここまでお得なツアーはなかなかありません。
海外旅行を考えている方で完全に個人手配で旅行予約を考えている方も多いと思うんですが、アーは2名以上なら個人手配より安いことが多く、特にホテルが高いカナダなど北米エリアはその傾向が強いです。ホテル付なら断然筆者が見つけたトラベル・スタンダード・ジャパンのカナダツアーがお得!
しかもWiFiルーターのレンタル料金込みの値段なので、とってもお得。WiFi借りての海外旅行って何気に高いじゃないですか。海外旅行をトータルで考えるとかなりお得になりますよね。
これなら久しぶりの海外旅行に旅立てますね!
イエローナイフでオーロラを見たい人は11月〜4月頃が最適!
日本の最新入国情報・コロナ禍前と何が変わった?
日本の入国制限解除は2023年4月29日から。
先進国の中ではアメリカに次いで遅かったことで知られています。特に日本は他国よりも制限が厳しかったので、国内外での評判が悪く、なかなか海外旅行に踏み出す人が増えなかった印象です。
2023年11月26日現在はコロナ禍前と同じように日本国籍者はパスポートのみで入国が可能となりました。
ただし、ちょっとうれしいことに、コロナ禍前と比較すると、日本帰国から空港に外に出るまで、日本国籍者の場合はかなり効率化されています。
ここでは日本帰国の大きな変更点を解説。変更点を含めた日本最新入国方法は日本帰国の項目で後述します。
①ワクチン接種証明・陰性証明提示は不要
入国制限解除後の日本入国方法で最も変わったポイントは2つ。
「3回以上のワクチン接種完了を証明する証明書」
「出発72時間前に取得したPCR検査陰性証明書」
の提示が不要になったこと。
これは日本国籍者の帰国だけではなく、訪日外国人観光客の入国についても同様。
もうパスポートとチケットがあれば日本入国が可能な状況に、これまでにない海外旅行への意欲がわいている人も多いですよね?
2023年は海外で年越しだぁ!と、これまで行けなかった予算をつぎ込む人も出ている模様。ただでさえ円安だから安い時期に行きたい、という人は、2024年の旅行も予約した方が良さそう!
1、2月のど平日を狙うとお得に旅行できます。早めに予約しちゃいましょう。
②日本国籍者は日本入国がコロナ禍前よりスムーズに!
日本国籍者は2023年11月26日現在、パスポートだけで日本帰国が可能。これはコロナ禍前と同様。
ただしコロナ禍前よりも日本国籍者の帰国の入国審査はスムーズになりました。
パスポートを自動ゲートに読み込ませ、パスポートの写真と実際の顔をカメラで認証するだけ。約10秒程度で自動ゲートを通過できます。
コロナ禍前の帰国は入国審査カウンターでパスポートを見せて、スタンプを押してもらいました。
むしろそれだけのために、年末年始のピークシーズンや帰国便が重なる時間は長い列ができていましたよね。もうその列に並ぶ必要はありません。そのかわり、パスポートに帰国のスタンプはおされません。
とはいえ、海外旅行の思い出、スタンプにこだわる人も意外と多いもの。自動ゲートを通った先に希望者のみスタンプを押してくれるカウンターがあります。
新たな感染症の監視を実施「感染症ゲノムサーベイランス」実施中
2023年4月28日まで行われていた水際対策はあくまでも「新型コロナウィルス感染症」が特別な感染症だったから。今では第5類のインフルエンザなどの感染症と同じ扱いになったため、不要となりました。
とはいえ、完全無防備というわけではなく、これまでにない新たな感染症の流入の監視は続けられており「感染症ゲノムサーベイランス」という名称で呼ばれています。
「検査があるの?」と思いがちですが、検査はありません。
体温チェックができるサーモカメラの前を通るだけ。もちろん発熱など目視できる症状がある場合は「任意」で検査を依頼される場合も。
税関申請と申告がスマホ上で完結!「Visit Japan Web」
日本国籍者の日本帰国はパスポートだけですが、空港の外に出るためには税関申請が必要です。これはコロナ禍前と同様。
最近は税関申告が不要(持ち込む荷物の中にその国が禁止している輸入物や、課税対象以下の物しかその国に持ち込まない場合)な旅行客については申請自体を撤廃する国も増えていますが、日本は撤廃していません。
税関申請方法はコロナ禍前はひとつしかありませんでした。
しかし2023年11月26日現在は2つあり、日本政府は、スマホで税関申請できる「Visit Japan Web」での税関申請を推奨しています。
「Visit Japan Web」は訪日外国人観光客の入国のために作られたものでしたが、コロナ禍に検疫機能をもたせるために改修されました。日本国籍者もワクチン接種証明もしくは陰性証明書の登録、健康状態の申告など、このWeb上でおこなったものです。
しかし入国制限の解除と共に新型コロナウィルス感染症の検疫自体が必要なくなり、日本国籍者は税関申請と税関申告の部分しか使える機能が終了。
訪日外国人観光客は、入国審査や免税手続きにも「Visit Japan Web」が使えるため、ついでに日本人にも使ってもらいましょう、という感覚かもしれませんが、実は「Visit Japan Web」を使う方が便利な旅行スタイルの方がいるので、後ほど詳しく説明します。
実際に機能的も非常に便利。帰国時にスピーディーに空港の外に出られることを考えると、登録しても損はありません。
日本は入国制限解除以降、訪日外国人観光客がどっと増えおり、中国の団体旅行も戻ってきました。税関申請と申告は日本入国者の義務。入国審査と異なり、日本帰国者と訪日外国人観光客が同じ列に並びます。
もちろん旅行がオフシーズンの場合は別ですが、それぞれの国に長期休暇があることをお忘れなく。年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み以外のすいている、すいていないは予想できません。
特に春節、秋節などは日本ではオフシーズンであっても、大混雑します。
「Visit Japan Web」は登録時のアカウント登録が面倒ですが、旅行情報を登録し、税関申請を登録、QRコードを取得して日本の空港で電子税関申告にパスポートとともに読み込ませれば、これまで長く並んだ有人カウンターの列に並ぶ必要はなくなります。自動ゲートを利用して到着ロビーに出ることができるのです。
もし登録しない場合はコロナ禍前と同様、機内で配布される税関申告書を必ず記入して、有人の税関カウンターに並びましょう。
特に空港を出る時間に終電に間に合うかなあ…と、心配しているような方や、空港を出てから先にまだ長い移動が残っている場合は、「Visit Japan Web」の税関申請登録をおすすめします。
登録方法は、日本帰国についての項目で詳しく解説します!
人気のシーズンは早めに予約を!
もうカナダ旅行には何の制限もありません。
コロナ禍前に当たり前にあった激安ツアーは燃油サーチャージ高騰や円安で、まだそこまで値段が下がり切っていませんが、こんなご時世でもかなりお得なツアーを催行している旅行会社もあります。
できるだけお得で、快適、安心と様々な角度からお得なツアーや旅行スタイルを検索してみたところ、やはり前述したトラベル・スタンダード・ジャパンのカナダ旅行が最強。カナダはアジアやオーストラリアのようにLCCがありません。カナダのフラッグキャリアを使って約20万で旅行ができるなんて、めったいにないはず!
ワクワクの海外旅行が完全復活!
カナダ旅行は国土の広さとやりたいことを考えて計画を!
カナダってサーモンが美味しいのよねとか、カナダって海と自然が近くにある都市が素敵!とか、サイクリングして楽しみたいわ、とか、ナイアガラの滝でマイナスイオンを浴びたいわー…などなど、爽やかな緑の季節を連想する方も多いと思うのですが、カナダはとっても土地が広い!
極寒の寒さの中でナイアガラの滝を見にトロントを中心の旅行を考えるのはあまり良いとは思えません。やっぱりり春、夏がいいですよね。
カナダは2023年11月26日現在、日本同様晩秋から冬。
2023年11月から2024年4月はイエローナイフのオーロラツアーが超おすすめ!
じゃあ、冬のカナダって何が楽しいの?と、思っている皆さん!オーロラのシーズンです。オーロラは北欧だけじゃないんですよ!
イエローナイフでオーロラを見るなら最適な時期は11月〜4月頃です。つまりこれからの旅行がベストシーズン。
また、カナダはメープルシロップで知られるカエデの木が国旗に描かれるほど多いので、紅葉の美しさ素晴らしい!こちらは見ごろは10月下旬までに終了してしまう州が多く、オンタリオ州のナイアガラから北のケベック・シティまで、全長約800kmにおよぶ「メープル街道」を訪れても、シーズンが違うよ!ということになってしまいます。
広大な国であるからこそ、シーズンと行先選びは慎重に!
2023年11月から2024年4月はイエローナイフでオーロラを!
カナダ最新入国方法・旅行準備から入国まで
それではカナダの最新入国方法やそのための準備を見ていきましょう。
この記事では初めてのカナダ旅行の方から、久しぶりのカナダ旅行で覚えていないという方もわかるよう、基本情報からお教えしていきます。
筆者はパスポートが切れているのを忘れて航空券を取るという、凄いことをしていました。まあ、出発まで余裕があったので、パスポート申請は間に合いましたが…。
カナダへの渡航に必要な申請や基本情報を確認!
パスポートの残存期間を確認しよう
カナダ旅行に必要なパスポート残存有効期限は他の国と異なり、カナダ出国予定日が基準となります。
カナダ出国予定日+1日以上が必要です。
ただし、万が一のことを考えるとちょっと危険。飛行機が飛ばない、不慮の事故などにより「+1日」では不安なので、ギリギリではなく余裕のある日付が欲しいもの。
とはいえ、短期旅行であれば「あっ!半年以上ないとダメなの?」という国と比較するとかなり緩い!
カナダ渡航には航空券やツアーの予約はもちろん、eTA(電子渡航認証システム)にもパスポート情報がひつようなので、これから新規で取得する、カナダ旅行のために更新するという人は、真っ先にパスポートを取得もしくは更新しておきましょう。
6か月以内の観光目的滞在は査証免除
観光目的で短期滞在(6ヶ月以内)される方は、ビザの申請は必要ありません。
航空券を取る
カナダのレガシーキャリアと言えば、エア・カナダ
パスポート残存期間を把握したところで、航空券もしくはツアーを予約しましょう。
というのも、6か月以内の観光でのカナダ滞在はビザの必要がないのですが、後述するeTA(電子渡航認証システム)の申請が必要です。その際にカナダに到着する便名が必要になるため、申請より先に、航空券を準備する必要があるのです。
東南アジアと比較するとLCCがほぼないと思った方が良いカナダ。あるにはあるものの、都合のいい便を見つけたとしても経由便。経由地がカナダから離れてしまい、ただでさえ遠い旅がもっと遠くなったり、フラッグキャリアと料金が大差がないなんてことも。日付変更線を超える長旅だけに、レガシーキャリアを抑えることをおすすめします。
エア・カナダ
成田空港
成田⇒バンクーバー:毎日(1日1便)
バンクーバー⇒成田:毎日(1日1便)
12月1日から就航!
成田⇒トロント:2023年12月1日~2024年3月31日(週3本運行:水・金・日)
トロント⇒成田:2023年12月1日~2024年3月31日(週3本運行:月・木・土)
12月1日から就航!
成田⇒モントリオール:2023年12月1日~2024年3月31日(週3本運行:月・木・土)
モントリオール⇒成田:2023年12月1日~2024年3月31日(週4本運行:火・水・金・日)
羽田空港
羽田⇒トロント:毎日(1日1便)
トロント⇒羽田:毎日(1日1便)
関西空港※2023年11月26日現在はナシ。
就航予定は2024年5月2日!
関空⇒バンクーバー:2024年5月2日~2024年6月15日(週3本運行:火・木・土)
バンクーバー⇒関空:2024年5月1日~2024年6月14日(週3本運行:月・水・金)
関西⇒バンクーバー:2024年6月19日~2024年 10 月 25 日 (週4本運行:月・水・金・日)
バンクーバー⇒関西着2024年6月18 日~2024年10月24日 (週4本運行:火・木・土・日)
日本航空(JAL)
成田空港
成田⇒バンクーバー:毎日(1日1便)
バンクーバー⇒成田:毎日(1日1便)
全日本空輸(ANA)
羽田空港
羽田⇒バンクーバー:毎日(1日1便)
バンクーバー⇒羽田:毎日(1日1便)
残念なことにレガシーキャリアもまだ全フライトが戻っている訳ではありません。コロナ禍以前のように、主な日本の国際空港から直行便が出ているような環境にはないため、まだまだカナダの旅行は相談できる旅行会社のツアーがおすすめかと…。
eTA(電子渡航認証システム)の申請
大部分の観光目的の旅行者が該当しますが、ビザ免除でカナダに入国する旅行者は、必ず「eTA」(電子渡航認証システム Electronic Travel Authorizations)を申請することになります。
この申請を行い、渡航認証が下りなければカナダ渡航はできません。
これはカナダ市民権・移民省(CIC)により2016年3月15日から義務化されたもので割と最近。そのため2016年以前にカナダ旅行をした人にとっては「え?そんなものできたの?」と思うものでもあります。
なんだよ、申請するものがまだあるのか、と思いがちですが申請はとても簡単。
簡単なオンライン手続きをするだけです。
申請後、補足文書の提出などがなければ数分でEメールにeTAが届きます。
eTA取得方法
料金:1人あたり7カナダドル(クレジットカードでの支払い)
有効期限:5年
下記のサイトから申請可能で、パスポート情報、職業に関する情報、連絡先、住所、航空券情報などを入力します。
申請フォーム記入ガイドに、詳しく書かれていますので、それに従い入力すれば簡単に申請することができます。
eTA申請サイト(英語・その他の言語)
http://www.cic.gc.ca/english/visit/eta.asp
申請フォーム記入ガイド(日本語)
http://www.cic.gc.ca/english/pdf/eta/japanese.pdf
【推奨】旅行傷害保険に加入する
カナダ入国に新型コロナウィルス感染症関連を補填する保険加入の義務はありません。コロナ禍以前から外旅行傷害保険は各航空会社とも加入を強く推奨しています。
「陽性でも陰性でも帰国できるのに何で加入が必要なの?」と思うかもしれません。
新型コロナウィルス感染症の行動制限はなくなったものの、感染症自体がなくなったわけではありません。軽症が多いと言われるオミクロン株ですが「軽症」でも喉の激痛、40度近い発熱で動けない日が数日出てきます。これは20代でも30代でもありえます。そうなると、カナダにはもう入院義務も、隔離義務もないため、何か指示があるわけではありません。空港に行けないほどの高熱の場合は、自分でホテルを延泊するか、耐えきれない場合は病院に行くしかないでしょう。体調が悪いがために予定していた飛行機に乗れないこともあるでしょう。
そんな時に、新型コロナウィルス感染症も網羅している海外旅行傷害保険にさえ加入していれば、保険が補填してくれるのです。
カナダは現在物価が高く、さらに円安です。ホテルの延泊や入院費は高額です。さらに不慮の事故、ケガ、荷物の紛失・盗難など多くのことに対応できます。
自己責任になったからこそ、保険加入が大切です。
出発当日は?
搭乗機のチェックイン時にパスポート、航空券、申請後に届いたEメールのeTAをチェックインカウンターに提示します。
カナダ入国方法
カナダでは2017年から新しい入国方法を実施
カナダの空港に到着したら、以下の方法で入国します。
キオスク(Primary Inspection Kiosks)端末での個人情報入力
カナダの空港に到着したら、入国審査場で入国審査を行います。
ここでもコロナ禍前の割と新しい入国方法が取られているので、カナダリピーターの方も気を杖ましょう。
2017年よりカナダ主要国際空港では、空港内に設置されたキオスク端末(Primary Inspection Kiosk)を使って入国手続きをすることになりました。
キオスク端末は日本語対応もしているので「げげっ!英語が苦手」という人も安心。入力後、端末からレシートが発行されるので、入国審査のカウンターへ進み、レシートをパスポートと提示します。
あとは入国審査官からの滞在目的・期間を質問に英語で答えて入国しましょう。
注)キオスク端末で個人情報登録を行う際、税関申告の登録も合わせて行うため、紙面での税関申告書の記入・提出は不要
Primary Inspection Kioskの入力内容
①パスポートの写真ページをスキャンする
②顔写真撮影
③画面上に提示される税関申告に記入
④端末から発行されたレシートを持って、入国審査へ
カナダから日本への帰国
前述通り、2023年11月26日現在、日本は水際対策を撤廃しています。
日本国籍者は日本帰国時、航空券とパスポートがあれば日本入国に提示するものはなく、コロナ禍前と同じ入国が可能です。
コロナ禍前と変わった点があるので、日本帰国の準備と入国、日本の空港の外に出るまでを詳しく解説します。
日本の空港では入国審査後、空港に入り、預け荷物を受け取ったら、税関申請と申告を済ませなければ空港の外に出ることはできません。これはコロナ禍前と同じです。
2023年11月26日現在の税関申請方法は2つあります。一つは日本政府が推奨している「Visit Japan Web」で行う方法と、コロナ禍前のスタンダードな方法です。どちらも解説していきます。
【日本政府推奨】税関申請をVisit Japan Webで登録・申請
日本政府は税関申請と申告を「Visit Japan Web」で行うことを推奨しています。
これはスマートフォン上で行う申請と、到着時空港の手荷物受取りエリアに置いてある電子申告機での申告がメインになります。
旅行の翌年の年末まで入力できるということもあり、日本出発前に入力してもOK。
もちろんオーストラリアで日本の課税対象のものを購入した場合は追加で登録が必要ですが、通常の旅行で特に課税されるものを買う予定がない場合は、旅行中の時間を取られるより、出発前に入力してしまいましょう。
特にファミリー旅行の場合は、1家族分を代表者がすべて申請できるのでとても便利です。
Visit Japan Webの税関申請に必要な物
・パスポート
・航空券
・wi‐fi接続可能なスマートフォン
Visit Japan Web入力手順
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
筆者も実際登録してみました。
他の項目は全然難しくないのですが、実は一番面倒くさかったのが実はここのアカウント作成。
10文字の暗証番号は大文字小文字、数字、記号をいれなければならず、OKがなかなか出ません!でも、最終的に自動生成して、デバイスに保存するという表示が出るのでそれにしたがいました。
初めての人は下の画像の「新規アカウント作成」から入るようにしましょう。
デジタル庁より/まずはアカウントを作ろう!
②利用者情報の登録
・画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。
こちらはアカウント作成時のみ登録すればOK!
③帰国便など質問に対する入力
※フライト情報などを必要。便名が必要なのでチケット準備をお忘れなく
④必要な手続きの情報登録
※現在日本国籍者の場合は、税関申請の登録のみ。税関をクリックして、日本に持ち帰る荷物の情報、別そうで送るものについて「はい」「いいえ」で答えていきます。
⑤④が終わったら、必要な手続き項目下にある「QRコードを取得」をプッシュし、QRコードを取得
※日本入国者は税関のみのQRコードを取得。
「Visit Japan Web」は翌年の年末まで登録可能。
直前に登録をしなくても良いため、日本出発時に入力を済ませることも可能。渡航後の入力が面倒であれば日本で入力して飛び立ちましょう。
ちなみにVisit Japan Webは以下の点がとても便利!
①海外旅行前に入力できる
旅行の翌年の年末まで入力できるVisit Japan Web。余裕で日本出発前に入力が可能です。
②同行の家族分が1アカウントで申請できる
Visit Japan Webは一つのアカウントで旅行に同行する家族全員分の登録が可能です。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
デジタル庁より/日本国籍者は入国審査での提示は不要
日本の空港に到着後では各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになりますが、2023年11月26日現在、日本国籍者は税関審査まで不要です。
デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。
Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書
「Visit Japan Web」を登録しない場合
コロナ禍の日本帰国は「Visit Japan Web」を登録していないと、空港での審査が長くかかるということがありましたが、「Visit Japan Web」はもう入力・申請しなくても日本帰国は可能な上に、コロナ禍以前と同じ入国が可能となります。
「Visit Japan Web」を入力した方がスムーズに空港の外に出られますが、オフシーズンやすいている時間帯であれば、差はあまりありません。日本人が海外旅行に出かけられるシーズンは割と限られてきてしまうもの。ゴールデンウィークや、夏休み、年末年始に旅行する人はやはり入力しておいた方がかなり時間短縮になります。また、春節や中秋節など中国の団体の訪日観光客が団体でやってくるシーズンは、日本在住の方へのお土産も多い方々なのでかなり並ぶことになります。
入力しない場合は、コロナ禍前と同じように、税関申告書を書く必要があります。
日本帰国の機内で配布される税関申告書を必ず記入!
機内でもらい忘れた場合は、手荷物受取所のカウンターにある申告書に記入。記入したら有人カウンターに並びましょう。
日本入国は自動ゲート
日本国籍者の入国は2023年11月26日現在、自動ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけで、有人カウンターに並ぶ必要は一切ありません。コロナ禍のイミグレーション整備でとても便利になりました。
後はバゲージテーブルで荷物を受け取りますが、Visit Japan Webで税関申請をした場合は、荷物が出てくる前にVisit Japan Webの税関からQRコードを取得し、電子税関申告でパスポートとQRコードを読み込ませます。
羽田空港国際線ターミナルはバゲージテーブルのすぐ近くに読み込み機があり、係員の方が説明してくれるのでとてもわかりやすかったですよ。
荷物を受け取った後は、自動ゲートへ。「Visit Japan Web」を登録していない人は、記入した紙の税関申請書を持って、有人カウンターの税関申告へ並びましょう。
アレンジ自由自在のお得なカナダツアーでカナダ旅行に行きましょう!
カナダ旅行は簡単にできるようになりました!
とはいえ、まだカナダ行きの便は完全に復活している訳ではなく、円安で世界的なインフレも気になります。
そんな時は個人よりお得なツアーを活用してみましょう。
前述のトラベル・スタンダード・ジャパンは個人ツアーでありながらアレンジも自由自在。搭乗便やホテル、周遊ならコースまで全てアレンジ可能なんですって!
2023年11月26日現在は、オーロラを見ることができるイエローナイフのツアーがおすすめ!ツアーで気軽に出かけてみませんか?カナダは皆さんを待っていますよ!
トラベル・スタンダード・ジャパンは大手他社と違って「丸投げ」がOK。カナダ専門スタッフがお客様のご希望やご予算に合わせて理想の旅行をご提案します。
「価格の安さ」と「対応スピード」はもちろん、旅の「質」が高いことも顧客満足度が高くリピート数が多い理由です。往復送迎+現地緊急対応のサポートも可能です!カナダ旅行をご検討の方は下記のURLからお問い合わせください!
壮大な景色が待つカナダへ旅立とう!